<194X年、とある朝>

ルチアナ「起きてください...」

俺「んん・・・」

ルチアナ「朝ですよー?」

俺「ふぁ.........して...」

ルチアナ「?」

俺「お目覚めのキス、して欲しいな」

ルチアナ「お、お目覚めのキスですか!?」

ルチアナ「......は、はい...」

ルチアナ「きゃっ!?」

俺「おはよう、ルチアナ」

ルチアナ「おはようございます...ってあの・・・」

俺「んー...」クンクン

ルチアナ「恥ずかしいですっ・・・」

俺「パンとソーセージの匂いがするね。今日は軽食?」

ルチアナ「はい、ちょっと忙しかったので...では早く食べに行きま...」

俺「良かった。冷めても大丈夫そうだね・・・・・・」

ルチアナ「んむっ!...朝からこんな事、んっ!...ダメです・・・」

俺「大丈夫だって。まだ・・・時間もある」

ルチアナ「もう...一回だけですよ?...ちゅっ...」


ルチアナ「結局二回もしましたね・・・」

俺「ルチアナが可愛いからしょうがないさ・・・」

俺「美味しい料理、ごちそうさまでした」

ルチアナ「どういたしまして。今日はいつまで掛かります?」

俺「多分・・・19時までには帰れると思うよ」

ルチアナ「ふむふむ...」

俺「じゃあ・・・行ってきます。ルチアナ」

ルチアナ「行ってらっしゃいませ。俺さん」

ルチアナ「・・・私も用意をしないと・・・」

ルチアナ「本当に・・・毎回激し過ぎます・・・俺さんったら・・・」


俺「1番機、高度が落ちているぞ。針路確認も良いが地表面との距離も確認しろ」

ウィッチA『分かりました!』

俺「3番機、今の針路から10度修正しろ。お前は北海に行く気か」

ウィッチC『すみません!』

ハイデマリー「どうして・・・射撃訓練では二人とも良い成績なのに・・・」

俺「リベリアン、だからではないでしょうかね...」

ハイデマリー「どちらにせよ、夜間哨戒では私の指示が必要でしょうね・・・」

俺「なるべく早く、一人で哨戒出来るように訓練させます...」

俺「・・・二番機、現在位置が分かるか?」

ウィッチB『現在は...シャルルロアの上空7600mです』

俺「正解だ。何で判断した?」

ウィッチB『周辺基地からのレーダーの位置や電波強度からです。後はラジオ局の電波も...』

俺「・・・この子、かなり出来そうだ」

ハイデマリー「はい。リベリオン空軍が推薦状を出してきたようですから...」

俺「なるほど・・・」

俺「・・・全機、訓練は終了だ。帰還して良いぞ」

『了解!』

ハイデマリー「いつもありがとうございます。訓練してくださって・・・」

俺「いえいえ、これが私の仕事ですから。そろそろお昼にしましょう」

ハイデマリー「なら・・・あの・・・今日は弁当を作ってきたんです!」

俺「・・・俺に?」

ハイデマリー「はい!もし良ければ...」

俺「あー・・・ルチアナが作ってくれているので・・・」

ハイデマリー「そうですか・・・ごめんなさい」

俺「・・・・・・食べますよ」

俺「これでも結構食べる方ですからね!もう一つくらい軽く食べられますよ!ハハハ」

ハイデマリー「そうですか!ではどうぞ!」スッ

ハイデマリー「後で感想を頂ければ・・・色々参考にしますので...」

俺(食べれるけど・・・太りそうだな。まぁいいか・・・)


学生A「ルッチー!今日の授業はもう終わりー?」

ルチアナ「はい。どうやら担当の教授が休みのようです」

学生A「じゃあ後で一緒にお店に行かない?新しく出来た所なんだけど・・・」

ルチアナ「魅力的ではありますが・・・今日は用事があるので行けません」

学生B「あの彼氏の事?」

ルチアナ「い、いえ。市場に行くだけですよ...」

学生A「美味しい手料理で男をメロメロ、これは強いわね・・・」

学生B「私みたいに料理が上手くない者には他のスキルを磨かないと行けないのに・・・羨ましいわ」

ルチアナ「貴方は前から『結婚しないで働いていく』と言っていませんでした?」

学生B「親が『孫の顔が見たいわー』ってウルサイのよ。まぁ今から頑張れば玉の輿を狙う事くらい・・・うーん」

学生A「ルッチーは本当に恵まれているわよ?相思相愛で相手も空軍の元エースなんて...」

ルチアナ「確かにそうですが・・・そんなに良い訳ではありませんよ」

ルチアナ「ちょっと子供っぽい所もありますし、不思議な趣味もありますし」

ルチアナ「その・・・私を求めたりする事も多いですし」

学生B「もしかして・・・嫌いだったりするの?」

ルチアナ「いえいえ、そんな事はありません」

ルチアナ「ちょっと不器用な所が逆に私を好いてくれていると教えてくれますから・・・」

ルチアナ「もうこんな時間・・・それではこれで。また明日...」

学生B「・・・私もあんな恋がしたいわ」

学生A「そうね・・・」


ルチアナ「このムール貝を一袋お願いしますね」

店主「あぁ君か。今日は貝の炒め物かい?」

ルチアナ「はい。一応それを・・・」

店主「ふむ・・・なら今日はいつものお礼にこれをあげよう!」

ルチアナ「エビ...ですか?」

店主「エビと貝。何を作れる?」

ルチアナ「・・・なるほど、ありがとうございます」

店主「いやいや。彼氏さんもきっと喜ぶよ!」

チリンチリン

ルチアナ「ピーマンとタマネギはあったはず。あとはトマトですね...」

ルチアナ「帰ってくるまでに作らないと・・・」


俺「......2番機、敵は居ないか?」

ウィッチB『大丈夫です。全部落としました』

ハイデマリー『まってください。こちらに一機接近するネウロイがあるようです』

俺「了解。1番機と3番機は迎撃に向かえ。2番機は今の空域を哨戒するように」

ハイデマリー『・・・そろそろ俺さんは帰った方が良いのでは?』

ハイデマリー『きっと・・・ルチアナさんも待っています』

俺「ですが...」

ウィッチA『大丈夫ですよ教官!この空を守ってみせますから!』

俺「・・・分かった。今あるネウロイが迎撃されたら、後は君達と司令に任そう」

俺「もうこんな時間か...今でも待ってくれているかな...」


俺「・・・ただいまー」

ルチアナ「すぅ......Zzz」

俺「ゴメンね。待たせちゃって」

ルチアナ「むにゃ....Zzz」

俺「今日はパエリアを作ってくれたのか・・・頂く事にするよ」

ルチアナ「くぅ.....おいしいですか?...zzz」

俺「・・・・・・美味しいよ。いつもありがとう」

ルチアナ「どういたしまして...zzz」


最終更新:2013年02月07日 13:56