~午後 検査後~


ミーナ「こんな数値って・・・」

坂本「あぁ・・・こんな区切りのいい数値見たことないな・・・」


俺「どうしたの?もしかしてあれ?」
 「本当に超がつくほどの魔力があるの?」

坂本「落ち着いて聞いてほしい・・・」

俺「」ゴクリ

坂本「お前の魔法力は・・・」



数秒の間・・・そして重々しい口が開かれた



坂本「平均値ピッタリだ」

俺「・・・あれ?」



おい、ここはすんげぇ魔力があるっていう王道パターンじゃないの!?

へっ・・・試練には最低限の力しか与えないってか?
上等!俺は諦めないぜ、底辺から頂点まで登って見せてやんよ!



坂本「一応言っておくが非ウィッチも含めての平均値だから魔法力は相当少ないな」

俺「アッーーーーーーーーーー!!!!!」



ミーナ「でも、不可解な点が一つあるの・・・」

坂本「あぁ・・・使い魔の件だな・・・」

俺「?」

ミーナ「俺さん・・・あなた、どこかで使い魔の契約を交わしましたか?」

俺「いや・・・記憶には・・・」



『神「それと君にはアタシのペットの仙猫を使い魔として与えとくから大事にしてねぃ」』



俺「ええっと・・・無いって言ったら嘘になるけど・・・どんな使い魔なのかは知らないな」

坂本「検査結果によるとお前の使い魔のレベルは5段階中、最高のレベル5だ」

俺「最高レベルだと何かあるのか?」


ミーナ「レベル1だと 魔力を安定させ、使い魔の特性を得ることができる」
   「レベル2だと 使い魔と、ある程度の意思疎通ができる」
   「レベル3だと 使い魔が言語を操ることができ、人間並みの知性をもつ」
   「レベル4だと 使い魔を具現化することができる」
   「最高のレベル5だと 使い魔の魔法力及び固有魔法などを利用することができるわ」

ミーナ「それであなたはこのレベル5に相当しているということよ」



俺「全然意味わかんないけど取り敢えず凄いってことか?」

坂本「凄い程度で済めばいいんだがな・・・」

ミーナ「俺さんの戦闘力に最強クラスの使い魔・・・これはすごい戦力になりそうね」
   「魔力があれば問題はなかったのだけどねぇ?」チラッチラッ


お、俺をそんな目で見んなーーー!!!!!!!



坂本「よし、他の隊員にもこのことを説明するがいいか?」

ミーナ「えぇ、お願いするわ」

坂本「私はこのことを他の隊員に説明しておくからお前はハンガーに行け」

俺「ハンガー?なにゆえ?」


坂本「お前にはストライカーを履いて使い魔を一度発現してもらう」

坂本「ハンガーにはシャーリーとルッキーニがいるはずだから」
  「その二人に『ストライカーを履かせてくれ』と言えば手順を教えてくれるだろう」


俺「すとらいかーを履かせてくれ・・・ね・・・」
 「よくわからんが取り敢えずその二人にそう言えばいいんだな!」
 「じゃあいってくるぜ!」タッタッタ・・・


 ~~~~~~~~~~~~~~~

  ~3時間後 ハンガー~


俺「しまった・・・方向音痴なの忘れてたぜ・・・」
 「大分時間くっちまったな・・・」


ハンガーにはストライカーを整備しているシャーリーと
それを眺めるルッキーニの姿があった


シャーリー「ん?俺じゃないか、どうしたんだ?」
     「なんか用か?」

ルッキーニ「俺だー!」

俺「自分が方向音痴なの忘れてて基地をずっと彷徨ってたんだ・・・」

シャーリー「そ・・・そいつは残念だったな・・・」

俺「くそったれ!!!」


俺「んで、ここに来た理由だが」
 「坂本さんからの命令で『すとらいかーってのを俺に装着させろ』だそうだ」

シャーリー「ストライカーを装着するってことは俺に魔力があったってことか?」

俺「そういうことになるかな?」

シャーリー「へぇー!どんぐらいの魔法力だったんだ!?」
     「男のウィッチって案外魔法力が多いんだろ?」


俺「それがなんと平均値ピッタリ」



シャーリー「・・・え、平均値?」

ルッキーニ「ちゃんと空飛べるの~?」


俺「空を飛ぶ分には問題はないらしいが、シールドは張れないみたいだ」
 「折角王道パターンで話が進むと思ったんだがそういうわけにもいかないらしいな」


シャーリー「まぁでも飛べる分だけよかったじゃないか!」
     「これからは私達を空でも守ってくれよ? 俺・騎・士・様」

俺「はっはっは、任せておけ、俺にかかればどんな敵も瞬殺だぜ」

ルッキーニ「それで、どのストライカーを使うの?」

俺「この辺のでいいんじゃないかな?」ガタッ

シャーリー「お?エイラのストライカーを使うのか?」

俺「なんだっていいだろ、ちょっと借りるだけだし」
 「よし、二人とも装着する手順を教えてくれないか?」


シャーリー「おう!じゃあまず両足をストライカーにいれる」

俺「ほいっと」スッ

ルッキーニ「それでね、飛ぶっていうことを意識するの!」

俺「飛ぶ・・・意識・・・!」


俺は飛ぶことを意識する。すると足元に小さな魔法陣が現れ、プロペラが回り始めた。

ブォンブゥゥゥゥゥゥゥン!


俺「お!?できた!」
 「なぁこれでいいんだろ?」


シャーリーとルッキーニのほうを振り向く。

あれ?なんか二人とも唖然していらっしゃるな



俺「お、おい、どうしたんだよ」

ルッキーニ「カ、カッチョイイー!!!」

シャーリー「使い魔を発現させただけでここまで身体に変化が見られるなんてな・・・」

俺「どういうことだよ、ちゃんと説明してくれ」

シャーリー「ほれ、これで自分の身体でも見てみな」ポイッ


渡されたのは手鏡

おもむろに鏡に映る自分の顔を見る。



俺「えっ?何これ・・・髪が・・・銀色になってる・・・」
 「しかも目が緑色になってるじゃねえか・・・」


そこには髪が腰まで伸び、銀の髪色をした自分がいた
しかもそれだけではない、眉毛やまつ毛まで銀色に変わっている

さらに白いネコ耳に尻尾、これは女の子に可愛いって言われるくらいの美貌だな、うん



???『ん~・・・ふぅ・・・やっと出れた・・・』ノビノビ
   『中々焦らしてくれますね、俺さんは』

俺「だ・・・誰だ!」

ルッキーニ「俺?」

シャーリー「どうかしたのか俺?」


俺「え?あれ?今何か聞こえなかった?」

???『使い魔の声だから他人には聞こえないですよ?』

俺「!?」

仙猫『初めまして、私はあなたの使い魔になりました、仙猫です』

俺「お前が・・・俺の使い魔か・・・」

仙猫『よろしくね!俺さん!』
  『サポート中心に活動するから何でも言ってね~』

俺「あ、あぁよろしくな」



こうして俺は初めて使い魔とのコンタクトを終えた



ルッキーニ「そんなことよりおなか減ったー!芳佳のご飯食べに行こうよー!」

シャーリー「そうだな・・・そろそろ宮藤が夕飯を用意してくれてるところだろう」
     「夕飯食べに行くか?俺」

俺「ヤターイ!夕飯だーい!」
 「御先に失礼!」ダダダダダ

ルッキーニ「あー!俺待てー!」ダダダダダ

シャーリー「全く、お前ら元気だなぁ・・・」タッタッタッタッタ・・・




こんな日がいつまでも続くといいなぁ・・・。

 ~~~~~~~~~~~~~~~

俺「はい!これにて投下終了&次回予告!」
 「ってかお前ら何やってんだ?」

神「ん~やっぱり仙猫ちゃんは可愛いなぁ~」ナデナデ

仙猫『触らないでください気持ち悪いです』

神「そんなところツンツンしてるところもかぁいいな~」デヘヘ

俺「犯罪の匂いがするな」
 「というか次回予告はどうした次回予告は」

神「あ、君がやっといて、さぁ~仙猫ちゃん♪夜のお楽しみの時間ですよ~」

仙猫『アッーーーー!』


俺「なんだか、可哀想だな・・・次回予告だぜ!」
 「俺、ストライカー履きます!」
 「美女との鬼ごっこってのもいいもんだ」
 「次回もゆっくりしていけよな!!!」
最終更新:2013年02月04日 14:03