~その夜 医務室~


エイラ「っ!」ガバッ

エイラ「あ・・・あれ?」

ミーナ「エイラさん大丈夫?」

エイラ「ちゅ、中佐?どうして私はここに・・・」

ミーナ「あら、覚えてないのかしら?」

サーニャ「溺れたのよ?エイラ・・・」

エイラ「あー、そういえばそうだったナ・・・」

エイラ「(でも、誰が助けてくれんダ・・・?やっぱ俺か・・・?)」


サーニャ「エイラ・・・折角星も綺麗なんだし・・・もう一回海に行ってみない?」

エイラ「エ?ナンデ?」

サーニャ「相談したいことがあるの」ボソボソ

エイラ「(な・・・なにぃ!?)」

エイラ「ま、任せろ!なんでも聞いていいからナ!」






  ~浜辺~


エイラ「ふんふんふ~ん♪」

サーニャ「ねぇエイラ・・・」

エイラ「なんダ~?」

サーニャ「エイラはその・・・俺さんのこと好きなの?」

エイラ「ブッ! な、何言ってんだサーニャ!」

サーニャ「だって俺さんが近くに来るとエイラいつも楽しそうだから・・・」

エイラ「ん・・・んん~・・・」

エイラ「アイツはなんていうか・・・そうだあれだよ!」
   「おもしろい奴なんダ!別に好きってわけじゃないんだゾ?」

サーニャ「本当?」

エイラ「ウ、ウン」

サーニャ「本当に本当?」

エイラ「サーニャに隠し事はナシだ」


サーニャ「・・・じゃあ私が俺さんに告白してもいい?」

エイラ「エッ?」















エイラ「い、今なんて言ったんだ?サーニャ」

サーニャ「俺さんに好きって言ってもいい?」

エイラ「・・・ハ?」



エイラ「だっ!駄目ダ駄目ダ駄目ダーーーー!」

サーニャ「でもエイラは別に俺さんのこと好きじゃないんでしょ?」

エイラ「え・・・あ・・・まぁ・・・」

サーニャ「好きなのエイラ?」

エイラ「いや!そうじゃなくて・・・」

サーニャ「じゃあ何が駄目なの?」

エイラ「だ、だって・・・」



俺「あら、こーんなところでなーにやってんの?」ヌッ

エイラ「わっ!お、俺!?な、なんでこんなところにいんだ!?」

俺「いや~ユーティーが目覚めたっていうからちょっとね!」

サーニャ「・・・あの俺さん・・・ちょっとお話が・・・」

俺「ん?」

サーニャ「実は・・・」

エイラ「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

俺「うおぅ!?」ビクゥッ

エイラ「やめろサーニャ!駄目だ!」

サーニャ「じゃあエイラが言う?」ボソッ

エイラ「っ!?」

サーニャ「エイラが言わないなら私。俺さんのこと・・・とっちゃうよ?」

エイラ「・・・」

サーニャ「本当は好きなんでしょ?いいの?」

エイラ「・・・い、いいわけない・・・だろ・・・?」





俺「なぁなぁなぁ、話ってなんだよー」

サーニャ「じゃあ私哨戒に行ってくるから」

エイラ「えっ、サーニャ!?」

サーニャ「頑張ってね」タッタッタ

エイラ「ま、待ってくれよサーニャ!おい!」


俺「おーい、話ってなんだっつうの」

エイラ「(い・・・言うしかないのカ・・・?)」

俺「なぁ~聞いてんのか~?」

エイラ「スゥー・・・ハァー・・・・ワタシハイエル・・・ワタシハイエル・・・」

俺「?」

エイラ「お、おおおおおおおお落ち着いて聞いてくれヨ?」

俺「いや、お前がまず落ちつけ」

エイラ「じ、実は・・・前から言おうと思ってたんだケド・・・」ガクガク

エイラ「(だ、駄目だ!俺と目を合わせられない・・・!)」

俺「何を言おうと思ってたんだ?」ズイッ

エイラ「わー!来るな来るな来るなー!」

俺「ったくよー、なんなんだ?」

エイラ「うぅ・・・」ショボーン


俺「あっ!そういえばお前に一つ謝んないといけないことがあるんだった!」

エイラ「ン?」

俺「お、怒んないで聞いてくれよ?」

エイラ「?」

俺「実はお前を海から助けた時にな・・・」







  ~回想シーン~


俺「おい!ユーティー!起きろ!」ユサユサ

エイラ「・・・」

俺「息をしてやがらねぇ・・・こういう時は・・・」

俺「・・・人工呼吸?」チラッ

エイラ「・・・」

俺「ぐあああああああああああああ!!!俺のファーストキスが犠牲になるうううううううううう!!!」


俺「ええい!考えてる暇なんてねぇ!後でなんか埋め合わせするから今だけ許してくれ!」

俺「ごめん!!!」

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俺「っていうことがあってだな・・・」

エイラ「」

俺「いやほんと悪いと思ってる!好きでもない男にキスされて嬉しくないと思うし・・・」
 「俺もファーストキスを犠牲にしたってことで・・・おあいこにしてくれない?」

エイラ「なっ・・・なっ・・・」

俺「ごめん!何でもするから許してくれ!頼む!」

エイラ「え・・・ええええええええ!?/////」












シーン・・・

俺「(きまずい!きまずいよ!なんか話題を切り出さないと・・・)」



エイラ「あ、あの・・・俺・・・」

俺「ひゃ、ひゃい!」ビクッ

エイラ「お前になら・・・その・・・いいヨ・・・。あんまり・・・嫌じゃないし・・・」モジモジ

俺「えっ」

エイラ「それより助けてくれてありがとナ」

俺「・・・」






俺「お前熱でもあるん?」

エイラ「ネーヨ」


俺「本気か?俺はお前にアレしたんだぞ?」

エイラ「だから別にいいって言ってんダロ・・・?」

エイラ「な、何回も言わせんナ!恥ずかしい・・・ダロ・・・?」

俺「うぅ・・・お前良い奴だな・・・!」ポロポロ



俺「いや~!でもよかったよかった!まさか本当に許してもらえるとは思わなかったよ~」

俺「よし!俺の用件は済んだ!それでお前は俺になんか言うことでもあんのか?」

エイラ「あ!いや!また今度言うからその時に・・・」

俺「ふーん。わかったー。じゃあ体冷やさないよう気をつけろよ~」ヒラヒラ

エイラ「・・・はぁ」


俺「・・・あ。そうだ」クルッ

エイラ「?」

俺「お前の水着!結構可愛かったぞ!」

エイラ「ブッ!」

俺「それじゃあな!また明日!!!」

エイラ「お、おー・・・」





エイラ「・・・はぁ!もう駄目ダ・・・こんな調子じゃ一生言えないヨ・・・」

エイラ「ゴメンサーニャ・・・言えなかった・・・」









  ~次回予告~


仙猫「ねぇ俺さん知ってましたか?」

俺「何がー?」

仙猫「私って実は人間の女の子なんですよ?」

俺「そうだね~、そういう夢をみるのもまた一興だね~」ナデナデ

仙猫「違いますよ!本当に女の子なんですよ!」

俺「へー」

仙猫「信じてないですよね!?絶対信じてないですよね!?ねぇ!?」


俺「ってーなわけで!次回は仙猫ちゃんの主役回!」

仙猫「猫じゃないもん!人間だもん!」
最終更新:2013年02月04日 14:15