ある日のこと。ルーデルは自分が従えているスツーカ中隊を率いつつ急降下爆撃の任務を終え基地へと帰還してきた。
俺「ルーデル大尉。お疲れ様です」
ルーデル「ああ、ありがとう俺」
ニコッと笑顔を浮べながら、ルーデルの専属整備師でもあり恋人でもある俺はルーデルにタオルを渡す。ルーデルはそれを微笑を浮べながら受け取り顔についた煤を拭う。
俺「どうでしたか今日は」
ルーデル「・・・まあそこそこだ」
一瞬、ぴたりと動きを止めたルーデル。だが、すぐに顔をゴシゴシとタオルで拭きとり俺にタオルを返す。俺はそのルーデルの行動に何か察したのか、そうですかとニコリと
軽い笑みを浮かべそのタオルを受け取る。
俺「これで今日の出撃は終わりですね。私はこのまま整備しますので(後で部屋に行きますので待っててくださいハンナ)」
ルーデル「!!・・・あ、ああわかったそれじゃあな俺(できるだけ早く着てくれ俺)」
はい、と回りに気づかれない程度に返事を返す俺。ルーデルは少し顔を顔を赤らませスタスタと歩いていった・・・
整備師1「話せ!!俺はいまここであいつを殺す!!」
整備師2「バカやめとけ!!お前前にあいつと喧嘩して病院送りにされたのもう忘れたのかよ!!」
整備師3「それに空挺部隊の連中十人と喧嘩して勝ったて話しもあるから早まるな!!」
整備師1「それでも俺はあいつを殺す!!サーチ&キルだぁぁァ!!」
整備師3「てかぶっちゃけもしお前が倒せたとしても、その後にルーデル大尉が250キロ爆弾抱えて急降下してくるから止めろ!!」
ぎゃあぎゃあと騒ぐ中、俺はカチャカチャとルーデルの機体の整備をはじめる。
俺「(さて・・・今回はどんな理由で落ち込んでるのやら)」
そんなことを思いながら機体の整備を続ける俺であった。
~~ルーデル自室~~
俺「ルーデル大尉、俺軍曹ただいま参りました」
ルーデル「ああ、入っていいぞ」
そしてしばらくして。俺はルーデルの機体を整備した後その足でルーデルの自室へと訪れた。部屋の主から許可を得た俺は失礼しますと断りをいれてから
部屋へと入る。
俺「・・・ふう、やれやれやっぱりこいう入り方は肩に力が入ってしまいますね」
ため息を一つついた俺は苦笑いをしながらそう話す。部屋にいたルーデルはそれに釣られてくっと笑みを浮かべる。
ルーデル「だから何時も言っているだろう?普通にそのまま入ってきてもかまわんと」
俺「さすがにそうも行きませんよ。いくら私たちが付き合ってるからといっても秘密ですし、たとえちがくとも階級とかがありますからね」
ぽりぽりと頭を掻きながらそういう俺。そう、実際のところ俺とルーデルが付き合っているのを知っているのは整備班とスツーカ中隊の隊員だけで、後は
少しの隊員しか知らない。それにもしバレた場合上層部が黙ってないだろう。下手したら俺を殺しにかかるかもしれない・・・とルーデルも心配しているのだが、
いざとなればルーデル自身が俺を守ればいい話であり、俺自身ちょっとやそっとじゃ死なない人間なので一応は大丈夫だろうと考えている。
ルーデル「やれやれ・・・有名になるというもの考え物だな。恋愛すらまともにさせてもらえないとはな・・・」
ルーデルは部屋にある椅子に座りながらため息を吐く。俺はそれを見てハハハッと苦笑いを浮べながら同じように椅子に座る。
俺「まあその分人類に貢献しているのだからいいじゃないですか」
俺は机の上にあるビールの瓶を手に取りすでにおいてあったグラスへと注ぎ、一口飲む。
ルーデル「人類の貢献・・・か」
ルーデルは机の上にあるザワークラウトをフォークで掬いながらそう呟いた。
俺「・・・どうしましたハンナ?何か悩み事でも?」
先ほども、ルーデルの動向を見て何か悩んでいると感じ取った俺。ルーデルはザワークラウトを口に入れああと答える。
ルーデル「少しな・・・悩んでいるといるといえば悩んでいるな」
珍しく、本当に珍しく少しだけ気を落ち込ませて話すルーデル。俺はソーセージを飲み込み、ニコリと微笑みながら聞く。
俺「何かあるなら、私が聞きますよ?」
ルーデル「・・・」
ルーデルはそんな俺の微笑みに少しだけ気がまぎれたような気がした。机の上においてあるビールを一口飲み、
ルーデル「聞いてくれるか?・・・俺」
俺「ええ、もちろん」
ルーデルは話し出した。
ルーデル「俺・・・私を初めとしたスツーカ隊の出撃が今月で何回か知っているか?」
俺「・・・ハンナ?私は仮にもあなたの専属整備師ですよ?それぐらい知ってますよ」
若干呆れ気味に返す俺。そう俺は仮にもルーデルの専属整備師・・・ということはルーデルの出撃は公式非公式関係なく知っているということだ。俺は
ええとと口ずさみ
俺「確か・・・記憶が正しければスツーカ中隊はハンナ含めて今月は五回・・・あなたの無断出撃を含めると八回といったところでしょうか」
ルーデル「う・・・あ、ああそのとおりだ」
若干ジト目気味で見る俺に、ルーデルはうっと罰の悪そうな顔になりながら肯定する。実際、ルーデルは何度か出撃停止を出されていたのだが、そのたびに
ことごとく破り出撃。俺はそれを止めようとせずむしろ送り出しているのだが・・・まあそれはいいだろう。ルーデルはごほんと咳払いをして話しを続ける。
ルーデル「ああ、そうだ。たったの五回だ。私を含めてたったの八回・・・以前と比べて明らかに少ない」
俺「まあ・・・それは」
ぽりぽりと頬を掻きながら俺は答えにくそうに話す。1939年のオストマルク陥落から始まり、ネウロイはカールスラントに進行を始めていた。もちろん
カールスラントはこれに抵抗。だがネウロイの猛攻に耐えかねジリジリと押し込まれていっているのだ。押し込まれること自体時間の問題だろう。そしてそれに
スツーカ中隊に被害が出る。
俺「・・・スツーカは重い爆弾を運ぶ分どうしても鈍重になりがちですからね。その分ネウロイに狙われる可能性も高くなります」
ルーデル「ああ、それに爆弾は落としてもその爆風でさらに奴らの餌をばら撒くだけ・・・だから」
俺「人類に貢献してるかわからない・・・というわけですか」
コクリとルーデルは頷く。俺はう~んと悩むような声を上げる。確かに爆撃は一見効いてるように見える攻撃であるが、実際は周りの建造物をさらに破壊して
ネウロイに餌をばら撒いているだけでもある。ゆえにルーデルは悩んでいるのだろう。淡々とネウロイを破壊する傍らに自分がただ単にネウロイの量産に手を
貸しているだけではないか?と・・・。
俺「(どうしたもんかなぁ・・・でもこればっかしは・・・)」
俺はそんなルーデルの悩みにどうしたもんかと考える。一軍人として、一整備師として、そして何よりルーデルの恋人として彼女に何か協力をしてあげたいと
思う俺はどうしたもんかと考える。
俺「(まあ、それはおいおい考えるとして・・・まずは)・・・ハンナ、そんなに落ち込まないでください。あなたは十分貢献してますよ」
ルーデル「俺・・・だがな」
俺「あなたの爆撃は陸戦形の進行をちゃんと食い止めてるんですよ?周りはもちろんそれを評価しています。それにハンナ、相手が増えたらまた減らせばいい話しです。
私の住んでいる鹿児島・・・昔は薩摩と呼ばれたところを収めていた島津氏はこんな言葉を残しています『叩けるときは叩いて叩いて叩きまくれ。相手が逃げたら
それを追いかけ根まで叩いて叩き潰してしまえ』という言葉がありました。確かに相手は大量に要るかもしれません。ですが、だからといってそれから逃げるなん
てあなたらしくもないですよ?」
ルーデルは俺の言葉を聞き、一瞬ぽかんとした顔になったがすぐにクスッと笑う。
ルーデル「ふふ、叩けるときは叩いて叩いて叩きまくる・・・か。まったくお前の所にいる人間はどこの戦闘民族だ」
俺「ははは・・・実際そうですからね~否定ができません」
くくっと苦笑いを浮べる俺。ルーデルも釣られてふふっとさらに笑みを浮べる。
俺「さて・・・そろそろ寝るとしますか」
ルーデル「そうだな・・・お、俺・・・その何だ・・・」
俺「?なんですかハンナ」
ルーデル「きょ、今日は・・・私が上になるぞ」
顔を真っ赤にしながら、そう告げるルーデル。俺は一瞬ぽかんとした顔になるが、すぐにいつもの顔に戻し、
俺「えっと・・・別にいいですが・・・大丈夫ですか?前もそういって上になってしたら途中で気絶してしまったことがありますが・・・」
ルーデル「あ、あの時は初だったからだ!!今回は万全の準備をしてだな・・・!!」
ちなみに上だとかどうとかという発言は想像にお任せします。顔を真っ赤にして答えるルーデルに対して、俺は面白そうにクスクスと笑う。
俺「わかりましたよハンナ。それでは今日はハンナが上でお願いします」
ルーデル「あ、ああ任せろ」
がたりと二人は椅子から立ち上がり、そのままベッドへと向かう・・・今日はまた一段と激しい一夜になりそうである。
~~翌日・ハンガー~~
俺「(さて・・・どうしたものか)」
ルーデルと熱い一夜を過ごした次の日。俺はルーデルの機体を整備し終え、他の仕事をこなし大体の仕事を終えて少しだけ暇をもてあましていた。因みに
今日はスツーカの出撃はない。ここ最近は数週間に一度あるかないかなのだ。
俺「(まあ普段ならこのまま激しい練習をするだろうけど・・・昨晩は休ませる意味もこめて結構激しくヤッたからなぁ・・・大丈夫かな?)」
う~むと唸る俺。昨晩はルーデルが上ですんだ後俺が上になり、数回連続で行ったためたぶんルーデルは今頃足腰がまともに立たないだろう。その間に休養(
させてるかどうかはともかく)しているルーデルに変わり俺でも色々と考えてみることにした。
俺「(用はより確実且つ周りに被害を出させない攻撃ができればなんとかなるだろうから・・・大砲とかか?でもでか過ぎんのも・・・)・・・とりあえず武器庫
言ってみようかな」
俺は色々と考えたが、なかなかいい答えが浮かばず、とりあえず考えに合うような武器がないか武器庫まで探しに行くことにした。
~~武器庫~~
俺「さてと・・・とりあえず一通り見て回りますか」
俺は武器庫の入り口で室内にある大量の武器を見ながら呟き、歩き始める。
俺「(お、MG42だ。こっちはMG34・・・こいつらは戦闘機のドッグファイト向きだからいまいちだなぁ・・・Kar98k・・・もあれだな弾丸はMG42と
同じだし・・・威力不足かな。MP40・・・はむしろ火力不足・・・あ、でも護身用っていうぐらいならちょうどいいかな?)」
カールスラントを初めとした様々な銃器類。他にもブレンガンやステンガン、ブローニングやトンプソンといった各国の銃器が置いてあった。しかしどれも俺が
考えるような、さらに言えばルーデルが考えるようなスツーカ中隊には火力が足りない武器ばかりだ。
俺「(より確実且つ回りに被害が出ない・・・さらに欲を言えば装弾数が多い武器・・・)・・・ん?」
ふと、俺は目の端に木箱が入った。
俺「?」
その木箱は部屋の隅に幾つか積まれ十か二十はあるように見える。はて?と俺は思う。
俺「(確かあそこは空きだったはずだけど・・・なんだろう?)」
ここに入る前に武器の配置が書かれた紙を見た際時には、それらしきものが見あたらなかったのだが・・・と考えながら俺はその箱へと近づく。
俺「(中身は何だろ・・・え~と箱にはなんて・・・陸軍?)」
箱の横に書かれた『カールスラント陸軍』という文字を見て俺は怪訝な顔になる。ここは同じカールスラント軍でも空軍である。なんで陸軍の装備があるのか
- ?と疑問に思いながら、ゴトッと音を立てながら俺はその箱の蓋を開け・・・驚く。
俺「コイツは・・・37ミリ砲?」
箱の中にあった物・・・それは陸軍の砲兵隊・・・いや防盾や車輪が無いから陸戦魔女が使うために作られたものだろう。だが陸戦魔女が普段使うような小銃
タイプではなく、脇に抱えて撃つようなタイプの砲だ。火力の面では陸戦魔女にとってはいいだろうが、脇に抱えるような形のため機動力がいまいちだろう。
俺「(たぶんノイエ・カールスラントの科学者連中が試験的に作ったんだろうけど・・・)」
作ったはいいが使える陸戦魔女がいなかったため保管・・・たぶん廃棄するのももったいないからという理由でここにおかれたのだろう。そこで俺はふと、考えた。
俺「これなら・・・条件に合うんじゃないか?」
照準を合わせて打てば確実にネウロイだけを破壊し、被害も当てればほとんどない。装弾数も改良されて多少は入るらしいが・・・それでも十分なほどだろう。
37ミリで陸軍連中からドアノッカーと呼ばれてる大砲だが、それでも戦車と似た構造である陸戦ネウロイだ。側面あるいは後方から当てれば十分効果はあるだろう。
俺「・・・賭けてみる価値はあるかな」
うむと俺は頷く。少なくともやってみる価値はある。俺は武器庫から出て、ルーデルの自室へと向かった。
~~ルーデル自室~~
俺「ルーデル大尉。俺軍曹です入ってもよろしいでしょうか?」
コンコンとドアを叩きながら聞く俺・・・すると中から
ルーデル『お、俺か?ちょっ、ちょっと待ていま着替えをして・・・うぅ』
俺「?どうしたんですか大尉?どこか身体の具合でも悪いんですか?」
ルーデル『い、いやそういうわけではないんだが・・・くっ!!・・・もういい入れ俺!!』
俺「は、はあ・・・失礼します」
なにやら怒ってるような・・・でも羞恥心交じりのその声を聞いて俺は具合が悪いとかではなさそうだと思いながらガチャっとドアを開ける。
俺「失礼しま・・・す・・・」
部屋に入り俺が見たもの・・・それは、
ルーデル「うぅ・・・」
髪を下ろし、真っ赤な顔をしながらこちらを睨み、ベッドに座りシーツで体を隠しているルーデルの姿だった。
俺「あ~・・・どうしましたハンナ?そんな格好して・・・」
ルーデル「お前のせいだお前の!!」
ビシッと指を俺に指刺すも、すぐに腰が痛いのかううぅといいながら腰を擦る。だがすぐに真っ赤な顔をしながらキッと俺のほうを睨む。
ルーデル「さ、昨晩の私が上で終えた後にお、お前はそのまま五回も・・・!!」
俺「(顔を真っ赤にして可愛いなぁ)まあハンナのをあわせれば六回ですが・・・そんなに嫌でしたか?」
ルーデルの真っ赤な顔をしながら怒るのを見て、俺は思わず可愛いと思ってしまう。それでも昨晩はさすがにやりすぎたと思いルーデルのことを気に掛けながら
聞く。
ルーデル「う・・・い、いや嫌じゃなかった・・・のだが・・・もっとその・・・加減をだな」
俺「え、でも昨晩ハンナは『もっと激しく突い「わあああああ!!ここでそれを言うなぁ!!」」
俺の言葉にルーデルは普段では想像もつかないような大声で俺の言葉をかき消す・・・まあ、自分の恥ずかしい発言を隠したいのは当たり前だろう。
ルーデル「ハアハア・・・そ、それで?どうしたんだ俺。お前はまだ仕事をしている時間ではないのか?」
息を荒げながらそういうルーデルは珍しそうに俺を見る。俺が仕事をせずにいるという自体かなり珍しいことだからだ。そのルーデルの言葉に俺は思い出したように
手を叩き、
俺「ああ、そうだった。実はハンナ・・・」
俺は先ほど武器庫で見つけた37ミリ砲のことをルーデルに話した。
~~説明中~~
ルーデル「37ミリ砲・・・か」
一通りの説明をし終えた俺に、ルーデルは静かにそう呟いた・・・ちなみにワイシャツとズボンは履いている。さすがに恥ずかしかったのだろう。椅子に座り腰を
擦りながらルーデルが俺にそう返した。
俺「ええ、爆弾と違い狙って打てば確実にネウロイのみを破壊できますから・・・いいとは思うのですが・・・どうでしょうか?」
俺はルーデルの前の椅子に座りながらそう聞いた。その顔はいつもの笑顔ではなく、真剣を帯びた顔だった。ルーデルは不覚にもそんな顔にドキッとするも、
ゴホンと咳をしつつ、
ルーデル「う、うむ・・・確かにそれを考えると・・・いいかもしれないな。ただ問題は37ミリでちゃんと壊せるか・・・」
俺「正面からはさすがに厳しいとは思いますが・・・側面や後方からならもしかしたら・・・」
ルーデル「可能性はある・・・か」
うむ・・・とルーデルは唸る。
俺「・・・」
ルーデル「・・・」
互いに、無言。壁に掛けられた時計のコチコチという音だけが部屋に鳴り響く。
ルーデル「賭けてみる・・・か」
数分くらいか?しばらく黙っていた俺とルーデルだが、やがてルーデルがボソリと呟いた。
俺「・・・よろしいので?」
若干不安そうに聞く俺・・・提案したものの、やはり不安なのだろう。ルーデルはその俺の質問にクスリと優しい笑みを浮かべ、答える。
ルーデル「ああ、今の何もしない状況より少しでもそういう賭けに出るのもいいかもしれんしな」
ルーデルの言葉に俺はふうと優しい笑みを浮べる。そして椅子からがたりと立ち上がり、
俺「それでは早速管理室の管理官と話しをつけてきますね」
ルーデル「ああ、待てそれなら私がッ・・・」
ルーデルは立ち上がろうとしたが、腰に鈍痛が響き腰を抑えてまた椅子に座りなおす。俺はそれを見て思わずタハハと苦笑いながら頭を掻く。
俺「やっぱ少しやり過ぎましたか・・・」
ルーデル「うぅぅ・・・私としたことが・・・」
顔を真っ赤にしながら、ルーデルは少し睨むように俺を睨む。俺はすみません・・・と答えながらそそくさと部屋から出て行こうとする。
俺「帰ってきたら腰のマッサージをしますので・・・すみませんが、今はこの辺で」
ルーデル「くっ・・・ちゃんと後でくるのだぞ?」
もちろんですと笑顔をで答えながら、俺はルーデルの部屋から出て行った。出て行った俺を見送りながら手元のコーヒーをズズッと啜る。
ルーデル「うむ・・・まあ37ミリ砲は俺に任すとして後は場所・・・か」
確かに俺の提案はそれなりに魅力はある・・・が、それだって憶測に過ぎない。おそらくやるとしたらぶっつけ本番・・・しかも激戦区の真っ只中でだ。
ルーデル「まあ別に問題はないだろう」
落ちても歩いて帰れるし・・・と過去に自分がやったことを思い出しながらルーデルはボソリと呟いた。
ルーデル「まあ、明日辺りに37ミリ砲を見に行こう」
今はさすがに無理だと腰を擦りながらルーデルは呟いた。
だが、このとき。偶然のタイミングかどうかはわからないが、37ミリ砲を実戦で有効に使えるという環境に行けるとは、俺もルーデルも思っていなかった。
最終更新:2013年02月15日 13:00