コヨーテ・スターク


弱い奴が羨ましかった 弱ければ幾らでも群れていられる
弱くなりたい それが無理ならせめて

俺と同じくらい強い仲間を───

漫画『BLEACH』の登場人物。ルーニー・テューンズアンソニーとは関係ない。
悪霊「(ホロウ)」の中でも死神の力を手に入れて魂の限界を取り除いた上位種「破面(アランカル)」の一体にして、
藍染惣右介に仕える最高幹部「十刃(エスパーダ)」の表向きは頂点であるNo.1。
アニメの担当声優は 小山力也 氏。
『Rebirth of Souls』ボイス

常に気だるそうにしているのが特徴で、寝起きが悪く任務が無ければ自分の部屋で惰眠を貪る。
戦いもあまり好まないが平和主義者という訳ではなく、単に戦うのが面倒なだけである。
従属官(フラシオン)としてリリネット・ジンジャーバックという少女の破面を連れている。
スカウト時の回想における藍染の恰好から、十刃に加入したのは藍染の謀反後で序列に反してかなりの新入りであった模様。
なお、ファンクラブのQ&Aにおける作者の読者の質問への回答よれば藍染はそれ以前からスタークの存在こそ認知していたが、
彼の強さから手こずりそうなので状況が整うまで接触していなかったらしい。

+ ネタバレ注意
実はリリネットとは実は元々一体の破面であった。
大虚(メノスグランデ)時代はその強大過ぎる霊圧のせいで並の虚なら近付くだけで死んでしまい、
故に仲間が出来ず、その耐え難い孤独から逃れるために分離して、
今のスタークとリリネットとなったのである。
この特殊な出自故に、2人で融合しなければ帰刃(レスレクシオン)できないという特徴がある。

孤独を嫌い仲間を求めるという点で利害が一致したため藍染のスカウトに乗ったのであり、
自分と同行しても死なない十刃という強力な集団に入れてくれた彼には深い恩義を感じている。

また「自ら魂を裂いてまで弱体化」「分離直後の会話」「第1十刃のルビ振りが女性形のプリメーラ(男性形だとプリメーロ)」といった点から、
相手が隊長格上位とはいえ虚閃(セロ)ですら素手で払われる(曰く「ただの大虚未満」)程度の強さなリリネットの方が分離前の本体では?という説もある。
ただし最後に関してはバラガンの番号も女性形のセグンダのため、語感優先なのかもしれないが。

+ 戦闘能力
十刃の中で霊圧を収束させた砲撃「虚閃(セロ)」を最も得意としており、
他の十刃ですら構えや多少のタメが必要な虚閃を瞬時かつノーモーションで発射できる。
加えて、開放前でも更木剣八黒崎一護が目で追えない速度で彼らの側から井上織姫をさらえる俊敏性を誇る他、
京楽春水浮竹十四郎の斬魂刀の能力を数回見ただけで看破して見せ、
さらに対応策まで早々に見抜くなど洞察力も高い。
バラガン・ルイゼンバーンのようなワンオフの特殊能力は備えていないが、
他の破面に再現不可能な規模の虚閃を使えるのを中心に、戦闘勘、霊圧、虚の基本能力などが桁違いに高いタイプである。

  • 帰刃(レスレクシオン)群狼(ロス・ロボス)
解号は「蹴散らせ~」。
毛皮の付いたカウボーイのような姿になり、変化した二丁拳銃を武器にして戦う。この銃にはリリネットの意思が宿っており、発話も可能。
元々得意だった虚閃の扱いは更に高まり、銃から虚閃を一度に千発以上連射する「無限装弾虚閃(セロ・メトラジェッタ)」を使える他、
奥の手として自分達の魂を分割して狼の姿をした弾頭を生成する能力がある。
この狼の弾頭は攻撃で相殺しようとすると分裂する特性があるだけでなく、
標的に喰らい付くと大爆発を引き起こす性質があり、魂を対価にするリスクと引き換えに、
その威力は1~数匹で隊長格を戦闘不能にする程強力。
ただし対価が魂のため乱用した場合はリスクがある。
この他、二振りの青白い剣「コルミージョ」を生成して近接戦もこなせる。


MUGENにおけるコヨーテ・スターク

mysh_2002氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
デフォルトでは通常形態だが、ゲージ技で帰刃モードとなれる。
通常形態では遠近のバランスが取れた性能で、帰刃モードは飛び道具が強い砲台キャラの性能となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

また、Giovanni氏により八頭身のキャラも作られていたが、現在はデータ消失につき入手不可。

出場大会

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最終更新:2025年05月28日 01:48