ホークマン


+ 日本語吹替声優
  • カーター・ホル
木村雅史
『ヤング・スーパーマン』
西谷修一
『アローバース』
杉村憲司
『ブラックアダム』

  • ケイター・ホル
竹内良太
『ザ・バットマン』

DCコミックスに登場するヒーロー。飛翔チームの先鋒でも『ドラクエ』のモンスターでも無い。
初出は1940年の『FLASH COMICS #1』。
その名の通り背中に大きな翼を持ち、鷹を模した覆面をかぶり、メイスを手に戦う。
生まれた時代もあってか、メイス以外にも盾・斧・短剣等の古代兵器での戦いを得意とする。
同様のコスチュームと装備を纏ったヒーローとして、妻にしてパートナーのホークガールがいる。
彼らのコスチュームや武器には反重力金属「エヌスメタル」が用いられており、
飛行能力や身体能力向上、治癒能力といった超人的な力を得ている他、実体を持たない霊的存在へ物理的なダメージを与える事も可能な模様。
また、高熱への耐性も備えている。

アメコミの長い歴史の中で代替わりがあったヒーローの一人であり、複数のホークマンが存在する。
初代はカーター・ホル(Carter Hall)。身長195cm。体重88.5kg。
考古学者にして古代エジプトの王子の生まれ変わりで、前世でも恋人同士であったホークガールことシエラ・サンダースと共に悪に立ち向かう。
二代目(…と思われていたが実は三代目という事にされた)ケイター・ホル(Katar Hol)という良く似た名前の人物。
サナガー星という惑星出身の異星人であり、逃亡した凶悪犯を追って地球にやって来た
後付けで初代と二代目の間にねじ込まれた新たな二代目フェル・アンダー。やはりサナガー出身の異星人である。

+ サナガーについて
別名「ホークワールド」。弱肉強食型の文明を持つ。
かつてはポララン帝国の奴隷惑星だったが、やがて明確な階級社会となった。
他の星から来たダウンサイダー(下層民)はスラム地区に住む一方、サナガー出身の原住民は不浄や病気とは無縁の空中都市に住んでいる。
ドミネーターの地球侵略に加勢した際は、有翼歩兵軍団ホークメンを提供した。ドミネーターの敗北後は、母星へと帰還。
実は数千年前にもサナガー人は地球へ訪れており、墜落したサナガーの宇宙船からエヌスメタルが回収され、
エジプトのクフ王子と恋人チェイ=アラは、その刺激を受けてホークマンとホークガールとなり、以降転生を繰り返している。

……上記を読んで何か嫌な予感がした人もいるであろうが、
実はこのホークマン、アメコミヒーローの中でも設定が物凄くとっちらかっている事で有名。
ただでさえホークガール共々「輪廻転生して復活を繰り返している」と言う設定があるのでややこしい(前世でも別のヒーローやってたり)上に、
そこへアメコミの悪い癖お約束である後付けと設定変更の連発が重なった結果、
新旧ホークマンが共演したり、エヌスメタルの力の根源たる「鷹の神」とかいう新設定が生えてきたり、
しまいには二代目(実は三代目)がお亡くなりになって初代と二代目(とホークガール)が融合、「ホークアバター」なる存在が誕生
……したと思ったら収拾がつかなくなって連載打ち切り、後に転生した初代が復活するというカオスっぷり。
かの悪名高きクローンサーガも真っ青なややこしさである。
これの煽りを喰らって相方のホークガール(と前世で因縁のあるヴィランのジェントルマン・ゴースト)の設定もややこしくなってるのは言うまでもない

子供向けアニメ『DCスーパーヒーロー・ガールズ』では2019年版でカーターが登場。
グリーンランタンフラッシュと共にスーパーヒーローボーイズの一員となっている。
紹介動画

+ 映画『ブラックアダム』における活躍
2022年12月に公開された、映画『ブラックアダム』においては、
主人公であるブラックアダムと敵対するヒーローチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)」のリーダーとして登場。
演じるのはオルディス・ホッジ氏。

本名は原典と同じくカーター・ホール。JSAのリーダーであること以外詳しいプロフィールは語られず、
原典のような古代エジプトや惑星サナガーとの関連性は不明。
中東の国家・カーンダックに復活した、ブラックアダムの規格外の力を危険視したアメリカからの出動要請を受け、
の3人を率い、ブラックアダムを拘束すべくカーンダックに向かう。

能力は原典と同じく、重力を遮る特殊金属「エヌスメタル」製の鎧による飛行能力と、超人的な身体能力。
初戦ではDr.フェイトのアシストもあってブラックアダムを吹き飛ばすほどのパワーを見せたが、
スーパーマンに匹敵する力を持つブラックアダムにはこれらの能力を以てしても傷を負わせることはできず、
JSAが基本的に不殺のスタンスであることもあって終始圧倒されていた。
とはいえ、ブラックアダムと真正面から殴り合って生きていただけでも凄いことなのだが。

中盤以降は一時的にブラックアダムと利害が一致したことで、不本意ながら共闘することになるのだが、
ブラックアダムの「敵対する者は容赦なく殺す」スタンスに振り回され、
ブラックアダムが殺そうとした敵をヒーローとして見過ごすことができず、ひとりひとり救助して回っていた。
他にも、ブラックアダムの追跡中に、巨大化したアトム・スマッシャーの手に激突して叩き落されたりと、
劇中ではヒーローとしての実直さ故に不憫な目に遭ってしまう場面が多く見られた。


MUGENにおけるホークマン

ZVitor氏が製作したものが存在。
ルアンの翼など、様々なドットを書き換えて組み合わせている。
ニュートラルポーズで宙に浮いており、外見の通り足下の喰らい判定が地面に接していない。
ジャンプして着地するとMUGENデフォルトの着地音やエフェクトが出るのだが、どう見ても地面に足が触れていないので不自然に感じる。
ニュートラルポーズで羽ばたきの音が常に鳴り続けるため、同キャラを選択して放置するだけでかなりうるさい。
なお、技表はReadme.txtでは無く、Readme.pngの画像に記載されている。

必殺技はメイスやクロスボウで攻撃するものが中心。
波動拳コマンドで出せる「Mace Uppercut」はいかにも昇龍拳系の動作なのだが無敵時間は無い。
超必殺技にはホークガールをアシストに呼んで攻撃させたり、
相手を掴んで遥か上空へと飛び立ち、地上へ殴り落とすドラゴンボールばりの演出の超必殺投げ「Sky Assault」がある。
3ゲージ投げの「Hawkgod」は無敵時間こそ無いが一発で7割以上持っていく。

AIはデフォルトで搭載されており、海外アメコミ勢の中ではかなり良く動く。
ただし強さは対人レベルの控え目なものなので、ニコニコ動画で活躍する『MVC2』勢のような凶・狂ランクのキャラと戦わせる事はできないだろう。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)

出場大会

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アルで昇華(part95)


最終更新:2025年03月09日 00:18