- 分類:でんきうおポケモン
- タイプ:でんき
- 高さ:2.1m
- 重さ:80.5kg
- 特性:ふゆう
(じめんタイプの攻撃技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「フィールド」、
特性「ありじごく」を無効化する)
うでの ちからで うみから はいだし みずべの えものに おそいかかる。
いっしゅんで うみへ ひきずりこむ。
任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第5世代(ブラック・ホワイト)。
シビシラスの最終進化系で、シビビールに
かみなりのいしを使う事で進化する。
実在するヤツメウナギの様に吸盤になっている口で獲物に張り付き、牙を刺して電気を流し込む事で海へ引きずり込む。
腕力も優れており、水生生物でありながら海から陸へ這い出る事もできる。
初登場となった第5世代の立ち絵は体を曲げた重量感のある
ドット絵だったのだが、
3Dモデルへ移行した第6世代では「
ふゆう」を示すためか、右上画像のように鯉のぼりの如く宙に浮いてクネクネする動作となった。
アニポケでは『ベストウイッシュ』第48話においてサブウェイマスター・クダリの手持ちとして登場。
担当声優は
渡辺明乃
女史。
作中世界でもウナギのような認識らしく、『SV』でナンジャモがウナギ登りならぬ「シビルドンのぼり」という慣用句を用いている。
他にも現実のポケモンセンターにて販売された「ポケモンのぼり」でも鯉モチーフのコイキングとその進化態のギャラドスに加えて、
シビシラスとシビルドンが鯉のぼりに採用されていたりする。
考えたプランナー絶対第6世代以降のグラ見て思いついただろ
また、浜名湖のウナギが有名な静岡県浜松市には、
メロエッタと共にシビルドンが描かれたマンホールが設置されている。
原作中の性能
HP:85
攻撃:115
防御:80
特攻:105
特防:80
素早さ:50
合計:515
対戦においては
電気タイプの弱点を特性で相殺しており、
かたやぶり持ちや特性書き換え技でもない限り
実質弱点無しという特異な性能を持っている。
その為『SV』における
ハッコウジムでは、進化前のシビシラス(こちらもふゆう持ち)を使うトレーナーがおり、
安易にじめんタイプで攻略しようとすると苦戦必至となる。
また電気タイプは全般に技範囲が狭いというコンプレックスを抱えているが、
シビルドンに限っては覚えないタイプの方が少ないレベルの
技のデパートと化しており、
パーティの技範囲を埋める要因として今日も過労死ラインで酷使され続けている。
メインウェポンは物理だと「ワイルドボルト」、特殊だと「かみなり」「10まんボルト」が選ばれる。
サブウェポンは鈍足のカバーと耐性の補強も兼ねて吸収技の「ドレインパンチ」「ギガドレイン」が採用率が高い。
それ以外は、物理は「ボディプレス」「アクアブレイク」「ドラゴンクロー」「ほのおのパンチ」「いわなだれ」「アクロバット」
特殊は「かえんほうしゃ」「りゅうのはどう」「くさむすび」「アシッドボム」などが優秀。
特に、でんきタイプで特殊技のほのお技を取得できるのは、実は非常に希少な個性である。
なお、意外なことに見た目や上記の水辺に生息するという設定に反して「なみのり」は覚えない。
補助技も物理・防御・命中を一度に上げる積み技の「とぐろをまく」、状態異常技の「でんじは」、
相手の特性を打ち消す「いえき」などが有用。
鈍足気味だが前述したように耐性が優秀なので活用できる機会は多い。
後は持ち物「たべのこし」「オボンの実」「とつげきチョッキ」で耐久をさらに補強するか、
「たつじんのおび」「いのちのたま」などで火力を上げて競り勝つ型が主に使われる。
高いカスタマイズ性故に型を見極め辛く、特性込みで弱点の無い耐性のおかげで「かたやぶり」持ち以外なら一撃で倒される心配はないが、
耐久の種族値自体は並レベルで鈍足が祟り、大抵の場合は先手は譲ってしまうため、
高速アタッカー相手だと等倍でも逆に一発しか耐えられない事も少なくなく、持ち物に加えて吸収技や積み技をいかに活用するかが鍵となる。
MUGENにおけるシビルドン
のあしめ氏のシビルドンをJewel men10氏が改変したキャラが公開されている。
改変元にあったリョナ要素のある技が削除されている他、
勝利デモにおける
ポートレイトが追加されている。
操作方法は6ボタン方式。
必殺技には、前方にバリアを貼り、相手が攻撃したらカウンター攻撃を放つ「ひかりのかべ」や、
発射時に方向キーを入力する事で弾道を変えられる
飛び道具の「でんじほう」、
自分を中心に電撃を放ち、
コマンド入力の継続で
ゲージが続く限り放つ「ほうでん」、
ストライカーとしてデンチュラを呼び、
ウェブ糸を吐いて拘束させる「デンチュラ」を持つ。
なお、Jewel men10氏が書いたReadMeに記載されているコマンドには一部間違いがあるので、正確なコマンドはのあしめ氏の物を参照しよう。
AIは
並程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年04月20日 02:13