<パッパパーパーパパーパッパパッパパー、パッパパパパパー
俺「ぉが?」
起床ラッパで目を覚ます
俺「ん~……あれ?」
いつも隣で寝ているエイラとエフィが居ない
俺「えっと…エイラは…サーニャが夜間哨戒だったから、あっちの部屋で…エフィは…」
目をこすりながらエフィのベッドのほうを見る
ネウ子「スゥ……スゥ……」
エフィがベッドにうつ伏せになって寝ていた
枕元には開きっぱなしの分厚い本と、つけっぱなしのスタンドライトがおいてあった
俺を起こすまいと自分のベッドで本を読んでいるうちに、寝てしまったというわけか
俺「毛布ぐらいはかけて寝ような」ファサ
ネウ子「ムニャ…」
エフィに毛布をかけた後、着替えを済ませ、部屋を出る
俺「今日は……休みか」
射撃でもやろうか
第六話 "Coccinella Incident"
談話室
ミーナ「みなさん、おはようございます」
どこか中学校のホームルームを思わせる感じで朝のミーティングが始まった
ミーナ「今日の通達です。先日来の施設班の頑張りにより、お風呂が完成しました。本日正午より、利用可能です」
宮藤「わーい!やったー!」
ルッキーニ「お風呂!オフロ!」
はしゃぐ年少組
ミーナ「では、各自今日は自由行動です。お風呂の件、他の人にも教えてあげてね」
リーネ「良かったね、芳佳ちゃん」
宮藤「うん!リーネちゃんも入ろうね。ペリーヌさんも」
ペリーヌ「え?ま、まぁ、汗をかいた後にスッキリするのはいいことですわ」
ルッキーニ「お風呂!お風呂!あたしがいちばーん!」タッタッタ
坂本「待て」グイ
ルッキーニ「ウジャ?」
坂本「聞いていなかったのか?風呂が使えるのは正午からだ」
ルッキーニ「えぇ~?まだダメなの~?」
坂本「風呂に入るまで時間がある。そこで、風呂に楽しく入る方法があるんだが、」
宮藤「え?何なんですか坂本さん?」
ニヤッ、って音が聞こえた気がする
坂本「訓練で汗をかけ!全員、基地の周りをランニングだ!」
一同「ええ~!?」
坂本「つべこべ言わずに、走れっ!」
一同「は、はい~!」
ドタバタと部屋を出て行く
坂本「まったく、何で風呂如きであんなにはしゃげるんだ」
俺「いいじゃないですか。それで英気が養えるなら」
ミーナ「あら、居たの?」
さらっとひどいなぁ…
俺「最初から居ましたよ。終始無反応でしたがね。お二人に話がありまして」
坂本「前に言っていた、ネウロイの告げた座標のことだな」
俺「はい」
少佐と中佐には、あのことはもう話してある
タワーを撃破したとき、サーニャが聞いたという数字。それが指していた場所……マルタ島
俺「もう少し詳しく調べたみたところ、座標はマルタ島の東岸付近を指していました」
ミーナ「そのあたりって確か……」
俺「ええ、ドーム型ネウロイが居座っている場所です。座標はドームの中を指していた」
坂本「だが、そのドーム型はしばらく前から居たし、こちらも存在を知っていた。タワー型は何を伝えようとしていたんだ?」
俺「おそらく……ここに来い、ってことなんじゃないでしょうか」
ミーナ「交渉の場?」
俺「詳しくは分かりませんが、ドームの中は外と隔離されている。ブリタニアの時、人型が宮藤を巣に招いたのと同じです」
坂本「一対一で、何かを話したい」
俺「その可能性が高いです」
ミーナ「…上層部でも、マルタ島のネウロイを叩く作戦が立案されているの」
俺「その作戦に、俺かサーニャが動員されるよう、手を回してくれませんか?」
ミーナ「やってみるけど、期待はしないでね?」
俺「はい」
エフィいわく、あのドーム型はかなり変わった個体なんだそうだ
ドーム自体がネウロイの一個体で、中に複数のコア持ち個体を収納しているとか
ネウロイの巣に近い機能を持っていることから、エフィはあれをコロニー型と呼んでいた
俺には、あのコロニー型の中に、穏健派の生き残りが居るような気がしていた
何の根拠もないが、なぜだがそんな気がする。中に入り込んで、接触しなければという気になる
エフィも、コロニー型は変わった匂いがするという。急進派らしからぬ点があるとか
坂本「ともかく、今はその作戦が実行に移されるのを待つしかないな」
俺「そうですね」
ミーナ「今日はせっかくのお休みなんだから、しっかり休みなさい」
俺「そうします。と言いたいですが、午前中は射撃訓練をやるつもりです」
坂本「ん?いつもやってるじゃないか」
俺「ああ、いえ」
背中から、ウェンチェスター1887とモシンナガンM28を取り出す
俺「私物の銃を撃とうかと。たまに撃ってやらないと拗ねるんですよ、銃ってのは」
では、と一礼してから部屋を後にする
どれから撃とうかナァ…
ミーナ「どこから出したの、あれ?」
坂本「…さぁ?」
俺・エフィの部屋
ネウ子「………ん?」
起床
ネウ子「あ……」
しまった、寝すぎた、と思い、体を起こしたとき
ネウ子「!」
気配を感じた
ネウ子(反応は小さいけど、近くに居る……敵……)
潜入型?コアの小型化に手間取っていたのに、もう完成したの?
ネウ子(どうしよう……)
何とかしなきゃ……でも何をすれば?
ネウ子(とりあえず、私のコアを省電力モードにして…)
先ず、彼と合流しよう
壁にかけてあった小銃らがなくなっているから、きっとシューティングレンジだ
ネウ子(急がないと…)
ベッドから抜け出し、駆け出した
射撃訓練場
ここに来てまず最初にやること
銃に弾を込める。この作業が楽しい
撃ってるのも楽しいが、その下準備も楽しい
俺(プラズマライフルはガスを入れるだけだからなぁ。この一発一発入れる動作が楽しい)
最初にスコープを装着したモシンナガンを手に取り、長距離狙撃のレンジへ向かう
このモシンナガンは、M28というスオムス製のもので、ヨロイネン観測所から持ち込んだ
俺(ホントは、ピストルグリップのM39が欲しいんだけど…我慢我慢)
ボルトアクションなら何でもいいというわけではないのだよ
俺(さて撃つか!)
風呂前 廊下
ネウ子「……」タタタ
走り出した後気づいた
ネウ子(シューティングレンジってどこだっけ!?)ドーン
無駄に広いこの基地が恨めしい…
坂本「コラ、廊下を走るな」
ネウ子「キュ!?は、はい……キュ?」
少佐に呼び止められた。少佐のほかにも何人かが集まっている
ネウ子「エイラ姉さん、なに、やってるの?」
エイラ「あ、エフィ。風呂が使えるようになるのを待ってるんダ」
ネウ子「風呂?扶桑の、習慣の、あれ?」
宮藤「エフィちゃん、知ってるの?」
ネウ子「本で、読んだ」
リーネ「なら、一緒に入ろうよ」
ネウ子「キュ?」
坂本「それがいい。風呂はいいぞ…っと、時間だ。入って良し」
少佐が手元の懐中時計をしまいながら言った
宮藤「さ、入ろ!」
ネウ子「あ…」
宮藤に手を引かれ、脱衣所に連れて行かれた
ネウ子(俺兄さんに会わないと…でも…)
風呂にはちょっと興味がある
ネウロイは基本水がダメだが、エフィの場合、人に擬態しているときなら、水をかぶっても平気なのだ
風呂に入るのと俺に合流するの。敵が近くに居るこの状況でどちらを優先すべきは明白だが
ネウ子(ゴメン、俺兄さん。私はまだ、自分の好奇心を制御できない…)
脱衣所で服を脱ぎ出す、エフィなのでした
風呂場
ルッキーニ「いっちば~ん!」ザブーン
宮藤「にーばんっ!」サバーン
二人が水しぶきを上げながら浴槽に飛び込む
……飛び込めるだけの深さないはずなんだけどなぁ
ルッキーニ「サイコー!」
宮藤「気持ちいい……リーネちゃんもエフィちゃんも早く!」
ネウ子「キュー」
リーネ「地面、滑りやすいから気をつけてね」
体の前をタオルで隠した二人が浴槽にゆっくり入る
ネウ子「……」
エフィはその場に腰を下ろし、肩までお湯につかる
ネウ子「ほぅ……」
気に入ったみたいです
リーネ「熱くない?」
ネウ子「ちょうど、いい」
リーネ「そう」
しかし、リーネは足を浴槽に突っ込んだだけで、タオルを取って肩までつかろうとしない
エイラ「何恥ずかしがってんダ?」
何も隠していないエイラが言う。少しは恥らい持てよ、彼氏持ちだろ?
エイラ「ニヤッ……えい!」
片手でリーネのタオルをひったくる
リーネ「ひゃぁ!///」
あんたほんとに15歳ですかと言いたくなる裸体があらわになる
リーネ「ちょっとエイラさん!」
エイラ「オ?リーネ、またおっきくなったんじゃないカ?」
どれどれ~、と両手をワキワキしながら近づき、
エイラ「うりゃうりゃうりゃー」ワッキワッキ
リーネ「キャー!///やめてエイラさーん!!」
鷲づかみ。育ち盛りだなぁ
宮藤「ふぉぉ…」
ルッキーニ「芳佳はどれどれ…えいっ!」
宮藤「うひゃぁ!うう~…///」
背後から胸をもまれた宮藤が恥ずかしそうな顔をする
ルッキーニ「あ~、やっぱり残念…」
宮藤「残念………残念って何!?」
ルッキーニ「残念無念…」
胸だけに……サーセン
ネウ子「エイラ姉さん。成長、途中の、胸は、触られると、痛いことが、あるから、注意」
エイラ「へ~い……ん?エフィ、お前もなかなかあるナ…」
ネウ子「キュ?」
そういわれて、自分の胸に目を落とす
ネウ子「エイラ姉さんと、同じ、くらい」
エイラ「いや、私よりもうちょっとある…お前、着痩せするタイプカ…」
ネウ子「姉さんだって、着痩せ、する」
じっとエイラの胸を見る。服の上から見たときに比べて思いのほか大きい
エイラ「あ、あんまり見るナ…」
ネウ子「………えいっ」モミッ
エイラ「うひゃぁ!?///」
音も無くお湯の中を動き、後ろからエイラの胸をつかむ
ネウ子「ほうほう…」モミモミ
これくらいの柔らかさなのか…
エイラ「何がほうほうダ!離せ!///」
こういうときはなんて言うんだっけ……本だと確か…
ネウ子「良いではないかー」モミモミ
THE・棒読み
エイラ「良くないわー!!///」
ネウ子(エイラ姉さんは攻められると弱い……あとで俺兄さんに教えてあげよう)
射撃訓練場 ピット
モシンナガンを撃ったあと、より実戦的な射撃訓練ができるピットに入る
<ダダダァン!
ピットに入ると、物陰に隠れるようにして三つの人型の的が現れる。それをStg44で打ち抜く
前に進むと、ホステージ(人質・撃ってはいけない的)一つと普通の的二つが現れる
普通の的のうちの一つはホステージに隠れるようにして左右に動いている
<ダァンダァン!!
ホステージに当てないように注意して、倒す
さらに前へ進むと二階建ての建物がある。二階の窓に二つ、一階の窓と入り口に三つ。ホステージが二つ
下手に撃つと、弾丸が貫通して、的の裏に居るホステージに当たってしまう。どこから撃つか良く考えねばならない
<ダダン!ダァンダァン!!ダァン!
走りながら二階の二つを倒し、一階の三つは、ホステージを射線から外した位置で撃つ
建物の中に入ると、正面に的とホステージが一つずつ、右に的二つ、ホステージ一つが現れる
<ダァン!ダダダダァン!
目の前の的を瞬時に射抜き、右の二つはフルオートでまとめて倒す。ホステージにはかすりもしない
階段で二階に上がる途中、Stg44を捨て、TT-33に持ち替える
<シャッカーン!
階段を上りきると、突然目の前に的が出現する。すぐに引き抜いたナイフで倒す
二階にはホステージ二つ、左右に動く的が四つあった
<スッダァン!ダダァン!
ナイフを鞘に戻すと同時に、正面の二つを二枚抜きで倒し、ホステージの陰から出てきた残りの二つを、馬賊撃ちで倒す
制圧を確認後、二階から飛び降りる
正面に的四つ、ホステージ二つが出る。
<ダァン!
重なっている的を二枚抜きで倒し、
<ダァァン!
ホステージを背にしている的二つも二枚抜きで倒す
前に進み、ゴール手前で的が二つ現れた。最後の的だ
<ダァァン!!
左手でTT-33、右手でSAAを撃ち、二枚同時に倒す
ゴールに向かって全力で走り、タイマーを止めるタイルを踏む
俺「整備兵!タイムは!?」ゼェハァ
整備兵「20秒!新記録です!」
俺「まだだ!10秒台まで縮めてやる!」
整備兵(遊びで作ったピットをここまで楽しんでくれるとは……)
脱衣所
風呂から上がった彼女らが戻ってきた
だが、
ネウ子「……」ガクガク
エイラ「エフィ?ドウシタ?早く入れよ…?」
エフィがなかなか脱衣所に入ろうとしない
エイラ(着替えを見られるのが嫌ってわけではなさそうだし……?)
ネウ子(居る!むっちゃ近くに居る!!)
潜入型ネウロイがこの脱衣所の中に居る。エフィは確信していた
ネウ子(やっぱり、先に俺兄さんと合流すべきだった……)
後悔先に立たずという言葉の意味を身をもって知ったご様子
ネウ子(コアの動きは最小限にしてるから、気づかれてないと思うけど……)
近くに居るとなった以上、仕留める必要がある
ここはエイラ姉さんに力を貸してもらおう
ネウ子「あの、エイラ姉さん…」
エイラ「ん?」
お願いがある、と言おうとした瞬間
<イヤァァァッ!!
ネウ子「キュ!?」
エイラ「ナ、ナンダ?」
脱衣所の中から悲鳴が聞こえた
慌ててエイラ姉さんと一緒に脱衣所の中に入ると、
宮藤「ど、どうしたの?」
リーネ「ひゃう!…ズボンの中に何か居るの…」
リーネが顔を真っ赤にしてプルプル震えていた
宮藤「何これ?虫?」
お尻を凝視していた宮藤が言う
ネウ子(虫……なるほど、虫型なら潜入は楽…って、感心してる場合じゃない!)
何とかしなければ。仕留めるなら今がチャンス
ネウ子「落ち着いて…」
リーネ「いやぁぁぁ!!」ズイッ
ネウ子「あ……」
脱いじゃった……敵が逃げてしまう
宮藤「あ、出た!」
ルッキーニ「どったの?」
ネウ子(っ!)
虫型を目で追う。今すぐビームを撃ち込んでやりたいが、つまりそれはネウロイパワーを使うこと
敵にパワーを感知され、ここに私が居ることがバレてしまう
ネウ子(ハエ叩きの要領で倒すしかない!)
エイラ「ナンダヨー、虫ぐらいで騒ぐ、な……んっ///」
リーネ「エイラさん?」
エイラ「ズボンの中に、何かが…///」
リーネ「きっと虫です!」
ルッキーニ「ムシー!」
エイラ「く、来るナ…///」
そういって後ずさるが、
ネウ子「っ!」ズボッ
エフィには何の意味も無かった
エイラ「ヒャァァッ!?///え、エフィ!?何して…」
ネウ子「まって、動かないで……」モゾモゾ
エイラのズボンに手を突っ込み、虫を捕まえようとするが、
ネウ子(ちょこまか動いて…なかなか捕まらない……くっ)モゾリモゾリ
五本の指を使って虫を追う
エイラ「ヒャッ///ヒャゥ…エフィ……そこ…ダメェ///……ヤッ…///」
俺兄さんが聞いたら卒倒物のいやらしい声を出す。顔を真っ赤にして身悶えする
ネウ子(でぇい!まどろっこしい!)ズイッ
なかなか捕まらず、面倒になったエフィがエイラのズボンを勢い良く降ろす
ネウ子「居た…!」
虫型はエイラのお尻にぴったりくっついていた
エイラ「え、エフィ?一体何を…!?」
右手を大きく振りかぶって、
ネウ子「せいっ!」
<ビターンッ!!
エイラ「ギャァァッ!!///」ビクンッ!
お尻に思いっきりビンタ
戦果は……
ネウ子「失敗……」
仕留め損ねたようです
エイラ「え、エフィ……」ウルッ
坂本「……何やっとるんだ、お前ら」
ちょっとして
エイラ「お尻がヒリヒリする…」
ネウ子「ゴメンナサイ…」
坂本「で、虫がどうしたって?」
子供を諭す父親のような口調で少佐が切り出す
リーネ「私たちのズボンに入ってきて…///」
エイラ「こう、モゾモゾってナ…それをエフィが捕まえようとして」
ネウ子「失敗、した…」
坂本「なるほど…」
ネウ子「あの……あの虫は、ただの、虫じゃ、ない」
一同「え?」
エイラ「どういうことだよー」
<ブツンッ
その時、脱衣所の照明が突然消えた
坂本「ん?停電か?」
ネウ子「やっぱり……あの虫は、ネウロイ」
坂本「なにっ!?」
エイラ「ナンデもっと早く言わなかったんダヨ!」
ネウ子「言おうと、したら、いろいろ、騒ぎが、起きて…」
リーネ「あの~、今はあの虫を追うのが先では…」
宮藤「そうだよ!急ごう!」
ルッキーニ「む~し~!」タッタッタ
坂本「よし、行くぞ!」タッタッタ
ピット
<ダダダァンダダァンダダァンダァンダァンダダダパァンパパパパァンパパンパパンパァン
俺「タイムは!?」
整備兵「18秒94!3回目より100分の6秒縮みました!」
俺「うおっっしゃぁ!」
楽しそうですね
宿舎廊下
<イタ!アソコ!ムシー!オノレドコニィ!ホントニコッチカー?
廊下で虫を追い回していると、
<バァン!
勢い良くドアが開かれ、
バルクホルン「何を騒いでいるんだ!」
皆のお姉ちゃんが出てきました
宮藤「バルクホルンさん!」
ネウ子「キュー」
バルクホルン「エフィ、お前もか…宿舎の廊下で騒ぐのは軍規違反だ」
ネウ子「キュ?」
そんな軍規あっただろうか?カールスラントの教本を読んだことがあるが、思い出せない
<ブゥゥン!
宮藤「あ、居た!虫!」
ネウ子「!」
バルクホルン「虫?虫がどうした?こんな騒ぎを誰が、ぁぁぁ///」
エイラ「あ、大尉のズボンに入ったナ」
<ヒュン…
一瞬、空気の切れるような音がした
バルクホルン「静まれい!戦場では、常に冷静な判断力が――」
生死を左右する、と言おうとしたその瞬間
ネウ子「えい」ズリッ
何のためらいも無くエフィが大尉のズボンを降ろした
バルクホルン「わぁぁぁぁっ!!??///」
いや、まぁ、どっちにしろ脱ぐつもりではあったようだが、他人に脱がされる、それも不意になら、悲鳴も上げるだろう
ネウ子「居た…!」
キュピーン!と目を光らせたエフィが虫を叩くより前に
エーリカ「もらったぁぁぁっ!」シュバッ
<ビターンッ!!
バルクホルン「ぎゃぁぁぁっ!?///」ビクンッ!?
ハルトマンの平手が大尉のお尻をひっぱたいた
エーリカ「あ…失敗…」
しかし、にげられてしまった
バルクホルン「エフィ、ハルトマン…お前ら…」
<ブゥゥン
ペリーヌ「虫が逃げますわ!」
<オエー!ドタドタワー!ムシー!
バルクホルン「…………お前らなぁ…」
エイラ「……」
ポンと大尉の肩に手を置くエイラ
バルクホルン「?」
エイラ「ナカーマ」ニコッ
バルクホルン「……ハァ」
最終更新:2013年02月15日 12:47