調理室
米袋「・・・」カラン
談話室
カイエン「というわけだ。一晩で3袋あった米が全て消えた」
ガランド「どうしてだい?」
カイエン「台所にこれが落ちていた・・・」スッ
ガランド「銀色の髪・・・ボルゾイちゃんか・・・」
「朝、台所に向かうのを見たけど・・・流石だね・・・」
カイエン「それで買い出しに行く許可をもらいたい」
ガランド「そうだね・・・うん、許可しよう。この世界のことも調べないといけないしね」
「ただ・・・問題は・・・」
カイエン「あぁ・・・金だ」
ガランド「一応身分証明書と共に財布があったけど前の世界のお金が使えるのかな?」
―――問題ない
カイエン(兵器か・・・)
―――前の世界の金は引き継ぎ使える。正門前に車を用意しておいた。それでいくがいい
ガランド「そうですか・・・後はカイエン君。君に任せるよ」
カイエン「人員は勝手に決めさせてもらう。いいな?」
カイエン「・・・」
ガランド「どうしたのかな?」
リーネ「」ワクワク
更正「おっしゃー!遊ぶぞゴラー!」
ボルゾイ「眠い・・・」
カイエン(俺はリネットだけを呼んだはずだが・・・)
ガランド「リーネちゃんが行くんなら私も行く。これは最早約束事だよ」
カイエン(・・・お前は何を言っているんだ?)
更正「まぁ、ええやんええやん!たくさんいたほうが楽しいじゃない!」
カイエン(遊ぶために行くんじゃないんだが・・・)
ボルゾイ「街の食べ物に興味がある」
カイエン(そもそもお前のせいで・・・)
リーネ「あの・・・もしかして駄目でしたか?」
ガランド「そんなことないよリーネちゃん。さてそろそろ出発しようじゃないか」
カイエン「・・・はぁ・・・」
怪異サイド
衝撃波「なぁ、そろそろ街に行かないか?」
不良「随分急だな・・・いきなりどうした?」
衝撃波「街はこんな場所よりも情報がたくさんあるだろう?」
暗兵「確かにそうだな。敵の基地が割れれば一気に攻められる」
衝撃波「よし!じゃあ早速街に行く準備だ!」
父「街に行くなら用心棒が必要だよな」チャキ
携帯「アウトォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ダン!
父「うおぅ!?」
携帯「お前が街に行くのは禁止!絶対禁止!」
父「な、何故だ!」
携帯「刀で何もかもぶった切っちゃうじゃないですかー!やだー!」
父「駄目なのか?」
携帯「家庭の諸事情で街に行くことだけは許しません!」
父「そうか・・・」ショボン
携帯(よし・・・これでいい・・・父が街に行って戦いなんて起こった暁には世界が崩壊しちまう・・・)
(暗兵と不良はガラじゃないし、恐らく行かない・・・と思う)
衝撃波「じゃあ王子と俺。それと不良で行こう」
携帯「アウトォオオオオオオオオオオオオオ!!!」ドン!
衝撃波「今度はなんだよ・・・」
携帯「喧嘩っ早い不良はアカン!」
不良「あぁ!?」ギロッ
携帯「スミマセン・・・ナンデモナイデス」
(DQNこえええぇぇぇぇぇぇ!)
衝撃波「決まりだな」
王子「俺も街に行くんですか!?」
衝撃波「王子は顔見られてないし。何よりイケメンだからな」
「敵の基地とかの情報を集めるにはうってつけじゃないか」
王子「街に出ると色々厄介なので行きたくな―――」
不良「うるせぇな・・・いいじゃねぇかちょっとぐらい」
「情報を集めるだけだろ?」
王子「そんな・・・」
ガヤガヤ、ワイワイ
カイエン「随分賑わってるな・・・」
ガランド「さぁリーネちゃん。向こうでお茶でも買ってこよう」
リーネ「はい!」
更正「遊び倒すぞーーー!」ダダダダダ
ボルゾイ「くんくん・・・っ!スイーツの匂い・・・!」タッタッタ
カイエン(目的を完全に忘れてるな・・・)
<キャーキャー コッチムイテー キャーキャー
カイエン「・・・なんだ?」
女1「ねぇ君。何歳?何処から来たの?」
王子「ええっと、17歳です。向こうの湖方面からきました」
女2「ちょっと!抜け駆けは許さないわよ!」
王子「あの・・・喧嘩は・・・」
女3「あぁ!?私が先に目をつけたのよ!あんたたち離れなさいよ!」
王子「不良さーん!助けてくださーい!」
衝撃波「不良の奴なら街に着いた瞬間どっかにいったぞ?」
「じゃあ頑張れー」スタスタ
王子「待ってください!」グイッ
衝撃波「あー!やめろ!放せ!」
女1「誰!?あんたみたいな男興味ないの!あっちいって!」
女2「消えなさい!女の中に入りたいからってよってこないでよ!」
女3「しっしっ!」
衝撃波「・・・死のう・・・」スタスタ
王子「あぁ!ちょっと衝撃波さん!」タッタッタ
衝撃波「なにかあったらインカムで連絡よこせ・・・じゃ・・・」
王子「待ってくださいよ!」
ドカッ!
王子「っ!」
ヤンキーA「あぁ!?」
ヤンキーB「なんだてめぇ!」
王子「えっと・・・その・・・ごめんなさい!」
ヤンキーA(ほぉ・・・中々の上玉だ・・・売ったら値がはるじゃねえか?)
「俺ぁウィザードファミリーのヤンキーAっつーんだ。よろしくな坊主」
ヤンキーB「喉が渇いたし・・・丁度いい。お前なんか買ってこいよ」
王子「え?」
ヤンキーB「当然だろ?人様にぶつかっといて謝るだけってのはただの逃げだろ?」
王子「でも・・・お金が・・・」
ヤンキーA「お金がなくてもあの女どもから金巻きあげりゃあいい話だ」
王子「」ピクッ
ヤンキーA「どうしたんだよ。さっさと行けよ」
王子「・・・いやです」
ヤンキーB「あ?」
王子「人をそうやって利用したくはありません・・・」
ヤンキーB「なんだ?お前ウィザードファミリーの怖さをしらねぇのか?」ピョコン
ヤンキーA「どうやらお灸を据えないといけないみたいだなぁ!」ピョコ
王子(!・・・使い魔の耳!?)
ヤンキーB「砕けろ!クソガキ!!!」ブォン!
ガシッ!
カイエン「・・・」
ヤンキーB「なんだ?てめぇ・・・」ギリギリ
カイエン「・・・人前で・・・か細い少年を殴るのは・・・感心しないな」
ヤンキーB(動・・・かねぇ・・・!)ギリギリ
ヤンキーA「てめぇ!何者だ!」
ヤンキーB「ウィッチファミリーのもんじゃねぇな・・・」
カイエン「・・・」ミシミシミシ
ヤンキーB「ぐっ!」
ヤンキーA「気安く俺達に触んじゃねぇ!」ブン!
カイエン「」ヒョイ
ヤンキーA「ちょこまかちょこまかと・・・!」
王子(なんだこの人・・・不思議な感じがする・・・ここの町の人とは異質な感じが・・・)
カイエン「・・・小僧・・・逃げるぞ」
王子「え?」
カイエン「こっちだ」グイッ
王子「ちょ、どこにいくんですか!?」
女's「キャーーーーー!待ってーーーーーーーーーーー!!!」
ヤンキーB「くっ!逃げる気か!」
ヤンキーA「俺はボスに連絡して増援をよこしてもらう!逃がすなよ!?」
ヤンキーB「あぁ!まかせろ!」
路地裏
カイエン「はぁ・・・はぁ・・・」
王子「はぁ・・・はぁ・・・」
王子「あの・・・ありがとうございます。おかげで難を逃れることができました・・・」
カイエン「・・・」
王子「俺、王子っていいます。あなたは?」
カイエン「・・・自己紹介をしてる暇はない・・・すぐ奴らがくる・・・」
王子「え?」
<どこだ!でてこい!
王子「!?」
カイエン(見つかるのも時間の問題か・・・)スッ
王子「どうする気ですか!?」
カイエン「俺がおとりになる・・・お前は逃げろ・・・」
王子「無茶です!あなたは俺より疲れてるじゃないですか!」
カイエン「犠牲は・・・一人だけでいい・・・」
王子「あなただけを犠牲にするわけにはいきません・・・俺も戦います!」
カイエン「・・・死ぬ気か?」
カイエン「相手はウィッチだ・・・ただの人が敵うわけないだろう・・・」
王子「大丈夫です!問題ありません!俺もウィッチです!」
カイエン「・・・何?」
カイエン(こいつも・・・ウィッチなのか・・・?)
王子「足手纏いにはなりません!お願いです!」
カイエン「・・・ウィッチなら・・・話は別か・・・」
王子「じゃ、じゃあ!」
カイエン「勝手にしろ・・・」
王子「はい!」
最終更新:2013年02月07日 14:52