~ハンガー整備スペース~

整備兵A「どうした、恋だろう?」

俺「オマエそれ、断定してんじゃねーか」

整備兵B「エイラって・・・」

ガンッ!!

俺「お前はいつまで引っ張る気だ?」

それにしてもペンチって便利だなぁ・・・

整備兵A「それで今度はどうした?」

俺「・・・いやさ、オレ恋ってわかんなくて」

整備兵B「刺していい?」

俺「ワーオ」

整備兵A「落ち着けB!オレだって悔しいさ!
     そんな青臭い質問してーよ!!」

俺「・・・・・」

相談する相手間違ったかな?

―――――――

オレは他人の事として二人に話をした

今まで全てのものから逃げてきた人間が
恋をしたとする

それが恋かは解らなくても、たぶんそうなんだろう
でも今まで逃げてきた、そんな人間が恋をしていいのか?

恋をする資格はあるのか?

そう話したのだが


俺「と言うわけだ・・・どう思う?」

整備兵B「ガルルルルル」

整備兵A「なるほど・・・」

俺「そいつはやっぱり、諦めた方がいいよな・・」

オレが目を伏せると

Aは俺の目を見て口を開く、そして

整備兵A「・・・そうやっ」

整備兵B「そうやって逃げるのか?」

俺・A「・・・・・」

整備兵B「そいつはなにかと理由つけて逃げたいだけだろ?

      今まで逃げてきたから解らない?、知るかそんなの!
      だったらもう逃げなきゃいい、大事なもん見つけてそいつを歯食いしばって
      守りゃいい、それだけだろ?

      好きなんだろ?逃げるなよ『自分』から・・
      話ぐらいオレ達がいくらでも聞いてやる、なぁA」


整備兵A「・・・・・・」

整備兵B「って、そいつに伝えてくれるか?」

整備兵A「ダレダオマエ?」

そうだよな・・・逃げてたのか、オレはまた・・・


俺「ははは・・・解った、伝えるよ」



大事なものか、そんなの決まってる

オレは絶対『刺し違えてでも』守って見せるさ、この場所を


続く



最終更新:2013年02月02日 12:48