俺「!?」
朝起きたら俺は驚いた。何が驚いたって、カラスに変身していたことだ。
ちなみに場所はベッドの上、ベッドにカラスが寝ている状態。
どうやら言葉は話せるようだ。
俺「そういえば、この近くに宮藤診療所があったな。行ってみるか。」
~診療所~
俺「とりあえず診療所に着いたが、いまいち入りづらいな。なんせカラスだし。元々人だったと信じてくれるだろうか。」
宮藤母「次の人、どうぞ」
俺「はーい」
宮藤母「あれ、声がしたのにだれも来ない・・・。」
俺「ここにいますよー。カラスですよー。」
宮藤母「カラスが話した!?気のせいかしら。」
俺「本当ですよーこれは現実ですよー。」
宮藤母「ええええええええええ!?」
宮藤母「これは夢。これは夢。これは夢」
俺「とりあえず正気を保ってください」
宮藤母「ええと、とりあえず魔力検査所に行ってみては?」
俺「魔力検査所?なんですかそれは?」
宮藤母「詳しくは知りませんが、魔力の有無を検査する場所らしいですよ」
俺「そうですか、ありがとうございます」バサバサッ
~魔力検査所~
検査員「カラス?しっしっ」
俺「違いますよ、元は人間です」
検査員「む?魔力を検査したいのか?」
俺「そうですよ。今カラスですが何とかなりますかね?」
検査員「頑張ってはみる。ではそこに座って・・・いや、立ってくれ。」
~試験終了~
検査員「微力ではあるが魔力があるらしい。男なのに珍しいな。とりあえずはここにいてはどうだ?」
俺「そうさせてもらいます」
検査員「家族には連絡したのか?」
俺「いえ、一人暮らしなので」
検査員「そうか。まあ、ゆっくりしていきたまえ」
俺「ありがとうございます」
検査員「そうそう、君の部屋だが、B-6だ」
俺「そうですか、では」バサバサッ
~部屋~
俺「いや、ドアを開けるのは大変だったな。人間でないと思ったより大変なものだな」
部屋の中は意外といろいろなものがあった。布団にテレビ、キッチンやテーブルを始め、本棚やよくわからない機械などがあった。
俺「せっかくだしどうすれば人に戻れるか試してみるか」
と、思った途端、人に戻った。
俺「うわっ!?」
どうやら戻ろうと思えば戻れたらしい。俺は馬鹿だった。
俺「とりあえず検査員の人に言ってみるか。」
~検査所~
検査員「なに、戻れた?」
俺「はい。割とあっさりと。」
検査員「カラスに戻ることもできるのか?」
俺「はい、この通り」バサッバサッ
検査員「そうか、ちょうどいい。この試作品のストライカーユニットをはいてみてくれんか?」
眼の前にあるのは真っ黒のストライカーユニット。
俺「はぁ、別にいいですけど」
検査員「では頼むぞ。飛べたら飛んでくれ。こちらはモニタリングしておく」
俺「はい・・・うわっ!?」
検査員「ふむ、どうやら飛べるだけの魔力もあるようだな。では・・・この第501統合戦闘航空団に入ってくれ。ちょうど兵を募集しているようだからな。これが地図だ。そうそう、検査所の前に落ちていたが、この槍は君のかね?」
俺「いえ、違いますけど・・・」
検査員「そうか、しかしここにあっても邪魔なだけだ、持って行ってくれ」
俺「はぁ、わかりました」
最終更新:2013年02月02日 14:17