ダルタニアス











 全長:56m
 重量:678t

「クロス・イーン!」

「ダルタァァァァァニアス!!」

東映テレビ事業部・日本サンライズ制作のロボットアニメ『未来ロボ ダルタニアス』の主人公機。
同作は「長浜ロマンロボシリーズ」最終作ともされる事もあるが、
テレビ朝日系列で放送された前三作から東京12チャンネル(現・テレビ東京)に放送局が変更されている上に
(ちなみに前番組はあのスパイダーマッこと東映版『スパイダーマン』であった)、
長浜忠夫氏は本作では総演出という立場で番組中途までのクレジットとなっており(同時期に『ベルサイユのばら』のアニメ版を担当する事になった為との事)、
監督は後に『無敵ロボトライダーG7』や『最強ロボダイオージャ』を手掛けた佐々木勝利氏が担当している
本作を最後に東映からの下請けは終了し、制作陣もガンダム』の打ち切りでお禿様が干された後の枠に収まった両作へ移行した形である)。
ダルタニアスの名前はアレクサンドル・デュマ・ペール氏の小説『三銃士』の主人公「ダルタニャン(ダルタニアンとも)」が由来とされる。

アトラウス、ガンパー、ベラリオスの三体のメカが合体して完成する巨大ロボットである。
機体各所にあしらわれた十文字の紋章が合体時に浮かび上がり、冒頭の台詞の文字通りクロス(十文字)で合体する。
合体時にアトラウスとダルタニアスのメインコクピットとなる小型戦闘機「デルファイター」から頭部内の専用コックピットへ移動するシーンが見られる。
合体時に重量が48t分水増しされてるのは気にするな!

当初は「シグマエネルギー」(レプリロイドとは無関係)というパワーで駆動していたが、出力強化のため第29話から「超空間エネルギー」に切り替えている。
これにより火炎剣の出力が上昇し、火炎アタックが使用可能となった。
超空間エネルギーを解放すると、敵の攻撃や爆発などのエネルギーを変換して蓄える事が可能で、
その許容量はおよそ恒星一個分程度に相当するという。

デザイン担当は仮面ライダーJジャスピオンにも携わった村上克司氏。
胸部にライオンの顔を備えた巨大ロボットの先駆けにして人型、ライオン型、飛行型と異なるデザインのメカが合体するロボットアニメ史上初の機体。
各ロボの見栄えを維持しつつ、合体後のかっこよさを両立した秀逸なデザインは、その後のアニメや特撮作品におけるスーパーロボットに影響を与えている。
作劇上においてもクローンの概念を初めて取り入れたアニメでもあるとされ、エリオス帝国におけるクローンは、
皇帝の影武者及び皇帝の生命の危機に関わる事態になった際の生体部品として扱われる程度であり、
下記のクロッペン、ならびにザール星間帝国の支配者、ドルメン大帝もそうした出自故にエリオス帝国への復讐を企てた。
また、戦火で家族を失った剣人達が力を合わせて生きる姿や周辺の人々が協力して支えるシーン等が主軸と言える物語は、
イタリアにおいて多くの人々の共感を呼んだ程でもある。

+ 3種類の分身メカ
普段は母艦であるエリオス星の宇宙船・アダルス(ベラリオスのみ近くの森林)で待機しており、ザール帝国の攻撃に応じて出撃する。
なお、以下の3機及びデルファイターの名前はギリシャ文字から取られている。

  • アトラウス
楯剣人が操縦する人型ロボット。頭頂高38m、重量280t。
頭部にコクピットを兼ねた戦闘機デルファイターが合体する。
ダルタニアスの顔、肩、上腕を構成する。
名前の由来は「α(アルファ)」(デルファイターの方は「Δ(デルタ)」)。

顔はダルタニアスとほぼ同じだが、デルファイターの翼がより単純に変形している。
合体後と共通の武装はほとんど無く、パンチを主体とした肉弾戦を中心とした戦法をとる。
また、単体で飛行能力を持たず、ガンパーにぶら下がったりベラリオスにまたがる事もある。

+ 武装・必殺武器
  • ハンドスライサー
カタール状の握り剣。

  • ガトリングフラッシャー
肘を折り露出した上腕の断面から放つ連装機関砲。
合体後も使用可能な唯一の武器だが、劇中では相手に対する脅しとして使われ、実際に発射はしなかった。

  • シュレッダーパンチ
腕の4つのバルジからカッターエッジを出し殴る。

  • ブーメランカッター
ハンドスライサー2振りを組み合わせたブーメラン状の武器。

  • ガンパー
柊弾児が操縦する重戦闘機。全長40m、重量155t。
機体下部にアトラウス用のグリップハンドルが存在し支援戦闘機としての側面も持つ。
パイロットの能力により射撃を得意とする。機体後部にダルタニアスの腕を内蔵し、両脚と両腕を構成する。
名前の由来は「γ(ガンマ)」。

+ 武装・必殺武器
  • パルス誘導ミサイル
機体両脇から出現するミサイルポッドから発射される特殊ミサイル。

  • 連射ミサイル
パルスミサイル同様、ミサイルポッドから発射される。
こちらは通常のミサイル。

  • ガンパーカッター(アタックソード)
機体前部に展開する白兵戦武装。

  • パワーハンド
機体上部、合体後のすねにあたる部分が伸展するロボットアーム。

  • アイアンクロー
同上。
先端のアタッチメントが爪状。

  • ダブルドリラー
同上。
先端のアタッチメントが2つのドリル。

  • ベラリオス
初登場は第2話だが、本格的な活躍は3話から。
意志を持つ巨大なライオン型サイボーグ。体長29m、重量195t。
ダルタニアスの胸、胴体、大腿部を構成する。
自分の意思でダルタニアスから分離した事もあった。
名前の由来は「β(ベータ)」。

元はエリオス星の調査員が資料として捕獲した地球の雄ライオンだったが、
捕獲されてエリオス帝国へ献上して改造したもので、地球へ逃れる最中のアクシデントでアダルス基地とはぐれた。
記憶と野生は残っており、剣人には心を許している。

+ 武装・必殺武器
  • 中性子ミサイル
背中のウェポンユニットから発射される特殊ミサイル。

  • ベータビーム(ヒートビーム)
口から発射される熱光線。

  • ショックビーム
両目から発射されるビーム。

+ 各パイロット詳細

楯剣人

本作品の主人公で、ダルタニアスのメインパイロット。16歳
担当声優は 古川登志夫 氏。幼少期は 杉山佳寿子 女史。…ん?
むしろ「テンちゃんが成長したらあたるになった」と言った方が分かりやすいだろうか?
父・楯隼人がエリオス帝国の王子ハーリンであり、本作の舞台であるエリオス星の皇位継承者である。

幼い頃に船員だった父が行方不明になり、母・君代の実家の東京の下町に移り腕白に育つ。
直情径行で喧嘩っ早く、江戸っ子を自認している。
正義感が強いがあまり思慮深いとは言えず、主人公らしからぬ振舞いも多々ある。
自分の血筋の事は全く知らず、べらんめぇ調で喋り、王族の風格や気品とは無縁である。
実家はスーパーマーケットを営んでいたが、ザール帝国軍の侵略によって母や姉と死別。
孤児となった仲間を従え、ザール帝国占領下の東海地区の闇市でかっぱらいなどをしてたくましく生きていた。

熊寅ら闇市の大人達から逃げる際に偶然見つけた宇宙船アダルス基地を再発動させた事から、
エリオス王家の忠臣・アール博士によって無理矢理にアトラウスのパイロットに選ばれる。
その後ベラリオスを蘇らせた事と、胸の十字の光による驚異的な回復能力から、エリオス星皇族の末裔である事が判明する。
ところが中盤でザールの司令官・クロッペンが、
「自分こそがエリオス帝国の正統後継者であり、隼人(ハーリン)は自分のクローンにして影武者」
と宣言した事で、剣人は「エリオス帝国に反逆したクローンの息子」と見なされた上に、
一度は忠誠を誓った同盟軍の戦士達からも剣を向けられ、迫害を受ける身となってしまう。
その後本当はクロッペンの方がクローンであり、自分こそ本物のハーリン王子だと思い込まされていた事が判明するわけなのだが…
唯一味方してくれたエリオスの豪傑・ガスコンも戦いの中で失ってしまうが、
彼の遺言もあって「クローンも1人の人間」と信じるようになり、仲間達に支えられながらザールとの戦いに身を投じ続けていく。

柊弾児

ダルタニアスのサブパイロット。17歳。
担当声優は 安原義人 氏。

幼い頃、ある事件により父親の九十郎が殺人犯の濡れ衣を着せられ処刑されたため、
その無実を証明するべく独自で真犯人を追っていた。
……が、そのうちに人違いで警官を襲ってしまったため警察に連行され、少年院に投獄される。
隙を見て脱獄するも、逃亡中行き倒れになった所を孤児の集団の母親的存在である白鳥早苗達に助けられる。

その後、アール博士によってガンパーのパイロットに任命される。
孤高の若者で、当初は性格が逆な剣人とは馬が合わず反発していたが、物語が進むうちにお互いを認め合うようになる。
水滸伝』の「没羽箭」こと張清よろしく投石・投擲の名手「つぶての弾児」という異名を持ち、戦闘ではそれを活かした精密射撃を行う。

+ 武装・必殺武器
  • 超電磁イレーサー
胸のベラリオスの口から発射される火炎状のエネルギーで、初期のホールド技。

  • トランセイバー
右腰のバルジが変形する剣。
火炎剣が常時使用できないために装備された接近戦用武器。
強化後も状況に応じて使用している。

  • トランシールド
左腰のバルジが変形する盾。
トランセイバーと併用される事が多い。

  • ダブルナックル
前腕を射出する所謂ロケットパンチ
両腕の間にエネルギーの網を展開し、そのままキャッチする事で人々の救助も可能。

  • シグマビーム
肩と膝の十文字の紋章から撃ち出すビーム。
通常は4つの紋章のビームが重なり発射されるが、単体での発射も可能。

  • ライサンダー
右腕からせり出すボウガン状の武器。
射出される矢はビームではなく実体で、連射は不可。

  • ジャイロスピンナー
両前腕から出現する複数のブレードを回転させ敵を攻撃する。
ダブルナックルとの併用もできる他、ブレード周辺をリング状に取り外し可能。

  • キャノンキュービック
仲間の1人である天才少年・まなぶが開発した追加武装。
アトラウスのシュレッダーパンチに当たる部分から連装砲が出現し、エネルギー弾を発射する。
使い勝手が良かった事から剣人にも好評であり、しばしば多用されていた。

  • チェーンドライザー
追加武装の1つで、主に敵の動きを止める際に使われる鎖鎌。
右腰のバルジを変形させる都合上、トランセイバーとの併用はできない。

  • 火炎アタック
第29話以降から追加された強化後の武装。
火炎十文字斬りの前に帯状の火炎で敵の動きを封じるホールド技。

  • 火炎剣
ダルタニアス最大の武器。
ベラリオスの放出する火炎状のエネルギーを剣の形に固定したもので、フランベルジュとなっている。
その切っ先は2kmまで伸ばす事ができる。

この剣を用いる必殺技が「火炎剣・火炎十文字斬り」である。
強化前はエネルギーを消費するため長時間の使用は出来なかったが、動力源が超空間エネルギーに切り替わった後は常時使用が可能となった。

+ 外部出演
『スーパーロボット大戦』シリーズでも何度か参戦している。
性能面では典型的な3人乗り(ベラリオスもパイロット扱い)スーパー系と言った所だが、
(少なくともコンシューマでは)分離合体がオミットされずに実装されており、
おかげで弾児とベラリオスに精神ポイントを増やすスキルパーツを持たせられるといった利点もあったりする。
一方超空間エネルギー実装によるパワーアップが確定にならず、それを逃すと最終的な火力がイマイチになるという扱いを参戦の度に受けており、
寄らなくてもストーリーが進むサブシナリオをクリアすればいいだけの『GC』とそのリメイク移植版の『XO』はともかく、
『D』では(後述のイベントにも関連するが)ルート限定なのが悩み処。
『XO』でも最強武器の超空間エネルギー開放がマップ兵器に変更された…のはいいのだが、
それに次ぐ火炎アタック十文字斬りがリメイク前に比べ底上げされておらず、対単体火力がどうしても他のスーパー系に劣る事に……。
ガスコン専用ロボ(※これが正式名称)との合体攻撃もあるが、それで火炎アタック十文字斬りを上回るには至らない。
下手すりゃ「魂」持ちのガスコンの火力を上げる為の脇役扱いか
と、毎度どこか物足りない感じである。『GC』では各主役級スーパー系の最強武器がフル改造で攻撃力が軒並み均一化されるおかげでまだいいのだが…。
ダメージブースト能力持ちのマジンカイザーファイナルダンクーガには結局水をあけられる?言うな

イベント面では、初参戦の『D』では終盤の隠しイベントでゴッドマーズの反陽子爆弾を除去するクロスオーバーを見せている。
その一方でザール帝国軍はギシン星の配下に含められてしまっている(おかげでドルメン大帝は影も形も無い…)。
『GC』及び『XO』では序盤の一年戦争地獄ア・バオア・クー戦前でぶっちぎって地球を離れ外宇宙を巡って活動する事になった際、
アール博士が(やや疑いの目を向けられつつも)水先案内役として活躍する見せ場があり、
そのおかげで『重戦機エルガイム』の主人公ダバ・マイロードが亡国の王子であるという出自を知る事が出来たり、
(監督&キャラデザ繋がりである)『ダイオージャ』の主人公ミト王子(声優も同じく古川氏が担当*1)とも、
育ちの違い(彼は亡国の王子ではないので、割と典型的なお坊ちゃんキャラ)もありながら交流を深めるに至っている。
なお、(前述の通りキャラデザ&中の人繋がりもあって)剣人がミト王子と容姿も声もそっくりだったため、見間違えて影武者かと勘違いする奴まで現れた。
ちなみに『ダルタニアス』でも『ダイオージャ』のキャラでもなく、『銀河烈風バクシンガー』のキャラだったりするが
ザール帝国もこちらも監督繋がりで『トライダーG7』のロボット帝国の幹部達を客将として迎え、
さらにはその筆頭であるザクロンをザール軍の司令官に抜擢するというクロスオーバーまで行われている。
またドルメン大帝もちゃんと登場し、その顛末に関しても他作品キャラから思う所を出されつつしっかり再現されている。
が、クロッペンに関しては隼人が登場しない(勿論ゲッターの方ではないというかそっちは何の問題もなく出ている)ためその素性には触れられず、
単なる敵幹部扱いで討ち死にして終わるという残念な扱いである……。
上記のザクロンさんも最後まで生存した原作と違って死んじゃうんですけども…まぁ原作では不戦敗だったので
スマホゲーの『X-Ω』においては、
コンシューマでは共演していなかった(というかいずれも東映本社版権では『ダルタニアス』単体の参戦)長浜ロマンロボ三作と同時参戦を果たす事が叶い、
それに次いで『DD』でも超電磁繋がり(実は超空間エネルギーには超電磁エネルギーが含まれている)のコンバトラー及びボルテスと共演している。
戦闘デモ
『D』版
『GC』版
『XO』版
『DD』版

長谷川裕一氏による長浜ロマンロボの共演作『超電磁大戦ビクトリーファイブ』シリーズにも第二部で登場。
第一部での戦いを終えた一行の前に復活した大将軍ガルーダが現れ、
ザール星間帝国との決戦を終えワープで地球に帰還中の別世界のダルタニアスをこちらの世界に引きずり込んだ事で、
混乱により超電磁ロボ軍団対ダルタニアスの望まぬ戦いが起こった。
ザールとの最終決戦の際に惑星破壊級の莫大なエネルギーを取り込んでいたダルタニアスは、
ビクトリーファイブの面々と単機で拮抗する程の圧倒的な力を見せたが、後に和解。
元の世界に帰還するため、共に復活したガルーダの陰謀に立ち向かった。

また、同じ世界観を共有している『ゴッドバード』の第二部にも登場している。
ライオン型メカのベラリオスが発掘された事で、この世界にもダルタニアスが存在する事を知ったビクトリーファイブ。
が、こちらではザール帝国の侵略が起こらなかったため、戦いと無縁なまま大人になった剣人達はかつてのメンバーそのままに、
零細のゲーム開発会社を運営していた。
アール博士も剣人を王子だなんだ呼ぶ変な人扱いされながらも普通に居候させてもらっていた……優しい世界
戦いに巻き込まれ戸惑いながらも、根っこは別世界の彼と同じである剣人は今回もダルタニアスのパイロットとして活躍する。
なお、この世界でザール帝国が地球に姿を現さなかったのは既に本作の黒幕に滅ぼされていた為であり、
後に四惑星同盟に合流した生き残りとして、ザール帝国の幹部連中の子孫(ガスコンIII世など)が登場した。

(以上、Wikipediaより引用・改変)

アニメ第1話

ネット上では『スパロボOGラジオ「うますぎWAVE」』における、パーソナリティの杉田智和氏による替え歌が有名だろうか。
他のと違って下ネタを使っていないが、歌詞の内容が録画ミスから起こった家族のゴタゴタなので、結局いつも通りのノリだったりする。
また、『ONE PIECE』に登場するポールデブホールデムの元ネタにもなっているが、これは尾田栄一郎氏がダルタニアスを好きだったからだそうな。


MUGENにおけるダルタニアス

Gino Sodano氏による、3Dモデルを使用して作られたものが存在。ボイスは外国語。
同氏製作のコンプゲー『THE WAR』用のキャラだが、MUGEN1.1専用キャラとして単体での使用も可能。
Kon-El from Partinico氏のグレンダイザーを素体としており、構成ファイル名が改変元のままだったり、
改変元から流用していると思しき技があるなどの面影が残っているが、性能自体は差別化されている。

超電磁イレーサーやライサンダー、シグマビーム、火炎剣など、原作の技や演出が一通り搭載されている他、
突進技や合体前の分身が3体集合してビームを発射する技も所持している。
なお、元々巨体のロボット達が殴り合うコンプゲー用のキャラ故か、攻撃のリーチ・判定共に強烈。
改変元と同様に、一般的なサイズのキャラよりも巨大キャラと戦わせた方が良いだろう。

出場大会

  • 「[大会] [ダルタニアス]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
余談になるが古川氏は『トライダーG7』にもレギュラー出演しており、佐々木監督作品には3作連続出演しているのだが
(放送枠で見れば『ガンダム』や『戦闘メカザブングル』にも出演しており、4作連続出演になる)、
残念ながら『トライダー』での担当キャラである大山健一は一度も『スパロボ』に登場したことは無い。
ガオガイガー』での同ポジションキャラである数納は出てるのにな


最終更新:2025年05月28日 21:05