「引き金を引いた後の火薬の匂いはいつも生の実感を味あわせてくれる。」
オンライン横スクロールアクションゲーム『
アラド戦記』のプレイヤーキャラクター。
その性質上正式名称は無いので職業名で記載する。
アラド戦記の舞台であるアラド大陸の遥か上空には「ミドルオーシャン」と呼ばれる海があり、その更に上には「天界」と呼ばれる土地がある。
天界と大陸との交流は永い間途絶えており、天界では魔法が弾圧されていた代わりに、金属や火薬、動力を用いた技術が発展した。
そのため剣や魔法を用いて戦う大陸に対し、天界では銃を用いて戦うのが主流となった。この銃を扱う天界の戦士達を「ガンナー」と呼ぶ。
レベルが上がれば二次職である「
レンジャー」「ランチャー」「
スピッドファイア」「メカニック」に転職出来る様になる。
天界では大規模な抗争が続いており、プレイヤーの分身であるガンナーもその戦いの渦の中にいた。
そしてある時、敵に崖へと追い詰められたガンナーは最後の希望を賭けミドルオーシャンへと身を投げ出す。
賭けも虚しくこのままおぼれて死ぬだけかと思われたが、沈んでいたはずなのに何故か目の前にある水面。
そして──文字通り海の底を突き抜けたガンナーの目に映ったのは、おとぎ話だと思われていた下の世界「アラド大陸」であった。
という所からゲームが始まる。上空から落下して無事なのかと思うかもしれないが、
藪に落ちたから助かったらしい。
……どうみても100M以上落ちてるけど
なに、気にすることはない。
+
|
ただし |
大気のある地球上では空気抵抗と重力加速度が等しくなるとそれ以上は加速しなくなる。
あくまで地球上ではだが、平均的な体格の人間で約200mで上記の速度に達する。
しかしその速度は、一般人レベルの肉体でも十分なクッションがあれば、100%死ぬと言い切れない程度のものではある。
|
天界人の特徴として、大陸の人間に比べ背が高く細身でやや体力に劣り、視力もあまりよくないらしい。
MUGENにおけるガンナー
dadio氏が製作・公開している。
ディスプレイネームは「ガー」。ガンナーとしていたはずがンとナがいつの間にか消えていたとか。
ガンナーをモチーフとしているものの、ガンナーでは扱えない技が使えたり、技のクールタイムが無かったりと原作再現度はやや低め。
空中での攻撃に
デスペラードの覚醒技の一部を利用していたり、原作を知らなくても割とカオスな動きが目立つが、
中でも特徴的なのがゲイボルグ・アッパーと呼ばれる技。ガンナーをよく知らなくても
縦ブロディアといえば思い当たる人もいるのではなかろうか。
*1
性能としては見てそのままの遠距離で固めるタイプ。
リロードは必要だが射撃の硬直が少なく、近づかれても優秀な足技をクールタイム無しで連発出来るため隙が無い。
射撃自体も他のアラド戦記の
ガンナーキャラと違い通常射撃に削りがある上威力も高めであったりと、かなりの高性能となっている。
AIはデフォルトでついており、ひたすら遠距離から銃を乱射してくるので、移動技がないと削りだけで死ぬまで封殺されることも。
ただ近距離での対応はかなり甘くなっており、飛び道具を避けれる移動技を使って距離をつめてくる相手にはめっぽう弱い。
審査員にはたまにラウンドを取るくらいで全く勝てないが、その審査員に有利をつけるキャラを全く寄せ付けなかったりとかなり相性が出るAIとなっている。
近距離でも手持ちのカード自体は割と良い物があるので、その辺りを改善したAIが出れば化ける素養は十二分にある。
余談だが大ポトレに原作中のスピッドファイアのカットインを利用しており、
MUGENキャラのスピッドファイアもまたポトレに同じカットインを利用しているため、よく混同されるようだ。
出場大会
削除済み大会
*1
元々アラド戦記自体にもガンナー二次職のメカニックのスキルとして
ブロディアパンチをモチーフとしたゲイボルグパンチと言うスキルが存在する。
ガンナーのゲイボルグアッパーはそのメカニックのスキルから来ているのだろうが
何故か出てくる腕はブロディアの腕だったりする。
最終更新:2012年04月01日 01:47