940 :誰得戦闘シーン始まるよー(^p^)ノ
電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 05:23:44.47 ID:QD8RtaVT0
―◇―
渾身の右ストレートが空を切る。
(――避けられた!?)
完全に不意打ちだったはずだ。着地音。そちらを見れば俺は既にこちらの射程圏外に離脱しており、
「おおう、不意打ちとは酷いですね……。それでも軍人ですか?」
「戦場が全てにおいて正々堂々としている訳がないだろう。気を見るに敏、だ」
ステップで距離を詰める。俺はボクシングのクラウチングスタイル。引く様子は見られない。
(いい度胸だ……!!)
だから行った。
「――!!」
牽制のジャブ――固有魔法で強化されているので常人にとっては充分に決め手となる威力だが――をまず2発。
俺、これをスウェーバックで回避。上体を軽く反らした俺に向かって、更に一歩踏み込んでストレート。
941 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 05:31:10.34 ID:QD8RtaVT0
が、
(避けただと!?)
俺は膝を抜いて下方向に逃げる。そのまま姿勢を戻しつつ曲げた膝を跳ね飛ばし、伸びた右腕の外側へと
ステップ。対するバルクホルンは深く踏み込んでおり、右腕も未だ伸びたままである。
だから、
「――!」
左脚で強引に身を右に跳ばしつつ、右肘を曲げて前体重を掛けた肘鉄を放つ。快音。
(これでどうだ!?)
手応えはあった。しかし――
「うおお、すごい威力ですね。……片手だったら破られてました」
肘鉄は受け止められていた。
「くっ――!」
バックステップで距離を取る。俺の追撃は無く、肘鉄を受けた手をブラブラさせて痺れを取っている。
「ボクシングルールだと思ってたんですが……。これは臨機応変って奴ですか?」
「分かっているのなら言わなくていい」
942 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 05:40:24.88 ID:QD8RtaVT0
踏み込む。今度はワンツーで様子見。俺は苦も無い様子でこれをダッジ。――蹴り技を混ぜる。
左右のストレート系の動きを繰り返し、直線運動に慣れさせた所を回し蹴り。――これも躱される。
(ええい、何故こうも当たらない!?まるで当たる瞬間に何か介入しているような――)
「っ――!?」
俺のジャブをスリッピングで躱す。ノーモーションで突然左拳が迫るため酷く読みづらい。返礼で左右
のコンビネーション。踏み込んだ左足のつま先を外側に回転、結果として体が左に開こうとする動きを
利用しての右ローキック。
(これも躱すか!!)
俺は左膝を挙げる動きでこれを回避。左膝を挙げる動きはそのまま伸び上がるような蹴りへ繋がり、
「――!」
ローキックの勢いをそのままに左脚でステップ、コマのように回転して避ける。――そのまま距離を取った
所で両者の動きは止まり、
「んー、やっぱりボクシングは違うなぁ……」
俺はグローブを外し始める。
(は……?)
943 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 05:40:29.97 ID:DEies2IJO
おっと支援支援
944 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 05:50:54.38 ID:QD8RtaVT0
「あ、これ預かっててもらえます?」
俺はそれを近くにいたペリーヌに渡し、こちらに向き直ると
「さ、どうぞ」
「貴様……。何のつもりだ?」
「グローブを着けたままだと何か感覚が変なんですよね……。当身もこれ以上使わないので、それなら
外そうかな、と思いまして」
「貴様……!!」
(殴らないだと!?馬鹿にして!!)
疾る。それは今までとは比較にならない速度であり、
(ぶち抜く!!)
頭部では無く、動かしづらい胴体を狙った一撃。そして踏み込んだ脚と同じ側の腕から放たれるパンチ、
ジョルトブローの威力は先の肘鉄の比では無く、彼女の固有魔法を考えれば当たれば間違い無く致命傷である。
945 :もう投下止めた方が良いかな?電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:00:50.21 ID:QD8RtaVT0
「死ねェ――!!」
「……あれ?これ訓練ですよね?」
バルクホルンの本気で殺しそうな迫力に少々冷や汗気味の俺だが、それでも逃げること無く彼女を見据え、動く。
「決まったな」
少佐の言葉に一同が息を飲む。
「――!」
まず体を右前隅に崩す。次に左脚を軸にして体を旋回、相手に対し横向きにするように体を沈ませながらバルクホル
ンのジョルトブローを流す。眼前を暴風と共に抜けてゆくそれを左腕で巻きつけるように掴み、右腕を相手の脇下に
入れて担ぐように。後は相手の勢いを利用して――、
「一本背負い……!!」
――音が響いた。
946 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:08:36.50 ID:W8BcQ04A0
見てるぜ!支援だ
947 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:09:08.27 ID:m5TMrXdE0
早朝はバッチリオープンだぜ支援
948 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:10:15.57 ID:1zL6z5ebO
支援
949 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:13:14.02 ID:QD8RtaVT0
―◇―
「ん……」
「あ、目が覚めたようですよ」
ソファーに寝かせられていたバルクホルン大尉は、暫く周囲をぼんやりと見つめていたが、こちらを見るやいなや
飛び起きた。
「俺!!」
「わ、頭を打ったんですから急に動いちゃだめですよ!」
「み、宮藤?私は一体……。確か、俺に一撃入れようとして……」
「それを俺に利用された。見事な一本背負いだったぞ」
少佐に賞賛される。――ダジャレじゃないよ?
「ありがとうございます。ですが――」
大尉の方へと向き直り、深く頭を下げる。
「申し訳ありませんでした」
「「「「「「「「「「「へ?」」」」」」」」」」」
950 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:15:25.22 ID:m5TMrXdE0
>少佐に賞賛
/ , \ _丿 ヽヽ
/ l i ', ,ヽ ゝ / ̄ ̄/
// / l /l ll l,',ヽ ヽ ',ヽ く /──/
/ l / ィ_リ ', ノ 、 l 'l_',ハ ',ヾ 、 l / \ /
/ イ n .nl 7´ `T´ `フ´ `',l l ヽ / / ヽ /
 ̄ l/ 'ノ ハレ"示` l ./ ".示`ヽ,l ハ ヽ. │
〈 イ ,ス、 `o弋ツ レ' 弋ツo'ノノ / l l ヽヽ / │
λ ' へニつ;;;;;; ' ;;;;;;; "lヽ< <. / │
/ ', ノ、>_., iァー-- -┐ ∧ ', `i │
ノ _ヽ{ '´フ v ノ .ノy', ノ_ く. / \ ..│
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`ー--一 ´ ∧\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ::::::l ヽ、. / │
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951 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:16:49.29 ID:30a3Oa9H0
わっはっはっ!貴様そこに立て!!
952 :新スレたててきたよ。電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:21:41.30 ID:QD8RtaVT0
俺の行動が全くの予想外であったのか、大尉を含め皆が驚く。……そんなに驚くことだろうか?
「な、何故謝る。謝るべきはお前の技量を疑って不要に煽った私だろう」
「そーだよー、悪いのは脳筋トゥルーデでしょー?」
「誰が脳筋だ!」
「ですが、それに流されるようにとはいえ、乗ってしまったのも私です。……あまつさえ対手を石造りの床に投げて
気絶までさせる始末。下手をすれば大事故です。……これは私の過失です。申し訳ありません」
――俺・心理技能・発動・説得・失敗。
「いや、それは違う。私が煽らなければ――」
「いえ、自分が乗らなければ――」
――俺・心理技能・発動・説得・失敗。
「いやいや、私が――」
「いえいえ、自分が――」
――俺・心理技能・発動・説得・失敗。
953 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:29:46.70 ID:QD8RtaVT0
「いや(ry」
「いえ(ry」
―俺・心理技能・発動・説得・失敗。
――俺・心理技能・発動・説得・失敗!
――俺・心理技能・発動・説得・失敗!!
――俺・心理技能・発動・説得・失敗!!!
――俺・心理技能・発動・説得・失敗!!!!
――俺・心理技能・発動・説得・大失敗!!!!!
「……二人って似た者同士なんでしょうか?」
「頑固な所はそっくりダナ」
―――
――
―
「……存外話の分からん奴だな、お前」
「大尉こそ、少し石頭過ぎやしませんか?」
954 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:31:07.83 ID:m5TMrXdE0
新スレ乙支援
955 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:36:37.04 ID:DEies2IJO
吉野御流合戦礼法「乙乙」が崩し……電磁抜刀・乙!
電磁抜刀で真っ先に浮かぶのがコレってどうよね乙&支援
956 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:37:26.91 ID:QD8RtaVT0
(これだけ技能使って成功しないってどんだけー)
「なんだと……?軍人たる物軍規に忠実であるのは当然だろう。――おっと、技術者上がりには分からんか?」
「おっとぉ?スパーリングに不意打ち放ったり、いきなり肘を使ってきたりしたのは何処の誰でしたかね?それで
軍規、ルールに忠実な軍人とは笑わせますな?」
「何おぅ?」
「何ぃ?」
再び剣呑な雰囲気。――と、ミーナ中佐が
「はいはい。2人ともそれまで」
2人してクリップボードで頭を叩かれる。
――俺・体術/回避技能・発動・回避・失敗。
……結果として俺だけ縦で叩かれた。
957 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:44:06.90 ID:30a3Oa9H0
投下中にスレ建てとはお前はなんだwww
958 :長時間占拠して申し訳ない。電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:44:44.49 ID:QD8RtaVT0
「埒が明かないので私が裁量を下します。――いいですね?」
何だか逆らうと怖い気がしたのでバルクホルン大尉共々了承。
「それでは。――バルクホルン大尉は俺さんに基地を案内、及び基地での生活に馴れるまで手助けをしてあげて下さい。
そして俺さん、――貴方には後日、フラウの部屋の掃除をしてもらいます」
途端、話を聞いていた他のウィッチがざわめき始める。
――俺・聴覚技能・自動発動・聞耳・成功。
「(うえぇ、ミーナ隊長えげつねぇー)」
「(バルクホルン大尉に対して俺さんの罰が大きすぎないですか……?)」
「(あの魔窟をどうやって攻略するのか見物ダナ)」
「(俺さん……可哀想……)」
「聞こえてますよ?」
ヒソヒソ声が一瞬で静まる。
959 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 06:52:14.45 ID:30a3Oa9H0
気にスンナ
エーリカの部屋掃除か
十三階段ベムよろしくになりそうだな
960 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 06:53:42.71 ID:QD8RtaVT0
「それでは一旦解散します。……と、その前に皆の自己紹介がまだでしたね」
――11人のウィッチの自己紹介を終え、今度こそ本当に解散となる。
「トゥルーデは俺さんを部屋に案内してください。他の皆さんは夕食の時間まで待機。以上です」
「よし、解散!」
少佐の号令で皆が散り散りに部屋を出て行く。後には俺とバルクホルン大尉が残される。
「――なぁ大尉、魔窟とか何とか不吉な言葉が聞こえたんだが、……そんなにヤバイのか?」
「…………見れば分かる」
961 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:02:32.04 ID:QD8RtaVT0
―――
大尉に基地内を紹介された時、件の魔窟とやらを見せてもらった。
(……成程。魔窟だな)
――俺の部屋は皆の部屋から少し離れた所にある個室が割り当てられた。
「もう少ししたら夕食の支度が出来ると思う。それ迄はこの部屋で待っていてくれ」
「了解。大尉殿」
部屋にあるベッドの横、そこに鞄を放り投げる。が、
――俺・心理技能・自動発動・視線感知・成功。
振り向けば、大尉は未だ部屋の入口に立ったままであった。大尉は何故かそわそわとしており、
(えーと……)
「大尉、トイレなら廊下を突き当たって左ですが」
「ち、違う馬鹿者!…………その、先程はすまなかった。それと……わ、私の事は大尉じゃなくて……トゥルーデでいい」
962 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:10:55.39 ID:QD8RtaVT0
「へ?」
「え、ええと、……私をトゥルーデと呼ぶのはこの隊でも特に近しい者達だけなんだが、」
大尉はしどろもどろになりながらも続ける。
「先程の件でお前は実直である事が分かったし、腕も立つ。それに、お前に非礼を働いた侘びが基地の案内程度では私の
気が済まないから――」
顔を赤くさせながらこちらに言い放つ。
「と、とにかく私をトゥルーデと呼んでいいと言ったんだ!も、文句あるでもあるのか!?」
彼女の物言いに苦笑。……俺は彼女に近寄って――頭を撫でてやる。
「わ……。な、何をする……やめろ……!」
頭を振って逃れようとするが、逃がさない。
「素直は美徳。自らの非を正直に認められる良い子は褒めてあげましょう。……ってばっちゃが言ってたので」
963 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:16:11.86 ID:QD8RtaVT0
「なんだそれは……。ええい、いつまでそうしてるつもりだ!」
手を払われてしまった。大尉――トゥルーデは耳まで真っ赤にさせながら言う。
「夕食の支度ができたらまた来てやる!それまで大人しくしていろ!いいな!」
足早に去ってゆく彼女の背を見送る。角を曲がってその姿が見えなくなった所で俺は部屋に戻り、
「さて、荷解きする程の量もないし、かといって散歩しようにも部屋で大人しくしていろと言われたからな……」
……考えても妙案が浮かばないので寝ることにした。2度の戦闘で疲労していた為か、眠りに落ちるのに然程
時間は掛からなかった。
―――
――
―
964 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 07:19:28.09 ID:DEies2IJO
爆発支援
965 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:23:28.14 ID:QD8RtaVT0
「ふいー、極楽極楽ー」
闇夜に男の声が響く。俺の声だ。
「それにしても、ドラム缶風呂とは……御山の道場かよ」
俺は扶桑で己が属していた道場を思い出す。俺の戦闘技術の多くはそこで学んだものだ。道場では戦闘技術以外にも
多くのことを学んだものだ。また、
「……まさかロマーニャで扶桑料理が食べられるとは思わなかったな」
966 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:28:40.26 ID:QD8RtaVT0
宮藤軍曹の扶桑料理は世辞抜きで美味であった。こんな感じで。
。 _|\ _
。 O / 。 u `ー、___
゚ 。 \ヽ / u ⌒'ヽ゛ u / ゚ ←俺
- ・。 / ; ゚(●) u⌒ヽ i @ 。
, ゚ 0 ─ { U u r-(、_, )(●) .| / 。 ,'´ ̄ ̄`',
゚ ,,、,r-'⌒l u //トェェェ、 ) 。゚ / o ,! ハ ハ !
。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ,. ir- r 、//u / 。 ・゚ l フ ム l
ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ/ ノ_, -イ-、\ ∠ ハ ッ j
ー = ^~、 ̄r'´ ̄`''jヽ、 〃ヾ ゚ 。 ヽ フ /
jヽjvi、人ノl__ / / ヽ´{ミ,_  ̄`'''-ヽヾ ` ̄ ̄
) ハ 7 / / `'='´l  ̄i'-、_,,ン ノ 。
) フ て / / !。 l l - ニ
7 ッ ( __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
) !! ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
^⌒~^⌒^~⌒^└==┘  ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
967 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/05(土) 07:30:40.07 ID:m5TMrXdE0
ええい、扶桑男児たる者食事は落ち着いて(ry
968 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:38:01.25 ID:QD8RtaVT0
「それにしてもすごい食欲ですわね……」
「もう5杯目ですよ?……3杯目でも構わずお替わりする辺り恥を知らないんでしょうか」
「はっはっは。いい食べっぷりじゃないか」
_|\ _
/!l||l! u `ー、___
/ u `ー'ノ( u 。/ ←俺
/ ゚、(●) u `ー'u i
( ゚ 。u r(、_, )(●) |
,、,r-'⌒ 、u ノr-、 (. 。 `゚ (
,-'⌒`ー-'´ヾ,.ーr-、`。´u o ,ノ
ヽ、_,,,、-、/ミ,ヽ `''ー- イ-、
^~、 ̄r'´ ̄`''jヽ、 〃ヾ
/ ヽ´{ミ,_  ̄`'''-ヽ
/ / `'='´l  ̄i'-、_,,ン
/ / !。 l l
_ _ _ ____ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
└==┘  ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
969 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:44:32.41 ID:QD8RtaVT0
「あれ?何だか俺さんの顔色が……」
_|\ _
/!l||l! u `ー、___
/ u `ー'ノ( u 。/ ←俺(喉が詰まって喋れない)
/ ゚u、(ぬ) u `uー'u i
( u゚ 。u r(、_, )u(ぬ) |
,、,r-'⌒ 、u ノr-、 (. 。 u`゚ u(
,-'u⌒`ー-'´ヾ,.ーr-、`。´u o u,ノ
ヽ、_,,,u、-、/ミ,ヽ `''ー- イ-、
^~、 ̄r'´ ̄`''jヽ、 〃ヾ
/ ヽ´{ミ,_ u ̄`'''-ヽ
/ / `'='´l  ̄i'-、u_u,,ン
/ / u !。 l l
_ _ _ ____ヽ、__l u___ .!。 l__l__,-=-,___
,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
└==┘  ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
―――
――
―
「あれは死ぬかと思った」
あれ程食えたのにも理由はある。伏丸の動力は搭乗者の熱量だ。つまり戦闘後は必然的に腹が減ってしまう訳で――
――俺・聴覚技能・自動発動・聞耳・成功。
970 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:50:44.98 ID:QD8RtaVT0
「ん?」
ストライカーユニットのエンジン音。音は次第に高く、遠くなって行く。
「夜間哨戒か……。ナイトウィッチとも連携試験ってするんだろうか?」
伏丸についてだ。
「今回も太刀を駄目にしたからなー。……残り何本だっけ?」
後で確認せねばなるまい。太刀の無い武者など忍んでない忍者みたいなものだ。
「そろそろ出るか」
風呂から上がり、髪が乾くまでの間暫く基地内を散策。
「お、バルコニー見っけ」
穏やかな風が吹いている。俺は部屋から持ってきていた煙草に火を付け一服。一息ついたところで、
「……誰が守ってくれと頼んだ、か」
不良中年――上司の言葉を思い出す。
「頼める訳がないだろうに。――自分が戦わねば、自分ではない誰かが死ぬかもしれない。そんな情勢で戦いたくない、
守ってくれ、だなんて……言える訳がない」
971 :電磁抜刀俺:2011/02/05(土) 07:54:53.74 ID:QD8RtaVT0
だから、
「だから、見せるんだ。――あの伏丸で」
戦いたくない、と言えるように。魔法力に頼らずとも人類はネウロイと戦える、という事を証明する為に。
「その筈だったんだがなぁ……」
開発は凍結された。それは、自分の思いも何もかも否定されたようで……
「――間違ってたんだろうか、俺」
答える者は、いない。
最終更新:2013年02月02日 14:46