「太一の勇気がボクの体に……
力がみなぎってくる!!」
レベル:完全体
タイプ:サイボーグ型デジモン
必殺技:ギガデストロイヤー(胸部ハッチから放つ有機ミサイル。
上位版の「テラデストロイヤー」を撃てる個体も存在する)
トライデントアーム(左腕の先端を射出する)
ゲーム『
デジタルモンスター』シリーズに登場する、架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。
『デジタルモンスター Ver.1』から登場している古参であり、「完全体」と呼ばれるデジモンの1種。
グレイモンの正規進化ルートとして扱われている。
当初は改造手術の不完全さから体色が青くなったウイルス種であったが、アニメ『デジモンアドベンチャー』で
アグモンの完全体として登場した際に、
技術の進歩によりグレイモンの面影を残したオレンジ色の体色かつワクチン種として登場し、以降はそちらの方が知名度が高くなっており、
オレンジ色の方が「真メタルグレイモン」扱い、逆にオレンジ色が純種として青い方が「メタルグレイモン(青)」扱いされている作品もある
(ウイルス種のメタルグレイモン自体は『02』で登場している)。
前述の『デジモンアドベンチャー』では、(
暗黒進化を除けば)主人公パーティ最初の完全体進化デジモンとして登場。
2クール目のボスである
エテモンが、暗黒のネットワークの中核を取り込みエテモンカオスと化した際に、
大半の他のデジモンが先刻の戦いで消耗して戦えない中で、なお諦めず奮戦しようとする八神太一の勇気に紋章が反応して進化し、
エテモンカオスを単身で倒す活躍を見せた。
リメイク作品の『デジタルモンスター:』では10話という早いタイミングで、
完全体のメタルティラノモンに追い詰められた際に進化に到った。
本作でも最初に完全体に進化した存在として登場である。
必殺技は「ジガストーム」に変更されている他、事前に暗黒進化することなく進化した
(ギガデストロイヤーそのものは使用可能)。
しかし、進化バンクには無印版で見覚えのある
あのデジモンがシルエットとして出現しており、不穏なフラグが建っていたが……。
なおデジモンというコンテンツにおいて同種や、同ランクのキャラで「後発が優秀」という流れを良くも悪くも作り上げてしまったキャラでもあり、
特に元々の必殺技「ギガデストロイヤー」に関しては、オレンジ色の同種が「テラデストロイヤー」を、
同ランク(完全体)であるメタルティラノモンが「ギガデストロイヤーII」を使えるなど、青いメタルグレイモンが露骨に不憫な事になっている。
後年になって青い色のウィルス種のX抗体版が別の強みを持って登場した事で、青いメタルグレイモン側にも若干のフォローが為されていた(過去形)。
「いいな~俺なんかゾンビだぜ」
「え?腐ってたの?」
亜種・派生種
より角ばったデザインに変更され、体の肉体部分と機械部分が完全なバランスの元で調整されている。
左腕のトライデントアームの破壊力はギガデストロイヤーに匹敵するまでに強化され、
これで敵を叩き斬る「トライデントアームVer.9.9」が必殺技。
各種機械部分がアップデートされ、トライデントアームは「アルタラウス」と呼ばれる新型に改良された。
「アルタラウス」は、格闘用のブリッツモードと砲撃用のブラストモードに切り替えることが出来る。
また飛行能力も強化され、背中に装備されたエナジーブースターにより超音速で飛行できるようになった。
必殺技は限界速度で飛行し、ブリッツモードで敵を貫く「エネルギアブリッツ」と、
ブラストモードで災害指定されるほど強力なウィルス性のエネルギーを射出する「パンデミックデストロイヤー」。
メタルグレイモンがさらなる機械化を施して武装鋼化(アップデート)した形態。
ワクチン種だが、生身だった右腕が上記の「アルタラウス」に換装されており、
旧来の必殺技に加えてアルタラウスによるエネルギー砲撃「ポジトロンブラスター」と、
そのエネルギーを収束して刃にする陽電子剣「アルタブレード」という必殺技が使用可能になった。
アニメ『:』ではスプラッシュモンの悪性プログラムに侵されたところで、
太一と
パタモンの補助でこれを制御して力に転換するという展開でこの形態に到っている。
『デジモンクロスウォーズ』に登場。
本作におけるXW版とも呼ぶべきグレイモンと、メイルバードラモンがデジクロスで合体した戦術強化形態。
合体前のグレイモンと同様、名前こそ同じだが完全な別キャラ。
技名は元祖と同様に「トライデントアーム」「ギガデストロイヤー」となっているが、
前者は超高熱の爪による格闘攻撃、後者はレーザーを放つという風に性質が異なる。
とはいえ、頭部と左腕をメカで覆い、翼を持つという点は元祖から立派に引き継がれている。
MUGENにおけるメタルグレイモン
出場大会
最終更新:2024年11月26日 17:20