アットウィキロゴ
『ハルカさんち』2----







17 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:33:13.43 ID:E9kVxWHx0 [12/35]


俺「おーいハルカー暇だから散歩にでも行こうぜー」ガチャッ

ハルカ「はわわっお、俺さん!?」アタフタ

俺「えっあっスマン着替え中か!!」アタフタ

ハルカ「は、早く出て行ってくださいぃぃ!!」

俺「失礼しましたー!!」

ガチャッ バタン

ハルカ「もぅ……」モジモジ



俺「いやースマンかった。こんな昼間っから着替えをしてるなんて思わなくて……」ポリポリ

ハルカ「もーそれでなくとも女の子の部屋に入る時はノックするのがエチケットですよ?」プンスカ

俺「面目ない……」

ハルカ「この前俺さんの部屋にノックせずに入ったら怒ったくせにまったく……」







18 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:39:18.97 ID:E9kVxWHx0 [13/35]

俺「それで、なんで着替えなんか……っていうかその格好は?」

ハルカ「えへへ部屋で服の整理していたら見つけたんですよ。そういえば最近着てないなーと思って」

俺「袴か……弓道?」

ハルカ「はい! そういえば私の特技って弓道でした!」

俺「ああ……初めて会った時にそんなこと言ってたような……」

ハルカ「海軍に入ってからは全然やってないので、これを着るのもずいぶんと久しぶりです」

俺「ふむ……」

ハルカ「ど、どうですかね?」テレテレ

俺「小さな子供が見栄を張って袴を履いてる感じでかわいい」

ハルカ「むー! バカにしないでくださいー!」プンスカ







20 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:45:09.58 ID:E9kVxWHx0 [14/35]

俺「でもなーやっぱり袴姿はスラッとしたスタイルのいい人の方が似合うよなー」

ハルカ「うぅ……そうかもしれないですけど……」シュン

俺「おっとスマンスマン。カッコイイかというとちょっとアレだけど、すっげぇかわいいよ。似合ってるって」ナデナデ

ハルカ「むむむ……うれしくなくはないけどやっぱりなんか釈然としない…」

俺「そうだ。弓引いてる所見せてくれよ」

ハルカ「はい、私もちょうど久しぶりに引きたいと思っていたので……近くの弓道場に行こうかと思うんですけど、いいですか?」

俺「おうっ行こう行こう」







23 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:51:27.19 ID:E9kVxWHx0 [15/35]



ハルカ「ここが弓道場です。今は誰もいないけど……開いてるから使っちゃっていいかな?」

俺「ほえーチラッと見たことならあるけど、実際に入ったのは初めてだなー」

ハルカ「どうせだったら中で見ます? そっちの方が矢が飛んでいく様子とか見やすいですし」

俺「おう、そうさせてもらうわ」

ハルカ「それじゃあそこで見ていてくださいね。出来ればその……喋らないでいただけると……」

俺「大丈夫だって」

ハルカ「それでは引かせていただきます………スゥゥ」

俺「………」

ハルカ「……フゥゥ…」

キリリ







24 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:54:38.77 ID:E9kVxWHx0 [16/35]

ハルカ「…………スゥゥゥゥゥ…」

キリキリキリキリ

俺「………」

ハルカ「…………ッ…」パチッ

ヒュッ パァン

ハルカ「…………フゥ…」カチャリ

俺「おお……当たった…」ボソッ

ハルカ「矢は4本あるので、もうちょっとだけ待ってくださいね………スゥ…」








25 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 21:00:36.03 ID:E9kVxWHx0 [17/35]



ヒュッ パァン

ハルカ「…フゥ……半矢か。久しぶりにやった割には上出来かな」パタリ

俺「お疲れ様」

ハルカ「あっ俺さん、どうでした? 退屈じゃありませんでした?」

俺「いやーさっき言ったこと前言撤回。めっちゃかっこよかった」

ハルカ「あ、ありがとうございます」テレテレ

俺「やっぱり袴着てキリッとするとかっこいいな」

ハルカ「えへへ……眼鏡かけてるからカッコ悪いかなーって思ってたんですけど……」モジモジ

俺「そんなの関係ねぇって。俺も引いてみたくなってきたなー」

ハルカ「あっ引いてみます?」

俺「いいのか?」

ハルカ「はい♪」








26 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 21:07:12.49 ID:E9kVxWHx0 [18/35]



ハルカ「えっとですね……まず銅造りをしっかりして……あっ丹田に力を入れてくださいね」

俺「ふむ……」グッ

ハルカ「弓の先を膝に乗せて……そうそうそんな感じです。親指の凹凸に弦を引っ掛けて……あっ肘はもっと曲げてください」

俺「う……む…?」

ハルカ「えーとそれは曲げすぎで……その…こうですよ、こう」ピトッ

俺「お、おう……手取り足取りか…」

ハルカ「ちょっ……変なこと言わないでください! こ、これが一番効率のいい教え方なんですから///」

俺「う、うむ」

ハルカ「そ、それでですね……腕は的を抱くように……」







28 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 21:12:21.98 ID:E9kVxWHx0 [19/35]

ハルカ「息を吸いながらゆっくりと腕を開きながら下ろしてください」」

俺「おう」

キリキリキリ

俺「これは離していいのか?」

ハルカ「矢無しは危ないのでそのまま弓を閉じてください」

俺「おう…………フゥ…けっこう重いな。こんなのを毎回引いてるのか?」

ハルカ「慣れたらそうでもないですよ」

俺「ふ~ん……ちなみに、矢を撃ってみていいか?」

ハルカ「危ないのでダメです」

俺「ですよねー」







29 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 21:18:53.56 ID:E9kVxWHx0 [20/35]

ハルカ「普通は、銅造りを一ケ月、素引きを一ケ月、巻藁を一ケ月してからやっと的前に出られるので、最低でも三カ月練習しないとダメです」

俺「けっこうかかるんだなー」

ハルカ「弓道を始める人の多くは銅造りで挫折します。つまらなすぎて」

俺「確かにずっと立ってるままってのはなー」

ハルカ「俺さんもやりたいって言うなら欧州で暇な時にでも教えますけど……」

俺「おっいいのか?」

ハルカ「はい。弓道場はさすがに無いと思いますけど、素引きとかならどこでも出来ますから」

俺「そっかー今度扶桑に戻る頃にはさっきのお前みたいに矢を撃てるようになってたらいいなー」

ハルカ「うふふ私も俺さんが凛々しく射場に立つ姿を楽しみにしていますよ」ニコッ



おわり









486 自分返信:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 04:25:35.71 ID:19vfKIP20 [23/30]


ハルカ「それじゃあお父さん、そろそろ行くわね」

俺「お世話になりました」ペコッ

ハルカ「スオムスには輸送機で送ってもらえるみたいだからそんなに時間はかからないと思うわ」

俺「ん? はい? 『娘はアンタに任せた』?」

ハルカ「ちょっ……お父さんいいかげんに――」

俺「はい、何があろうとコイツは俺が守りますよ」ポンッ ナデナデ

ハルカ「あうぅ……俺さんもノらないでくださいよぉ……///」

俺「では、行ってきますっ!!」

ハルカ「次いつ帰れるか分からないけど、出来るだけ手紙は送るからねっ」







488 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 04:32:58.57 ID:19vfKIP20 [24/30]



ハルカ「うぅ……グスッ…ヒック……うええぇぇ………」ポロポロ

俺「ああ、はい。すいません、もうちょっとだけ出発待っててもらえますか? もうちょっとで泣き止むと思いますので。はい」

ハルカ「グスッ………す、すいません…ダメだって分かっているんですけど、涙が止まらなくて……お父さんお母さぁん…」ウルウル

俺「いいっていいって。こういう時は思い切り泣いといた方がいいんだよ」

ハルカ「……ヒック………ウィッチなのに…グスッ……情け…ないっ…」ポロポロ

俺「そんなことねぇよ。おふくろさんと親父さんの前では最後まで泣かなかったろ? 年頃の女の子なんだからそれだけで充分だって」







490 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 04:43:21.66 ID:19vfKIP20 [25/30]

ハルカ「……ヒック…これ以上機長さんを待たせちゃダメですよね」グシグシ

俺「ん? もう大丈夫なのか」

ハルカ「はい、私だってウィッチなんですから、強くならないと」

俺「…………そっか。頑張れよ」ナデナデ

ハルカ「はいっ」ニコッ

俺「あんまり無理はすんなよ? つらい時は俺の胸くらいだったら貸してやるからさ」ニッ

ハルカ「筋肉しか詰まってない胸なんてこっちからお断りです」キリッ

俺「てめっ」ワシャワシャ

ハルカ「あいたっ! 痛いです! アハハッ俺さん痛いですってばぁ!」







493 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 04:58:03.97 ID:19vfKIP20 [26/30]




ハルカ「次帰った時は俺さんの実家に顔出しますね」

俺「えっマジで?」

ハルカ「はい。いやー楽しみだなー俺さんの実家」

俺「いやいや待て待て」

ハルカ「何か問題でもあるんですか?」

俺「いや、多分親父もおふくろもOKしてくれるとは思うけど……」

ハルカ「じゃあいいじゃないですか」

俺「でも、お前を連れて帰る勘違いされそうだし……」

ハルカ「あれだけウチの親を勘違いさせておいてなーにを今更言ってるんですか」

俺「むぅ……」







495 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 05:09:11.57 ID:19vfKIP20 [27/30]

ハルカ「私があれだけ色々曝け出したんですから、今度は俺さんに真っ裸になってもらいますからね」

ザワザワ エッアノフタリモシカシテ… ヒソヒソ ロリコン…

俺「ちょっ……誤解を招くようなこと言うなって!」

ハルカ「ふ、二人で過ごした夜は……わ、忘れませんからね」

ザワザワザワザワ オイダレカケンペイサンヨベ アンナチイサイコニテヲダスナンテフケツ…

俺「もう止めて! 死ぬから! 社会的に死んじゃうから!」



おわり
最終更新:2013年02月03日 15:44