俺「ストライクウィッチーズなんですよ ええ」 >>102-128
作者: ID:u1ddxLGm0
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~ストライクウィッチーズ基地~

芳佳「今日新人さんが来るんだってー」

リーネ「へー、そうなんだ。どんな人なんだろうねー」

ルッキ「きっと何の特徴もない超地味な人だよ!」

シャーリー「いや、むしろド派手な人かも」

エーリカ「軍規に厳しい人は嫌だなー」

バルクホルン「クリス・・・」

サーニャ「エイラ、どんな人だと思う?」

エイラ「奇人じゃないカ?」

坂本「はっはっは!どんな人でもいいではないか!」

ペリーヌ「ああ、坂本少佐・・・」

ミーナ「ではこれから自己紹介してもらいますので、みなさん静かに。ではどうぞ」

ガラガラッ

俺「えーと・・・ここに配属されました俺です。よろしくお願いします」

バルクホルン「ふむ、男か。珍しいな。階級は?」

俺「伍長です」

芳佳「固有魔法はなんですかー?」

俺「えっと・・・わかりません」

ペリーヌ「使い魔は何ですの?」

俺「わ、わかりません」

ルッキ「えー!?しらないのー!?なんでー!?」

俺「見てないから・・・です」

シャーリー「そうか、とりあえずよろしくなー」

俺「よ・・・よろしくお願いします」

ヴーッ、ヴーッ、ヴーッ

ミーナ「敵襲!?」

坂本「敵は大型ネウロイと大量の小型機のようだ。皆、行くぞ!」

ミーナ「俺は残って!」

俺「えっ、あっ、はい!」

~空1~

バルクホルン「くそっ、なんて数だ!大型の姿さえ見えないぞ!」

エイラ「ひょいっと」

シャーリー「どれだけ倒してもきりがないぞ!」

ルッキーニ「もう疲れたよー」

サーニャ「基地に接近していく機影、発見しました。ちょうど反対方向です」

坂本「なんだと!基地には俺しかいない!」

~基地~

俺「暇だからレーダーを見ているが・・・やっぱり暇だ」

俺「こんな日には昼寝でもしたいな」

俺「ん?通信?なんだろう」

ミーナ「俺伍長!基地に敵が向かっています。足止めできますか?」

俺「頑張ってはみますけど・・・」

ミーナ「ではお願いします。今そちらに救援を送っているので、出来るだけ耐えてください!」

俺「とりあえず槍をもってくか。無いよりはましだろう」

~空2~

俺「一機だけか。しかし速い・・・大丈夫かな?」

俺「うおっ!?ビーム!?俺はシールドの張り方がわからないんだよ!」

ビームがストライカーユニットの近くを通る。何とかかわせたようだ。

俺「くそっ、銃を持ってくればよかった!槍じゃ近づかない限り攻撃できないじゃないか!」

再びビームを放つネウロイ、今度もかわせた。

俺「これじゃ近づけない!完全なお荷物だこれは!・・・なんだ?ネウロイの様子が変だぞ。子機が出てきた!?」

俺「子機8体に完全に包囲された!?とりあえず上へ逃げよう!」

ネウロイは追ってくる。このままこれを続ければ救援が来るはずだ。そう思った少し後。急にストライカーユニットがガタガタ言い始める。限界高度だ。

俺「くっ、救援はまだか、このままだとさすがにまずいぞ・・・」

下に降りれば敵、上に行けば限界高度。戻れば基地。ならば敵の本体に近付くしかない。

再びビーム、今度はストライカーユニットをかすった。

シャーリー「俺!大丈夫か!」

ルッキーニ「おーい!」

芳佳「俺さーん!」

リーネ「大丈夫ですかー!」

救援が到着したようだ。4人もいれば大丈夫だろう。そう気を緩めた瞬間。敵が近づいてくる。いつの間にか子機を増やしていたようだ。

俺「これはまずい・・・」

4人との距離はまだ遠い。確実に彼女たちが攻撃するよりネウロイのほうが先に包囲してくるだろう。

俺「くそっ、こんな所で」

包囲されたらそこで終わり。さらに子機は速くなってくる。親機までの距離を詰めるよりも先に子機が到着するだろう。そう思った次の瞬間だった。

俺「嘘だろ、また子機が増えるなんて」

しかも増えるのは親機、つまりこちらが向かってくる方から。

俺「変則的な動きでもしてみるか?」

俺はいろいろな動きを試してみるが、敵は当たり前のようにそれについてくる。さらにそれに加えてビームも放ってくる。

まるで貴様程度で空に飛ぼうなどというのは甘いと言うように。

まるで貴様程度では俺たちは倒せんとでも言うように。

まるで貴様はここに来ずに家にいればよかったと言うように。

まるで貴様がストライカーユニットをはくのはまだ早いと言うように。

シャーリー「あきらめるな!」

ルッキーニ「がんばってー!」

芳佳「大丈夫です!きっと!」

リーネ「間に合いますから!」

俺は必死に敵を振り払おうとする。しかし敵は俺を包囲する。

どうやら完全にロックしているらしい。彼女たちが近づいてくるまでにけりをつけるつもりらしい。

俺「なんとかならないのかよ!」

槍の先は当たらない。こちらの攻撃は届かない。敵の攻撃をよけるしかない。

もちろん敵は容赦をしない。当たり前のように赤い光線を自分の眼の前に集める。

どうやらもうチェックメイトらしい。

俺「ある程度は持ちこたえたな」

救援が来たのだ。それだけで良しとしよう。

今までの出来事が頭の中をかすめる。

とくに今日の出来事は印象的だった。なんせ朝起きたらカラスになっていたのだから。

俺「ん?」

俺は気付いた。まだ可能性はあったじゃないか。

カラスになればいい。

敵は赤い光線を集め終わった。ほどなくビームが飛んでくるだろう。

槍は手にあると邪魔だろう。俺は口にくわえた。軽いんだな、これが。

俺「ふんっ!」バサッバサッ

ドガァンッ!

ビームが俺の居た場所に飛んできた。轟音が当たりに炸裂した。

シャーリー「ちくしょうっ!」

ルッキーニ「あーっ!」

芳佳「きっとまだ大丈夫ですよ!」

リーネ「そうですよ!大丈夫です!」

音と爆発が静まる。そこには何もなかった。子機が4人に向かってくる。

シャーリー「くそっ、応戦しろ!」

俺「よけきった・・・」

どうやらよけきったらしい。体が小さいのは便利だ。槍もストライカーユニットもない。
さっきより飛ぶ速度が数倍速い気がする。俺は爆発した場所を見た。

俺「ん?」

槍もストライカーユニットも跡形もなくなっている。いくら激しい爆発だと言っても破片ぐらいはあるはずだろう。

俺「まさか、一緒に合体した?」

彼女たちは子機と応戦中のようだ。ふと親機を見ると、

俺「彼女たちに砲撃を向けている・・・?」

彼女たちは気付いていない。このままだと・・・

俺「賭けに出るかな」

もしストライカーユニットが合体したなら槍も合体したはずだ。俺はそう思った。

俺「うおおおっ!」バサバサバサッ!

やったことは何かと言うと、単なる突撃である。
危険かもしれないが、出る価値はある。賭けに負けても敵の注意ぐらいは引けるはずだ。

くちばしが親機に刺さる。どうやら賭けに勝ったようだ。敵のネウロイの中を縦横無尽に動き回り、コアを探す。

俺「見つけたっ!」バササササッ!

赤いコアに突撃をする。コアが割れた。

バリィンッ!

芳佳「えっ!?」

リーネ「なんで!?」

シャーリー「なんだっ!?」

ルッキーニ「なになになにっ!?」

子機も破壊されたようだ。

シャーリー「そっちも終わったか」

どうやらもう片方も終わったらしい。

芳佳「ん?カラス?」ボソッ

リーネ「どうしたの芳佳ちゃん?」ボソッ

芳佳「今までネウロイがいたところにカラスが・・・」ボソッ

ルッキーニ「えーっ!?なんでーっ!?」

シャーリー「何、カラス!?」

俺「むしろ戻るのには好都合かな?」

この注目された状態で人になればおそらくカラスは俺だと分かってくれるだろう

俺「ひょいっ」ポン

ルッキーニ「なんだろうねーあのカラ・・・あれ?俺!」

シャーリー「え?、俺か!」

芳佳「俺さーん!」

リーネ「なんで口に槍を加えてるんだろう・・・」

なにはともあれ初出撃は無事終了した。さて、彼女たちと基地に戻るかな。
最終更新:2013年02月02日 14:17