――執務室
ラル「今日の仕事はこれで終わりか」ンー
<コンコン
ラル「開いているぞ」
俺「よぉ。お仕事お疲れさん」
ラル「俺か。これも仕事の内さ。ただ、肩や腰が凝っていかんがな」
俺「……あまり無理はするなよ?」
ラル「なぁに。酷くなったらお前にマッサージを頼むとしよう」
俺「マッサージ!?」
ラル「凝ったらほぐすのは常識だろう? それともしてくれないのか?」
俺「いや……グンドュラが疲れてるなら。そうするけど」 アタフタ
ラル「よし決まりだ。今の言葉忘れないからな?」 ニヤニヤ
俺「あぁ。ちゃんと覚えてるよ」
ラル「ふふっ。それで、今日はどうしたんだ?」
俺「これを持ってきたんだ。一緒に食べないか?」 ヒョイ
ラル「アイスキャンデーか」
俺「バニラしかなかったけどな」
ラル「構わないよ。書類が汚れると大変だから、ソファに移るか」
俺「おぅ」
―――
――
―
ラル「それじゃ。溶けないうちに」
俺「いただきます」 パクッ
ラル「……うん。甘いな」 ペロペロ
俺「ッ!?」
ラル「俺? どうかしたのか?」 ペーロペーロ
俺「いや!? 何でもないぞ!?」
ラル「そうか?」
俺「(舌遣いが……何というか扇情的だな)」
ラル「んっ……じゅぷ……んぁ」
俺「(真っ赤な舌が円柱状のバニラアイスを嬲り、舐め回している。何か……すごい卑猥に見えてしまうのは俺だけか? あぁ、そんなにしゃぶって……)」
ラル「んむぁ……はむっ……れろ……んむぅ」
俺「……このままではまずい」 コソコソ
ラル「おれ……どうして距離を取るんだ?」 ションボリ
俺「えっ!? これはその……」アタフタ
ラル「……まぁいい。私がそっちに行けば済むことだ」ジリジリ
俺「うっ」 アワワ
ラル「ふふん。もう逃げ場は無いぞ?」
俺「くぅ……」
ラル「あむ……はむ……む、溶けるのが早くなってきたな」タラー
俺「(口周りに白いものが。アイスだと分かっていても、興奮してしまう)」ジー
ラル「ふぅ。ごちそうさま。口許が少し汚れたな」 フキフキ
俺「あ、あぁ」
ラル「俺? 溶け掛かっているぞ? 食べないのか?」
俺「うわ!? やばい!」
ラル「そんなにがっつくな。落ち着いて食べろ」
俺「だって、服とかソファ汚れるからな」
ラル「まったく。慌てて食べ終えても口が汚れているぞ」ツンツン
俺「えっ!?」
ラル「動くな。綺麗にしてやる」 ガバッ
俺「!?」
ラル「ぺろ……ぺろ……あまいなぁ。ふふふっ」
俺「な……!?」
ラル「れろ……ん、これでよし。綺麗になったぞ ///」
俺「ありが……とう」
ラル「どういたしまして」 トスッ
俺「……どうした?」
ラル「甘いお菓子も良いが、お前からの労いも欲しいな」 スリスリ
俺「ってことは、つまり」
ラル「少し……甘えさせろ」
俺「ん……お疲れさん」 ナデナデ
ラル「くふん…… ///」
俺「いつも――っぐ!?」 ピキーン
ラル「おれ!?」 ガバッ
俺「あ、あぁぁぁ」 プルプル
ラル「おい! どうした!?」
俺「あ、頭痛い……」
ラル「だからがっつくなと言っただろう。慌てて食べるからだ……ほら」 ズリズリ
俺「ん?」
ラル「私の膝を使え。横になれば……少しは落ち着くはずだ」
俺「良いのか?」
ラル「構わないよ。他ならないお前だからな」
俺「それじゃ……遠慮なく」 ボフッ
ラル「んっ…… ///」
俺「んー」
ラル「どうだ……? ///」
俺「柔らかくて、温かくて……こっちの方も落ち着くな」 ゴロゴロ
ラル「んっ! こ、こら! あまり動くな! また痛むぞ!」
俺「っつぅぅぅぅ」 アイタタタ
ラル「まったく……少しは人の言うことを聞け。ほら」 ナデナデ
俺「あぁ……いいな。これ」
ラル「今度は私にも頼むぞ?」 ナデナデ
俺「わかってるよ……」 ウトウト
ラル「よしよし」 イイコイイコ
俺「……なぁ、グンドュラ」
ラル「どうした?」
俺「いつか海に……行きたいな」
ラル「海か。そうだな……行きたいな」
俺「一緒に泳いだり」
ラル「浜辺で日に当たったり」
俺「それと。グンドュラの水着姿も見てみたい」
ラル「……ばかっ ///」 ペシッ
俺「駄目か?」
ラル「その……暇があったら、な? ///」
俺「あぁ! 楽しみにしてるよ!」
ラル「(水着……何を買おうか……)」
おしまい
生存報告も兼ね、以前投下した保守用短編を掲載
遅筆が酷くなったため水着回は来年、三ヒロインまとめて出そう。うんそうしよう
ちなみに本日はギュンター・ラル氏の命日です。いつか、命日絡みの話も書きたいですが、とりあえずは本編ですね。戦闘回増やすんじゃ無かったよ……
最終更新:2013年03月09日 23:17