霊王に使える王族特務「
零番隊」の一員である死神。
見た目はリーゼントのチンピラめいた中年男性だが、
尸魂界において治療・回復用の鬼道「回道」
カイドウを編み出した偉人。
卯ノ花烈に回道を教えた師でもあるのだが、彼女への態度は刺々しい。
彼の本拠地「麒麟殿」にはその極地の発明品と言える、
体内から不浄な血と霊圧を絞り出す温泉「白骨地獄」と、
白骨地獄で抜いた血と霊圧を補充する温泉「血の池地獄」があり、
卯ノ花ですら治療できない程の重傷を負った
朽木白哉達も完治させた。
護廷十三隊設立時の隊長だった卯ノ花が目上として扱っているため、
明言されていないもののかなりの古参と思われる。
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戦闘能力 |
ヒーラーとしても文句無しで優秀だが、同時にかつては「雷迅の天示郎」と呼ばれた実力者で、
隊長格の中で最速の機動力を誇る 砕蜂が反応できない程のスピードで動ける。
また、上記の白骨地獄の湯を攻撃に用いて敵を過剰回復させるという戦法も使用する。
見た目は湯かき板(櫂)のような形状だが、鞘を取ると薙刀のような刃物が出る。
解放と同時に刃が光り輝く描写があるが、詳しい能力は描写されなかった。
アニメでは原作でカットされた戦闘シーンが補完されており、 ユーグラム・ハッシュヴァルトと対戦し、
湯の召喚と高速戦闘で能力を発動させる隙も与えずに身代わりの盾を手放させた末に一度撃破した事が明かされており、
この描写が正しければ、金毘迦の強い光で目を晦ませながら高速機動で攻めるのが天示郎単身の戦闘スタイルと思われる。
……曲がりなりにも零番隊の一員の斬魄刀の能力が本当に単純な閃光弾代わりなのかは不明だが、
対戦相手の目が効かない環境下で上記の通り砕蜂すらも凌ぐ速度で動いてくるのは間違いなく厄介である。
まぁ、 四楓院夜一のように斬魄刀を使わない方が強いと自称するキャラもいるので、全くありえない話でもないのだろうが。
加えて、名前が修験道の神で水を司る「金毘羅権現」と似ているので、実は流水系で上記の湯を操作したのが金毘迦の能力だった可能性もある。
卍解も取得しているはずだが劇中では未使用。
アニメ「千年血戦篇」では、零番隊の卍解は全員三界全てに影響を与えかねないほどの強大な力を有しているため、
和尚以外の四人はお互いの命をもって互いの能力に制限をかけている、
つまり和尚以外の他のメンバーが死んでいる状況でなければ卍解を使用できないという枷があると明かされた。
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MUGENにおける麒麟寺天示郎
Mounir氏の製作した『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
Darkmoon氏提供のスプライトを用いて製作されている他、プログラミングにはMikel8888氏も協力したとのこと。
金毘迦による連撃やお湯を地面から吹き上げさせる中距離攻撃を使用する他、回復技も持つ。
超必殺技では大量のお湯で押し流す全画面攻撃の後で敵を切りつける。
AIはデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年11月28日 21:08