D.H.N俺 第5話「憂愁のロマーニャ」
後半部
シャーリー「お~、このケーキおいしいな!!これ、あたしに1つ!いや2つ頼む!」
宮藤「あ、ずるいです!私もこのケーキをひとつお願いします!」
ウェイター「かしこまりました」
シャーリー「それにしてもルッキーニと俺はどこにいったんだろうなー」
宮藤「うーん、どこにいったんでしょう。でも俺さんがついてるなら大丈夫だと思いますけど」
シャーリー「うーん、でもちょっと心配だ」
宮藤「シャーリーさんはルッキーニちゃんのお母さんみたいですね」
シャーリー「なにぃ……?あたしはまだ16歳だぞー!!」
宮藤「でも二人をみてるとそんなふうに感じます」
シャーリー「なんてこった……あたしはもう一児の母に見えるのか」
宮藤「ほ、誇るべきですよ!母性があるってことですから!」
シャーリー「慰めにあまりならないぞ」
< ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!>
シャーリー「警報!?ネウロイのやつら、ここまで南下してきてるのか!!」
宮藤「行きましょう、シャーリーさん!!」
シャーリー「ああ!ルッキーニたちはあとでくるはずだ!!」
< ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!>
俺「チッ!ネウロイか、こんなときに……!」
ルッキーニ「俺!戻らないと!」
俺「ああ、すぐに戻るぞ!」
マリア「ま、待ってください、ふたりとも!すぐに避難してください!!」
俺「マリアこそ避難しろ。俺たちは大丈夫だ」
マリア「私だけ避難するなどできません!!」
俺「……じゃあ人々の避難誘導と頼む。慌てているだろうから落ち着かせてな」
マリア「……わかりました。でもあなたたちは!」
ルッキーニ「あたしたちは行かなきゃ!」
マリア「どこへ!?」
ルッキーニ「あそこ!!」ビッ
ルッキーニは小走りしながら上を向かずに指だけ空を指差す。
ふっと見上げたマリアがみたのは、空へと昇っていくすでに鉄の翼を持った二人のウィッチ。
その瞬間理解した、この二人もまた、ウィッチなのだと。
マリア「二人は―――あれ、いない……」
俺「ルッキーニ、マリアはな、このロマーニャの王女様だ。だからああやって言ったことを受け止めてやってくれ」
ルッキーニ「えぇっ!?マリアって王女様だったの!?」
俺「そうだ、たぶんにそろそろ公務をしなければならない年頃だろう」
ルッキーニ「……じゃあ会えなくなっちゃうの?」
俺「そんなわけはない。だが、ここでネウロイを倒さないと二度と会えなくなる」
ルッキーニ「むー!!それはダメー!」
俺「なら倒さないとな。それに、ロマーニャを守らないと」
ルッキーニ「うん!!俺、いくよ!!」
俺「この先をまっすぐいけばトラックがある。だから走れ。俺は街の人々を誘導する」
ルッキーニ「わかった!」
広場に差し掛かったところで俺は体の向きを変え違う方向へ。
ルッキーニはまっすぐトラックへと向かう。
俺は人通りが多いであろう大通りへと走る。
人はまだごった返しになっていると思ったからだが……。
予想に反し、大通りにたどり着いた時にはすでに人の姿は少なく避難が滞りなく進行していた。
ふとマリアを見つける。
俺「マリア!人は?」
マリア「たった今誘導しているところです。ここの大通りの方は大丈夫ですよ」
俺「かなりいい手際だな。軍もびっくりだ、助かるよ」
マリア「でもこの子供が……親とはぐれてしまったようで」
子供「ひぐっ……うわーん!!おがあ゛ざ~~ん゛!!!」
俺「困ったな。仕方ない、とりあえずこの子を連れて避難をしてくれ」
マリア「はい、わかりました」
俺「探すのは……まぁなんとなるだろう。マリアならな」
マリア「ふふっ、わかっています。それよりあなたは……俺さんなのですか?」
俺「……ふん、そんなことは後回しだ。行け!」
マリア「はい!」
マリアが子供の手を引っ張ってその場を去ろうとした瞬間。
視界の端に僅かな赤い線が走ったのを捉えた時、驚異的反応速度で俺はマリアの前に立ちふさがった。
俺「!!?? 待て!!動くな!!!」ヒュッ
マリア「え?―――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン―…ズガガガガガガッ!!
フシュゥ……
マリアが子供を連れて逃げようとした突如、上方からの図太いビームが的確に飛来した。
そのビームは大通りの石床をがりがりと削り高く煙と砂を巻き上げる。
ルッキーニや宮藤、シャーリーは確実にビームに飲み込まれただろう、と思った、間違いなく。
大きな声が上から響く、ルッキーニの声が。
ルッキーニ「マリア!!俺!」
マリア「あぅ……うぅ……」ギュッ
子供「うぐっ……ひぅ……」
俺「ふっ!」ガラガラ…
ルッキーニ『俺!!マリアは!??」
俺『大丈夫だ。すべてシールドで守りきった』
ルッキーニ『よ、よかった~……』
俺『全機、ネウロイの核は頭部付近だ。こぼれたビームは俺がすべて叩き落す。だから安心して戦え』
宮藤『一体どうやって……』
シャーリー『まさか俺、ネウロイ化するのか?』
俺『ああ、あまり乗り気じゃないがな。さて、三人とも、集中しろよ……!』
マリア「俺さん!腹部と右腕に怪我が!!」
俺「咄嗟のシールドでは全部守りきれなかったからな。体も盾にした」
マリア「そんな!い、今すぐ手当を!」
俺「必要ない。マリア、その子供の目を塞いでおいてくれ。ここからは嫌なものを見せる」
マリア「何をおっしゃって……」
俺「関係のないやつばかり狙いやがって。ふー……ぶっ飛ばしてやるぜ……」
マリア「―――!!」
T R A N S F O R M ! ! ! N E U R O I ! ! !
〔―――SYSTEM CHECK―――〕
ACCESS CODE:[SIg*op/VAQ]
Nigritude...
Exclusiveness...
Ubiety...
Reincarnation...
Oppressor...
Ideal...
...............ALL COMPLEAT!
I'm gonna kick neuroi's fucking ass!
〔―――STARTING―――〕
心臓部が一気に漆黒へと染まり、そこから黒のベールが溢れ出す。
そのベールが体を伝っていき、ドロリと輝くものがかちこちと固まっていく。
目を覆う赤いシールド、斬り殺すような黒い手、黒に輝くボディ、真紅のコア。
わずかに痛んだ心はすぐに敵への闘争心にかき消され、えぐれた腹部とひしゃげた右腕は恐ろしいスピードで回復し
悲しみを潜んだ瞳はすぐに憎しみが込められた。
俺『三人とも、一箇所を集中攻撃だ。全弾撃ちこんでやれ!』
マリア「あ……ひぅ……!そんな……」
俺「……マリア。避難するか、またはそこから動くなよ」ギリッ…
人型のネウロイである俺がマリアの瞳にはどう写っているだろうか。
……想像には堅くないし、こういうのもずいぶんと慣れたものだ。
ありがたいことに子供はマリアがぎゅっと抱きしめて顔を隠しているので、俺の姿は見えない。
シャーリー『ルッキーニ!装甲を打ち破ったら突撃するぞ!宮藤は援護を頼む!』タタタタ
ルッキーニ『うん!』
宮藤『了解です!』ダダダダダ
俺『三人とも!ネウロイをこれ以上南下させないようにも注意しろ!』
宮藤『了解です!俺さんも街をお願いします!』
俺『もちろん、任せろ』
シャーリー『俺!攻撃がくるぞ!』
俺『了解……!』キュィィィン
右腕にエネルギーが収束し始める。
そして圧縮した瞬時に解放。
ネウロイの全身から放たれた赤い閃光をすべて目で捉えると同時にその一つ一つに向けて寸分のズレもなく迎撃を開始。
ビームとビームが重なり合うたびに、ネウロイから放たれるビームはすべてへし折れるように屈折していく。
地上と空の中空で紅光のイルミネーションが展開され、光は消えては走り折れては駆けることを繰り返す。
俺『宮藤!次の攻撃にシールドを展開してくれ!次弾、高圧縮で攻撃する!!』
宮藤『わかりました!』
シャーリー『ルッキーニ!すぐ後に続くぞ!!』
ルッキーニ『うん!』
ネウロイ右翼・左翼から体中央部へと光を凝縮……そして俺への圧縮された殺人的ライナーなビームを撃つ。
しかし、俺にはその攻撃は届かない。
間に割入った宮藤がシールドを全力で展開、ビームと衝突。
宮藤『あくぅっ!!お、俺さん!!』
俺『感謝する宮藤!!砕けろ、ネウロイぃぃ!!』キュィィン
右腕に高圧縮された閃光をネウロイへと放つ。
宮藤のわずか横をひゅんと通り過ぎ……高速、空気を裂き……轟音、衝突。
ネウロイの本体を右翼含め大きくえぐりとった、そして白煙が舞い散る中その隙を狙う者は……。
俺『コアが見えたぞ!!いけ!!』
シャーリー『そぉぉりゃぁぁぁぁぁっ!!!』ブンッ
ルッキーニ『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!』
ロマーニャの希望の星が、光の隙間を縫い、敵コアめがけての突撃。
多重のシールドに付加された魔法が光熱を開放、熱をまとった強力な一撃がコアを……。
貫通。
パキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン――……
ルッキーニ『へっへーんだ!!みったかー!』
シャーリー『あははっ!よくやったな、ルッキーニ』
ルッキーニ『でしょー!?ロマーニャに手出しなんかさせないんだから!』
俺『ふぅ……敵機の消滅を確認。宮藤、けがはしてないか?』
宮藤『あ、はい!全然大丈夫です!それより俺さんこそ怪我してませんか?』
俺『……いやしてない。大丈夫だ。それより街に被害はあるか?』
宮藤『えーと、ほとんど見当たりませんね』
俺『よかった。それなら安心だ』
ぎゅっと握った拳を解いた後、全身の力を抜いてネウロイ化を解除した。
パキンとガラスが割れるような音をたてて、黒いスーツは砕け散り元の人間らしき姿へと戻る。
俺「……マリア、怪我はないか?」
マリア「あり、ません」
俺「そう、か。ならいい。……この街への被害もほとんどないそうだ。たぶん負傷者もいないだろう」
マリア「それなら、いいです。でも避難の際怪我をした人もいると思いますから、それは」
俺「それは、他の人間に任せるんだな」
マリア「……」
俺「……」
俺とマリアの間を沈黙が支配する。
子供はマリアの腕の中で抱きしめられており、すでに泣き止んでいた。
その雰囲気が嫌になり自分から話し始める、目を逸らしながら、かつマリアが俺をみつめているのを無視して。
俺「今日はハプニングだらけだったな。本当にすまなかった」
マリア「あ、いえ、私のほうこそすみませんでした。色々迷惑ばかりかけて」
俺「そろそろ、公務につかなきゃいけない時期だろう。一回だけでも街を見ておきたかったのか?」
マリア「はい。私は、この街を見て、聞いて、知らなければならなかったのです。人々の暮らしや生活、文化などを……」
俺「自分の育った国で、街だしな。帰ったら他の者達に謝っておけよ」
マリア「わかっています、でも、どうしても知りたかったから」
ルッキーニ「おーい、マリアー!!」
マリア「?」
俺「ルッキーニ、どうした?」
ルッキーニ「マリア!!ロマーニャの街並みをみせてあげる!!きて!」
マリア「え?」
俺「ルッキーニが空からロマーニャを見せてくれるそうだ。いい機会だ、行ってきたらどうだ?」
マリア「……はい!最後にみてきます!」
ルッキーニがマリアの手をひっぱって少しだけ持ち上げた後、絵になるようなお姫様抱っこをして上空へとあがった。
シャーリー、宮藤はインカムを外し地上へと降り立った。
見上げながら思うが、あの二人が笑いながら何を話しているのだろうかは定かではない。
ただ、二人にとっては俺たちより思い入れのある街だから……きっとずいぶんと楽しい話なんだろうな、と密かに思っていた。
夕焼け時―
俺「じゃあなマリア。がんばれよ」
マリア「はい!任せてください!」
ルッキーニ「また遊ぼうね、マリア。絶対だよ!」
マリア「ふふ、じゃあずっと友達ですね」
ルッキーニ「あったりまえだよ!」
俺「寂しかったらまたお忍びで基地にでも来るんだな」
マリア「それじゃあまた皆に迷惑かけてしまいますから。でも、ぜひ」
ルッキーニはマリアに抱きついて離れなかったが、シャーリーの説得でなんとか離すことができた。
終始笑いながら俺達を見ていたマリアだが、ふと俺に聞きたいことがあると言ってきたので少し三人とは離れた。
俺「どうした?」
マリア「一つ、聞いてもよろしいでしょうか?」
俺「……どうぞ」
マリア「あなたは、人間……ですか?それとも―――ネウロイですか?」
俺「それは……」
マリア「質問を変えます。あなたは、なぜこの街を守ってくれたんですか?なぜ、ネウロイと戦うんですか?」
俺「……それは俺が―――」
迷った。
ウィッチであるから―――答えられるわけがない。
ヒーローであるから―――答えられない。
男であるから―――関係ない。
戦えるから―――漠然としすぎている。
憎んでいるから―――答えられない。
俺が街を守ったのは……同じ人間であるから?
今は……答えを出しにくい。
ただ1つだけ言えることがある。
俺「……」
マリア「答え、られませんか?私は、あなたの言葉で聞きたいんです」
俺「わかった、答えよう。それは―――きっと、俺が、誰かを守れる力を、持っているからだ」
マリア「……問います、本心ですか?」
俺「たぶん、本心だろうな」
マリア「……ふふっ、相変わらず曖昧な答えを返しますね」
俺「だが、今みんなと共にネウロイと戦っているってことは、そうなんだろうな、きっと」
マリア「ええ、そうだと思います。失礼な質問をして申し訳ありませんでした」
俺「いやいや、全然気にしないでくれ」
マリア「先程の私の問には私が答えましょう」
俺「?」
……黒服の男たちが知らぬ間に俺の後方30mにいた。
マリアはそちらに軽い足取りで歩きながら、少しだけ笑う。
そして俺を通り過ぎると同時に、かすかな声で俺の耳元へむけて告げる。
俺さんは、俺さんです。私が保証します。
と、それだけを言って黒服の男たちのもとへと歩きさっていった。
俺はそれを見送りながら今日買ったタバコを取り出して一本だけ咥えて火をつける。
煙が夕日に紛れてオレンジ色に見える。
それを通してマリアの背中を見送りながら、後ろで呼ぶ声に引かれてゆっくりと歩き出す。
こんな返し方をされたのは
初めてだな。
つまり、答えとしては、俺はまだ人間であると言いたかったのだろうか。
……少しだけ嬉しかった。
俺「ありがとう」
軽く言い残した後、言いたかったことがあってふと振り返って口を動かす。
だが。
それでも。
俺はネウロイだ。
と。
ロマーニャの街をでて幾分か運転したところだ。
私は隣に座っている少し気分が落ち込んでいるような俺の顔をちらりと見る。
それが気になって、ルッキーニも寝ているだろうから、俺に声をかけた。
シャーリー「なぁ俺?」
俺「なんだ?」
シャーリー「ルッキーニに聞いたんだけどさ、俺ってマリアの古い友だちだったんだって?」
俺「ああ、そうだ。結構前にな。ちょっと怪我でロマーニャ公の宮殿に墜落して、運良く助かって、偶々マリアの教育係的なのをさせられていた」
シャーリー「へぇー、それはすごいな。てかロマーニャ公もよくそんなことをさせたなぁ」
俺「まぁ気まぐれか、はたまた俺を知っていたかのどちらかだろうな」
タイヤが地面と擦れてじゃりじゃりという音が車内に響く。
もう日は下がってきているのだが、基地に着くまでにあと少しかかるといった感じだ。
運転は実に温厚に落ち着いてしているつもりなのだが、実に私らしくなくて少しだけ違和感を感じる。
俺「……前に言わなかったが、俺はダイナモ作戦の折に死んだんだよ」
シャーリー「どうしたんだ、突然」
俺「マリアと会ったのはダイナモ作戦終了後。そして死んだのはその前」
シャーリー「……っていうことはその時にはネウロイの体になっていたのか?」
俺「正確には、ネウロイ化に耐えうる身体改造が始まっていたということだ」
シャーリー「マリアと会った頃にはすでに改造が……」
俺「そういうことだ。ネウロイ化が完璧にできるようになったのはここ1年半くらい前のことだ。……マリアを騙していたのさ、俺は」
最後の言葉だけ嫌に聞こえてしまった。
たぶんマリアに色々と聞かれたのだろう。
話の流れからするに……マリアが知っていた俺はネウロイだったのか、信じていたのはネウロイだったのか、ということだろう。
それで落ち込んでいるとしたら、何か言わなきゃいけない気がする。
シャーリー「騙してなんかないさ」
俺「?」
シャーリー「俺は、俺だからな。人間だろうとネウロイだろうと、変わらないさ」
俺「……すまない、ちょっと意味がわからないな」
シャーリー「わからなくてもいいって。とりあえず、大丈夫だって信じておいてくれ」
俺「無根拠すぎる」
シャーリー「私が大丈夫って思ってるから、ってのはだめか?」
俺「……ははっ、なんだそりゃ」
シャーリー「あたしの中じゃ今でも俺はリベリオンのヒーローだよ」
俺は顎に手をあてて考え事を始めた、いくら考えてもわからないっていうのに。
私は横で軽く笑いながら、俺を少しだけさらにからかう。
このことに関して、俺に対し少々勘違いしていたところもあって、私はちょっと意外だった。
私の想像上人間としてずば抜けていて、タフで、強靭な精神をもっているウィッチかと思っていたのだが。
接してみると繊細で臆病な男だった、別に失望したわけでもなくちょっと親近感が湧いたし。
シャーリー「なぁ、俺」
俺「ん?」
シャーリー「また色々と話してくれたらうれしいって思うんだがだめか?」
俺「そんなわけあるか。またいつか話せる時に話すさ」
シャーリー「でも、無理はするなよー」
俺「困ったら泣きつくさ」
シャーリー「そんときは私の胸で泣くといいさ!ってね」
俺「ははっ、本当にいいのか?存分に泣かせてもらうが?」ニヤ
シャーリー「へ?……あ、いや、冗談だぞ!ジョークさ!」
俺「わかってるって」
シャーリー「わかってないだろ、そのにやにや顔はなんだよー!」
俺「なんてことないって」
シャーリー「あ、こら、セクハラで少佐にいうぞ!」
俺「おい、それは反則だろう。シャーリーが言い出して―――……
第5話後半部終了
最終更新:2013年02月06日 23:04