ザジィ・ムハバ



     

「大自然をムシしたお前の動き。

       私の敵ではない!」

格闘スタイル:空手
出身国:ケニア
職業:「アフリカ自然保護友の会」会長
生年月日:1959年8月20日
身長:203cm
体重:100kg
血液型:O型
好きなもの:アフリカの大自然、動物、北東真館空手
嫌いなもの:密猟者、自然を破壊する者
弱点:ハチマキ

今は亡きデータイースト(通称デコ)の代表作、『ファイターズヒストリー』シリーズの登場キャラクター。
地爪覇鳳流の伝承者のことではない。
二作目の『ファイターズヒストリーダイナマイト』にて追加キャラクターとして初登場。
続編の『溝口危機一髪!!』にも引き続き参戦した。


 アフリカの大自然と、北東真館空手を愛するケニア人空手家
 愛するアフリカの大地を犯罪者の魔の手から守る為、武闘派保護団体「アフリカ自然保護友の会」を結成。
 自身で会長も務め、日夜密猟者達ら犯罪集団から自然を守るために奔走している。
 『ダイナマイト』では自然保護団体が資金難に陥り、運営資金を稼ぐ為にグレートグラップルに参戦。
 『溝口危機一髪!!』では相次ぐ異常気象によって破壊される自然を保護する資金を稼ぐために再びグレートグラップルに参戦する。

濃い顔をした外人の空手家で、赤いハチマキ下半身のみ着用した赤い胴着が特徴。
ドレッドヘアーに耳までモッサリと生えた髭を持ち、マーストリウスに勝るとも劣らないファイヒー屈指の暑苦しさを誇る。
同じ自然を愛する者とは全く以て正反対なインパクトを誇っている。
性格的には弱肉強食の厳しい考えを持つ一方で、守るものの為に自分の力を使うことが大切なことだと考えている。
勝利セリフにはアフリカの動物を引き合いにしたり、自然の雄大さを伝えるものが多く、彼の自然への愛が見て取れる。
基本的には渋カッコイイ性格で、EDではその雄姿を見ることができるが、
『溝口危機一髪!!』の溝口ストーリーで登場した際は、何故か物凄く明るい性格になっていた。
セリフも外人っぽい片言喋りになっていたことから、恐らく日本語はそれほど上手くないのではないかと思われる。


ジャカランダの花、とても美しい。

     でもその命はとても短い…」


原作での性能

性能的には長身を生かした長いリーチで押していくキャラ。
ヒットした相手を燃え上がらせる必殺技の「ヘルファイア」は対空良し、割り込み良しの強力な技でザジィの主武器となる。
溝口誠の「虎流砕」に近い技であるが、無敵時間は虎流砕よりも短いので打ち落としには不向き。

横移動技の「ダッキング」は投げ以外にはほぼ無敵な非常に優秀な必殺技で、様々な攻撃に移行していくことができる。
このため、ザジィに対して飛び道具を撃つのは自殺行為に等しい。
ダッキングからヘルファイアに繋げる通称「ダッキングヘルファイア」は手が付けられないほど優秀で、繰り返すだけでも相当の脅威となるだろう。

隠し技の「デシカカト」はヘルファイアと似た性能のため仕様頻度は少ないが、小デシカカトは対空技として使用すると便利である。
ただし、コマンドが「↑↓+K」なのが難点。
『溝口危機一髪!!』では「↓↑+K」に変更されて使い易くなり、二連発する強化版の「ダブルデシカカト」も追加された。

「バルカンフック」も無敵こそ無いものの判定発生とも優れた強技だが連打技であるため出したい時に出すのが難しいという弱点がある。
……はずが、ABCD同時押しでも出せるというバグ(仕様?)が存在するため、
上記の「ダッキングヘルファイア」が使いこなせない入門者にも易しいキャラとなっている。
コマンド的にBOX配置だと張り手状態でバンバンとボタンを叩くことになるため「台パン」と呼ばれることもあるとか…。

また、バルカンフックは攻撃範囲が縦に広いので、ヒザから上に弱点があるキャラが密着でもらうとあっという間に弱点をもぎ取られてしまう。
更にはバルカンフックを含めた百裂系の技は連続技補正を考慮してか3段目の火力が尋常でないほど高く設定されており、
そこだけが単体で(補正無しで)当たると相手の体力をごっそり減らす事が出来る。当たり方次第では8割ほどごっそり削ることも。

全体的に強力すぎる技が多く火力もえらく高い。
また他のキャラでは喰らい易いとされる弱点の鉢巻も、長身な事から微妙に喰らい辛いため、現状李典徳と並ぶ2強の一角と言われている。


MUGENにおけるザジィ・ムババ

数体確認されており、中でも古くから存在するとけい氏のザジィが有名。
なお、いずれのザジィもバルカンフック三段目の高火力は再現されていない模様。

+ 時間の国けい氏(とけい氏)製作 FHD+アレンジ仕様
  • 時間の国けい氏(とけい)氏)製作 FHD+アレンジ仕様
現在は伊吹川氏のサイト(無限高校)にて代理公開されている。
『FHD』をベースに、『溝口危機一髪!!』の要素とオリジナル技が追加されたアレンジ仕様のザジィ。
公開当初はDOS版だったが、更新を経てWinMUGEN版へコンバート済み。
ちなみに2004年から長らく更新されていなかったが、それから実に12年ほど経った2016年に更新された。

たるせ氏、Tin氏、あだむすきー氏、y.y氏、伊吹川氏らといった、
錚々たる顔ぶれのテストプレイ協力を受けているだけに、完成度の高さは折り紙付きで、弱点システムも再現されている。

1~6Pはフロントステップやオリジナル超必殺技が使える代わりに火力が落ちる「EXモード」、
7~12Pは火力が高く『FHD』準拠の「ノーマルモード」となっている。
両モード共通のアレンジ要素として「牛ボタン」なるものが存在し、
その名の通りストライカーの牛(もちろん『FHD』のあいつ)を呼び出して突撃させることが可能。
また、デシカカト(&ダブルデシカカト)のコマンドが『FHD』『溝口危機一髪!!』双方に対応しているのも嬉しい所である。

AIはデフォルトで搭載済み。
外部AIはペパーミント氏による10段階にレベル調整可能なものが存在するが、最新版には未対応。
旧版のザジィは前に歩きながら弱パンチを出しているだけ永久が可能らしく、レベル10では完走してくる。
そうでなくても接近戦でのヘルファイアやダッキングヘルファイアを主力に、かなりの強さを見せる。
この他にcafe氏によるAIも存在していたが、現在は入手不可。

+ あだむすきー氏製作 FHD仕様
  • あだむすきー氏製作 FHD仕様
2024年6月に公開された『FHD』仕様のザジィ。
MUGEN1.0以降専用だが、WinMUGEN対応パッチも別途公開中。

基本的には原作再現だが、弱点システムは未搭載。
特筆すべきはその火力で、強通常技で150、ヘルファイヤーで175、デシカカト(弱)で225と、下手な超必殺技並みに持っていく。
その反面コンボ補正がきつく、総合的な火力はそこまで伸びないのだが、単発火力はここで紹介しているザジィ達の中でも随一と言えよう。
AIは搭載されていない。
プレイヤー操作

+ R@CE AKIR@氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
  • R@CE AKIR@氏製作 PotS氏風アレンジ仕様
MUGEN1.0以降専用。
とけい氏製ザジィをベースに、Dampir氏の手掛けた『CVS』風ドットを用いて作られたザジィ。
なお、フォルダ名が上記あだむすきー氏製と被っているため、登録の際は上書きに注意されたし。

システムはPotS氏風のアレンジ仕様で、ブロッキング、攻撃避け、EX技、ゲージ溜め、オリジナルコンボ等を搭載。
カラーパレットも豊富に用意されており、コンフィグにてイントロでカラー選択出来るか否かを設定可能。
他にもチェーン&空中コンボの有無や、ヒットスパークおよびSEの変更、
ヘルファイヤーの性能アレンジ(後述)が可能となっているので、好みに応じて設定しよう。

エフェクトが新調されてより派手になっている他、火球を発射する飛び道具「Fire」、
まんま竜巻旋風脚な「Senpu Fire Kick」、バルカンフックを強化した超必殺技「Crazy Vulcan Hooks」等のオリジナル技を多数会得。
3ゲージ技は改変元のオリジナル技である投げ超必「サバンナスロー」に該当する「Ultimate Hell Driver」と、
地面を殴り付けて巨大な火柱を発生させる「Volcanic Eruption」で、どちらもド派手な演出が見物。
また、ヘルファイヤー、バルカンフック、デシカカトといった既存の技もコマンドが変更されて出し易くなっており、
性能も大きく前進しながら繰り出す突進技に様変わりしている等、元のザジィからかなりアレンジされている。
特にヘルファイヤーはコンフィグで昇龍拳のような挙動の「Rising Hell Fire」へ変更出来る事に加え、
「EX版のみ通常のヘルファイヤーに変化する(またはその逆)」という風に細かい設定が可能。
総じてコンボが繋がり易く、演出面も強化されて見栄えの良いキャラに仕上がっているが、
Pチェーンからヘルファイヤーへキャンセルすると高確率でバルカンフックに化けてしまうのが玉に瑕。
また、MUGEN1.1のズームアウトに対応したステージで使用する場合、極端に離れすぎると飛び道具超必の「Blazing Fire」が消失する不具合があるので注意。
AIは並中位程度の強さのものがデフォルトで搭載済み。
紹介動画(公開先へのリンク有り)




   「いざもどらん!

    母なる大地アフリカへ!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(581キャラ目操作キャラ、あだむすきー氏製)


最終更新:2025年09月12日 20:42