保守家の朝は……遅い。
アタシ「良い男ォ……ｚｚｚ」
無職「そろそろ朝か……朝日が眩しいしそろそろ寝よう」
時計：じりりりりり……
つなぎ「うーん……」
わんこ「（うるさいよう）」（バンッ！）
時計：………
つなぎ「ｚｚｚ……」
わんこ「ｚｚｚ……」
つなぎ「んー……良く寝た」
わんこ「（おはようお姉ちゃん）」
つなぎ「おはようわんこ。目覚ましが鳴る前に起きちゃったね」
時計：AM7:00
つなぎ「……７時？」
わんこ「（うなされてたからとめといたよ！えらい？えらい？）」
つなぎ「……いやぁ！急がないと遅刻しちゃう！」
わんこ「？」
家：ドタバタドタバタ
アタシ「アタシのバベルの塔でぐふふ……ｚｚｚ」
つなぎ「お兄ちゃん急いで起きて！もう7時だよ！」
アタシ「つなぎちゃん。アタシの事はお・ね・え・ち・ゃ・んでしょ？もう、何度言えばわかるのかしらぁ」
つなぎ「そんな事言ってる場合じゃないよ。もう7時だよ？」
アタシ「……いやぁぁぁん。会社に遅刻しちゃうじゃない。どうして起こしてくれたなかったのよう」
つなぎ「些細な事故で目覚ましが鳴らなかったのよ」
アタシ「ああん！もう仕方ないわぁ、急いで準備しなきゃ……つなぎちゃん？何時まで居るつもりかしらん。アタシのお着替えを見たいのかしらん？」
つなぎ「お兄ちゃんの馬鹿！私も急いで準備しなきゃ」
家：ドタバタドタバタ
わんこ「（おきておきて）」（ユサユサ）
ネウィッチ「うー……ｚｚｚ」
わんこ「（はやくおきて！はやくはやく！）」（ユサユサユサユサ）
ネウィッチ「わんこぉもう朝ぁ？お休み……」
わんこ「……」（ユサユサ・イライラ）
ネウィッチ「……ｚｚｚ」
わんこ「（おきないとこうだ！）」（モミモミパフパフ）
ネウィッチ「ちょっ、わんこくすぐったいやめろ。はやく！」
わんこ「（おきた？）」
ネウィッチ「……おはよう、わんこ。頼むからもう少し起こし方を考えてくれってもう7時じゃん。急がないとまた遅刻する！」
わんこ「？」
家：ドタバタドタバタ
アタシ「つなぎちゃん、アタシは今日夕食いらないわん」
つなぎ「わかったお兄ちゃん。ネウィッチ早く早く！」
ネウィッチ「わかってる。いくぞつなぎ」
つなぎ「無職お兄ちゃんは多分寝てるからいいとして……わんこお留守番よろしくね」
わんこ「（うん！まかせて）」
ネウィッチ「あれ？そういえばあいつは何処だ？」
つなぎ「……そういえば姿が見えないわね。きっと私達を裏切って先に出かけたのね」
ネウィッチ「学校で見つけたら断艦の刑だな」
つなぎ「ええ、お願いネウィッチ。それじゃいってきまーす」
ネウィッチ「……いってきます」
わんこ「（いってらっしゃーい）」（バイバーイ）
わんこ「（……ひまー）」（トコトコ）
無職「……ｚｚｚ」
わんこ「（おにーちゃん。あそんで！）」（ユサユサ）
無職「……ｚｚｚ」
わんこ「（あーそーんーでー！）」（ユサユサ）
無職「わんこ……さっき寝たばかりだから起こさなくていいよ。今日は面接ないんだよ」
わんこ「（あーそーんーでーー）」（ユサユサ）
無職「ああ、わかったよもう！起きればいいんだろう起きれば！」
わんこ「（ネウハンやろう？ネウハン！）」（クイクイッ）
無職「P○P？一緒にネウハンがやりたいのか仕方ないな、ちょっと待っててくれよ」
わんこ「（わーい！）」（パタパタ）
～～～～～
無職「鬼刃、鬼刃、鬼刃、大回転！」
わんこ「(またころんだ……)」(ｼｮﾎﾞｰﾝ)
無職「回復剤回復剤！死ぬっ死ぬっ」
わんこ「(ぼくひとりでがんばろう)」
無職「いやー、わんこごめんねー。お兄ちゃんやられちゃった」
わんこ「(ためてためてーえーい！)」(ｶﾁｬｶﾁｬ)
PSP:ネウロイXー12を倒しました。クエストを終了します
無職「ようやく倒せたね。報酬は……殆どない……」
わんこ「(やったーいっぱいでたよ！)」
無職「Xー12のコアで過ぎだよ。どれだけ剛運なんだ……」
つなぎ「確か1年の教室よね？」
ネウィッチ「ああ。確か2組だったな……居た！」
剣聖（子）「あれ？ネウィッチ姉さんにつなぎ姉さん、ここは1年の教室だけどどうしたの？」
ネウィッチ「言い残す事はそれでいいな。断艦！」
剣聖（子）「急にあぶなっ！？俺じゃなきゃ今頃死人がでてる所だったよ！？」（ギリリリ……）
ネウィッチ「ちっ、止めたか。お前もすぐに刀を抜くのは辞めたらどうだ？私じゃなきゃ今頃真っ二つだろう」
剣聖（子）「ちゃんと相手を選んで抜いてるから大丈夫だよ」
教室内：がやがやがや……ｱｯﾁﾃﾞﾔﾚｰ
ネウィッチ「……zzz」
つなぎ「(ネウィッチ、ネウィッチってば！起きないとやばいよ！)」
ネウィッチ「つなぎぃ……眠いから寝かせてくれ」
つなぎ「(あーあ……先生こっちに来たよ。私しーらないっと)」
ミーナ「ネウィッチさん？今は授業中ですよ？そんなに私の授業はつまらないかしら」
ネウィッチ「……zzz」
ミーナ「ネウィッチさん！？」
ネウィッチ「うるさいなー……ミーナ先生そんなに怒ってるとシワになってBB」
ミーナ「……」
包丁:ざくっ！
周り:あっ、ミーナ先生が切れた。ネウィッチの机に刺さってるの包丁じゃないか！？誰か教官先生呼んでこいよ！
ミーナ「ネウィッチさん？今なんて言おうとしたのかしら」
ネウィッチ「ミーナ先生の授業は楽しいなー。先生は綺麗だし、優しい旦那さんもいて羨ましいって言おうとしましたー(棒)」
つなぎ「(上出来よネウィッチ。ちょっと棒読みだったけど大丈夫かな？)」
ネウィッチ「(仕方ないだろつなぎ。けど助かった)」
ミーナ「ネウィッチさんは口がお上手ね。美人で綺麗で可愛いなんて///」
ネウィッチ「そこまで言ってないけど」
ミーナ「何か言ったかしら？」
ネウィッチ「何も言ってません(教官先生も大変そうだなー)」
ミーナ「それでは授業の続きに戻りましょうね。ネウィッチさん？今度居眠りしたらコアに包丁を突き立てるからその気でね？」
ネウィッチ「ハーイハンセーシテマース(棒)」
アタシ「ギリギリセーフねん？みんなーおはよー。今日も頑張ってデスマーチよ！」
助手「何がギリギリセーフねん？だよオッサン！みんな昨日は徹夜で作業してたのに一人だけのうのうと帰りやがって！」
アタシ「誰がおっさんじゃ！やんのかコラ！」
助手「上等だコラ！今日こそ決着を付けてやろうかコラ！」
ペロ「今日も主任と副主任はげんきねー」
パシリ「この光景を社長が見たらきっとぶち切れそうだ……」
ミノムシ「アタシ主任。渡して置いた設計図なんだけどそろそろ試作品が出来上がる頃だよね？」
ペロ「社長おはようございます。リーネちゃんペロペロ……」
リーネ「きゃぁっ！？何をするんですか！？」
ペロ「ペロペロさせろー……」
ミノムシ「ペロフェッサー、そんなに潰れたいか？」
ペロ「ペロペロして潰れ死ぬなら本望よ！」
ミノムシ「潰れとけ」
部屋の隅:ぐしゃぁ……
ミノムシ「リーネ、大丈夫だったかい？」
リーネ「はい、ギリギリで大丈夫でした。でもペロフェッサーさんは大丈夫でしょうか……」
ペロ「ぺ…ロペ……r……」
ミノムシ「気づいたら復活しているさ。ギャグの世界の住人は死なないからな」
パシリ「ミノムシ社長おはようございます。主任はちょっと今取り込み中でして」
ミノムシ「取り込み中……ねぇ」
アタシ「オラァ！かかってこいよ助手！」
助手「スパナが唸りをあげるけどいいんですかぁ？」
アタシ「武器を持つなんて汚い。流石助手汚い！」
ミノムシ「ずいぶんと楽しそうな取り込み中みたいだね」
パシリ「楽しそうですよね……」
ミノムシ「……とりあえず全員潰れて反省しとけ！！」
部屋:ぐしゃ ぐしゃ ぐしゃ
最終更新：2013年02月07日 14:46
