服用すると超人と化す薬マッチョマックスペレーを開発した科学者。
無線で薬の注文を受け、セスナ機で向かったところ撃墜されてトロッポ島に不時着。
実は薬を注文してきたのは
宇宙人で、島は怪物の巣窟になっていた。
彼は島中に散らばってしまったマッチョマックスペレーを拾い集め、マッチョマンとなって戦いに挑む。
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マッチョ薬を狙う宇宙人とは…!?(ネタバレ注意) |
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科学者としては行動力ありすぎという事なのか、海外版では海兵隊員「
AmazonAmagon」という設定に変更されている。
海外では「薬でパワーアップ」という表現がまずいらしく、マッチョマックスペレーの存在自体がゲームから抹消。
島に来た理由が「謎の島の調査」になり、マッチョ化はAmagon自身の超能力という設定になっている。
変身に必要なアイテムは「Mega-Key」という超能力を開放する道具に差し替えられた。
通常状態は機関銃を武器として戦う。
弾数制限があり、弾切れが起きると
銃を鈍器として振り回すしか攻撃手段が無くなってしまう。
しかしゲーム開始時に300発という多量の弾丸を所持しており、敵を倒すと弾薬補充アイテムを結構頻繁に出すので
きちんとプレイしていれば弾切れの心配はあまり無い。
問題はボスが硬すぎて数十発以上(硬いボスだと150発以上)の弾丸が必要になり、ボス戦でやられてしまうと下手をしたら
詰む。
当時のアクションゲームの常として
耐久力は無く、
敵の攻撃に当たると一発で死ぬ。
敵の攻撃はなかなか厳しく、このままではクリアは難しい。
そこで敵を倒して得たマッチョマックスペレーを使用すると
突然マッチョマンに変身する。
マッチョマン状態では最大14発の耐久力を持ち、機関銃の8倍の威力を持つアッパー(ザコは1~2発で倒せる。ボスも大抵瞬殺)と、
耐久力を1つ消費してしまうものの、機関銃の16倍の威力の光線
マッチレスビームを発射できる。
通常状態の貧弱さとマッチョマン状態の強靭さの差が極端で、変身すると一気に楽勝になってしまう所がゲームの醍醐味となっている。
そのため、後半
ステージの多くは攻略情報が「変身すれば楽勝」だけになってしまうらしい。
ただし変身時の耐久力は得点依存である事と、変身中は得点がほぼ入らなくなる事から、
「通常時で稼ぐほど変身時が強くなる」という構図になっており、これが戦略性を生んでいる。
マッチョマン状態では
BGMが専用のものになり、これが癖になるかなりの名曲。
ゲーム全体で「マッチョマンに変身しろ」と推しているような造りだが、上手いプレイヤーは変身せずにクリアも達成している。
RTA
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変身なしクリア
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TAS
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マッチョ時BGM(アレンジ)
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MUGENにおけるマッチョマン
STG氏が製作したものが存在。海外名の「Amagon」名義になっている。
格ゲー風にジャンプがレバー上になっている等、いくつかの操作がファミコンそのままではないという点を除いては
原作の仕様を再現しており、
変身前は機関銃で戦い、弾が切れると打撃攻撃しか出せなくなる。敵の攻撃を食らうと一撃で死亡。
一応弾切れ状態も再現されてはいるのだが、格ゲーで300発も弾を撃つかと言うと、
撃ち終わる前に相手か自分がやられているだろうからあまり現実的では無い。
トレーニングモードで試すくらいしか見る機会は無いだろう。
機関銃の威力は敵の体力と連動しており、1発で「敵の最大ライフの1/100」のダメージを与える。つまり100発当てないと倒せない。
だが敵に接近して撃っていれば弾が連続ヒットするので、結構簡単に即死連続技ができてしまったりする。
マッチョに変身する意味無し……?
機関銃を撃った時のゲージ増加量がかなり多く、撃っていればあっという間にゲージが溜まる。
そして1ゲージ消費でお待ちかねのマッチョマン状態変身となる。
マッチョマン状態では
機関銃の50倍の威力を持つパンチと
100倍の威力を持つビーム(つまり即死)で攻撃できる。
本人は
アーマーで耐久15発。強すぎる。
専用BGMも搭載されており、通常時は一面のBGMを演奏、変身するとあのBGMになってくれる。
機関銃でゲージを溜めてマッチョマンに変身、というのが基本的な戦術になるはずだが、
ここで
機関銃がヒットしたらそのまま勝ってしまうという性能が贅沢な悩み。
1ラウンド目でゲージを溜めつつ即死コンボでそのまま勝利、2ラウンド目の開幕で変身という手順がいいか。
デフォルト
AIは搭載されていないが、改変は自由との事。
出場大会
最終更新:2024年11月04日 01:22