「0.1秒の差で生死が決まる。生き残るのは当然俺だがな。」
ちなみに、デスペラードとは「ならずもの」や「無法者」を意味するスペイン語が語源。
強いられている人が乗っていたのは建設労働者向けの機体のはずなのに何でこんな物騒な名前なんだろう?
戦争によって治安の乱れた地域において、些細なことから銃を抜いての決闘や銃撃戦になることも少なくない彼らは、
ガンナーの中でもトップの早撃ち、移動しながらの射撃、乱射など、他のガンナーには無い様々な技術を持っている。
原作におけるレンジャー
全職の中でも上位の攻撃性能を持ち、その圧倒的な火力で敵を殲滅していく典型的なアタッカー。
序盤の内はパッとしないが、クリティカルダメージを強化する「デス・バイ・リボルバー」を習得するレベル30、
強力な攻撃スキルである「移動射撃」と「マルチヘッドショット」を習得するレベル35と、後半になるにつれ目に見えて火力を出せるようになってくる。
反面、火力が高いこと以外には特に何か出来る訳ではなく、防御性能も革装備であるため並以下となっている。
とはいえ、その長所である火力はどこでも必要とされる上に突出しており、
遠距離攻撃主体なため
紙でも大した問題は無いなど、かなり優遇された職業だった。
尤も、日本サービスにおける男格闘家覚醒アップデートの時点ですら、他にもレンジャーに匹敵する火力を持つ職業がいたりするあたり、
レンジャーが火力筆頭職というわけではなくなった。
だが、状況を問わずにダメージを与える手段に富んでいるという利点もあり、優秀な職業ではある。
Second Impactから徐々に他のキャラクターが強化された分、相対的に下り修正が入っていき、
トドメとなった時間の門アップデートで男女共に絶対的にも酷く弱いキャラクターになってしまった。
女鬼剣士実装、男鬼剣士の二次覚醒が実装されて「鬼剣士(+α)戦記じゃねーか」と揶揄されていたが、New Balanceアップデートで復活を果たした。
足技をキャンセル発動すると少しだけアーマーが追加されたり、足技をキャンセルして威力を一割増しした銃技に繋ぐことが出来るスタイリッシュの追加や、
エアレード、エアスピンの挙動の変化などでアクション部分でも強化された。
また、投げスキルである「パニッシャー」を外した場合は床ドン踏み付けで衝撃波を発生させる。
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レンジャーというか、所謂%職とは切っても切れない話 |
『アラド戦記』では「武器強化」と呼ばれるシステムがあり、金と「無色キューブのかけら」というアイテムを消費して武器の強化を行える。
強化を行うことで、武器攻撃力に依存する攻撃に防御を無視したダメージを追加することができる
(実際は少しカットされるが、減少量は本来の攻撃力計算と比べて小さい)。
そして、+10→11の場合は等級がレアやユニークであっても失敗すると消滅するが、成功すると+9→+10とは比較にならないレベルでダメージが上昇する。
例として装備可能レベル65レア級リボルバーを挙げると、+9での追加物理攻撃力は106、+10では138だが、+11になると269と大幅に跳ね上がる。
この攻撃力の跳ね上がりのロマンを夢見て、キリの所有している強化装置に武器を突っ込む人々が絶える事は無いし、
強化のしすぎで破産する人々も絶える事は無い。
なお、レア等級以上の装備は一度装備すると装備者以外使用することが出来なくなっており、
課金アイテムを使用しないと他者に譲渡ができなくなっているため、処分の利くアンコモン等級の+11以上の武器を使用する人もいた。
だが、時間の門アップデートで基礎値が大きく重視されるようになってからは使用されることが無くなった。
現在では「魔法付与」と呼ばれるキャラクターの強化手段が大幅に増えたため、無理に破産せず着実にキャラクターの強化を行えるようになった。
というか破産するまでつぎ込むなって?……ごもっともです。全体チャットで「武器壊したので~」とか言われてもメシウマとしか言い様が無いし
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カルテルについて、ネタバレ注意 |
プレイヤーのレベルが上がってくると「カルテル」なる組織と敵対することが多くなってくる。
暁の瞳エンゾ=シフォを首領とした組織で、霧の都市ヘイズを拠点に置いている。
天界の拠点にいる砂風のベルクトが言うには、元々はリボルバー一本で無法地帯を渡り歩く ロマンに溢れた集団だったようだ。 あと硝煙臭いらしい
"転移"と呼ばれる現象の原因となった人物を追いかけているプレイヤーは、ベルクトがカルテルにいた時代に入り込んだ際に当時の彼と出会い、
ある女性の助言によってカルテルは皇都ゲントへの手を伸ばし、皇女エルゼの拉致を行ったことを聞く。
現在において実権を握っているのは突撃隊長ランゼルスであり、既に死亡していたエンゾをサイボーグ技術によって傀儡とし、組織の体裁を保っていたのだ。
現行のストーリーでようやくカルテル司令部へ到達し、ランゼルスを討伐して皇女奪還作戦を成し遂げた。
なお、ベルクトが「少し付き合ってやる」と言い出した結果がこれである。
爺さん少しは手加減してやれよ……どっかの亀まで怯えて逃げ出すレベルだったじゃないか。
ちなみに、デスペラードの覚醒アクティブであるスカッドジェノサイドは無法地帯のレンジャー達が使う動き……らしい。
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原作決闘におけるデスペラード
対人戦でもその長所は遺憾なく発揮され、加えて高性能な近距離での足技も得意とするため手が付けられない。
インファイターなどと同じく対戦お断りキャラの一つとなっている。
主な原因は「リベンジャー」と呼ばれる地上限定
喰らい抜けスキルで、「当たると気絶することもある」こと。
空中コンボが得意な
ローグや
魔道学者にはリベンジャーが通用しづらい。
前者のローグは最近実装されたキャラクターで、地上限定10割コンボやスーパーアーマーからの突進投げ、
広範囲の纏め打撃投げなどのトンデモスキルが揃っていることから、ローグとやるならレンジャーとやった方がマシと言われる始末。
更にローグの元であるシーフの派生職「ネクロマンサー」は、サモナーと比べると物凄く固い使い魔を連れているわ、
「虐殺のバラクル」と呼ばれるスキルで攻撃範囲が縦軸にも凶悪なほど広がるため、ネクロとやるならローグとやった方がマシと言われていた。
過去には「板金レンジャー」と呼ばれる、装備マスタリーを持たないキャラが装備すると、
攻撃速度が大きく低下するペナルティが付く「板金装備」を全身に着込み、極限まで攻撃速度を低下させたレンジャーによる嫌がらせプレイも存在していた。
何故攻撃速度を低下させることで嫌がらせになるのかと言うと、最も大きな物にガンナーが持つ「パニッシャー」というスキルの存在がある。
このスキルは「前方の敵一体を踏み付け、踏み付けながら5回連続で銃撃する」というもので、
内部的な扱いが投げ技となっており、踏み付けて撃っている間は無敵。そして、この銃撃の間隔は攻撃速度に影響される。
つまり、板金レンジャーのパニッシャーを喰らうと超ゆっくり射撃される状態になり、
5回の射撃が終わる頃にはパニッシャーのクールタイムが終了しているという事態になる。
動作中無敵の投げ技なので、チーム戦でも踏まれている人を助けることはできない。
しかも、板金装備故に堅く中々死なないと言うのだから厄介である。
この攻撃速度低下を生かした拘束時間増加戦法は同様に喧嘩屋などでも用いるプレイヤーがおり、
何の気無しに決闘部屋に入ったら強化板金でガチガチのレンジャーと喧嘩屋がいた等、一時はゲーム性そのものを破壊しかねない勢いだったが、
2nd Impactと銘打たれたアップデートにより板金装備の攻撃速度低下ペナルティが消滅したため、
現在では過去の遺物である。
狩りにおいても一部の敵に対処するためによく使われていたのだが、この修正に伴い板金レンジャーはその姿を消した。
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スキル解説 |
アーマー属性の膝蹴り。迎撃などによく使われる足技で相手を浮かせる効果を持つ。
通常射撃最終段と同じモーションで放たれる射撃。当たれば相手を画面外まで打ち上げるので、その隙にキャスト技を行える。
ブレイクダンスの要領で繰り出す足技。回転する性質上2回打撃を与える。
また、この技を始動とするスキルがあり、スライディングやダウン状態からのライジングウインドミルによる切り返し、リバーサルもあり、
コンボパーツとしても優秀。
高速で繰り出される膝蹴り。相手を一定距離ノックバックさせ、さらに一定確率で相手を気絶させる。
ローキックでダウンさせて踏み付け、5発の射撃攻撃を行う投げ技。
踏み付けの際には衝撃波があり、近くにいる相手もダウンさせる。ガードを固めた相手を崩すのに用いられる。
本来は重火器スキルの打撃投げ。ジャックスパイクで打ち上げ、ガトリングガンを10発撃ち込む。
ジャックスパイクで浮かせられないとガトリングを撃てない。
コマンド入力で装填、弾数3発でもう一度コマンド入力で榴弾を投げる。的に当たるか地面に触れると起爆し、相手を浮かせる。
ダウン後にこれで拾い上げるコンボも存在する。
キャスト後、スライディングで相手を高く浮かべるようになる。
銃を抜く速度が上昇する。具体的には初弾と最終弾の発射速度が速くなる。
通常攻撃と同じ扱いなのでキャンセルも可能。
ライジングショットと同じモーションで放つ単発高威力の一撃。
通常射撃をキャンセルして放ち、コンボの締めやトドメに用いることが多い。
ウインドミルから相手を空中に蹴り上げる。
反撃スキル。被撃時に発動し、カウンターで射撃を放つ。当たれば気絶することもある。
かつてはパッシブスキルだったが、後に被撃時に任意発動のアクティブスキルに変更された。
遠距離攻撃限定でガードしてダメージをカットする。
こちらもリベンジャー同様にパッシブスキルからアクティブスキルに変更された。
クリティカルヒット時のダメージを大幅に強化するスキル。デスペの火力を支える重要なファクターである。
ウインドミル→マッハキック→ライジングショットorヘッドショットと繋ぐスキル。ウインドミルを通さないと後が繋がらない。
Q技。コマンド入力後に構え、レバー入力で最大5発、連続でヘッドショットを放つ。
範囲攻撃で2体の敵へ同時にダメージを与える。
Q技でアーマー属性、周囲に乱射する。アーマー属性なので切り返しによく使われる。
男は乱射が強い。
Q技。構えて移動しながら射撃可能。弾数を撃ち尽くす、時間経過、ダメージで解除。
Q技。投擲系で投げた銃が乱射しながら一定距離を進んで戻ってくる。2回手元に戻り、最大3回投げられる。
回数が重なれば威力と範囲も強化される。ライジングショットで浮かべた相手をこれでさらに拘束できる。
覚醒Q技。始動時に衝撃波を放ち、2回の移動射撃を行った後、3回目の衝撃波で空中に跳んで乱射する。攻撃回数が多く、ダメージ量も多い。
このスキルで直接相手をKOすると、倒された相手が赤くなってロックされた後、デスペが指を弾くと同時にKOとなる特殊演出が入る。
見た目にも格好いいので必見。
特性アクティブスキル。ウインドミルから始動、相手をエアー・レードで蹴り上げて更にウインドミルで攻撃する。
特性アクティブスキル。踏みつけによる衝撃波を発生させて前方にマルチヘッドショットを放ち、最後にフィニッシュショットを放つ。
前方にしか撃てない半面、範囲内のすべての敵にヒットする。
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MUGENにおけるデスペラード
MUGENでは2種類のデスペラードが存在している。
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sdc氏製作 |
現在は公開停止。
原作を再現した作りとなっており、他の多くのMUGENアラドキャラ同様に技ごとにクールタイムが設定されている。
元々原作においても性別と一部技性能くらいしか違いがないので当然と言えば当然だが、 ブラッディアと似通った部分が多い。
しかし ブラッディアとは違い *1銃弾のリロードを必要としなかったり(原作再現という点から見るとリロードが無い方が正しい)、
ジャンプ中に軌道を変更できたり(原作再現という(ry)、オリジナルの技などもほぼ無く、
ブラスターと同様の一般的な格ゲーらしくない原作仕様のコマンドだったりと、かなり原作に忠実な作りとなっている。
戦法としても、 ブラッディアがオリジナル技である跳弾を多用して崩していくのに対し、
デスペラードは2種類ある投げと榴弾・スライディングから繋げていく形をとる。
また、スライディングやダウン起き上がりの際に繰り出されるウインドミルは、
リバーサル技としても優秀で反撃やコンボの始点にもなり、他のスキルもシングル、タッグどちらでも光る。
AIはデフォルトで搭載済み。
外部AIはQK2Key氏によるものが存在していたが、こちらも現在は公開停止。
4段階に設定でき、初期設定のLv3でも 審査員相手にたまにラウンドを落とすくらいでまず負けないというかなりの強さ。
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QK2key氏製作 |
上記sdc氏のデスペラードを改変したアレンジ版。こちらは現在公開中。
同氏が製作したブラッディアと共通の仕様が採用されており、主な変更点として、
- 既存ゲージ技のゲージ消費撤廃、開幕クールタイムの追加
- 1ゲージ技の不発ランドランナーの削除
- 開幕選択式のEXスキルの追加
- パッチであった氏のAIの標準搭載
- カットインの表示変更
等が挙げられる。
ゲージ技の開幕クールタイム化は結構大きな変更点で、序盤は通常技でちまちま攻めるだけだが、
開始から20秒ほど経つと怒涛のコンボが可能となったりする。
ただし、覚醒スキルであるスカッドジェノサイドが試合開始から60秒が経過しないと使用できなくなっているため、
一気にラウンドを引っくり返すのは難しい。
AIは4段階に設定可能なものがデフォルトで搭載済み。
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大会ネタバレ |
目指せ名勝負!スーパー連携タッグリーグでは同じく拳銃使いの ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィストと 「弾幕四銃奏」として出場。
デスペラードの直線的な射撃とぺトラの跳弾が思いの外噛み合い、その上二人とも接近戦を不得手としないため、
並居る強豪タッグを相手取り破竹の快進撃を続け、ついには決勝進出を果たす。
そして、決勝戦では K'& 斬真狼牙の超火力コンビを相手にお互いをカバーし合う見事な連携プレーを見せ、
さらに攻撃面でも繋ぎに繋いで163Hitコンボなども飛び出し、見事優勝を飾った。
特に画面端に二人が陣取った時の制圧力は正に東方勢も真っ青の 弾幕地獄絵図と呼ぶに相応しく。一見の価値あり。
ちなみにデスペラードとぺトラのコンビは上記動画のうp主のお気に入りタッグであり、
うp主のタッグ大会が開かれる場合は大抵出場している。
特に K'& 斬真狼牙の「白黒主人公」とはうp主の大会で何度も激突しており、奇妙な縁がある様子。
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出場大会
更新停止中
凍結
*1
バージョン4以降ではブラッディアも弾数制限が無くなっていたりする。
最終更新:2024年11月02日 23:27