「命は投げ捨てるもの!(キリッ)」
「
乱入した瞬間相手は既に席を立っていた」
「
あぐらによって闘劇を制した瞬間、会場はため息の後静寂に包まれ、ただ
テーレッテーのみが鳴り響いていた」
など、様々な伝説を持つ
トキ。彼の勝利台詞
「命は投げ捨てるものではない!」を途中でスキップするとこう聞こえることから、
「暴力はいいぞ!」と並んでAC版『
北斗の拳』におけるトキを象徴する言葉の一つになっている。
別の解釈をするなら、それぐらいの覚悟がなければ
修羅達が巣食うこの
世紀末ゲーを生き延びる事など出来ない
(主に
コンボや一撃技等による
即死・
永久・
バグ的な意味で)──とも言える。
ちなみに原作での「命は投げ捨てるものではない」は
レイが
ラオウに
返り討ちされた直後、
レイの制止を振り切り、ラオウから受けたダメージにも屈せず挑もうとした
ケンシロウを、遅れて現れたトキが引き止めた際の台詞である。
+
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他の勝利台詞も…… |
「せめて痛みをwwwww」
こちらは「命は投げ捨てるもの」ほど注目されていないが、
トキが 北斗有情破顔拳で相手を FATAL K.O.した際に言う勝ち台詞、
「せめて痛みを知らずに安らかに死ぬが良い」をスキップした際の台詞。
語尾に「 www」を付けるとしっくり来る気がする。 うぜえ。
ラウンドを取ったトキの体力が少ないと「互角か……」と言ってくれる。
この状況になるのは大抵 後一歩まで追い詰めたのに、刹活孔CHや神の1F当身で一瞬にして逆転された時。
相手の実力を認める台詞のはずだが、言われた側にとっては酷く癇に障ってしまう。
他には「もういい、ここまでだ」という勝利台詞もあり、これを切ると「もういい」となる。 こっちのセリフだ。
こうして悪い方に悪い方に解釈されているのは、ひとえに ゲーセンで暴れすぎたからである。
「安心するがいい、まだ秘孔を突ききってはいない!」
もう負けてるんだからいい加減にしてくれ。
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MUGENにおける命は投げ捨てるもの
当初MUGENでは、北斗キャラは仕様や体格の違いからコンボを決められない相手が多く、
また
AI製作が非常に困難などの理由で、その実力を発揮出来ないことが多かった。
まぁ、トキの場合は
当身や
ぶっぱも強いんで、その時点で既に
凶キャラとして活躍していたが。
現在はキャラ・AI共に充実してきており、この台詞を聞ける機会は増えるだろう。
また、ドロウィン氏製のトキにkoikoi氏のAIパッチを導入すると、デフォルトで「命は投げ捨てるもの」で切れる仕様となる。
上記のkoikoi氏AIを試合速度Fast1で戦わせた場合、
ボイスが普段よりも早くカットされるため、
「命は投げ捨てる」、酷い時は
「命は投げ捨てろ」に変化する。
後者に関しては北斗の拳MADでトキが平気で言うことも。
また、この言葉のフレーズ自体がニコニコMUGENユーザー達に気に入られたのか、
至る所で「○○は○○するもの」と断言しているコメントが良く見られる。
以下はその一例。
- トーナメント開催したいけど出したいキャラ達の性能差が酷いし調整めんどくさい→バランスは投げ捨てるもの
- ストーリー動画でキャラを立たせたいが原作設定がややこしい→原作は投げ捨てるもの。
- 味方殺し技使いたいけどまだタッグ相手が生き残っている→牧師は焼き払うものor足軽は使い捨てるもの
- 連載しているMUGEN動画早く製作したいけど受験や仕事が忙しい→リアル生活は投げ捨てるもの
↑いや、リアル大事にしなきゃ駄目だろ、命削って動画作れとでも→命は投げ捨てるもの
※あくまで使用例である。
その他ニコニコでの使用法
最近は格ゲーやMUGENファン以外にもこのフレーズのインパクトが伝わっているのか、
ニコニコではゲーム動画であえて死んでいい結果を出す(
デスルーラ
とか)時に使われる他、
所謂覚えゲーや
無理ゲー、
オワタ式で死にまくったり、異様に死人が出るアニメや動画でタグとして機能していることが多い。
また、
「文字通りの意味で」命を投げ捨てられてしまった
某魔法少女の動画にもこのタグが付くことが多い。
関連項目
最終更新:2016年07月20日 23:14