98 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 21:50:35.37 ID:FJJIvtWI0 [2/18]
あらすじ
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは飛行機事故で死ぬと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかパンツ丸出しの痴女に助けられていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとかパンツじゃないだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
104 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 21:56:49.14 ID:FJJIvtWI0 [3/18]
―室内―
俺「……あれ?ここはどこだ?」キョロキョロ
俺「確か俺って、飛行機事故に会って、いきなり知らない奴にびっくり体験をさせられて、気づいたら空を落下中で・・・
気づいたときには、パンツ丸出しで空を飛ぶ巨乳の女の子に助けてもらっていて……」
俺「本当にそんな事があったんだっけ……?でもここはどこだ?見たことが無い部屋なのは確かだし、なんだか妙にレトロな雰囲気もするし」
ガチャッ
俺「!?」
ハイデマリー「……気がついてよかった。助けた直後に気を失ってしまったから心配してたの」
俺「……」
ハイデマリー「……どうしたの?」
俺「えーと……あれ?夢……じゃない?それともこれは夢の中か?普通、あんな上空を女の子が空を飛んでいるなんてありえない」
108 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:02:11.09 ID:FJJIvtWI0 [4/18]
俺「きっとこれは夢だ……だからこれも感触なんてないはずだ」モミモミ
ハイデマリー「……///」
俺「あれ……?夢にしちゃリアルなもみ心地だな……」モミモミ
ハイデマリー「……あ///」
俺「ふむ、夢じゃない……?とすると俺は死んであの世の事か?それとも……」ムニュリ
ハイデマリー「あ……あの……///」
俺「うーん……やっぱこのもみ心地は本物っぽいよなぁ」モミモミ
112 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:09:53.97 ID:FJJIvtWI0 [5/18]
俺「……ん?ところで、君は誰?それとなんでパンツ丸出し?何これ、襲ってもいいわけ?」
ハイデマリー「……どうやらかなり錯乱してるみたいですね」
俺「そりゃ、錯乱もするよ。可愛い巨乳の女の子がパンツ丸出しで目の前に現れりゃ……」
ハイデマリー「あの……さっきからパンツパンツと何の事を……?」
俺「えっ?その下にはいてる白い物……」
ハイデマリー「ズボンのことですか……?」
俺「ズボン……?え?え……?」
ハイデマリー「やはりショックで錯乱しているようですね……先生を呼んできますから安静にしていてください」
113 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:15:37.14 ID:FJJIvtWI0 [6/18]
俺「あれぇ……?」
…
…
医師「外傷はなし。時々わけのわからない事を言ってはいるが、意識は明瞭・・・・・・」
俺「わけのわからない事を言ってるのはそっちでしょう?ウィッチとか、ズボンとか、カールスラントとか……わけがわからないよ」
医師「こちらとしても、君の言っていることがさっぱりだ。携帯やPCやwi-fiとは何だね?」
俺「・・・…」ウーン
医師「一晩休めば、きっと治るだろう。とにかく今は安静にしていなさい」
俺「はぁ……」
116 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:21:13.88 ID:FJJIvtWI0 [7/18]
―病室―
俺「まずは俺の置かれている状況を整理しよう…・・・」
俺は、ドバイからの帰りに飛行機事故にあった
そこで、急に現れた男に変な穴に突き飛ばされたら、次に気がついたときには空の上から落下していた
その途中で、パンツ……いや、空飛ぶ少女に助けられたところで気を失った
次に目が覚めたときは、病室らしい部屋だった……と
後は、ここにはPCや携帯がないらしい。これがおかしいところだ。いまや世界中のどこにでも携帯やPCがあるはずだ
しかも、ここは僻地の民族の部落なんかじゃない。ちゃんと文明らしい文明がある場所だ
そして聞きなれない単語とおかしなもの……
ズボン。どうみてもパンツだ。あの少女はパンツ丸出しで恥ずかしくないのだろうか
カールスラント。一度も聞いたことの無い国の名前だ……
119 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:28:26.71 ID:FJJIvtWI0 [8/18]
俺「だけど、これは夢なんかじゃない。あの胸のもみ心地は本物だ」
俺「……これ以上の情報がなきゃどうにもならな……ん??新聞だよなこれ……」ペラッ
俺「……1945年?見間違いじゃないよな……確かに1945年って書いてある。新聞の内容は……」ペラペラペラッ
俺「……」
俺「なんだよこれ……手の込んだドッキリか?なんだよこれ……」
よし。寝よう!きっと起きたら自宅のベッドの中だ……
…
…
121 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:33:10.18 ID:FJJIvtWI0 [9/18]
―翌朝―
俺「……夢じゃなかったわけか。要するにあれだな?俺は過去に。しかも別の世界にタイムスリップしてしまったと」
俺「しかも、この世界は中々ハードで不思議な世界っぽいときた。ますます作り話みたいな話だ」
ネウロイ?エイリアンみたいなものとの戦争中だということ
その戦争は人間が劣勢だってこと
この世界には、俺を助けてくれたパン……空飛ぶ女の子。ウィッチが沢山いて、そのエイリアンと戦っている事
戦艦の写真や文明の発達具合から、ほぼ1945年と変わりが無い事……あるとしたら、女の子が空を飛ぶ不思議な技術が確立されている事だろうか
俺「一度ゆっくり、1から説明して貰わないといけないなぁ……」
123 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:40:34.85 ID:FJJIvtWI0 [10/18]
ガチャッ
ハイデマリー「……おはようございます。気分はどうですか?」
俺「大分、落ち着いて自分が今どんな状況にあるのかを自分なりに確認できたところです」
憲兵A「ハイデマリー少佐、本当にいいのですね?本来ならば混乱していたとはいえ、ウィッチにあのような行為をするような奴を……」
ハイデマリー「あれは事故でしたので……///」
憲兵B「ちっ。命拾いしたな……やっぱり女は顔か顔なのか?」
俺「……?」
ハイデマリー「それでは急な話ですが、一緒についてきてもらえますか?」
俺「別にそれは構いませんけど。こっちも色々と聞きたいことが沢山できてしまったので」
128 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:46:06.93 ID:FJJIvtWI0 [11/18]
ハイデマリー「それでは行きましょう。ついてきてください」
憲兵A「おらっ、さっさと立て!」
憲兵B「もたもたするな!」
俺「痛いな……もう」
…
…
―尋問室―
ハイデマリー「私は報告しなくてはならない事があるので後はよろしくお願いします。くれぐれも問題の無いようにお願いします」
男「お任せを」
ハイデマリー「それでは後ほどお会いしましょう」ガチャッ
憲兵A「さーてーと」
憲兵B「まずはわかっているよな・・・・・・?」
俺「?」
131 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:51:23.67 ID:FJJIvtWI0 [12/18]
憲兵A「オラァ!」ドゴォ
俺「!?」
憲兵B「よくも、俺達の魔女にあんな事をしでかしてくれたな!」ドゴォ
俺「ぐへぇ……」
憲兵A「くっそ……ハイデマリー少佐の胸を胸を……!」ゲシッ
俺「ぐ……」
憲兵B「この位で終わりだとおもうなよ?」ゲシッゲシッ
俺「ごほっ……」
男「二人とも。顔は狙うなよ?見える範囲で傷が残るとハイデマリー少佐にばれるからな」
憲兵A「ご忠告どうも!この、この!」ゲシゲシ
憲兵B「本当ならその綺麗な顔を吹き飛ばしてやりたいところだけどな!」ボコスカ
135 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 22:58:58.60 ID:FJJIvtWI0 [13/18]
俺「ぐ……」
男「この位で辞めて置いたほうがいいのでは?」
憲兵A「この程度で辞めれるかよ!こいつは、俺の魔女の胸をねちっこく何度も何度も揉みしだいたんだ!」ドコォ
憲兵B「くそっくそっ。あんな事をしたくせにお咎めなし。イケメンは死ね!」ボコォ
男「ハイデマリー少佐の胸を……ですか。それは万死に値しますね」
俺「……」
憲兵A「だからこうやって俺達が」
憲兵B「教育してやってるんですよ!」
俺「…………」
男「教育なら仕方ありませんね」
136 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 23:02:40.33 ID:FJJIvtWI0 [14/18]
俺「……くそ」
憲兵A「あ?まだ喋れるのかよ」
憲兵B「とっととくたばっちまいな」
俺「……こんな所で、どこなのかわからない場所で、どこの誰かもわからない奴に殺されてたまるかよ」
憲兵A「まだまだ元気なようだな。しかも自分がやった事をまるで反省していない。更なる教育が必要だな?」
憲兵B「おうよ」
俺「……」
憲兵A「なら今度はこいつだぁ!鉄パイプを食らいやがれオラァ!!」ブンッ
俺「!!」ガシッ
憲兵A「……?素手で止めた?」
俺「……あれ?」
憲兵B「動くなA。当たるぞ!!」ブンッ
俺「!!」ガシッ
138 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 23:07:39.20 ID:FJJIvtWI0 [15/18]
俺「……やけにスローに見えるし、鉄パイプを受け止めても痛くない?痛覚がマヒでもしてるのか?それとも夢か……?」
憲兵A「くそっ!離せこのやろう!」
俺「離したらまたそれで殴りかかってくるだろ……?夢なら鉄パイプ位曲げられるんじゃないか?」グニャッ
憲兵B「こいつっ!素手で鉄パイプを曲げやがった!?」
男「……まさか。あれは!?」
憲兵A「どうしたんだよ!」
男「あいつの頭を良く見てみろ……」
憲兵A「……嘘だろ?どうして……」
憲兵B「使い魔の耳と尻尾……?あいつまさかウィッチだったのか!?」
男「これは不味いぞ……どうする……」
憲兵A「どうするもなにも。マジでどうすりゃいいんだよ」
憲兵B「そうだ。こいつ自分がウィッチだって自覚していないみたいだから、今のうちに消しちまえば……」
139 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 23:10:53.95 ID:FJJIvtWI0 [16/18]
憲兵A「そうしよう!ハイデマリー少佐には銃を奪われたと思ったら自殺をしたと報告すればいいしな!」カチャリ
憲兵B「やれ!」
俺「!」
憲兵A「わるいな。これでさよならだ」カチッ
バンッ!
俺「……!」
…
…
ハイデマリー「事情はわかりました……この3人を独房へ」
良い憲兵さん「了解しました。ほら、さっさと立って歩け!」
俺「助かった……でも、さっき俺は一体何をしたんだろうか……イキナリ青い壁のようなものが出たんだけど?」
141 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 23:12:54.93 ID:FJJIvtWI0 [17/18]
ハイデマリー「あなたもウィッチだったんですね……」
俺「ウィッチ?昨日からその単語をよく耳にするけど、一体ウィッチって何なんだ?なにより、この世界はどうなってるんだ」
ハイデマリー「……持ち物や身なりや言動から不思議な人とは思っていましたが、どうやらあなたは」
俺「この世界の住人じゃないだろうね。なにしろエイリアンが地球に襲い掛かってきたのは映画位でしかないからな」
432 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:19:45.97 ID:Ec5j6gP90 [6/18]
俺「聴きたい事が山積みだからまずは何から聞くべきか……」
ハイデマリー「私の答えられる範囲ででしたら、お答えします」
俺「そうだな……ならまずは」
…
…
俺「やっぱりまだ俄かに信じられないな……」
ハイデマリー「私もまるで夢の国の話を聞いているみたいです」
俺「そりゃ俺が話したことはこれから数十年先の事で、しかもこの世界の未来じゃないからね。それよりも俺も魔法だなんておとぎ話でしか聞いたことないよ」
ハイデマリー「え?」
俺「え?って言われても。魔法なんてあるわけない……」
ハイデマリー「あなたもウィッチですよね……?」
俺「何言ってるんだよ。俺がウィッチなわけないだろう?俺の世界じゃ魔法使いなんて作り話か、本当ごく一部の、しかもかわいそうな人達の卑称だぜ?」
437 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:25:40.65 ID:Ec5j6gP90 [7/18]
ハイデマリー「でも、あなたの頭……」
俺「わかるよ?俺の頭がおかしいとでも言いたいんだろう?今からすれば作り話みたいな話だからそう思われてもおかしくはない」
ハイデマリー「いえ。あなたの持ち物を見せてもらって、少なくとも未来から来た事には納得しています。私が言いたいのは……」
俺「?」
ハイデマリー「鏡を見たほうが早い……かも」
俺「鏡?俺の頭に何か変なものでも刺さってるのかよ……」チラッ
俺「……」
ハイデマリー「その……見ていただければあなたがウィッチだとすぐにわかると思いますが」
俺「なんじゃこりゃーーーーーーー!」
俺「まてまてまて。いい年こいて犬耳とかないわー……全くこんないたずら」グイッ
俺「……」グイッグイッグイッ
俺「……」ぐいぐいぐいぐいグイグイグイグイグイグイグイグイ
440 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:31:29.30 ID:Ec5j6gP90 [8/18]
俺「取れないんだけど……しかも引っ張ると痛いんだけど……何これ。まさか接着剤でつけたんじゃないよな?」
ハイデマリー「それは使い魔が発現している状態です。耳だけじゃありませんよ?」
俺「……まさか」チラッ
俺「……」プラーン
俺「尻尾まで完備ですかそうですか……しかも動くのかよ」フリフリパタパタ
ハイデマリー「あの、その耳や尻尾に見覚えはありませんか……?」
俺「……あるよ。実家で飼ってたうちの一匹、バーニーズ・マウンテンドッグの耳と尻尾だな、これは」
ハイデマリー「その犬にお尻へタッチされた事は……」
俺「何度もあるよ。何度のしかかられた事か……」
443 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:37:02.60 ID:Ec5j6gP90 [9/18]
ハイデマリー「あなたの世界ではウィッチは居ないようですけど、契約自体はされていたようですね」
俺「……この耳と尻尾を消す方法は?」
ハイデマリー「魔法力のコントロールでです」
俺「どうやるの……」
ハイデマリー「ええと……会得まで少し時間がかかるかもしれません」
俺「まじで……可愛いちびっ子なら耳と尻尾が出っ放しでも可愛いけどさ……俺みたいな24のおっさんがそんな状態とかキモイだけじゃねーか」
ハイデマリー「あの……中々にあってますけど……。かっこいいですよ……?」
俺「……あまりうれしくないけど、ありがとう」
…
…
446 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:44:08.46 ID:Ec5j6gP90 [10/18]
―それから数ヶ月後―
ウィッチ「今日も全員無事に帰還できてよかったですね」
ウィッチ「ええ。でもいつになったらネウロイと戦わなくていいんだろー。そういえば俺さんはネウロイの居ない世界からきたんでしたっけ?」
俺「ああ。ネウロイはおろか、ウィッチも居ない世界だったよ。その代わり人間同士が戦争をしてたけどね」
ウィッチ「へぇ~。私達からすれば人同士が戦争なんて今じゃ考えられないですよ~」
ウィッチ「ネウロイとの戦いでそれ所じゃないだけかもしれないけどね」
俺「ま。今の俺には関係ないけどね……俺も生きるために毎日必死さ」
ウィッチ「帰りたいとは思わないんですか?」
俺「帰りたいけど……帰る方法がわからないから半ば諦めてるよ」
451 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:50:05.44 ID:Ec5j6gP90 [11/18]
ウィッチ「もし、帰れる方法が見つかったら帰ってしまうんですか?」
ウィッチ「それとも、こっちに骨を埋める覚悟ですか?」
俺「んー……どうだろうね。帰りたくないといったら嘘になるし、自分のすべき事があるこっち側に残るのも悪くない」
ウィッチ「そのときの気分ですよね」
俺「そうだね」
男「ちっ。ウィッチと仲良くしやがって……」
男「自分がウィッチでちょっと最近活躍してるからって生意気な……」
男「いきなり現れたと思ったら、すぐにエース様()だもんな」
男「ウィッチをとっかえひっかえ食ってるって噂もあるし、ネウロイにやられて死ね」
453 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 22:54:19.53 ID:Ec5j6gP90 [12/18]
…
…
―食堂―
俺「ふぅ……やっぱりこの時間帯だと人の目が痛いな」
周りは全部敵
ウィッチと仲良くしていることを快く思わない連中は多い。多いどころじゃない、ほぼ100%か
俺「あの子達と一緒ならまだマシなんだけど、彼女達はシャワー中だろうからなぁ」
男「おっと、ごめんよ!」ドンッ
俺「おっと」
男「足元がお留守ですよ」ニヤニヤ
俺「おっとっと」
俺「ふぅ……」
最初は簡単にぶちまけてたけど最近はもうそんな事はしない
したとしてもただじゃ済まさないけど、後々面倒だからあまりやりたくはない
457 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 23:01:22.91 ID:Ec5j6gP90 [13/18]
俺「ま、小さい頃から夕食は一人で食べる機会が多かったから苦にはならないけどさ」モグモグ
ハイデマリー「ご一緒してもいいですか?」
俺「ハイデマリーさんか。俺と同席なんかでよければどうぞ」
ハイデマリー「ありがとうございます」モグモグ
俺「ちょっと前から気になってたんだけど、ハイデマリーさんはみんなとはご飯を食べないの?時間帯的には会うはずだろ?」
ハイデマリー「影が薄いですから……私が居ても」
俺「そうとは思わないけどなぁ……」
ハイデマリー「逆に、俺さんこそいつも一人でですよね?」
俺「そりゃそうだ。周りは全員敵みたいなもんだからね……仕方ないさ」
ハイデマリー「そうだったんですか……俺さんも一人なんですね」
俺「ああ。こっちの世界じゃ一人ぼっちさ」
459 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 23:08:07.19 ID:Ec5j6gP90 [14/18]
ハイデマリー「一人ぼっちじゃありませんよ?少なくとも私が居ます」
俺「そう言ってもらえるとありがたいねぇ。さっき俺さん「も」って言ってたけど、ハイデマリーさんこそ一人じゃないでしょう?」
ハイデマリー「私も……一人ですよ」
俺「……違うだろ?少なくとも俺が居るし、一人じゃないね」
ハイデマリー「……///」
周りの男達「チッ」
…
…
―自室―
俺「さてと……訓練するか」ピョコン
俺「ええとまずは……マッチを動かす練習からにするか……!」
マッチ「」ヒョコヒョコ
俺「1本……2本…3本……」
マッチ達「」ステップステップ
461 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 23:13:46.13 ID:Ec5j6gP90 [15/18]
俺「ここで、全部発火……」
マッチ達「」ボウッ
俺「大分スムーズにやれるようになってきたな……次は」シャカシャカ
俺「カードを並べて……☆」ペラッ
俺「月、戦車、塔、太陽、世界、死神、女教皇」ペラペラペラペラペラペラ
俺「あっちの世界でこんな事やれてたら、見える、私にも見えるぞ!とか言いながら捲ってたんだろうねぇ。これは車輪かな……あたりっと」ペラッ
PSI
こっちに着てから目覚めた能力。固有魔法とかいうものらしい
今は室内だから、こまごまとした事をしているけど、戦闘ではかなり有用なスキルだった
透視によるネウロイのコア索敵、発火による攻撃、サイコキネシスによる攻撃etcetc……
俺「これから先も生き延びる為には、もっとやれる様にならないといけないんだ」
469 自分:
俺「ウィッチ?」 ミス PSI→PSY[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 23:23:11.62 ID:Ec5j6gP90 [16/18]
俺「ハイデマリーさんは頑張ってるかな……?覗き見してるみたいで少し抵抗があるけど、あの子のことが気になるんだよな」
ハイデマリー「わーれーらーウィーッチ まもーりーなりー♪」
俺「特に何事もない……か。でも嫌な予感がしてならない。今日これから起こる……?」
俺「何が起こる……!」
ウィッチの中には、かなり詳しい事が判る予知が使える者も居るらしいが、今の俺じゃこの程度が限界だった
ただ、悪い事が起こる。これだけは確実だ……
俺「何か写しだされるといいんだけど……」
…
…
58 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:09:32.02 ID:IgmYQnXK0 [2/14]
俺「何が写るか……」
俺「……!」
ふむ……。これはいかん
ハイデマリーさんに良くない事が起こるわけか……
俺「こっちに飛ばされてきて、俺はあの子に助けられた……だから今度は俺が助けに行かないとな」
…
…
ウィッチ「ちょっと!こんな時間に何してるの?」
ウィッチ「勝手にストライカーユニットや武器を持ちだしたら怒られちゃうよ?」
俺「ちょっと、行かないといけない場所ができたんですよ。説教もろもろはハイデマリーさんを無事に連れて帰ってこれたら聞きますよ」
ウィッチ「え?どゆこと?」
ウィッチ「まさか、何か悪い事でも予知したの?」
俺「ま、そんなとこ」
61 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:16:02.13 ID:IgmYQnXK0 [3/14]
ウィッチ「まあ、そういう事なら……」
ウィッチ「内緒にしててあげる」
俺「ありがと。ちょっと行ってくるよ」
…
…
俺「さてと……ある程度速度を付けて、テレポート!」キュイイイン
壁(オッスオッス)
俺「」ボンッ
ウィッチ「あー……」
ウィッチ「いたそー……」
64 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:19:15.86 ID:IgmYQnXK0 [4/14]
ちょっと30分まで離席します
68 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:32:47.14 ID:IgmYQnXK0 [5/14]
俺「いてててて……気を取り直して。テレポート」グルグルグル……ビューン
ウィッチ「いっちゃった……」
ウィッチ「最初からαじゃなくてβを使えばよかったのに」
ウィッチ「天井は貫通できるのに壁は貫通出来ない不思議……」
ウィッチ「そこは突っ込まない方向よ」
ウィッチ「うん……」
…
…
俺「……!ハイデマリーさんはどこだ?気配を追ってきたから近くに居るとは思うけど……」
こういう時の能力だ
有効活用せねば……
俺「……千里眼で場所を確認して……ついでにテレパシーも送っておこう」
73 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:39:52.07 ID:IgmYQnXK0 [6/14]
…
…
ハイデマリー「おーおーぞらまうーは、あーまーたのウィーッチ」
(急いで戻って。何か悪い事が起こるかもしれない)
ハイデマリー「……?今、俺さんの声が聞こえたような」ブゥン
ハイデマリー「ネウロイ!」
…
…
俺「でん……俺のテレパシー届いたかな?届いたなら戻って来てくれると思うんだけど……」
ザザッ
(ネウロイ確認。迎撃します)
俺「ちっ……間に合わずか。嫌な予感しかしない」
78 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:46:03.32 ID:IgmYQnXK0 [7/14]
―VSネウロイ―
ハイデマリー「このネウロイ、硬くて速い……」ダダダダダッ
ネウロイ()キンキンキンキンッ
ハイデマリー「火力も……高い!?」シールド
ネウロイ()
ハイデマリー「こんなネウロイを街の方まで行かせる訳にはいかない……!」
ズガガガガ、ヒュンヒュン、ズガガガ……
ハイデマリー「はぁ、はぁ……」
ネウロイ()
ハイデマリー「弾切れ……」
80 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:53:31.38 ID:IgmYQnXK0 [8/14]
ハイデマリー「魔法力も……」
ネウロイ()ビーム
ハイデマリー「シールド、持って……!」ミシミシ……パリン
ハイデマリー「きゃあああああ」
…
…
ハイデマリー「……?」
俺「間に合ってよかったよ。今度は俺が助ける番かな?」
ハイデマリー「どうしてここにいるんですか……?」
俺「その……ちょっとハイデマリーさんの様子を覗いていたら、嫌な予感がして、ちょっと念写したらこんなものが写ってしまったから、あわてて駆け付けたわけ」
ハイデマリー「……私のお墓?」
俺「しかも、没日が今日の日付が彫られてたから焦ったよ……。でも間に合ってよかった」
82 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 22:59:39.58 ID:IgmYQnXK0 [9/14]
ハイデマリー「どうして、そこまで私に……?」
俺「そりゃ、命の恩人だからさ」
ハイデマリー「そうですよね」
俺「それに、こんな可愛い子を死なせるなんてとんでもない」
ハイデマリー「……可愛い子だなんて。私はそんな……」
俺「というのが建前。本当は下心でいっぱいさ。危険な所に颯爽と駆けつけたら惚れてくれるんじゃないか、とかいい雰囲気になれるんじゃないか、とかね」
ハイデマリー「それって……」
俺「おしゃべりはここらにして……あのネウロイを倒しちゃおうか」
ハイデマリー「でも、もう弾が……」
俺「それなら俺の銃を使って」
ハイデマリー「それじゃあ俺さんの武器が無くなってしまいませんか」
俺「大丈夫だよ。今の俺は全身が武器のようなものだからね」
83 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 23:05:46.43 ID:IgmYQnXK0 [10/14]
…
…
―戦いも終盤にさしかかり―
俺「サイコキネシス……から繋いでそらそらそら!コアはここにあるんだろ!」スパスパスパ
ハイデマリー「コアが見えた……!」ダダダッ
ネウロイ()ピシピシピシ…パリン
俺「やったみたいだね、ハイデマリーさん」
ハイデマリー「はい。助けに来てもらわなかったら本当にあの写真のようになっている所でした……」
俺「それで……ハイデマリーさん?」
ハイデマリー「何でしょうか?」
俺「さっきの事なんだけどさ……俺」
ハイデマリー「は、はい」
?「はーい、そこまで。ストーップ」
俺「!?」
ハイデマリー「!?」
86 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 23:11:05.63 ID:IgmYQnXK0 [11/14]
俺「お前は……!」
?「久しぶりだねー、ちゃんと生き延びてたみたいだね!」
俺「てめぇ……」
?「まーまー。怒らない怒らない。今日は君にとって朗報を持ってきてあげたんだよ?」
俺「朗報?」
?「うん。元の世界に帰りたいとは思わないかい?」
俺「元の世界に帰れる……?」
?「そりゃそうだよ。君をあっちからこっちに連れてきたのはボクなんだから。こっちからあっちにに連れて行く事も出来るにきまってるじゃないか」
俺「……」
?「ま、答えは聞かないけどね。ちょっと君は強すぎて、このままじゃつまらないから帰って貰うよ。勝手に連れてきたりしてごめんね」
俺「……」
?「あれ?どうしたんだい?もっと嬉しそうにしたらどうだい、自分の世界に、家に帰れるんだよ?」
俺「……俺にはまだやらないといけない事があるんだけどな」
?「だから言ったでしょ?強制的に帰って貰うって。あ、二度と会えないだろうから愛の告白はしない方がいいよ。帰ってから引きずるだけだろうからね」
88 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 23:16:58.02 ID:IgmYQnXK0 [12/14]
俺「てめぇ……簡単にばらしやがって」
ハイデマリー「///」
?「それじゃあ。急だけど、さようならだよ。ゲートオープン!」パチン
俺「やめろ!俺はまだ……くそっ……」
?「さようならー。向こうに帰っても元気でねー」
ハイデマリー「俺さん、私の手に捕まって!その穴から引っ張り出します」
?「もう無理なのになー。そんな事するとお姉さんまで引きずりこまれるよ?あ、もう遅いけど」
ハイデマリー「きゃあああ」
俺「うわあああああ」
?「よーし、これでまずは一仕事おしまい。でもあのお姉さんまで送ったのは失敗だったなー。さーてと、こっちに連れてくる人をまた探しにいかなきゃ」
…
…
89 自分:俺「ウィッチ?」[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 23:22:53.59 ID:IgmYQnXK0 [13/14]
―現代―
俺「……ん?ここは、どこだ」キョロキョロ
俺「……俺の家だよな。見覚えのある庭だし、家も見覚えがある。……そういえば!」
ハイデマリー「……」
俺「……あの数か月は夢じゃなかったらしいな、それともずっと夢が続いてるのか……?とりあえずは、ハイデマリーさんを部屋に運んで、ストライカーユニットをガレージにぶっこむか」
…
…
俺「今は○月○日……?数か月どころか俺がドバイから帰ってくる予定だった日じゃないか。TVも携帯もカレンダーも全て同じ日だよな……うーん」
ハイデマリー「ん……ここは?」
俺「お?目が覚めたかい?」
ハイデマリー「……ここはもしかして、俺さんが居た世界ですか……?」
俺「そうだね。俺が居た世界、俺の居た時代、そして俺の家の寝室だ」
最終更新:2013年02月15日 13:38