「あとひといきで、わたしのいるワルナッチじょうだ。ここまできて、まけるのはくやしいだろうなー。」
「きょうふのシテンノウロボそのサン、ガーボーグ!たっぷりくやしがらせてあげなさい!」
任天堂がファミコンで発売したロボット格闘ゲーム『
ジョイメカファイト』のボスの一体。
ワルロボ四天王の一体として、ステージ3のボスキャラクターとして登場。
倒しても仲間にはならないが、スペシャルモードをクリアするとSELECTボタンで対戦でも使えるようになる。
四天王で唯一、鳥をモデルモチーフとしていない。
アイと同じく一つ目、手はとげつきの鉄球と肩パーツ、胴体は駒のようなものが二つ、縦に付いている。
名前の由来はガーディアン+サイボーグ……だろうか?
クエストモードでの大きな壁となる敵の1体。相性によっては
ホウオウよりも酷い戦いになる事も。
原作での性能
ダチョーン、
ラーに輪をかけて強い。
色々とクセの強かった彼らに比べ、
必殺技の構成は突進+対空・飛び道具・投げ・削りとバランスの良いスタンダードなもの。
このゲームの大型ロボらしく、
通常技はリーチと持続が長いが隙が大きめ。
通常移動は非常に遅く、ジャンプも緩やかな所謂
ティッシュジャンプで、機動力は皆無。
必殺技も後述する例外を除いて隙が大きかったり威力がそこまで高くもなかったりと微妙な性能で、一見すると大した事のない相手に見える。
だがコイツ最大の問題は
本作屈指のインチキ技「メタトルネード」にある。
これは
1F発生・発生中は完全無敵・多段削りありの対空突進技という理不尽の塊で、
基本性能の低めなイーロボにとっては適当に擦られているだけでもキツい代物。
出掛かりは潰せないわ、簡単には避けられないわ、ガードしてもゴリゴリ削られるわ、
発生したら落ちてくるまで何もさせてもらえないわで、何らかの対応策を構築するまでは相当数の屍を積み上げる事になりがち。
メタトルネード以外の性能に関しては押し並べて凡庸かそれ以下、といった感じなので対人戦ではそこまで凶悪ではない。
しかし膠着状態を引き起こしがちな問題児であるため、「大会ではホウオウやカエンよりこっちを禁止にすべき」とまで言われる事も。
ガーボーグの代名詞でありみんなのトラウマ。そして上で「禁止にすべき」と述べた最大の理由。
そのクソ技っぷりは上で述べた通り。これ一つで対空・中距離からの牽制への差し込み・切り返しが全てできてしまう。
落下時に隙ができるが、落下速度が速いため慣れないと追い討ちに苦労する。
厄介な事にCPUはこれをかなり多用する。特にライフ1の段階では小学生みたいにひたすら擦ってくる。
後隙が大きすぎるので対人戦では乱用はできず、ハンマーウェーブでちまちま牽制しつつ動かれたら即差し込む、といった使い方をする事になる。
さらに
コマンドがジョイメカの中でも難易度の高いコマンド入力+同時押しタイプなので、慣れないと不発に終わる事も。
そして出される側は差し込まれたくないので動きづらくなるし、出されたらしばらく何もできないし、出す側も動くまでひたすら待つ事になるしで、
とにかく戦況を膠着させてしまう。『ジョイメカ』には時間制限が無いので対戦カード次第では相当の遅延を引き起こしかねない。
特にガーボーグのミラーマッチなんて事になったら目も当てられない。
ファイアーウェーブと同じ、打点の低い
飛び道具。
自分の胴体を叩いて発射する、ちょっとユニークなモーション。これも発生時の前後キーで速度変化。
発射までが遅く弾速も遅いので撃ち合いになると不利だが、それでもガーボーグの相手を飛ばせる数少ない手段の一つで、飛び道具にしては結構威力が高い。
初動が同じ強パンチと散らしながら撃つ。
名前の通り手で歩いて足で攻撃する突進・多段削り技。
ベントーイカガッスカー
移動速度は遅く持続も長いぶっちゃけ隙だらけな技だが、手で歩くため本来
判定があるはずの足元の部位に判定が無くなり、一部技をスカす事が可能。
こちらもガードすると物凄い勢いで体力を削るが、やはり
反撃が確定するため発動は計画的に。
アタックスリーより攻撃判定が高いので、一部のキャラにガードされると当たらない。特にガイアンには使っていけない技となっている。
真後ろに投げる投げ技。
効果音のおかげで強く感じるが、性能は普通のロボと同程度である。
ステージ3のボスであるが対人戦でのランクは中堅程度。確かにメタトルネードは破格の強さだが、
3ボスにしては火力が低くロクな連続技もなく、メタトルネード以外の技やロボの性能が
はっきり言って微妙なのである。
特に歩きがとても遅く、
前進速度がほとんどのロボの後退速度に追い付けないほど。
ジャンプ時の横移動のベクトルも小さく、前述の飛び道具の撃ち合いに弱いのもあり、待ちはかなり強いが相手に待たれると途端にきつくなる。
飛び道具に合わせてメタトルネードをすればいいのではと思われるが、流石に画面端ぎりぎりまでは届かない事が多く途中で上昇してしまう。
そして一つの技だけ強力というのは裏を返せば
それだけその技を警戒されやすいという事でもあり、
迂闊に
ぶっぱして外してしまうと前述の通り手痛い反撃を受けてしまう。
コマンドが難解なのもマイナスか。
ただし、それを除いてもメタトルネードが強力な技である事に間違いはなく、上位ロボでも対空に弱い
ワイ等には露骨に強い相性差の激しいロボである。
高難度CPUクラスの精度や超反応でメタトルネードを出せれば上位クラスを狙えるが、それを人間に求めるのは酷だろう。
ちなみに最大体力値より気絶値の方が高いので、
絶対にピヨらない。ホウオウですらピヨるのに。
MUGENにおけるガーボーグ
yamabe氏による
原作再現仕様のものと、卵寒天氏による格ゲー風アレンジ仕様のものが存在し、
現在はいずれもはいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索する事をお勧めする。
後者は同氏製作の他のジョイメカキャラ以上に原作からアレンジされており、IX氏による
AIも公開されている。
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卵寒天氏製ガーボーグの性能詳細 |
まずダッシュが可能なため原作よりは機動力が上がった。それでも遅い事には変わりないが。
通常技では腕を上に挙げて振り下ろす、他のロボでは所謂小技にあたる「パンチ」がなんと 中段となった。
発生は小技にしては遅く連発もできないものの地上中段としてはかなりの速さであり、
発生が1Fのままで下段判定になった「アシバライ」で n択を迫る事ができる。
腕を横に伸ばす「キョウパンチ」は威力が高く、当たるとワイヤー吹っ飛びとなりメタトルネードなどで追撃が可能、後述の「キック」からの連続技にも。
腕を大きく上に振り上げる「キック」は発生や判定はそこまで強くないものの空ガ不能で当てれば大きく浮かせる事ができ、
そこから高火力 コンボに繋げられるため対空に使ってみるのもいいかもしれない。
ただしスカしてしまえば結構な隙ができるため過信は禁物。
ちなみに空中で腕を回すジャンプパンチも範囲はしょぼいが、
発生が1Fのままで地上の相手に当てればアシバライが連続で繋がりやすいので飛び込み・ めくりや空対空として使えるかも。
必殺技の仕様も大きく変更されている。
「アームウォーク」は多段ヒットするようになり、ガーボーグの必殺技の中では発生が早く、
卵寒天氏のアレンジの仕様として通常技ヒット・ガードからキャンセルして必殺技が出せるので前述のパンチやアシバライから繋がるため連続技用に。
また、ガードされた場合の削りは大幅に下がり大きくめりこんでしまうものの、
不利フレームは2Fほどしかないので発生の速い投げ等以外の反撃は受けづらくなった。
相手にそれらの技がある時はパンチはともかくアシバライの場合はヒット確認して技を出した方が無難。
また、何故か下半身になかった判定が追加されているため下段をスカす事ができなくなった。
「ハンマーウェーブ」は発射位置が地面から胴体近くに上がっており、レバーではなくボタンで速度の強弱が変更される。
アシバライがガードされた際の隙消しに使えるが相変わらず発射までは遅いので、飛び道具が出る前に小技で割り込まれる事も。
そしてガーボーグの代名詞でありジョイメカ最強クラスの迎撃性能を誇っていた「メタトルネード」は、
上昇終了まで付加される無敵はそのままだが突進時の攻撃判定が無くなり、一定距離を無敵で移動し上昇する時に攻撃判定が発生する技に弱体化してしまい、
ぶっちゃけてしまうと 威力や発生速度等がほぼ劣化したリニアアッパーとなってしまった。
あんまりと言えばあんまりだが、そのままの仕様だと削りを抜きにしても、
攻撃発生が速い上高速突進で突っ込んで行き、上昇し切るまで無敵と攻撃判定が持続すると、
外した時のリスクを考慮しても普通の格ゲーでは考えられないほどの高性能技になってしまうので 仕方ないのかもしれないが。
もちろん突進中の攻撃判定が消えても十分使える技である事に変わりはなく、空ガも不可なので、
少し離れた位置で飛んでいたり飛び道具を出している相手に突っ込んだりできる。
また、アシバライなど隙の大きい通常技がガードされた時もキャンセルして出せるので、敢えてハンマーウェーブでキャンセルせず、
手を出した相手をキャンセルメタトルネードで返り討ちにするという荒業も可能。まあCPU並の反応速度でもなければ難しいが。
それでも攻撃判定の発生は速くないため近距離の相手に使うと、小技などを重ねてこられた場合そのままガードされる事があるので、
地上の近距離相手にはメタトルネードより発生1Fでそこそこ範囲の広いアシバライの方が差し込みには向いているかもしれない。
ただしアシバライなので無敵は無いし、もしジャンプなどでよけられた場合、
そのままジャンプ攻撃が確定するほどの隙を晒す事になるので、どっちを使うかはよく考えよう。
ちなみに必殺技のコマンドだが、ハンマーウェーブは 波動、メタトルネードは 昇竜、アームウォークは 竜巻コマンドに変更されている。
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最終更新:2024年05月17日 00:41