【シモン・ベルモンド】

シモン・ベルモンド とは、悪魔城ドラキュラのキャラクター。

プロフィール

シモン・ベルモンド

他言語

Simon Belmont (英語)*1

性別

職業

ヴァンパイアハンター

初登場

悪魔城ドラキュラ

クリストファー・ベルモンドの血を引き継ぐヴァンパイアハンター。銀色の聖鞭「ヴァンパイアキラー」と様々な種類の「サブウェポン」を自在に操り、魔王ドラキュラの討伐に向かう。

作品別

悪魔城ドラキュラシリーズ

『悪魔城ドラキュラ』などでは主人公。初期の作品のため動きは鈍い。
作品によってデザインが安定しておらず、『悪魔城ドラキュラ(SFC)』では青い鎧を纏い、『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』では赤いロン毛、『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』ではイラストレーターが小畑健だったため完全に夜神月*2、『Castlevania Lords of Shadow 宿命の魔鏡』では赤毛のヒゲ親父、『キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲』と『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』ではFCD版のドット絵で参戦と、統一感が皆無。
『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』では『悪魔城年代記』のデザインで参戦しており、石川英郎の声が初めて付いた。

スマートフォン向けに配信された『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』では初代のパッケージデザインを意識しつつもブラッシュアップしたイラストが使用されており、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』参戦も考えるとここでデザインを整え直した節が見られる。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

隠しファイター。『Grimoire of Souls』同様にディスクシステム版やX68000版のパッケージデザインを意識したものになっている。ファイタースピリットも『Grimoire of Souls』のイラストが使用されている。
声優は『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』と同じく石川英郎が担当。
クラウド【ベヨネッタ】と違い、カラー変更で『悪魔城年代記』版や『ジャッジメント』版などの異なるデザインは採用されず。モデルが骨格レベルで変わってしまうことや、後者はそれに加えてデザインの権利関係からだろうか。

原作が横スクロール2Dアクションゲームという事もあってか、原作のアクションをほぼそのまま落とし込んでおり、通常攻撃ではヴァンパイアキラーを振り回し、必殺ワザは「斧」「クロス」「聖水」といつもの三種の武器を原作ほぼそのままの軌道で放つ。
上必殺ワザが「アッパー」だったり、下強攻撃が鋭い「スライディング」と派生の「スライディングキック」である等、いくつかのワザは【リヒター・ベルモンド】のアクションから取られており、シモンとリヒターのニコイチ的な設計も行われている。
最後の切りふだ「グランドクロス」も、元はリヒターの「アイテムクラッシュ」という必殺技の一つである。(原作でも『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』等で一応シモンが使う事もある)
それぞれの必殺ワザはとにかく威力が高く、各種飛び道具でダメージを重ねてそのまま「斧」で撃墜を狙えるほどのパワーを持つ。
欠点は原作さながらの機動力の遅さ。落下速度もかなり早く、更にジャンプ力も低い。
この欠点も含め、【ロックマン】と並び再現度の高さはトップクラスと言って良い。

斧を投げる軌道から、原作を知らないユーザーから【ハンマーブロス】呼ばわりされる事があった。(なお、本作のハンマーブロスのスピリッツバトルは【ヨッシー】が相手である。)

対戦で【ダークサムス】【ブラックピット】【ガノンドロフ】、ベヨネッタ、【リドリー】に勝利すると「闇に帰れ!」と言う事がある。

おもなセリフ

  • 闇を撃つ!
    『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で勝利した時に言うセリフ。
  • 闇に帰れ!
    『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でダークサムス、ブラックピット、ガノンドロフ、ベヨネッタ、リドリーに勝利した時に言うセリフ。
    別シリーズのキャラクター相手専用の勝利セリフがある珍しいパターン。

同作品キャラクター

同シリーズキャラクタースピリッツ

  • ラルフ・C・ベルモンド
    『悪魔城伝説』の主人公。『闇の呪印』にも登場する。イラストは『闇の呪印』の物。スピリッツバトルに登場するお供はラルフの仲間である身軽さがウリのグラント・ダナスティと魔法を使うサイファ・ヴェルナンデスを意識している。
  • マリア・ラーネッド
    『血の輪舞』に登場。リヒターの遠戚。隠しキャラとして使えるのだがリヒター以上にキビキビ動き火力も出せる様から劇中のセリフをもじって「マリア兵器だもん!」と言われることも。
    超化可能で超化すると『月下の夜想曲』の姿になる。
    スピリッツバトルでは相手は【ゼルダ】
    護衛に小さい【ファルコ・ランバルディ】【リザードン】【ガオガエン】がいる。これはマリアの能力を意識している。
  • アルカード
    『悪魔城伝説』『月下の夜想曲』等に登場。イラストは『月下の夜想曲』の物。
    アシストフィギュアとしても登場。ヴァルマンウェなどで攻撃する。エンジェランドのピットの対リヒター用スマッシュアピールでは、彼が解説する。
    ドラキュラを滅ぼしたとされる未来では「有角幻也」として活動しており、『蒼月の十字架』では覚醒しアルカードとなるが、そのネタは拾われていない。
  • ラインハルト・シュナイダー
    『黙示録』に登場する主人公の一人。
  • ネイサン・グレーブズ
    『Circle of the Moon』に登場する主人公。
  • ヒュー・ボールドウィン
    『Circle of the Moon』に登場する人物で、ネイサンとは兄弟弟子の関係にあたる。
  • ジュスト・ベルモンド
    『白夜の協奏曲』に登場。シモンとは祖父と孫の関係ではある。
  • ヨーコ・ヴェルナンデス
    『暁月の円舞曲』『蒼月の十字架』に登場。ヴェルナンデス家の末裔。
  • レオン・ベルモンド
    『Castlevania(PS2版)』に登場。ベルモンド一族の開祖。
  • ユリウス・ベルモンド
    『暁月の円舞曲』『蒼月の十字架』に登場。
  • ヘクター
    『闇の呪印』の主人公。
  • ジョナサン・モリス
    『ギャラリーオブラビリンス』の主人公コンビの一人。『バンパイアキラー』のジョニー・モリスの息子でもある。
  • シャーロット・オーリン
    『ギャラリーオブラビリンス』の主人公コンビの一人。
  • シャノア
    『奪われた刻印』の主人公。
  • ガブリエル・ベルモンド
    『ロード オブ シャドウ』の主人公。ドラキュラと化してしまう。
  • メディウサ
    定番ボスの1匹。『悪魔城ドラキュラ』ではブロック2のボス。
    作品によっては頭だけの「メデューサヘッド」のみが出る場合がある。
  • ミイラ男
    定番ボスの1匹。『悪魔城ドラキュラ』ではブロック3のボス。
  • フランケンシュタイン&のみ男
    フランケンシュタインは定番のボスの1匹。『悪魔城ドラキュラ』ではブロック4のボス。
    のみ男はシリーズ定番のザコキャラ。ステージによっては大量発生する。『悪魔城ドラキュラ』では「せむし男」表記で、フランケンシュタインとコンビで出る強化版もいる。
  • 死神
    シリーズお馴染みのドラキュラのお供。作品によっては「デス」表記になることがある。
  • カーミラ
    『ドラキュラⅡ 呪いの刻印』から登場した女吸血鬼。「カミーラ」表記になっていることもある。
    『Circle of the Moon』では人間の姿でドラキュラ復活を目論んでいた。
  • 狼男
    『血の輪廻』から登場。シリーズ定番ボスの1匹。
  • シャフト
    『月下の夜想曲』に登場。ドラキュラ復活を目論む闇の神官。
  • ドラキュラ
    『悪魔城ドラキュラシリーズ』のタイトルでもある大ボス。彼を倒すためにベルモンド一族は様々な年代で戦い続ける。
    大半のシリーズでラスボスを務める。灯火の星・勝ち上がり乱闘ではボスとしても登場する。通常の人型形態の他に、悪魔のような第二形態も用意されている。
  • 来須蒼真
    『暁月の円舞曲』『蒼月の十字架』の主人公。ドラキュラの生まれ変わりとなっている高校生。
    『暁月の円舞曲』の終盤、『蒼月の十字架』のバットエンドではドラキュラの力を覚醒する描写があり、ドラキュラから超化するのもそこから来ている。
  • ドラキュラくん
    『ぼくドラキュラくん』の主人公のドラキュラ。ドラキュラ城でシルエットとして登場することがある。

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最終更新:2025年03月04日 03:58

*1 国内でも「ベルモン"ド"」か「ベルモン"ト"」なのか明確でない時期があった

*2 『DEATH NOTE』の主人公