ゲーム・アニメ共に大半の作品でCVは
坂本千夏
女史が務めている。
アニメ版では2度主人公のパートナーを務めるなど、大いに優遇されている。
ある日パソコンから出てきたタマゴから生まれたボタモンが進化した際の姿の1つ。
劇中の進化系統は「ボタモン ⇒ コロモン ⇒ アグモン ⇒ グレイモン」。
ある日突然デジタルワールドから現実世界に迷い込んだデジタマから生まれ、その場にいた八神太一、光の兄妹と交流を持つ。
ちなみに、兄妹からは幼年期の時に名乗った「コロモン」の名前で終始呼ばれている。
ボタモンやコロモンの時には光のホイッスルの音に戯れるなどして、八神兄妹と心温まる交流をしたが、
現実世界にパロットモンが来襲したことで、呼応するかのようにアグモンに進化して戦闘に入る。
そして戦いの最中、本能のままに立ち向かうアグモンを止めようとする兄妹を橋の崩落から庇うようにグレイモンへと進化し、
善戦するがパロットモンの「ミョルニルサンダー」の直撃で昏睡状態に陥る。
しかし太一が光のホイッスルを吹いた音に反応して覚醒し、そのまま必殺技「メガフレイム」を放ちパロットモンを倒すが、
自身も限界を超えた攻撃の反動で消滅し、相打ちとなる。
余談だが、この作品は最初期の作品であるため、後年の作品と比較すると進化も少なく、戦いも地味な方である。
しかし、全編の BGMをモーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」のアレンジ曲ばかりで通した幻想的な雰囲気の中で、
わずか20分という尺に詰め込まれた「謎の生命体と人間との交流」と「鬼気迫る怪物同士の戦い」という組み合わせの難しいエピソードの両立、
光と闇を利用した美しい演出、そして後年の作品への伏線など非常に完成度が高く、 往年のファンからは「原点にして頂点」と評されている。
- 『デジモンアドベンチャー』及び『デジモンアドベンチャー02』
主要登場人物である八神太一のパートナーデジモン。CVはやっぱり坂本千夏女史。
進化系統は「ボタモン ⇒ コロモン ⇒ アグモン ⇒ グレイモン ⇒ メタルグレイモン( スカルグレイモン) ⇒ ウォーグレイモン」。
ファイル島に生息していた所を、太一達選ばれし子供達と出会い、仲間となる。
フランクな性格で、他の人間とも基本的に友達感覚で接している。
作中の主人公格のパートナーだけあって、パートナーデジモンの中で最初に成熟期、完全体へ進化した。
また、ヴェノムヴァンデモン戦以降に成熟期から一度に究極体へワープ進化できるようになった。
それ以降は究極体として主戦力となり、同じ究極体の敵である「ダークマスターズ」を2体倒すほどの活躍を見せた。
『02』では新主人公達に多くの前作キャラが出番を奪われていた中で、敵に捕まってスカルグレイモンに暗黒進化したり、
チンロンモンのサポートで紋章無しでウォーグレイモンに進化し、色違いのブラックウォーグレイモンと激闘を繰り広げるなど、
他のキャラよりは見せ場に恵まれていた。
マサルダイモン大門大のパートナーデジモン。CVは
松野太紀
氏。
無印のアグモンより体が二回りほど大きく、手の爪は3本になり、赤い革のベルトを巻き付けている。
DATSに追われていた所を大と出会い、殴り合いの喧嘩の末にお互いぶっ倒れ、これを負けと見たアグモンが大の子分になった。
無印と違い、のんびり屋な面が強調されている。
進化系統は「ボタモン ⇒ コロモン ⇒ アグモン ⇒ ジオグレイモン ⇒ ライズグレイモン ⇒ シャイングレイモン」
一度はシャイングレイモン・ルインモードに暗黒進化してしまい、反動でデジタマまで戻ってしまうが、
生まれ変わった後も何故か受け継がないはずの記憶を持ち続けた。
そしてなんと、 ラスボスを成長期の状態で倒すという大金星を挙げた。
無印と同じく八神太一のパートナーデジモン。
本作では進化の使い分けでウォーグレイモンの他にブリッツグレイモンに進化した。
シルエットで分かりにくいが、ブラックアグモンが登場。
グルスガンマモンに暗黒進化し、敵は倒したものの交流を結んでいたボコモン先生をデリートされ悲しみに暮れるガンマモンを遠くから見つめていた。
主人公である百束タクマのパートナーデジモン。
今回もCVは坂本千夏女史だが、この作品ではグレイモン系列への進化だけでなく
ルート分岐により、ティラノモンやタスクモンなどデータ種やウイルス種への進化も見せてくれる。
PS1の育成RPGにて最初にジジモンからの質問で昼型や明るい性格の選択肢を選ぶと初期のデジモンとして選ばれる。
進化先のデジモンも基本属性が火炎や格闘なので、覚えた技をそのまま進化後も使用できることが多く、
もう一体の初期デジモンである ガブモンよりも初心者向けに見える。
しかし、育成物に慣れ出した初級者には大きな罠があり、進化先の一つであるティラノモンがかなりの大飯食らいなので、
最初に進化させてしまうと肉等の食料の枯渇で非常に苦労する。
避けたくても進化条件が結構緩めな上に、ボーナス条件が「戦闘回数5回以下」とある程度育てて一気に進めようとする場面にしっかり当てはまるので、
正統進化に見えるグレイモンを最初に目指すとティラノモンに進化させてしまった、という事が非常に起こりやすい。
序盤では肉を追加購入出来ず、近くのマップで手に入るデジタケでは全然腹を満たせない…と、常に腹回りの問題が付きまとうため、
育成トレーニングを途中で切り上げて即パルモンやベジーモンを仲間にしに行く必要が出てきてしまう。
ベジーモンさえ仲間になれば毎日貰える極上肉で十分に賄えるため、どの進化先でもスムーズに育成が出来る。
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