ライネル とは、ゼルダの伝説シリーズのキャラクター。
ライネル |
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他言語 |
Lynel (英語) |
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種族 |
ゼルダの伝説:守り神 | |
初登場 |
【ゼルダの伝説】 |
【ライオン】に似た姿をした、両手に剣を持つ獣人。
主に人が少ない秘境に生息しており、外敵には凄まじい戦闘力と飛び道具で暴れ回る。
デスマウンテンのみに登場するザコキャラ。
赤と青の2色が存在し、どちらも高い攻撃力と耐久力を誇る。青い方が少し硬い。
ライフを一気に削られる剣ビームが驚異。
せめてもの救いは武器耐性が全く無いことだろうか。
この敵の配置が、【ガノン】がいるデスマウンテンの場所のヒントとなっている。
(説明書に、「デスマウンテンの位置は、モンスターたちの分布を研究すればわかるかもしれません。」と書かれている。)
本作でのアートワーク(上の画像)では右手に剣/左手に盾を装備しているが、ゲーム内では二刀流になっている。
闇の世界のデスマウンテンに3体登場。行動パターンは槍兵士(投擲タイプ)や弓兵士(青)と似ており、【リンク】と軸を合わせてからミラーシールドでしか防げない火炎弾を吐く。
更に耐久力も高く、レベル3以上の剣と銀の矢しか通用しない。さっさと逃げよう。
赤・青・イベント用の金の3色が登場。相変わらず高い攻撃力と耐性を持つ。
ハイラルのヘブラ山東部を徘徊している。
耐久力は減っているが、火炎弾が凄まじい射程の火炎放射に変化し、広範囲を焼き払う。ライフが3個削られる超威力なので相手にしない方がいい。
痛快!大バトル道場の300ルピーコースには、強化版の黒バージョンが49Fにて3体登場。穴に落として始末するのが基本。
中ボスクラスの敵として登場。初代『ゼルダの伝説』の公式イラストを踏襲したような外見に変わっている。
通常版の赤髪の他、青髪、白髪、白銀、金色といった強化版も登場。金色はマスターモード専用の個体。
ノーマルモードでは22体(DLCの剣の試練を含むと合計24体)、マスターモードでは23体(剣の試練を含むと合計25体)いる。
様々な武器で武装しており、突進攻撃や火炎ブレスも使用。弓は必ず所持している。属性攻撃で怯まない無敵のボディを持つ。ウィズローブよろしく短距離ワープする事もある。
導線に従って進むと比較的序盤のうちからゾーラ関連イベントを進める中で雷獣山にいる赤色個体と出会うことになる。ゾーラからは「とても強いので戦いを避けるように」と忠告を受けるが、それを無視して戦うと初見ではまず勝てない。
単純に攻撃力が異常に高いのもあるが、まずHPが2000もあるため序盤で挑むといくら武器を使い潰しても削り切れないことが殆ど。
挑むのならばポーチを拡張してある程度強い武器が安定して入手できるようになってから挑まないと割に合わない。
一応、頭部へ射撃する事で怯むのでハメる事もできなくもない。
隙を見て馬乗り状態になれば、武器の耐久値を減らさずに一方的に攻撃できるので積極的に狙おう。
慣れてくると攻撃の挙動が素直なおかげでジャスト回避がしやすいため、プレイヤーの上達が分かり易い上に、苦労して手に入る武器は何れも強力な為、その強さとは裏腹に狩りの対象にされがちである。
ただし白銀・金色個体ともなると防具を最大強化してても一撃で大部分のハートを持って行く異常な火力の持ち主なためちょっとした事故であっさり殺される。
また、大剣装備個体が繰り出してくる回転斬りは回避では避けきれず、一定の距離を取らないと直撃してしまう為、片手剣・槍装備と同じノリで戦うとあっさり殺される危険がある。
コイツに発見されている状態で物陰に隠れ続けてたり段差の上などにいると、リンクの真上から矢の雨を降らせる。これは地形を貫通するのでその場で止まっていると被弾する。
ちなみに、非戦闘状態で武器をしまっていたりライネルマスクやムジュラの仮面を着けている状態で発見された場合は、暫く攻撃してこない。
逆に言うと武器を構えているときや、非武装状態で目の前をうろうろしていた場合、マスクを着けている状態でも攻撃してくるため注意が必要。
抜きんでた強さや基本的には単体出現のみという性質から、戦うシチュエーション的には中ボスのような扱いだが、【イワロック】や【ヒノックス】らと違ってボス専用のHPゲージを持たず、討伐数をカウントされたりすることもない。
そして【ボコブリン】【モリブリン】【リザルフォス】らと同様キルトンによってマスクが作られているため、ゲーム内の扱いとしては(少なくともキルトンの認識としては)一応雑魚敵に近い物らしい。
『ブレス オブ ザ ワイルド』ではある程度経験を積んだプレイヤー向けの腕試し用の強敵といった扱いだったが、本作では通常出現する隊長(武将)扱いになった。
ロッドによる属性攻撃でウィークポイントを出せるようになったほか、攻撃力もレベル相応に抑えられ、全体的にマイルドな性能に。
ただし、それでもモリブリンやヒノックスといった他の隊長枠モンスターよりもはるかに強敵である。
システム上、一度に複数の個体を相手にすることもあるが、その場合は視界内にすべてのライネルを捉えていないと非常に危険。さもないと画面外から攻撃されて手痛いダメージをくらってしまう。
属性持ちの個体(炎/氷/雷/怨念)も登場。バトルクエスト「蘇る好敵手」では、これらすべてのライネル+白銀ライネルが登場するが、無数の取り巻きリザルフォスによる熾烈な援護射撃のほうがこたえたりする。ライネルをリザルフォスのいない場所まで誘導するなど、戦略を練って戦う必要がある。
基本は『ブレス オブ ザ ワイルド』と同様。現時点で金色個体はいない。片手剣や大剣などは朽ちたものを使用している。角で薙ぎ払う攻撃が追加されている。白銀はボコブリンのように岩の鎧を着ている個体もいる。
弓以外の専用武器はなくなったものの、本作の敵の攻撃力は、敵が使っている武器の強さではなく、敵の種族そのものが強いかによる影響が大きいため、依然として攻撃力はとても高い。
やはり正面から挑むと相当な強敵だが、「ケムリダケ」で視界を奪えるためそれを使えば比較的ラクに馬乗りで攻められる。
また、大剣個体の回転斬りの判定が弱体化して通常回避可能になった他、スクラビルドによってこちらの火力が大幅に底上げされている恩恵もあって前作よりはマイルドな相手になっている。
今回はウルトラハンドを使えば、段差の上でいらないゾナウギアや剣などのありあわせの素材で屋根を作り、相手の上空撃ち弓攻撃を遮断しつつこちらの弓で一方的にチクチクいたぶるというセコすぎる戦い方で狩る事も可能。
発見されてない状態で物陰に隠れながら光線の頭+ゴーレムの頭などのゾナウギアで攻撃するのも良い。高度がほぼ同じだと武器攻撃や咆哮などでゾナウギアが消し飛ばされる事もあるので、大きい岩や遺跡の上に設置しておくとよい。
弓が強い本作では白髪・白銀ライネルの「獣神の弓」を手に入れられれば【キンググリオーク】相手でもそこまで苦労せず勝てるようになるため、狩れる状況なら積極的に倒しておきたい。
もちろん、各種ライネル素材もスクラビルド用として優秀な性能を誇る(それに関連するミニチャレンジも1種類存在する)。
得られる素材と武器が前作以上に有用な上に、同じ強敵枠である【グリオーク】は逆に倒しても旨味が少ないため、赤き月が出た際にはぜひ倒しに行きたい。
地底にある「水上の闘技場」(中央大廃鉱の北西側)では、通常(赤)→青髪→白髪→白銀→白銀(岩アーマー)の順でライネル5体と連戦する事になる。勿論5体とも瘴気を纏っている。
かつて落下以外ではダメージを与えない宝箱やU字ブロックなどの壊せないオブジェクトにも咆哮し続ける事があったため、それをブループリントで呼び出して生け捕りにして遊ばれていたが、Ver.1.2.0で修正されて壊れるようになった。エレベーターの柵は引き続き有効だったもののVer.1.2.1でこちらも修正された。
いにしえの森で、足跡を辿っていくと出現する。デザインは『神々のトライフォース2』の流用ではなく、新しく作られており、『ブレスオブザワイルド』に近い姿になっている。