クリスタラー
とは、【スーパーマリオRPG】のキャラクター。
プロフィール
謎の平面世界の住民。四大元素のクリスタルを従えており、凄まじいまでの戦闘力を誇る。
場違いな外見はどことなく『ファイナルファンタジー』風だが、スーパーマリオRPGのオリジナルキャラである。
作品別
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なし
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せいすい 毒・眠り・沈黙・恐怖
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フレイムストーン (単体に火属性の魔法攻撃/ガード不可)
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ダークスター (単体に無属性の魔法攻撃/ガード不可)
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キラリりゅうせいぐん (全体に無属性の魔法攻撃/ガード不可)
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ひっぺがし (全体に補助解除)
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なし
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なし
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スーパーマリオRPG 完全攻略
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Super Mario Wiki
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モンスタウンに登場する裏ボス。
封印されていて開かない扉の先にいるが「ぴかぴかいし」を所持している時に一度調べると開くようになり、中で戦闘可能。
戦う前に選択肢が出されるため、それに承諾さえしなければ誤って入ってしまった場合でも出直せるようになっている。
攻撃力が非常に高い上、通常攻撃がノーモーションなのでガードしにくく、物理が一番危険。
魔法攻撃も強力で、使用する魔法攻撃の種類はクリスタル達より少ないものの、無属性で威力の高い単体攻撃「ダークスター」は即死級のダメージを食らう。
「ジーノウェーヴ」や「ミンナツヨクナール」などを使った戦法を取る場合は3ターン毎に使う「ひっぺがし」による補助効果無効も厄介。
HPは全敵の中で2番目に多い。倒してしまえば残っていた他のクリスタル達は消滅する。
ちなみにクリスタラーだけを真っ先に倒した時にクリスタルが消えていく順番は『ファイナルファンタジーⅤ』のクリスタルが砕ける順番と同じというファンサービス(?)があるのだが、【かぜのクリスタル】の行動順によってはそれだけ次ターンに持ち越される場合がある。
倒すと強力なアクセサリーである「クリスタルのおまもり」を渡して去って行き、扉は消滅する。隣の住民によると引っ越したらしい。
「なにかんがえているの」のセリフによれば、マリオの世界観とは場違いなキャラクターであることは自覚しているようである。
リメイク元が27年前のゲームのリメイクとはいえ、CMでチラ見せされるという隠しボスとは思えないような宣伝に使われている。
グラフィックはSFC版当時のドット絵をそのまま流用(お供のクリスタル達も同じく流用)しているため一切変わっておらず、この時の戦闘BGMはSwitch版に設定していても強制的にSFC版に変更される。
通常攻撃時は点滅してから攻撃というSFCのRPGでありがちな演出が追加されてガードしやすくなっており、「フレイムストーン」と「ダークスター」がガード可能になった仕様変更も相まって相当に弱体化。
特に「ダークスター」はボタンガードのタイミングがわかりやすく、プレイヤーからはボーナス行動とまで言われるように…(これはクリスタラーに限った事ではないが)
モンスターリストでは「最期の幻想」という水晶にまつわる物語の世界から、次元を越えてやって来たらしいと記述されている。
加えて、一度ゲームクリア後に登場する最後の再戦ボスとして後述の立体版が新たに登場している。
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クリスタラー(立体)
本作で追加された裏ボス。通常版のクリスタラーを倒した状態かつエンディング後の再戦ボス6名をも打ち倒すと、モンスタウンに再度移住帰って来る。
やはりと言うべきか扉は封印されているが、ジョナサン(マリオとの大勝負)から貰える「ぴっかぴかいし」により封印が解かれ、自由に入れるようになる。
なおこの際、クリア前に平面版をまだ倒してなかった場合は先に通常通り平面版と戦うことになり、一旦倒して去ってから改めて部屋に再訪問が必要となる。
なお、立体版は会話内に選択肢が出されず問答無用で戦う事になるので戦う準備が整ってない状態で訪問しないように。
当時のデザインのままクリスタル共々立体化したため、高画質の3D化した『ファイナルファンジーシリーズ』の大ボスらしいデザインがよく分かるようになっており、余計に場違いになった感がある。
この形態と戦う際にはBGMがSwitch版によるアレンジに変わる。
立体版は開幕で新技の「メテオ」を放ち、全員に最大HP-1の固定ダメージを与えてくる。
特殊ギミックとしてSFC時代の『ファイナルファンタジーシリーズ』でよく見られたカウントダウンを行い、0になったターンで必ず「メテオ」を使ってくる。
体力が最大値まで回復していない時に「メテオ」を受けると確実に死ぬので、受ける直前および受けた直後の体力回復が何よりも重要。
また他のクリスタル達が生存している間は【ユミンパ】が行っていたコマンド封印による嫌がらせもやってのける。
HPは9999と本作の敵の中では最も高い数値に設定されており、クリスタルが1つでも残った状態で先に倒すとクリスタルを全て吸収して復活してしまう。
クリスタル達が倒され、一人になると行動パターンが変化。1ターンに2回連続行動をし始め、「メテオ」の代わりに敵単体に9999ダメージを与える「ファイナルクロー」という新技を使うようになる。
この「ファイナルクロー」は「メテオ」と違ってアクションガード可能でジャストガードに成功すればノーダメージで凌げる。
立体の姿を得たクリスタラーだが「キラリりゅうせいぐん」と「メテオ」を除けば単体攻撃中心なので、彼1人だけであればそこまで強くはない。
通常攻撃はやっぱり当たると痛いが、立体化により攻撃モーションが作られたため、元々の姿よりボタンガードがやりやすくなっている。
倒すと「クリスタルのかけら」という記念品を渡し、『ドラゴンクエストシリーズ』の裏ボスの如く、費やしたターン数を教えてくれる。当時と違って合併したからこその仕様……というのは考えすぎか。
「クリスタルのかけら」は本当にただの記念品なので装備不可で何の効果もないが、彼が本作最後の強敵であるため仮にこれ以上強力な装備を貰ったとしてもそれ以上の相手がもう居ないというのも事実である。
また、今回は倒しても引っ越さないので好きな時に何度でも戦えるようになっている。以降の再戦でも訪問すると拒否権無しで戦う事になるので注意。
戦闘時にメタに近いセリフを放ったり、モンスターリストでは開発スタッフから感謝が述べられたり、「なにかんがえてるの」でエンドコンテンツである事を自覚していたりと、外見に反してどこか言動がおかしい部分はそのまま。
勝利した後に【カジオー】を倒した後のEDでは、モンスタウンのアイドルの腰振りダンスを見ている住人達の場面にこっそり登場している。
おもなセリフ
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我が前にあらわれし旅人よ‥‥。
我が名はクリスタラー、
この世の悪の全てをすべる者。
次元のはざまより発せられた波動、
この地に感じ共鳴する。
自己紹介。この時点では凄まじい大物の雰囲気を見せているが……。
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我が前に生きづく者よ‥‥。
なんじらはなぜ、あつみを持つのか?
なぜ、そうも立体的なのか?
我を形作る力、じゃあくなる力。
このすがた、平面的にえがかれたもの。
なんじらは、我に無い力で形成されている‥
我は知りたし、立体的世界のひみつを!
その直後、突然3D的なグラフィックとドット絵の違いを求めるというメタ全快のセリフに変わる。「悪」とはなんだったのか。
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我が力、げんかいまで高め、戦おう。
なんじらの力、見せてみよ!
そのまま続けて、マリオたちに勝負を挑んでくる。ここで(みせてやる!)と(みせない)の選択肢を選べる。
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勝敗の先に何を感ずるか‥‥。
行くぞ!!
(みせてやる!)を選んだ場合のセリフ。
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かつて、我にいどみし者‥‥。
手にやいばを持ち、
体に白銀のよろいをまとっていた。
我におそれるのも むりはない。
立体の力、しょせんそのていど‥
(みせない)を選んだ場合はこちら。
どうやら白銀の鎧を着た者と戦ったことがあるらしいが……。
このセリフの後、普通に上に移動して帰っていくためかなりシュール。
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我こそは、しこうの力を みなもととした 者なり。
我を こえる者、この世に おらず。
この世のそうぞうから 終末まで 時をこえ
最強の二の字を 受けつぐ者なり。
我が力、なんじらに 知らしめよう!!
いでよ! しんらばんしょうを 司る力よ!!
戦闘開始後のセリフ。四大元素のクリスタルを呼び出す。
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グオオオォォォォ!
この力‥‥。
‥‥そうなのか‥‥りかいしたぞ‥‥。
三次元の力、それはあの伝説の力。
じゃあくなる波動を、
はるかにしのぐと言われたあの力か。
愛、友、喜び‥‥。
平和を望む希望の力‥‥。
我にはすぎた力のようだな。
ククク‥‥。
我は消ゆる‥‥。
かの地へ‥‥。
いつの日か 三次元の力をえて、
まだ見ぬ地に波動がおとずれる
その時まで‥
我が前にあらわれし旅人よ‥‥。
これを受け取るがよい。
さらばだ、いだいなる力をもつ者よ!
戦闘後のセリフ。立体的世界の力を何故か希望の力と受け取ってしまったようで、敗北を認めて「クリスタルのおまもり」を譲ってくれる。
そして原作より27年後、本当に三次元の力を手にして戻ってきたのであった。
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サ・ヨ・ウ・ナ・ラ‥
別れの挨拶。礼儀はわきまえているらしい。
この後、普通に上に移動して帰っていくため、やはりシュール。
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チョット バチガイ、、、カ、、モ、、ネ。
「なにかんがえてるの」使用時のテキスト。何故かカタコトの上に、場違いな存在である事を自覚しているという二重にシュールな内容。
BGM
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対 クリスタラー戦
『ファイナルファンタジーⅣ』の「バトル2」を若干アレンジしている。
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クリスタラー戦での勝利
『ファイナルファンタジー』のファンファーレ。
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クリスタラーの会話
『ファイナルファンタジー』のプレリュード。
元ネタ推測
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「手にやいばを持ち、体に白銀のよろいをまとっていた。」とされる人物
『ファイナルファンタジーⅣ』の主人公「セシル・ハーヴィ」。
クリスタラーと対峙した際には既にパラディンになっていた模様。
ちなみにセシルはDS・スマートフォン・Steam向けに発売されたリメイク版で立体化…つまりある意味で3次元の力を手にしている。
後に『ファイナルファンタジーⅥ』までの面々も『ディシディア ファイナルファンタジー』で立体化してるけども。あと逆に『ファイナルファンタジーⅦ』以降の面々が『ファイナルファンタジー レコードキーパー』等でドット化していることもあるのは内緒
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英語名のCulex
蚊の一種であるイエカ。『ファイナルファンタジーⅣ』の「ゴルベーザ」の由来である「ゴルベーザ蝿」とかけたもの(蝿と蚊が似たような生き物である事)と推測できる。
関連キャラクター
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最終更新:2024年04月18日 18:53