「Alright!いつでも挑戦受けてあげるっ!」
テリー・ボガードに憧れる日系3世の女の子。陽気でいい加減な性格をしている。
パオパオカフェでバイトをしており、
テリー本人や仲間達とも親しい関係。
フルネーム設定はパチスロシリーズ等のもので、ナカタの漢字表記は「中田」。
『KOF』では単に
「アリス」名義で出場している。
『KOFXIV』では欠員が生じた女性格闘家チームの穴埋め要員として急遽参戦した。
ぶっちゃけ格闘技に関してはほぼ素人と言ってもいい経歴なのだが、類稀な格闘センスを持ち、
サウスタウンの格闘家の動きを見様見真似で習得しているなど、潜在能力は極めて高い。
また、パチスロ初出のためか同じくパチスロが初出のムイムイとラブ・ハートとチームを組んでクリアすると特殊イラストが見られる。
パチスロ版初期の服装はビキニにスカートのみという露出度の高いものだったが、
後にTシャツとホットパンツを着用するようになり、以後はそちらの姿が主流になっている。
この他携帯アプリやニンテンドーDSで発売された恋愛シミュレーションゲーム『Days of Memories』では攻略ヒロインの一人であり、
第6作「純白の天使たち」(DSでは『2』に収録)にて、聖アストライオス総合医院に勤務しているナース(看護師研修生)として登場。
この作品で公開されたプロフィールは『KOFXIV』にも取り入れられている。
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アリス・クライスラー |
実はアリスには原型となった 「アリス・クライスラー」(以下、区別のためクライスラー)というキャラクターが存在する。
彼女は元々は『餓狼伝説3』の新キャラクターとして登場予定だったのだが、
急遽 不知火舞を継続参戦させることが決まったため、容量の関係で残念ながら没になってしまった。
キム・カッファンの弟子の少女という設定で、キムに「最強の男は誰?」と尋ねた際に「テリーさん」と聞かされ、
以後テリーのファンとなってしまい格好なども真似ている(頭だけバンダナ)というスタイルになる予定だった。
なお別にテリーのミーハーというわけではなく、キムのことも師として尊敬しており、道着姿のデザイン案も存在した。
本作の舞のステージ背景とBGMは本来、クライスラーをイメージして作られたものであったという。
しかし彼女はプレイヤーキャラクターにこそなれなかったものの、キム関連のサブキャラクターとして、
『リアルバウト餓狼伝説』のキムのエンディングや『リアルバウトSPECIAL』のキムの特定の 勝利ポーズで登場。
ここでは金髪のポニーテールに道着姿のスタイルとなっていた。
『KOF2002UM』の韓国ステージでも背景キャラクターとして声援を送っており、
『KOF MAXIMUM IMPACT 2』の チェ・リムのストーリーにもキムの同門弟子としてクライスラーが登場している。
さらにその後、『パチスロ餓狼伝説』にてアリス・クライスラーの設定をベースに、
テリーのファンでテリーを意識した格好をしているという設定の「アリス」が登場。
髪型などのデザインが大きく変更され、衣装もタンクトップ姿で、ややエロさが強調されたデザインになった。
彼女は当初まるでクライスラーと同一人物であるかのように扱われていたのだが、そのあまりの変貌っぷりのせいか、
続編にて「アリス・ガーネット・中田」という名前や「日系3世」という設定が加わり、完全に別人として分化することになった。
衣装もビキニなど露出度の高いものになっていき、こちらにはキムの弟子を匂わせるような設定も全く存在しない。
そして、以降は上記の『DOM』や『KOF』出演などでナカタの方のアリスが表舞台に現れるようになっていった。
このため、現在では クライスラーとナカタは別人という設定で一応落ち着いているのだが、
原型となったクライスラーもサブキャラクターとして『KOF』シリーズも含めて何度か登場していたため、
「同じ『アリス』の名を持ち設定も似ているテリーのファンが2人存在する」というややこしい状況になっている。
例えるなら紫 ナコルルから レラが独立して別キャラクターになった経緯に近いかもしれない。
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原作中の性能
飛び道具や
コマンド投げを持たない代わりに、高いコンボ性能に素早いダッシュ、見切りづらい地上
中段を持つ近接戦闘向きのキャラクター。
タイガーキックからクラックシュートへ繋ぐ「タイガークラック」や、斬影拳からヘッドスピンアタックなどへ繋ぐ「サウスタウンバリエーション」といった、
テリー、
アンディ、
ジョー(あと
ダック)の
必殺技をアレンジした技で戦う。
技の癖が無いため、初心者でも比較的扱いやすい。
ただ、
ゲージが無くとも安定した火力が出せる強みを持つ一方で、
超必殺技がアドバンス
キャンセルやクライマックスキャンセルと相性が悪く、一発逆転の火力が出しにくいという欠点を持つ。
故に先鋒や中堅でゲージを温存して戦うのに向いている。
MUGENにおけるアリス・ガーネット・ナカタ
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POKET氏 & k6666orochi氏製作 CVS風ドット |
- POKET氏 & k6666orochi氏製作 CVS風ドット
『 CVS』風手描きドットで製作された、 MUGEN1.0以降専用のアリス。
ヒットスパーク等は『CVS』のものでゲージ溜めも所持しているが、それ以外は特殊な仕様の無いシンプルな6ボタン方式。
原作同様飛び道具の類を持たない近接向きのキャラとなっている。
ドットの完成度はかなりのもので、 特殊技の「ガーネットスピン」をはじめ、『KOFXIV』における技のモーションが忠実に再現されている。
……が、一部のスプライトが未登録で投げ技を喰らうと一瞬姿が消えてしまう他、
「サウスタウンバリエーション」が最後まで繋がらなかったり、「タイガークラック」が空中 受け身を取られてしまったり、
2ゲージ消費のEX版「スペシャルウルフコンビネーション」が未実装等々、調整不足かつ未完成な部分が幾つか見受けられるのが残念な所。
また、身長158cmという設定の割にはドットのサイズがやや大きいように思える。
一応 AIも搭載されてはいるようだが、ひたすらゲージ溜めを繰り返したりと挙動がおかしく、正常に機能していない模様。
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Gatorison氏 & AnimugenZ氏製作 KOF風アレンジ仕様 |
- Gatorison氏 & AnimugenZ氏製作 KOF風アレンジ仕様
こちらはWinMUGENでも使用可能。
上記のアリスをGatorison氏とAnimugenZ氏が改変したもの。
操作方法やシステムは『KOFXI』風で、回り込みや ガードキャンセル、スパキャン・ドリキャンなども搭載。
また、改変にあたってドットに手が加えられており、改変元よりもサイズが若干小ぶりかつ暗めな『KOF』風の色調となっている他、
欠けていた投げやられなどのスプライトも補完されている。
また、必殺技のヒット時に原作風の演出が追加されるなど演出面も大幅に強化され、見栄えが格段に良くなった。
一部の技が最後まで繋がらないといった問題点も改善されているため、通常の『KOF』キャラと同じ感覚で操作できるだろう。
ただし、コマンド入力の受け付けが若干シビアな点には注意。
デフォルトAIは搭載されていない。
なお、Readmeの類が付属していないので、詳しい操作方法は各自cmdを開いて確認されたし。
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この他に、「アリス・ボガード(Alice bogard)」名義でビキニスカート時代のアリスも製作されており、Youtubeに幾つか動画が上がってはいるものの、
カンフーマンとドットを入れ替えるだけに留まっている模様。
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年06月09日 18:50