エピローグ
16 名前:熊はひばりに恋をする[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:23:13.55 ID:K52E4OLR0 [7/26]
エピローグ
――
教官さんへ
お元気ですか?
ここスオムスは寒くなる一方です
寒くなると、女の子が厚着をするようになって、肌の露出が少なくて残念です
でも、それを自分の手で剥ぐのがロマンっていう教官さんの言葉を糧に頑張っていこうと思います
それで、先日のお手紙のお返事なんですが、
俺曹長とエルマ少佐は、相変わらずカウハバ基地の飴と鞭コンビとして活躍されています
いつのまにか、スオムス空軍では就任した新人ウィッチはまずカウハバに送れ、という慣習ができたので、カウハバ基地は今若い蕾で溢れかえっています
それなのに……それなのに……! 若い果実にセクハラが出来ないんですよ!?
セクハラをしようとすると大熊曹長が鬼の形相で怒るんです!
まったく…仲間同士のスキンシップだって言ってるのに…
17 名前:熊はひばりに恋をする[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:27:26.28 ID:K52E4OLR0 [8/26]
最後に、今度休暇をいただけることになったので、教官さんの所をお訪ねしようと思います
ご予定を教えてください
それでは、お返事待っています
ハルカ
――
ハルカ「いやいや、この手紙に添えて新人の皆の写真を送りたかっただけなんですって。」
俺「それで、サウナにカメラを持って突撃ですか。」
ハルカ「やましいことなんて考えていませんよ? ただ、まだ熟れていない若い果実のありのままの姿を教官さんにお見せしようと……ふへへ…。」
俺「分かりました。というわけでフィルムは没収しますね。」
ハルカ「ちょっ…別に焼き増しして私のコレクションの一部にしようなんていやらしいことは考えていませんよっ!?」
俺「ハァ……。」
エルマ「あの……ハルカさん。彼女達はまだまだ年頃の女の子なので、誰かに裸を見られるのはさすがに…」
ハルカ「そのおかげで何かに目覚めたら万々歳じゃないですかっ!」
俺「これ以上スオムスに変態はいらねぇっての…。」
19 名前:熊はひばりに恋をする[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:31:12.49 ID:K52E4OLR0 [9/26]
エルマ「と、とにかくっ! このフィルムは私達が没収します…!」
ハルカ「ウエエエエンッ! 教官さんに言い付けてやるぅぅぅ!」ダッ
俺「まったく……あの娘は変わらないですねぇ…。」
エルマ「そうですねぇ…。でも、部隊が明るくなっていいじゃないですか。」
俺「騒がしくなるの間違いじゃないですか…?」
エルマ「それでも、静まりかえった部隊よりはずっといいと思います。」
俺「まぁ、そうですけど…。」
エルマ「俺曹長、新人の皆はサウナから出たみたいですから、もうお休みになりませんか?」
俺「そうですね。あっ…その前にサウナで汗を流してしまいましょう。」
エルマ「そうですね。」
俺「あのっ……その…だな…。」
エルマ「? どうしたんですか、俺さん?」
俺「エルマ………その…いっしょに入らないか?」
エルマ「へっ…?」
20 名前:熊はひばりに恋をした[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:36:04.67 ID:K52E4OLR0 [10/26]
エルマ「お、お待たせしました…。///」
俺「お、おう…!///」
エルマ「あ、あの……隣失礼しますね…。///」
俺「さすがにタオルは巻いているか…。」ボソッ
エルマ「えっ……?」
俺「いやっ………そのっ…違っ…!」アタフタ
エルマ「す、スイマセン…! さすがに真っ裸は恥ずかしい…です…。///」フシュー
俺「まぁ…うん……俺も腰にタオルを巻いているからお互い様だよ。」
エルマ「………。」
俺「………。」
エルマ「や、やっぱり俺さんの体は筋肉質でたくましいですね。」
俺「え、エルマの体だって肌が真っ白で本当にキレイだ。」
エルマ・俺「「///」」プシュー
俺「………。///」
エルマ「………。///」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:41:23.43 ID:clsWOEjg0 [6/22]
もげろ支援
22 名前:熊はひばりに恋をした[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:41:29.41 ID:K52E4OLR0 [11/26]
俺「そ、そういえば…カタヤイネンを今度設立される第502統合戦闘航空団に召集しようという話が出ているみたいだな。」
エルマ「本当ですかっ!?」
俺「ああ。教官少佐が手紙でそう言ってた。」
エルマ「ニパさんが統合戦闘航空団か…。」
俺「大物になるとは思っていたが、ここまでとはなぁ…。」
エルマ「ニパさんは頑張り屋さんですから、これくらい報われないと。」ニコッ
俺「そうだな。まぁ、まだ相変わらずストライカーはよく壊すらしいが。」
エルマ「フフフ…もう皆慣れちゃってますよ。」
俺「ハハハ…慣れたくねぇってのにな。」
エルマ「イッルさんも501JFWに行って、今では伝説の魔女の一人と言われるくらいになっていますし、
ラプラさんとハッセさんは今やスオムスを引っ張る二大エースです。
皆すっかり立派になっちゃって…。」
俺「そういえば、今度ユーティライネンがカウハバに来るんだっけか?」
エルマ「はい。その時に誰か紹介したい人がいるそうですよ?」
24 名前:熊はひばりに恋をした[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:44:09.71 ID:K52E4OLR0 [12/26]
俺「そうかぁ…ついにアイツにも大切な誰かができたのか…。」
エルマ「フフッ…寂しいですか?」
俺「ちょっとな…。でも、嬉しさの方が大きいよ。これでアイツも真のエースになれるな。」
エルマ「そうですね。もう私達の力なんていりませんね…。」
俺「俺達なんて2年前アイツらと別れてからとっくにいらなくなってるよ。」
エルマ「彼女達は立派になって………私達はどうしましょうか。」
俺「俺達?」
エルマ「はい。俺さんはもう20歳を過ぎてほとんど魔法力が残っていませんし、私ももう若くはありません。
今までとは違う……ウィッチではなくなったらどうしましょうか。」
俺「う~ん…どうするかなぁ…。飛べないんだったら誰か他の飛べる奴に任せた方がいいから、このまま教官を続けるわけにもいかないしなぁ。」
エルマ「どうしましょうかねぇ…。」
25 名前:熊はひばりに恋をした[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:45:03.45 ID:K52E4OLR0 [13/26]
俺「いっそ軍をやめちまうか?」
エルマ「あっ…いいですね、それ。」
俺「どこか田舎に引っ越してさ、俺が猟、エルマが野菜を育てて暮らすんだ。いいだろ?」
エルマ「フフッ…素敵です。」
俺「よし、それでいこうっ! これで退役後にやることができた。」
エルマ「はい。楽しみですね。」
俺「ああ、楽しみだ。
楽しみができたからさ、」
エルマ「もっと今のお仕事を頑張りましょうか。」
26 名前:熊はひばりに恋をした[sage] 投稿日:2011/09/10(土) 14:46:12.32 ID:K52E4OLR0 [14/26]
俺「たくさんの若い芽のために自分の人生をかけるっていうこの教官という仕事が出来るのはあとちょっとだから、精一杯頑張ろう。
それが終われば、二人のためだけに人生を使えるようになるからさ。」
エルマ「もしかしたら、そういう生き方は性に合わないかもしれませんよ?」
俺「その時は塾でも開こうぜ。」
エルマ「フフッ…そうですね。」
俺「どんなことだっていい。エルマがいっしょにいてくれればそれだけでいい。
俺は不器用で、ぶっきらぼうで、鈍感で、お前にたくさんつらい思いをさせるかもしれない。
それでも俺に付いて来てくれるか?」
エルマ「私はドジで、弱虫で、要領が悪くて、貴方にたくさんの迷惑をかけるかもしれません。
そんな私ですが、
これからもよろしくお願いしますねっ♪」ニコッ
お わ り
最終更新:2013年02月07日 14:04