━1940年12月6日━
自室
俺「その、誕生日おめでとう」
ビューリング「ふふ、ありがとう」
俺「これを…」
ビューリング「?」
そう言いとあるモノを出す。
ビューリング「ネックレスか?」
そう、ダックスフントの絵が彫られたプレートの付いたネックレス。
俺「あぁ、前市街に出た時に見つけてな」
うーむ。微妙な反応。気に入らなかったか?
ビューリング「とりあえず、着けてくれ」
俺は言われるまま後ろに回り、それをビューリングの首に着けた
ビューリング「似合うか?」
そう俺に尋ねるビューリングは少し嬉しそうだ
俺「うん。とても」
そして、一緒にベッドの淵に座った
ビューリング「でも、意外な物をもらったな」
俺「そうか。実はあんまり嬉しくなかったとか?」
ビューリング「いや、違うんだ。ただ、意外だな、ってだけだ。こういうのを人からもらうの
初めてだしな。ありがとう」
俺「どういたしまして」
ビューリング「それとな。今日話しておきたいことがあってだな」
そう言いビューリングが俺の方を見る。その目はとても真面目だ
俺「なんだ?」
ビューリング「今日で私は二十歳だ。今までだんだん魔力が衰退してきたが、これから一気に衰退するだろう。」
俺「…」
ビューリング「恐らく教官としてブリタニアに呼ばれる日もそう遠くないと私は踏んでいる。だが、私は教官の任務が一年経ったら軍を辞めようと思うんだ。その頃になったらちょうど俺もあがりを迎えるころだしな。だから…」
俺「…」
ビューリングは一度下を向きそしてまた視線を戻す
ビューリング「だから、私が軍を辞めたら…結婚しよう」
俺「!」
心臓が激しく鼓動するのを感じる。
ビューリングは無言で、ダメか?、という視線を送ってくる
俺「ちょっといいか?」
一旦経ち上がり部屋のタンスの奥から前々から渡すタイミングを計っていた箱を出す
そして彼女の前で箱を開ける
ビューリング「!」
俺「俺からも言わせてくれ。」
俺「俺と結婚してくれ」
ビューリングは無言でうなずく
ビューリング「…それを私の指にはめてもらえないか?」
俺「喜んで」
ビューリングの指にそれ、婚約指輪をはめる
そしてお互いどちらからともだなく抱きしめた
ビューリング「愛してる」
俺「俺も」
一旦ビューリングが体を離し口を開く
ビューリング「私と俺の間には国籍や軍籍関係とかいろいろ厄介事があってすぐには結婚出来ないかもしれないが、今日から私と俺は夫婦だ」
俺「うん///」
ビューリング「誓いのキスだ」
そう言いお互いに顔を近づけ、キスする
ビューリング「ん…ちゅ……んん」
俺「ん……ちゅ…」
そのまま数分間俺とビューリングはお互いを求めあい、そして唇を離した
ビューリング「これからずっと私のことを頼むぞ」
俺「…もちろんだ」
ビューリング「もう一回だけ」
そうしてもう一度今度は軽めのキスを交わした
その後夕食時俺とビューリングは結婚することを皆に報告した
そのことが二人のその後にかかわるとはその時だれも思っていなかった
最終更新:2013年02月07日 15:08