「汝ではない…。
余の探し求むる復讐の相手は…。」
プロフィール
- 名前:アルシオンIII世(Alsion III)
- 出身:エジプト
- 格闘スタイル:ファラオ体術
- 年齢:4038歳(推定)
- 身長:209cm
- 体重:55kg
- 性別:男
ビスコがリリースしたアーケード格闘ゲーム『
ブレイカーズ』の登場人物。
年齢4038歳(推定)、身長209cm、体重55kgという
タムタムか
ファウストかみたいな突っ込み所満載の設定を持つ。
まあ、こいつの場合
半分ミイラだから仕方ないのだが。
キャッチコピーは
「永き眠りより目覚めた復讐の王子」。
古代エジプトの小国の
王子であったが、父から王位を受け継ぐ前夜に邪悪なる意志に乗っ取られた臣下が王を殺害。
王の亡骸共々小さな墓所に封印され、長い眠りに就く事になる。
眠りから覚めた彼はかつての邪悪なる意志と同質の波動を感知し、そいつが主催者である格闘大会FISTに参加したのである。
格闘スタイルは、王家にのみ伝わる秘伝
「ファラオ体術」。
手足を伸ばして攻撃したりテレポートしたりと、
某インド人を彷彿とさせる技を持つ。
ただし、口から吐くのは火炎ではなく
毒霧である。
変な動きに変な技に変な声と、普通に考えれば
正統派イロモノキャラとなるに十分な資質を備えたキャラなのだが、
出演作によりにもよってあの男が居たため食われてしまった。
同キャラ対戦時のCPUキャラは「アトゥーム」。
古代文明マニアの現代人で、戦う時はファラオのコスプレをする。
アルシオンIII世の血を引く末裔であるためか、
見よう見まねでファラオ体術を使いこなす。
原作での性能
全体的に喰らい
判定が大きいがダメージは小さく、スキも大きい上級者向けのキャラ。
ほぼ全て
通常技がレバー入れで出る技が変わり(『
ストZERO3』のV-ismに近い)、小技に連打が効かない、
ジャンプ速度が非常にゆっくり、ダッシュがワープなど、コイツだけ別のゲームをやっている感覚になる。
変わった所ではレバー後ろ+大キックで出る「伸びキック」が技後垂直ジャンプ扱いになり、自由に行動出来る。
長いリーチと緩いジャンプで牽制しつつ中距離で戦うキャラ…というか、接近戦で出来る事は殆ど無く、
かといって
飛び道具が無いので遠距離戦でも戦えず、こちらの通常技
だけ届く中距離でないとまともに戦えない。
迎撃・対空技に乏しいため、そもそもガン攻めが強いこのゲームではジャンプで攻め込まれるだけで厳しい。
ダッシュがワープなので幻惑効果もあり距離も取りやすいが、実は相手にとってはそれ以上に再接近が容易だったりする。
必殺技は空中でも出せる突進技の「ダッシュ・ニー」が比較的優秀で、スピードも速く小技から繋がり、ガードされても反撃を受け辛い。
しかし突進技という事は自ら相手に接近してしまうという事なので、おいそれと出すわけにはいかない。
それ以外ははっきり言って
使えない。
毒霧を吐く「ポイゾン・フォッグ」は連続技としては使えるが、
画面端まで届かないうえ
硬直が尋常では無いので間違って遠距離戦で使おうものなら死ぬだけである。
空中でも出せる「デッドリー・クロー」は上空にワープして
中段の落下攻撃をかける
奇襲技で、
一見使えそうだが特に相手の位置をサーチして出るわけではなく、出も遅くガードが容易なため、これまた下手に使うと死ねる。
というか、アルシオン相手にはガンガン飛び込む事が多いので、これを出しても普通にジャンプ攻撃で潰されるのがオチである。
頼みの綱の
超必殺技も微妙な性能のものしかなく、
「アヌビス・ハッグ」は飛び道具をかき消して進むものの、スピードがとんでもなく遅いため近距離でないとまず当たらない。
まず名前をなんとかしろと言いたくなる
乱舞技の
「ファラオ乱舞」は
ロックしないため変な当たり方をすると抜けられてしまう。
これらの性能のおかげで超技
ぶっぱに期待出来ず、アルシオンの切り返し能力をより一層貶める結果となっている。
このように全ての技の性能を把握しても、それでもなお厳しい戦いを強いられるキャラクター。
早い話が
ピエールと並ぶ最弱キャラである。
「無限の時の流れの前では、余の勝利も些末に過ぎぬのだ。」
MUGENにおけるアルシオンIII世
死門氏が製作したアルシオンIII世が存在していたが、現在は入手不可。
技は原作と同じものを搭載しているが、その内容はかなり強化されている。
上記の原作性能と違う点は、喰らい判定が小さい(特にやられポーズの時は物凄く小さい)、
「伸びキック」が技後に自由行動にならず着地まで丸ごと隙だらけになる、
弱技に連打
キャンセルが効き、さらに強技へチェーンコンボがあるため接近戦が強くなっており、
弱連打→強→ポイゾン・フォッグ(
ゲージがあればアヌビス・ハッグ)が繋がり
コンボ威力が大幅強化、
ガードされていても得意な距離まで押し返すのが容易になっている。
MUGENは普通の格ゲーよりも画面が狭いためか「アヌビス・ハッグ」が端~端でも届く上に
発生させたら暗転中に敵に当たっているという恐ろしい性能と化しており、切り返しにもぶっぱにも大活躍。
奇天烈な外見のためネタ要素は高いと思われるのだが、やはり
あの男に比べると知名度はいまいち。
おまけの人氏とほしおでん氏(旧名・おでん氏)による外部
AIが存在し、後者はhamer氏によって代理公開されている。
「この地から始めよう…。」
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最終更新:2021年10月17日 09:44