- 分類:えんじょうポケモン
- タイプ:ほのお(通常)/ほのお・エスパー(ダルマモード時)
- 高さ:1.3m
- 重さ:92.9kg
- 特性:ちからずく(追加効果がある技の追加効果が発動しなくなる代わりに技の威力が1.3倍になる)
- 隠れ特性:ダルマモード(HPが半分以下になると、そのターン終了時にダルマモードへ変化する。回復してHPが半分を超えると元に戻る)
血気 盛んな ポケモン。
太い 腕から 繰りだす パンチは ダンプカーも 粉々に するぞ。
瞑想 することで 荒ぶる 心を 静め
サイコパワーを 深く 研ぎ澄ませている。
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担当声優 |
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宮野真守
- 『ベストウイッシュ』
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三木眞一郎
- 『ベストウイッシュ』(カベルネの手持ち)
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間宮康弘
- 『新無印編』(ゴウの手持ち)
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任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第5世代(『ブラック・ホワイト』)。
ダルマッカの進化形で、その名の通りヒヒとだるまを融合させたような姿が特徴。
握った両腕の拳を地面に付けて
ゴリラのナックルウォーキングのような姿勢で4足歩行する他、
1400度にもなる炎を体内で燃やすことで内燃機関として強力なパワーを生み出し、パンチは一撃でダンプカーをも破壊する。
一方で瞑想を得意とするなど精神面においても強靭さを持ち、リゾートデザートにある「砂漠の城」近辺のヒヒダルマは、
瞑想を続けて休眠状態となることで、約2000年前から本編時点まで生き続けている。
この状態は「ダルマモード」と呼ばれ、岩のように固まって体色も変化、坐禅を組んだ石像のようになる。
戦いで傷つくことでこのダルマモードになることもあり、力押しから精神力での戦いへと切り替えを行う。
- タイプ:こおり(通常)・こおり/ほのお(ダルマモード)
- 特性:ごりむちゅう(攻撃が1.5倍になるが、場に出て最初に選択した技しか選択できない)
- 隠れ特性:ダルマモード(HPが半分以下になると、そのターン終了時にダルマモードへ変化する。回復してHPが半分を超えると元に戻る)
おんこうな せいしつで ちからもち。
あたまの ゆきだまを いっきに こおらせて ずつきを くりだす。
ヒヒダルマが げきこうした すがた。
いかりが おさまるまで からだが とけようとも ほのおを ふきまくる。
第8世代『剣盾』で登場したリージョンフォーム。
頭の上に雪玉が乗っており、原種と比較して雪だるまっぽい外見をしているのが特徴で、
この雪玉は中に餌を保存する他、凍らせて頭突き攻撃にも使う。
原種より温厚な性格で、吹雪になると人里まで下りてくることもある。
「ダルマモード」になると怒りにより退化したはずの炎袋が復活し(言わば先祖返り)、
この時だけタイプが「こおり・ほのお」になる。
(以上、wikipediaより引用・改変)
原作中の性能
【原種】
通常/ダルマモード
HP:105/105
攻撃:140/30
防御:55/105
特攻:30/140
特防:55/105
素早さ:95/55
合計:480/540
物理火力は伝説級を除いた全ほのおタイプのアタッカーの中でも最高クラスで、
さらに特性「ちからずく」で底上げされた攻撃の威力は驚異の一言に尽きる。
また、「ちからずく」対応技は攻撃の威力を上昇させるのと引き換えにダメージを受ける道具「いのちのたま」の反動を受けない仕様となっており、
これを「ちからずく」の個体に持たせると技の追加効果には頼れない一方で、特性×道具により技の威力が実質1.69倍もの強化を受ける。
「フレアドライブ」の反動などは無効化はできないが、やけど状態付与と引き換えに強化はしっかりと受けるので、
もっぱら「フレアドライブ」のごり押しで制圧する戦術が基本になる。
ただし素早さは平均とされる80は越えているものの100ラインに一歩足りず、ガブリアスなどヒヒダルマより速くほのお技を半減するドラゴンタイプは不得手で、
「フレアドライブ」の反動もあり場持ちもよくないので、まともに相手をすると厄介だがぶっ壊れという程の強さでない。
隠れ特性「ダルマモード」はユニークな特性ではあるが、実戦ではかなり使い辛い。
なぜなら「HPが半分以下となったターン終了時」というフォルムチェンジ条件のタイミング及び種族値とのシナジーが悪いのである。
ダルマモードは数値上の耐久値は非常に高いが、さらに体力を半分以上に回復させると紙耐久である通常のヒヒダルマに戻ってしまうので、
体力が半分以下の状態を維持する事を余儀なくされる、言わば耐久型なのに実質回復技が使用不能なポケモンなのである。
その上チェンジのタイミングが「ターン終了時」なので「フレアドライブ」や「はらだいこ」などで調節してもすぐダルマモードにならず、
紙耐久の状態で攻撃を受ける危険性がある。
よって能動的にモードチェンジを狙う場合は「みがわり」が必須だが、仕様上通常モードだと特殊技が使い物にならなくなり、
逆にダルマモードだと物理技が使い物にならなくなるため変化技に枠を割く余裕はなく、
必然的に技の構成を考えるのが難しい。
わざわざ調整しなければ活用できない物理特殊切り替えポケモンを使用するくらいなら、
最初からフルスロットルに動ける特殊重火力アタッカーを使えばいい話であり、「ダルマモード」を採用する意義はかなり薄い。
ただし、物理特殊の二刀流を使いこなす上級者も少数だが皆無という訳ではない。
【ガラル】
通常/ダルマモード
HP:105/105
攻撃:140/160
防御:55/55
特攻:30/30
特防:55/55
素早さ:95/135
合計:480/540
ガラルヒヒダルマの通常特性の「ごりむちゅう」は特性版「こだわりハチマキ」ともいえる効果。
こだわり系のアイテムとの重複も可能なので、「こだわりハチマキ」を持たせれば技威力は2.25倍になる。
これ、五里霧中というかゴリ夢中なんじゃ……?
ダイマックスを使うと特性の効果が消える影響で技の打ち分けが出来るようになり、
命中が微妙な「つららおとし」が安定して放てたり「フレアドライブ」の反動を無くせるメリットがあるが、
ダイマックス中は特性の能力上昇もなくなるため、実は火力の差はほとんどない。
隠れ特性の「ダルマモード」は原種とは違い、攻撃と素早さが上昇する純粋に物理アタッカー系の強化で、
瞬発火力は「ごりむちゅう」特化型には劣るが、汎用性では「ダルマモード」の方が勝り、
原種のような癖の強さも無いため十分実戦で使える域の強さとなっている。
ただし、ダルマモード時には半減も増えるがいわ技を4倍で受けるようになるという欠点も生まれる。
まあ元からHP以外の防御面は紙なので今更4倍が増えたところでって話だが
また、通常モードはこおり単タイプのため「フレアドライブ」をタイプ一致で放てず、
「つららおとし」(威力85)で立ち回らなければならないのも難点。
MUGENにおけるヒヒダルマ
Joey Faust氏によるキャラが存在。
キャラ単体では公開されておらず、同氏のコンプゲー『TFGAF Special』に収録されているのだが、
ゲーム本体が大容量となっているので導入には注意。
操作方法は6ボタン方式。
高火力のパンチ攻撃を使用したり、ゲップ音と共に放つ光弾などの技を使用する。
超必殺技では連続で殴りつけてからトドメに光弾を放つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2025年03月17日 14:51