衛生兵の憂鬱-予告編-

「大したことはない、ただの救出任務だ。」

生かすか死ぬか・・・とある衛生兵の、命をかけた戦いが始まる・・・


敵の弾が飛び交う中、救護対象を助けるために命を賭ける兵士たち、メディックチーム。
彼らに、ひとつの任務が入る。

「501統合航空団のメンバー二人が、敵の攻撃を受け、被弾。現在、孤立している。彼女たちを助けてやってくれ。」

俺「大したことはないな、ただの救出任務だ。」

俺に銃を向けるバルクホルン大尉。

バ「まだだ!まだ私は・・・私は帰らない!」

鳴り響く銃声。

主演 厳重注意されても図々しさで立ち上がったで賞受賞 俺
   クリスは妹です、でも宮藤はもっと妹です ゲルトルート・バルクホルン
   EMT!EMT!EM(ry エーリカ・ハルトマン

衛生兵の憂鬱 公開時期 完成次第

先着300名には「EMT!天使のキスカード」をもれなく差し上げます!

26 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/17(月) 21:23:30.63 ID:Otm4RBGl0
   昨日予告編書いたやつだね、まだ序章しかできてないね、仕方ないね
   それでははじめませう

   -------------------------
   夕闇の中をバルクホルンとエーリカが白い尾を引きながら飛ぶ。

   バルクホルン「今日のスコアは中型が15、か。まあまあといったところだな。」

   エーリカ「私は10だね。トゥルーデは相変わらず馬鹿力だよね、ネウロイ捕まえて別のやつにぶち当て      ちゃうなんて。」

    広範囲に展開した敵を駆逐するために、今回の作戦ではツーマンセルで行動している。
   バルクホルン・エーリカ組は戦線の最右翼を担当していた。

   バ「あれも作戦だ。見事だっただろ」

   エ「はいはい」

   バ「くっ お前はいつもそうやって人を食ったような態度を・・・」
27 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/17(月) 21:26:13.91 ID:Otm4RBGl0
    二人のインカムからコール音が流れ、聞きなれた坂本少佐の声が鳴る。

   坂本<<こちら坂本。こ戦線中央部は片付いた。そちらはどうだ?>>

   バ<<了解。こちらも片付いた。後は航空部隊に引き継いでも大丈夫だと思う。>>

   エ<<もう敵が居なくなったから帰ってるところだよ~>>

    今回の任務では消耗を防ぐため、各自の判断で帰投することが許可されている。

   坂<<こちらもこれより帰投する。基地で落ち合おう。>>

   バ<<了解。>>

    通信を終えさらに飛行を続ける二人。眼下には常緑樹が敷き詰められ、濃紺色の絨毯が広がる。

   エ「はやく基地に帰って宮藤の料理がたっべったいな~」

   バ「宮藤の料理は絶品だからな。私も楽しみだ!」

    バルクホルンは万遍の笑みを浮かべる。

   エ「またまたトゥルーデ、宮藤のことになると締りがないな~」

    ハルトマンはバルクホルンをおちょくることにかけては天才的だ。 
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/17(月) 21:26:56.49 ID:nChEjG+V0
   支援 
29 :衛生兵の憂鬱(支援どもです)[sage]:2011/01/17(月) 21:28:02.78 ID:Otm4RBGl0
   バ「わっ 私は別にそんなんじゃないぞ!カールスラント軍人たるもの、食事は」

   エ「はいはい」

   バ「また・・・!」

   エ「トゥルーデは硬すぎるんだよん。 ん?今あっちに何か光らなかった?」

    ハルトマンは11時の方角を指差す。
    
   バ「ん?確かに何か光ったな。」

    二人の視線の先には、はるか遠くで沈みかけの陽光を反射し、微かにきらめくものがあった。

   エ「怪しいね。行ってみようか。」

   バ「そうだな。一応確認して見るか。」

    不審物確認の旨を坂本少佐に報告しようとインカムに手を当てた瞬間、赤い閃光が二人の間を通り抜けた。

   エ・バ「・・・!?」

    その閃光は、明らかに二人を狙ったものであった。
    だが、一体どこから発射されたものかがまったく判別できない。
30 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/17(月) 21:29:03.71 ID:Otm4RBGl0
   バ「ブレイク!ブレイク!」

   エ「言われなくても!」

    二人は回避機動に移る。縦横無尽に飛び回る二人。
   みるみる閃光の量が増え、四方八方から発射される。

   エ「敵がどこにいるのかわかんないよ!」

   バ「おかしい・・・敵の姿が見えない。」

   エ「まさか・・・サーニャが言ってたやつ?」

    明らかにそこに何も居るはずがないのに赤い閃光が生み出され、二人の方へ飛んでいる。
   二人が見えないネウロイに遭遇するのは[[初めて]]のことであった。
    バルクホルンは応援を呼ぼうとインカムに手を当て、坂本少佐へと通信を行う。だが、何度試しても流れるのは耳障りなノイズのみである。 
31 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/17(月) 21:29:50.32 ID:Otm4RBGl0
   バ「ブレイク!ブレイク!」

   エ「言われなくても!」

    二人は回避機動に移る。縦横無尽に飛び回る二人。
   みるみる閃光の量が増え、四方八方から発射される。

   エ「敵がどこにいるのかわかんないよ!」

   バ「おかしい・・・敵の姿が見えない。」

   エ「まさか・・・サーニャが言ってたやつ?」

    明らかにそこに何も居るはずがないのに赤い閃光が生み出され、二人の方へ飛んでいる。
   二人が見えないネウロイに遭遇するのは初めてのことであった。
    バルクホルンは応援を呼ぼうとインカムに手を当て、坂本少佐へと通信を行う。だが、何度試しても流れるのは耳障りなノイズのみである。 
32 :衛生兵の憂鬱(すまん ミス)[sage]:2011/01/17(月) 21:30:38.58 ID:Otm4RBGl0
   エ「インカムが効かないよ~!」

    ハルトマンも同じことを試していたらしく、バルクホルンに叫ぶ。
   援軍の望みは絶たれ、敵は見たこともない、ましてや見ることもできない新型のネウロイである。
    いくらエースといえども、サーニャのようにレーダー能力を持っていない限りは見えない敵と渡り合うことはできない。
    二人の頭には、絶体絶命という文字が浮かんでいた。

    どれほどの時間が経っただろうか?二人は消耗しきっていた。

   バ「はぁ、はぁ、くっ!敵はどこだ!どこなんだ!」

    焦燥し、狼狽するバルクホルンに向けて、一発の閃光が放たれる。
   ハルトマンは、その一発にバルクホルンがまったく気づいていないことを見逃さなかった。

   エ「危ない!トゥルーデ!!」

    ハルトマンは閃光とバルクホルンとの間に身を踊り入れた・・・

   第一章 完 
33 :衛生兵の憂鬱(すまん ミス)[sage]:2011/01/17(月) 21:32:07.59 ID:Otm4RBGl0
   というわけで終了です。 ただいま続きを作っているところなので、またできたら張ります

   ちなみに、「俺」が出てくるのは第二章からです

227 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:22:15.27 ID:3RYXKuRnO
   昨日の続きです

   ‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   第二章

   夕闇に包まれ始めた前線簡易基地に、STG44の銃声がこだまする。
   そこには、日々の日課を終えくつろぐ兵士や、射撃ゲーム興じる兵士たちの姿があった。

   俺「やりっ!また勝ったぜ!」

   俺は悔しそうにマルク札を差し出す同僚、ジョン・リトルマンを前に、万遍の笑みを浮かべる。

   ジ「まったく、お前はなんでそんなに射撃がうまいんだよ!今まで勝ったためしがないじゃないか!俺の金を返してくれよ・・・」
228 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:24:05.89 ID:3RYXKuRnO
   リベリオン系カールスラント人の彼は、隊の中でも抜群に射撃がうまい。だが、俺はそんな彼にも負けないほどの射撃の腕を持つ。噂では、外では「シャープシューター俺」というように呼ばれているようだ。

   俺「ははは!お前いっつも、今度こそは!って言って勝負してくるじゃないか、いい加減あきらめろよ。」

   ジ「うるせー!この隊の中では俺が一番なんだよ!今日は調子が悪いだけなんだよ!」

   彼は負けず嫌いだが、なにも彼に限ったことではない。この隊の仲間は全員が何かのエキスパートとして通っている。ジョンは自称では射撃が一番だと言うが、実際はオートバイを扱うのが抜群にうまい。
   レースをして彼に追いつけるものはおそらくいないだろうが、彼は鼻にかける様子はない。
229 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:26:21.68 ID:3RYXKuRnO
   俺「まあまあ、もうそんなことはいいから、飯でも食おうや。」

   焚き火の前へと移動し、ごそごそと背嚢を漁る。出てきたのはいわしの缶詰とクラッカー。ジョンの手には肉の缶詰が握られている。

   俺「畜生、ついてやがるな」

   ジ「へへ、ちょいとね、」

   ジョンはそういいながら人差し指を曲げる。
   二人は缶詰を開こうと簡易缶切りを取り出す。
   焚き火の周りには疎らながらも人が集まり始める。やはり腹時計は皆同じらしい。
230 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:28:46.44 ID:3RYXKuRnO
   缶詰を開け、上蓋を押し上げた時、メガホンでがなる基地指令の声が耳に入った。

   指「メディックチームのものは集合!緊急任務だ!集合!」

   俺は缶詰を持ったままテントへと向かう。ジョンもそれに続く。
   俺の頭をいやな予感がよぎる。こんな風にいきなり呼ばれる時は、たいてい良くないことが起きた後だからだ。

   指「よし、そろったな。たった今、501統合航空団から救助依頼が入った。二名の隊員、エーリカ・ハルトマン中尉と、ゲルトルード・バルクホルン大尉がこのエリアに不時着したそうだ。」

231 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:31:08.87 ID:3RYXKuRnO
   墜落地点を指しながら指令が放ったその言葉に、一同は息を呑んだ。
   501はエリート中のエリートで、これまでもたくさんの戦果を上げている部隊だからである。
   だが、それだけではなく、救助や整備など、戦闘飛行以外の部分も501のみで完結した部隊である。
   かつて、坂本少佐やバルクホルン大尉が前線で負傷するとことがあったが、彼女たちは自分らの部隊内のみで治療、帰還を行い、戦 死率は0%、そんな部隊がなぜ俺たちに依頼を出したのかは、誰にもわからなかった。

   指「実は、彼女らの部隊内でも救助行動に出たのだが、みな追い返されていて空からは近づけないそうだ。」
232 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:32:55.42 ID:3RYXKuRnO
   俺「なぜです?あの部隊がそんなに簡単にあきらめるなんて。何かあったんです?」

   指「じつはな、『見えない』ネウロイが複数出現しているらしい。」

   ざわめくメディックチームの面々。それもそのはずである。エースウィッチでがやられた相手に対して歩兵風情に何ができるといえるのだろうか。

   俺「なんてことはない。ただの救出任務だ。」

   全員の視線が俺に集まる。
233 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:34:43.25 ID:3RYXKuRnO
   ジ「確かにな、かわいこちゃんに会えるまたとないチャンスだ!」

   ジョンのふざけた一言に笑いが広がる。

   「ははは、ちげえねえ!」「おいジョン!手を出したら銃殺刑だぞ?あっこにはこっわい中佐殿がいるんだ!」「決めた!俺も握手してもらう、んでデートに誘う!」「おい、それは俺だぞ!」「なにおっ!」

   俺「よし、それじゃいこうか!」 
234 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:36:21.60 ID:3RYXKuRnO
   俺はこの隊の隊長でもある。俺の言葉に一同は立ち上がり、その神経を戦闘モードに切り替えていく。
   テントを出て行こうと踵をかえす一同の後ろから、指令の声が響く。

   指「いい忘れていたが、途中から501所属のサーニャ・リトビャグ、オラーシャ空軍中尉がサポートしてくれるそうだ。彼女は[[ナイトウィッチ]]だから十分な手助けをしてくれるだろう。それじゃあ、がんばって来い!」

   一同「ヤー!」
235 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/18(火) 22:37:52.45 ID:3RYXKuRnO
   メディックチームは、武装を身に着けると、各自、林に隠蔽してあるオートバイ、救護者搬送のためのリベリオンジープに乗り込む。今回は二人ということで、ジープは一台だ。

   俺はエンジンを掛け、スロットルを開き、土埃を巻き上げながら発車する。皆も、一定の陣形を保ったままそれに続いた・・・。

   第二章 完

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/18(火) 22:39:36.46 ID:joGqwpbE0
   リトヴャ「ク」な、乙 
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/18(火) 22:40:36.20 ID:2gyfKVAb0
   おつん 
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/18(火) 22:43:09.26 ID:joGqwpbE0
   もう一つ重箱の隅だけどサーニャは陸軍所属だよ、っと
   それからゲルトルー「ト」、ね

239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/18(火) 22:47:39.84 ID:coU6GElf0
   名前くらい把握しとけよ、と 
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/18(火) 22:51:22.39 ID:Kivk4b5K0
   乙!! 

435 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/20(木) 00:03:33.89 ID:926QYnAjO
   昨日はさる規制くらったんでなにかコメしてもらえると助かります
   補足ですが、この話に出てくる森は、二期での「500over」の序盤に出てくる針葉樹林のような感じのものだと思ってください。

   衛生兵の憂鬱 -3章-

   砂塵を巻き上げながら大地を疾走するメディックチーム。
   俺を先頭に少し後ろをリトルジョンと伍長、そしてその後ろに担架を積んだリベリオンジープが続く。
   俺はカールスラント軍特有のフリッツヘルメットに取り付けたヘッドランプで地図を照らす。

   俺「よし、そろそろ戦闘エリアに入るぞ。各自、装填してセーフティを掛けておけ。ジープ助手席は双眼鏡で前方の監視を。」

   「「了解」」

436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:04:35.06 ID:ypxg5FOH0
   まぁだからさるさん嫌ならレスを長くすればおk 
437 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/20(木) 00:06:19.51 ID:926QYnAjO
   敵のネウロイはなにも強力な大型ネウロイだけではない。対歩兵型のフライングゴブレットもいる。
   大型ネウロイには歩兵の機関銃では歯が立たないが、フライングゴブレット程度であれば十分に通用する。
   遠くに広大な針葉樹林が見え始める。

   ジープ助手席「前方!11時にフライングゴブレット三機!こちらに向かってきます!」

   敵のお出ましである。

   俺「戦闘準備!各自自由発砲!スコアを稼げ!」

   ヘッドセットに吹き込むと、返答と同時に銃を取り出す金属の触れ合う音が響く。


438 :衛生兵の憂鬱 [sage]:2011/01/20(木) 00:10:05.33 ID:926QYnAjO
   >>436成る程です
   ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   俺は背中からSTG44を取り出すと、セーフティを解除し、左手に持つ。
   だんだんとフライングゴブレットの小さい姿があらわになる。
   敵が赤い閃光を放つ。閃光はジープの後方に突き刺さり砂塵と同時に小さく爆炎を上げる。
   俺はハンドルから右手を離し、銃を構える。フライングゴブレットは小さい角の突き出たボディを月光に浮かび上がらせる。
   銃が暴れないよう短い連射を数回加える。全弾命中、すれ違いざまに先頭の一機がコントロールを失いあらぬ方向へと飛び、地面に砕ける。

   ジ「ひょー!やるねえ!」

   俺「まだ二機残ってる!油断すんじゃないぞ!」

   鈍い発射音とともに、ジープに積まれている50口径が火を噴く。
439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:11:28.41 ID:H0oeZwBy0
   支援 
   >>434 有難う 
440 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/20(木) 00:12:10.17 ID:926QYnAjO
   ヘッドセットをしていても、その咆哮は耳に突き刺さる。
   二機のフライングゴブレットを曳光弾の火線が追う。程なく一機のボディに弾が吸い込まれ、粉々に砕け散る。最後の一機は急に方向転換をすると、森の方向へ逃げていく。だが、50口径はそれを逃がさず、粉々に砕いた。

   俺「よし、よくやった。森に入るぞ、奇襲に」

   ジープ助手席「前方、林の入り口に陸戦型ネウロイ!中型です!」

   俺「何だと!各自散開!当たるな!」

   ジープは50口径でその大きなボディを撃つが、鋭い閃光とともにはじき返される。
441 :衛生兵の憂鬱 支援感謝[sage]:2011/01/20(木) 00:14:08.82 ID:926QYnAjO
   俺「くそ、50口径じゃ効かない!無駄弾は避けろ!」

   陸戦方は背中の砲塔をジープに向け、赤い光を蓄え始める。

   俺「おい!狙われている!よけろ!」

   ジープがやられたら作戦は遂行できなくなる。俺は、思わず叫んだ。
   俺の頭上を何かが駆け抜けると同時に陸戦型が閃光を放つ。
   それはジープの前に躍り出ると蒼いシールドを張った。
   頭部にはアンテナ状の光が浮かび上がり、漆黒のストライカーユニットを履いている。
442 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/20(木) 00:16:03.80 ID:926QYnAjO
   「彼女」は閃光を防ぎきると、四角く長い箱状の物を構え、ロケット弾を二発放った。
   ロケット弾はネウロイの前面に突き刺さると、眩い光とともにネウロイを四散させる。

   サーニャ「こちら501統合航空団所属、オラーシャ陸軍サーニャ・リトビャク中尉です。援護に来ました。」

   俺「こちら、カールスラント陸軍第203救護小隊「メディックチーム」隊長、俺中尉だ。部下の危ないところを救ってくれて感謝する。」
443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:17:50.79 ID:ypxg5FOH0
   おいおい、この速度じゃまたサルっちまうぜ?
   支援 
444 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/20(木) 00:18:24.32 ID:926QYnAjO
   俺「よし、陣形を戻せ。林に突入する!各自、奇襲に備えよ」

   林に突入する一同。地面は湿り気を含んだ土に変わり、ハンドルの手ごたえが変わる。

   サ「詳しい地点はわかりませんが、無線の電波から二人の方角はわかります。先導することならできますが。」

   無線にノイズが混ざり始める。恐らく彼女の言うジャミングのせいだろう。

   俺「了解、それは助かる、頼んだ。」

   俺が返事を返すと彼女は俺たちの前に位置を変える。

   一人のナイトウィッチとメディックチームは月光の差し込まない漆黒の林道を駆け抜ける・・・

   第三章 完
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:20:20.01 ID:H0oeZwBy0
   乙 でいいだよね

   いやー。突撃銃の元祖をここで見るとは。うれしいねぃ。 
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:21:18.53 ID:ypxg5FOH0
   乙
   ところでこの状況だと瘴気がキツくないか?

   >>445
   フェデロフェ・・・ 
447 :衛生兵[sage]:2011/01/20(木) 00:26:50.75 ID:926QYnAjO
   始めはMPにしようかと思ったんですが、口径的に厳しいかな・・・と STG44かっこいいし

   劇中ではネウロイが完全に占領した地点はしょうきが出るみたいなので、まだ戦線が押し合っているエリアなら大丈夫かな・・・と思いまして 
448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/20(木) 00:36:21.08 ID:H0oeZwBy0
   アイディアは先進的なんですが。
   やっぱり、実戦使用で~となると、この子かなあと。
   ま、異論は沢山出ますよねw 

78 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/22(土) 22:39:01.44 ID:3eC/8iN6O
   >>77 Yeah fuck neuloi's hole!
   ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   第四章

   林の闇の静寂をバイクのヘッドライトと騒音が破る。
   出発してからおよそ二時間。そろそろ救護者のもとまで辿りつかなければ彼女たちの命が危ない。

   サ「・・・来ます。」

   彼女が何か察知したようだ。林に入ってからはこれで二度目の襲撃である。
   先ほどはフライングゴブレットが少数だったが、今度はそうは行かないだろう。
   向こうはこちら手強いことに気づいているはずだ。

   サ「12時方向、数4!」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/22(土) 22:40:18.40 ID:tbXpzbe60
   あ~。じゃあ俺この次に予約します。支援 
80 :衛生兵の憂鬱 支援どもです もしや予約してました? それだったら中断しますが・・・[sage]:2011/01/22(土) 22:42:42.24 ID:3eC/8iN6O
   俺は前方に目を凝らす。だが、そこには何もなく、ただ道と、木の隙間から見える夜空のみである。
   突然虚空の一点に赤い光が集中し、閃光が放たれる。

   ジ「うわっち!」

   ジョンはとっさにバイクを横倒しにし、スライドさせる。直前までジョンの胴体があった場所を閃光が通り抜ける。狙われたのが俺か伍長であれば、今頃は身体を真っ二つにされ、地面に転がっていただろう。
   再び虚空に光が集中する。

   サ「皆さんは先に行ってください!ここは私に任せて!」

   俺「了解!がんばってくれ!」
81 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/22(土) 22:45:39.78 ID:3eC/8iN6O
   俺は彼女を取り残すのに多少抵抗を覚えたが、彼女はウィッチである。歩兵数人よりも遥かに戦闘力は高い。無駄な意地を張らずに俺は応えた。
   彼女は林道から空に抜けると、梢を掠めるような高度でドッグファイトを始める。
   俺は彼女に従い、その場を走り抜けた。
   ライトは依然、暗い夜道を照らし続ける。

   サ「4つとも撃墜しました。見えないネウロイです。注意してください。」

   彼女は全員に伝えながら再び車列の先頭へと戻る。
   道は軽い蛇行を幾度も[[繰り返し]]ながら、二人の救護者へと続く。

   サ「だんだんと二人の無線の電波がつかめてきました。もう少しすれば場所が特定できると思います。」 
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/22(土) 22:45:52.58 ID:tbXpzbe60
   いえ、どうぞ気にせず続けちゃってください。支援ですよ④ 
83 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/22(土) 22:48:42.49 ID:3eC/8iN6O
   俺「了解した。」

   このような状況で、ナイトウィッチである彼女が居なければとても救助ができたとは思えない。
   もともとは歩き回って探す予定だったのだ。
   またしばらく走り続けただろうか、再び彼女のガラスのように繊細な声がヘッドセットから響く。

   サ「二人の居場所がつかめました。ここから直線距離で二キロほど北上した地点に居ます。」

   俺は再び地図を見る。その地点は、道からはずれ少し林へと入ったところにある湖の湖畔だ。
   一度バイクを降りる必要がある。

   俺「了解した。それでは、我々は一度道から最短距離になる場所まで移動する。そちらはどうする?」

   サ「最後までついていきます。失礼ですが、とてもあなたたちでは・・・」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/22(土) 22:49:28.79 ID:idSyq0+o0
   支援射撃 
85 :衛生兵の憂鬱 申し訳ありません、もうすぐ終わりますんで[sage]:2011/01/22(土) 22:51:11.61 ID:3eC/8iN6O
   彼女は俺たちに力がないことを十分に理解している。

   俺「いいんだ、無理して全滅しても馬鹿らしい。それでは頼む。」

   サ「・・・」

   何かを察したのか、突然黙り込む彼女。

   俺「ん?」

   サ「敵です!すぐそこに陸戦方が居ます!避けて!」

   ゆるいカーブを抜けた先には、前方に道をふさぐように陸戦方のネウロイが陣取っていた。
   まるで蜘蛛に砲塔をつけたような巨大なそのネウロイはこちらに長い砲身を向けると、拡散ビームを放つ。
   閃光は道脇に生える木をなぎ倒し、地面に孔を穿つ。
   前方で、ビームの直撃を受けた幾多もの大木が道に倒れこんでくる。
   通り抜けるにはとても間に合わない。
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/22(土) 22:52:47.37 ID:tbXpzbe60
   紫炎 
87 :衛生兵の憂鬱 支援感謝[sage]:2011/01/22(土) 22:54:06.88 ID:3eC/8iN6O
   俺「全員、車を道脇に寄せて降車!集合!」

   俺の合図に全車は止まり、武装を手に集まってくる。地響きとともに木が完全に道を塞ぐ。
   そうしている間にも、ネウロイは第二射を放とうとする。そこへ彼女が砲塔の前へ降り立ち、シールドを展開して閃光を封じ込める。
   俺たちは林の中へと飛び込む。

   サ「これは私に任せてください!皆さんは先に!」
88 :衛生兵の憂鬱 紫炎感謝[sage]:2011/01/22(土) 22:56:26.47 ID:3eC/8iN6O
   炸裂音が響き、それに応えるかのように赤い閃光の応射が放たれる。
   今度のネウロイはよほど強力らしく、彼女の声には少し焦りの色がにじんでいる。

   俺「了解!必ず二人は連れ戻す!それまで無事でいてくれ!」

   サ「わかりました!二人を・・・二人をお願いします!」

   メディックチームは暗い林の中を走り出した・・・

   第4章 完
89 :衛生兵[sage]:2011/01/22(土) 22:59:55.23 ID:3eC/8iN6O
   以上で今回分は終了です

   次回はいよいよお姉ちゃん登場! 

287 :衛生兵の憂鬱 ぶち抜いてやんよ![sage]:2011/01/23(日) 14:51:35.94 ID:4H3Gz995O
   第5章

   サーニャ・リトビャク中尉とネウロイが戦っている横を走りぬけ、しばらく走ると時々鈍い爆発音が響く程度になる。その音は、俺たちの足を急がせる。
   しばらく走ると、数体のフライングゴブレットが現れる。
   俺達は木陰に身を隠し、STG44の照星と照門をネウロイに重ねると、引き金を引く。
   フライングゴブレットの死角から5発の弾頭が射出され、その体に突き刺さる。続いて、もう一体にも7発の弾丸を叩き込む。
   薄い鉄板を打ち抜くような音が響き、一体は四散、もう一体はふらふらとこちらへ近づき、俺の目の前に落ちると悔しそうに身体を震わせ、再び飛ぼうとする。
   俺は木陰から出ると、近づき、stg44のストックを叩き付ける。4回ほど殴ると、フライングゴブレットは原型を留めないほど拉げ、身体を光らせながら崩壊した。
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 14:52:38.75 ID:fu7EZSY40
   乙
   いいなぁ、ヘルマン・・・いや、ヘルマ。 
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 14:53:02.08 ID:fu7EZSY40
   ごめ!リロードしてなかった! 
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 14:53:38.07 ID:mDlYAJ1m0
   飛行盃って20mmクラスじゃないとキツイんじゃなかったっけ?支援 
291 :衛生兵 >>286 アリダナ あと村上龍も[sage]:2011/01/23(日) 14:54:04.89 ID:4H3Gz995O
   俺「これで全部か。」

   ジョンと伍長は1体ずつ倒したようだ。

   ジ「急ぎましょうや、早くレディとご対面したいですよ!」

   そういうジョンの目はきらめいている。

   俺「まったく、お前はそればっかりだな。」

   ジ「それも二人は絶世の美女よだれが止まりませんよ・・・フヒヒ・・・」

   いよいよ気持ちの悪い笑みを始めたジョン。伍長はやれやれと首を振っている。
   目標地点まではおよそ一キロ。走る足を緩めず、木々の間を獣のように走り抜ける。
   何体かの敵を倒しつつ、メディックチームは湖に到着した。
292 :衛生兵 カルスラの新型弾ってことでどうか・・・[sage]:2011/01/23(日) 14:56:59.21 ID:4H3Gz995O
   そこは先ほどとは違い、月光が差し込んでいるので明るい。湖面には月が反射し、神秘的な様相を呈していた。
   あたりを見回してみると、湖の反対側にうごめく影が見える。

   俺「よし、行くぞ。」

   皆はうなずくと、俺に追従して走り出す。
   輪郭がハッキリとつかめる程まで近づく。小さい方は仰向けになり、もう一方はしゃがみこみ、あたりを警戒しているようだ。
   しゃがんでいる方がこちらを振り向く。闇の中に、鋭い眼光が浮かび上がる。
   恐らく彼女がバルクホルン大尉だろう。
293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 14:58:09.22 ID:mDlYAJ1m0
   サマンサ・フィッシャーとかジャクリーン・ライアンは難しそうだな・・・ 
294 :衛生兵[sage]:2011/01/23(日) 14:59:26.39 ID:4H3Gz995O
   バ「そこに居るのは誰だ!」

   拳銃をこちらに振り向ける音とともに、少しかすれ、疲れきってはいるが強い意志のこもった声が響く。
    
   俺「落ち着け!バルクホルン大尉、俺は、カールスラント軍、第203救護小隊「メディックチーム」隊長、俺中尉だ!あんた達を助けにきたんだ!敵じゃない!銃をおろせ!」

   俺は、そう応えると、早く応急処置に取り掛かろうと彼女達に駆け寄ろうとした。
   だが、予想外の言葉に俺の脚は止まった。
295 :衛生兵 サイキック・スペシャルフォースでいいんダナ[sage]:2011/01/23(日) 15:02:05.35 ID:4H3Gz995O
   バ「いいや、あんた達は敵だ!人型ネウロイなんだろ!だましてつれて行こうなんて、そうはいかない!手を上げて、頭の後ろに手を回し、その場に伏せろっ!」

   俺は愕然とした。救護対象者が錯乱している。
   ある意味敵と対峙したまま救護を行うよりも厄介だ。

   バ「早くしないか!私はお前達を捕虜にしてやる!」

   どうにか説得するよりない。俺は後ろに下がっているメンバーに目配せし、すぐに処置ができるよう準備を始めるよう指示した。

   俺「何を馬鹿なことを!大尉、俺達はあんたの味方だ!助けに来たんだ!もう疲れただろう!仲間も心配しているぞ!」

   バ「黙れ!人語を話すネウロイ風情が何を言う!さっさと伏せるか、どこかに行け!いまなら見逃してやる!」
296 :衛生兵[sage]:2011/01/23(日) 15:03:29.71 ID:4H3Gz995O
   完全に押し問答となってしまう。いつまでたっても状況は打開されそうにない。俺は、彼女を信じて近づくことに決めた。

   俺「もういいんだ、もういいんだよ、ゲルトルート・バルクホルン大尉、そっちのエーリカ・ハルトマン中尉も苦しそうじゃないか、もう帰ろう、俺達と一緒に、基地に帰って、風呂に入って、みんなで笑おう、もう帰ろうよ、大尉。」

   俺はそう言うと彼女に向けて足を踏み出した。

   バ「私は・・・私はまだ帰らない!!」

   一発の銃声が鳴り響く。
297 :衛生兵 このさき出血表現アリ[sage]:2011/01/23(日) 15:06:10.03 ID:4H3Gz995O
   後ろで準備を進め、手を動かしていた隊員が一斉に振り向く。
   俺の腹を軽い衝撃が走る。
   少し遅れて激しい痛みが襲う。撃たれた位置から熱い血が流れ、股間まで降りてくる。
   俺は、それに構わずに足を進める。

   バ「う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

   軽い発砲音とともに、二発の弾丸が放たれ、そのうち一発が俺の腹部を再び貫く。
   俺は思わず手を腹に当て、一瞬立ちすくむ。だが、再び足を踏み出す。
   彼女の目前までたどり着く。月光に照らさた彼女の顔は、写真とは違い、苦痛と緊張、疲労、そして仲間をかばうという義務感のためにひどく歪んでいた。 
298 :衛生兵[sage]:2011/01/23(日) 15:08:31.77 ID:4H3Gz995O
   俺はしゃがみ込み、彼女と目線をあわせ、突き出されたp38の銃口を俺の鳩尾に押し付ける。
   俺は彼女のp38を左手で優しく包む。血の生ぬるい感触が彼女の手に伝わる。彼女は自分が何をしたかに気づき、正気を取り戻したようだ。

   バ「あ・・・あ・・・ぁ・・・」

   銃口が震え、俺の鳩尾に伝わる。
   俺はセフティを掛け、デコッキングさせて発砲できないようにすると、ゆっくりと手を解きほぐすようにしてp38を取り上げた。
   彼女は呆然と手を眺め、こちらの目へと視線を移した。
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 15:10:50.48 ID:mDlYAJ1m0
   お姉ちゃんは標準支給のPPKジャマイカ 
300 :衛生兵 我ながら臭い文章だ・・・[sage]:2011/01/23(日) 15:11:14.43 ID:4H3Gz995O
   俺「もういいんだ・・・俺は大丈夫だ、もう帰ろう・・・」

   俺は彼女のほほに手を伸ばし、触れながらゆっくりと話した。
   彼女はうなずくと、俺に抱きついた。

   バ「ごめんなさい、ごめんなさい!」

   俺は、子供のように抱きつき、涙を流す大尉の頭をなでる。
   戦争などなければ、彼女もただの女の子だったのだろう。
   俺は後ろを振り向き、準備を済ませたチームの面々に指示を飛ばす。

   俺「さあ、続きは帰ってからやってくれ、俺に惚れたのか?」

   俺は彼女の方を持ち、身体から離すと、彼女に言った。
301 :衛生兵 戦闘には貧弱かなって思いまして・・・[sage]:2011/01/23(日) 15:16:02.05 ID:4H3Gz995O
   バ「えっ・・・!あっ・・・」

   彼女は赤くなり、軽はずみな行動に出たことを後悔しているようだ。
   深呼吸をして立ち上がると、神経を戦闘モードに切り替える。まだここは戦場なのだ。
   俺も彼女に合わせ、立ち上がる。

   バ「カールスラント軍、501統合航空戦闘団、ゲルトルート・バルクホルン大尉だ。救出に感謝する。」

   凛凛しく立ち、敬礼とともに自己紹介をする彼女。

   俺「同じくカールスラント軍第203救護小隊「メディックチーム」隊長、俺中尉だ。」

   俺も敬礼を返す。
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 15:17:48.49 ID:mDlYAJ1m0
   連合軍第501統合戦闘航空団だろ? 
303 :衛生兵[sage]:2011/01/23(日) 15:18:54.17 ID:4H3Gz995O
   見ると、彼女は肩から腕にかけ、血を流している。

   俺「怪我をしているようだな、大尉。治療して貰うといい。」

   俺はそう言うと伍長とジョンを招き寄せる。
   少し離れ、治療を始めるメンバーを見回す。何とか山場は越え、後は帰るだけである。思わず安堵のため息が口から漏れる。
   突然ヘッドセットから、回線を繋ぐ時に発せられる音が鳴り前線基地指令の声が響く。
   いつの間にかジャミングが止んでいたようだ。
   その無線はとんでもない内容を伝えるものだった・・・

   第5章 完

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/23(日) 15:22:07.85 ID:mDlYAJ1m0
   な、なんなんだ・・・
   乙
   続きがwktk 
305 :衛生兵[sage]:2011/01/23(日) 15:22:45.19 ID:4H3Gz995O
   >>302 いろいろとごっちゃになってる・・・一度確認しなければ・・・

   今回は以上です お付き合い頂きありがとうございます 

671 :衛生兵の憂鬱 ハァーイウェーイトゥーザーデンジャクロウズ[sage]:2011/01/24(月) 21:53:27.90 ID:yEiVL8HAO
   今回はあんまり話が進みません 仕方ないね

   ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   衛生兵の憂鬱 第6章

   司令「・・・先刻、上層部がそのエリア一帯の森林部分を爆撃範囲に指定した。」

   俺「・・・何だって?」

   俺自身の腹部を血手当てする手が止まる。

   司令「先ほど、ほんの先ほどから、そのエリアのネウロイが異常に活性化してきている。
   お前達の居るエリアのさらに奥に超大型ネウロイがいくつも観測された。
   ・・・そして、小型から大型、陸戦、空中、あらゆるネウロイが都市部方向へと侵攻を開始している。それで、上層部は緊急制圧作戦を開始した。」

   先遣隊だろうか?俺の頭上をいくつかの高速型ネウロイが鋭い音とともに通り抜ける。 
672 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 21:54:58.29 ID:zEhraWI10
   アイルテイクユー、ラーイトイントゥザデンジャゾーン 
673 :衛生兵[sage]:2011/01/24(月) 21:56:14.55 ID:yEiVL8HAO
   司令「20分前に連盟空軍の連合戦略爆撃機隊が、全基地から発進した。」

   俺「なぜです?なぜ止められなかったんです!?」

   俺の頭は真っ白になる。ほかのメンバーも通信に耳を傾ける。

   司令「すまない・・・私の力ではどうにもならなかった・・・今はもう仕方がないんだ!一刻もはやく森を抜けろ!
   任務企画書によると、森林部分は戦略爆撃隊が担当し、更地の方は連合機甲部隊が担当するそうだ。
   機甲部隊のほうは射撃を加えないよう手を回しておく、だが、爆撃機隊が行うのは絨毯爆撃だ、どうしようもない!早く逃げろ!・・・帰ったら休暇をあてがってやる。・・・幸運を。」

   俺「・・・了解・・・」
674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 21:56:17.38 ID:6aw59Hgh0

675 :衛生兵[sage]:2011/01/24(月) 21:57:19.13 ID:yEiVL8HAO
   もうすぐこのエリアの上空には西欧中のウィッチ、爆撃機、戦闘機が集結し、この大地を焼け野原にする。それは、俺達の頭上にまで爆弾が降り注ぐということを意味していた。

   ジ「おいおい・・・ジョークだろ?」

   俺「・・・急ごう。」

   ジープに乗っていた隊員は、二人を担架に乗せ始める。
676 :衛生兵 ちょっとグロ[sage]:2011/01/24(月) 21:58:39.80 ID:yEiVL8HAO
   伍「ネウロイです!一機!」

   突然のフライングゴブレットの襲撃に伍長が反応する。
   俺達は咄嗟にstg44を向け、ネウロイに弾丸を浴びせる。
   集中射撃を浴びたネウロイは、被弾直前に閃光を放つと、射線を一身に浴び、四散する。

   ジ「ごぼっ!・・・・・・がっ!?・・・ぐぁっ!!・・・」

   ジョンが右わき腹を押さえてのた打ち回る。

   俺「おい!」

   じたばたと転げまわるジョンを押さえつける。手をのけさせると、きれいに右腹部の皮膚から腹膜までが裂け、黄土色の腸が覗いている。
677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:00:08.20 ID:zEhraWI10
   メディー・・・っておまえじゃねぇかという・・・ 
678 :衛生兵 [sage]:2011/01/24(月) 22:00:20.09 ID:yEiVL8HAO
   担架は二つしかなく、ここにきて負傷者が増えるという最悪の状態に、俺と伍長は顔を見合わせる。
   不意に後ろから声がかかる。

   バ「私が歩こう。この担架は彼に使った方がいいだろう。」

   俺「あんたがそうできるなら、俺達にとっては助かる。いけるのか?」

   彼女は、三角巾につられ、包帯を巻かれた腕を見ながら言う。

   バ「幸い、足は無傷だ。走る程度なら苦でもない。」

   俺「了解した。」

   俺は手早くジョンの腹に包帯を巻き、止血を施すと、バッグからチューブ上の袋に針のついたモルヒネを取り出すと、二の腕に打ち込む。
   苦痛に歪んでいたジョンの顔が、瞬く間に和らぐ。
679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:02:06.47 ID:hrEWgPrr0
   痛いのは生きてる証拠とか言われて麻酔無しで歯を抜かれたこと思い出した支援 
680 :衛生兵 >>677 治療は任せろ! バリバリ[sage]:2011/01/24(月) 22:02:14.73 ID:yEiVL8HAO
   ジープ組は3人、担架を運ぶには人が足りない。

   俺「伍長、担架を」

   伍「了解」

   俺達は再び暗い林へと走り出す。
   幸い乗り物までの道のりではネウロイには会わなかった。
   梢の近くまで上がり、あたりを見回していたサーニャ中尉がこちらへと近寄り、尋ねる。

   サ「二人はどうなりましたか!?」

   俺は暗闇の中から現れるバルクホルン大尉と、担架にのっているハルトマン中尉を指差す。

   バ「私は無事だ。だがハルトマンが・・・」

   サ「中尉!」

   彼女は担架へと飛び、左上半身に包帯を巻かれ、気絶しているハルトマン中尉の顔を覗き込む。
681 :衛生兵 支援ありがと ・・・拷問じゃねえか・・・[sage]:2011/01/24(月) 22:03:41.62 ID:yEiVL8HAO
   俺「大丈夫だ、死んではいない。」

   胸を撫で下ろと、彼女は俺の方へと向き直る。

   サ「大変です、ここは絨毯爆撃を受けるそうです。ネウロイの反応も大変な数です」

   俺「ああ、聞いている。急いでここを出よう。」

   早速各々は乗り物へと乗る。ジープ組は患者をシートで担架に固定し、さらに担架をロープで固定する。ジョンが負傷したので、バイクは置き去りにし、俺はバルクホルン大尉を後ろに乗せることにする。
682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:03:49.79 ID:ltBVVO+H0
   治療している音に聞こえない支援

   このあとさっきの続き落としたいのね 
683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:05:00.49 ID:zEhraWI10
   >>682
   治療音はショリショリと相場が決まってるんだ(BFer的に 
684 :衛生兵 支援サンクス 電気ショックは任せろ! バリバリ![sage]:2011/01/24(月) 22:05:58.34 ID:yEiVL8HAO
   バ「頼んだぞ。」

   俺「了解、爆弾に当たらないよう祈ってくれ。」

   俺はベルトで大尉と俺とを結わえ付けながら応える。
   俺の腰に左手が廻され、柔らかな胸が背中にあたる。少し得した気分になっていると、リトビャク大尉の声がヘッドセットから響く。

   サ「あと、弾切れになってしまいました。何か使えるものはありませんか?」

   俺は改めて彼女が箱型のランチャーを持っていないことに気づく。
685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:06:08.91 ID:9to9LtFu0
   >>679 一体あなたはどういう状況でそういう・・・乳歯?永久歯?
    うわー!な支援 
686 :衛生兵 だよね~ 今なら訴えられるレベル[sage]:2011/01/24(月) 22:07:45.38 ID:yEiVL8HAO
   俺「そうだな、ジープの50口径を取り外して使うといい。」

   俺の言葉を聞いたジープ組の一人が、レンチを取り出し、機関銃を取り外しにかかる。どうせ救護者を乗せた状態では使えはしない。

   サ「感謝します。」

   頭上を赤い閃光が駆け抜ける。俺達を狙ったものではないようだ。
687 :衛生兵 [sage]:2011/01/24(月) 22:09:08.30 ID:yEiVL8HAO
   早くも戦闘機、ウィッチから成る露払いが到着したらしい。先を急がなければならない。
   彼女は重々しい50口径を軽々と担ぐと、再び俺達の前に就いた。
   少し視界が歪んだ気がしたが、俺はさほど気に留めなかった。

   俺「よし、行くぞ!」

   俺の合図に、行きより一台少ない車列は、夜闇に包まれた林道を再び走り出した・・・

   第6章、完
688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/24(月) 22:10:43.81 ID:9to9LtFu0
   乙!
   キャリゴは効きますぜ。ウェウェゥェ 
689 :衛生兵[sage]:2011/01/24(月) 22:11:38.07 ID:yEiVL8HAO
   今回はこれにて終了となります

   お付き合い有難うごさいます

   次回はいよいよクライマックスです 皆さん大好きタイガーちゃんも出るよ! 

52 :衛生兵[sage]:2011/01/26(水) 17:19:20.80 ID:nTB1ImZeO
   では遠慮なく

   この場をかりて俺についてのメモ

   21歳 中尉 衛生兵

   なぜこの歳で階級が高いのか?
   ・支援を効率よく要請できるようにするため。
   ちなみに俺の役割に就く兵士は他に比べて昇進ペースが速いです。

   ではまた夜に 

127 :衛生兵の憂鬱[sage]:2011/01/26(水) 22:28:32.51 ID:nTB1ImZeO
   実は予約してました

   今回は大半が情景描写で申し訳ないです

   ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   最終章

   オートバイのサスペンションが軋む。
   一行は月光の指さない林道を走り抜ける。
   空を見上げれば、道に沿った細長い空が覗く。

   俺「救護者の様態は?」

   ジープ組A「安静です。先ほど、ハルトマン中尉のほうにはモルヒネを継ぎ足しておきました。」

   あくまで彼らも治療のエキスパートだ。治療に関しての指示は一切せず、彼らに任せる。
   空には、混戦するネウロイと連盟空軍の機体の姿が先ほどよりも増えている。

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 22:30:29.08 ID:nTB1ImZeO
   小型のネウロイは戦闘機を追い回し、閃光を放つ。戦闘機はそれを華麗にかわし、ネウロイを翻弄する。追い回していたネウロイは左右からウィッチの挟撃を受け、孔だらけにされて四散する。
   そんなやり取りが幾度となく交わされるのを、俺の後ろに座るバルクホルン大尉は悔しそうに見上げていた。

   俺「あんたも空に行きたいのか?」

   バ「当たり前だ、友軍が戦っているのにのうのうと・・・」

   彼女の頭には戦闘のことしかないようだ。

   俺「こんな状態がのうのうと、か。あんたもタフだな。」

   俺はそんな彼女に皮肉を返す。
129 :衛生兵[sage]:2011/01/26(水) 22:32:30.61 ID:nTB1ImZeO
   バ「すまない・・・救助されている私が言えることじゃなかったな」

   俺「いいんだ。傷を治せば、また飛べるさ。」

   頭上をプロペラを甲高く鳴らせながら戦闘機が通り抜ける。
   空には、まだ無数のネウロイが飛び回り、閃光を放ち続けている。
   前方の空でネウロイが閃光を発し、それは回避機動をとる戦闘機のコックピットに吸い込まれる。
   一瞬コックピット部分が抉りとられた姿が月光に浮かび上がる。きっとパイロットは即死だろう。
   その奥に、黒い点が無数に現れているのを大尉が見つける。
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 22:34:19.20 ID:80U9r4B20
   支援 
131 :衛生兵[sage]:2011/01/26(水) 22:34:21.35 ID:nTB1ImZeO
   バ「いよいよ来たか・・・」

   すぐに爆撃が開始されるだろう。急がなければならない。
   メディックチームは道を急ぐ。
   突然、鈍い炸裂音が前方から流れた。

   俺「爆撃開始だ。皆、車間距離を広く取れ。」

   俺の命令に伍長が下がり、さらにジープも距離をとる。
   すぐに無数の炸裂音が届きだす。
   爆炎の赤い光が空を照らし、次第に戦闘を続けるネウロイやウィッチ、戦闘機を浮かび上がらせていく。
   空を覆わんばかりの爆撃機が高空を飛び数え切れないほどの爆弾を投下する。

132 :衛生兵 支援感謝![sage]:2011/01/26(水) 22:35:42.21 ID:nTB1ImZeO
   はるか前方で道を跨ぐようにしていた大型ネウロイに無数の爆弾が注ぎ込まれ、すさまじい爆炎とともに消滅する。爆風による衝撃波で、梢が音を立てて揺れる。
   不意に、空中を飛んでいたネウロイが前方に着き、こちらに狙いを定める。
   森の燃える赤い光にふちどられたそれは、真っ黒い身体もあいまって影のように俺の目に映る。

   サ「そのまま走り続けてください!」

   彼女はネウロイが閃光を放つ前に50口径の弾を叩き込み、四散させる。
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 22:38:22.14 ID:cNjCbPak0
   しえんぬ 
134 :衛生兵 しえんぬサンクス![sage]:2011/01/26(水) 22:40:37.51 ID:nTB1ImZeO
   次第に炸裂音が鮮明になり、落ちてくる爆弾の姿がはっきりと見え出す。
   100メートル程の右前方に爆弾が落ち、耳を劈くような音と同時に熱された空気が通り抜ける。赤い光にネウロイの足らしきものが宙を舞うのが浮かび上がる。

   俺「こいつを被ってろ。」

   俺はフリッツヘルメットの止め具を外し、頭から取るとバルクホルンに渡す。

   バ「お前が被っていろ、私はいら」

   俺「いいから!今のお前はウィッチでも兵士でもない!ただの怪我人だ。」

   俺は押し返される手を振り払い、無理やり彼女の頭に被せる。

   バ「・・・すまない」

   頭の後ろから止め具をつける音が聞こえる。
   車列が絨毯爆撃の真っ只中に飛び込と、そこは地獄と化していた。
135 :衛生兵[sage]:2011/01/26(水) 22:41:30.47 ID:nTB1ImZeO
   行きにあったはずの木々はなぎ倒され、焼け焦げ、あたりには死に切れていないネウロイが無残にも散らばっている。
   足を数本奪われたネウロイがこちらに狙いを定めたかと思うと、次の瞬間には頭上に数個の爆弾が迫り、本体ごと砲塔が四散する
   別の爆風で吹き飛ばされた空中型ネウロイが、俺達の目前に叩きつけられ、砕け散る。
   思わず頭上を見上げると、一機の爆撃機が、銃座から必死にネウロイに向けて弾丸を吐き出しているのが見える。
   ウィッチの庇護と、必死の抵抗にも関わらず次の瞬間、赤い閃光が胴体を貫く。爆弾に誘爆したのか、派手な爆炎を上げて消滅。
   その隣にいた爆撃機は、爆発の余波で右翼を砕かれるときりもみ状態へと陥っていく。
   良く見ると、破壊されている爆撃機はそれだけではなかった。

   バ「決定が・・・早すぎたんだ・・・」

   彼女は苦々しく言葉を吐く。

136 :衛生兵[sage]:2011/01/26(水) 22:43:44.49 ID:nTB1ImZeO
   爆撃機の巨大な翼がひらひらと舞い、轟音を立てて炎の間に突き刺さる。恐らくリオべりオンのB29だろう、銀色の表皮が炎の間に揺らぐ。

   サ「・・・っ!!?」

   一発の爆弾が俺達の目前に迫る。
   俺は、思わず目をつぶり、次に来るであろう死の瞬間に備えた。
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 22:51:32.51 ID:TWNi9sE40
   しえん 
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 22:55:28.94 ID:OIkHM26Q0
   さる?しえん 
139 :衛生兵 支援どうも! さるっちまったよ・・・ ペースダウン[sage]:2011/01/26(水) 23:00:29.98 ID:nTB1ImZeO
   だがそれは訪れず、俺達は平然と通り抜ける。
   目を開け、後ろを振り返るとその爆弾は安定翼の付いた尻を突き上げ、地面に突き刺さっていた。

   バ「し、死ぬかと思った!!?」

   俺「あ・・・あぁ!!」

   俺は深呼吸をすると、業火に焼かれる林を走り抜けていく。
   前方から、これまでとは比較にならないほどの弾幕が迫ってくる。
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:01:55.82 ID:71VDpQ6Z0
   1レスを長くしたほうが時間辺り投下できる文章量は増えるぞ 
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:04:10.92 ID:cNjCbPak0
   自分もさっき初めてさるったよ びっくらこいちまったい 
142 :衛生兵 やろうとしたけど・・・携帯からじゃイロイロキツイ・・・[sage]:2011/01/26(水) 23:10:08.20 ID:nTB1ImZeO
   これまで走った距離からして、もうすぐ林の出口であるはずだ。

   俺「死ぬのは・・・怖いか?」

   俺は大尉に被せたヘルメットに手を伸ばし、ゴーグルだけを取りながら尋ねる。

   バ「あぁ・・・無意味に死ぬのはな。」

   俺「俺もさ・・・目をつぶっていろ・・・全車!全速力で突っ切るぞ!」

   俺は、ゴーグルを装着すると、ハンドルのスロットルを限界まで捻りこみ、身をかがめる。
   腹に廻された手に力がこもる。
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:13:07.59 ID:OIkHM26Q0
   携帯を盾にしないほうがいいよ 
144 :衛生兵 予め割り振ってある分を加えたら今度は改行・・・そりゃもう大変なことに・・・[sage]:2011/01/26(水) 23:17:47.26 ID:nTB1ImZeO
   俺達は爆弾の雨の中へと入る。
   すさまじい衝撃波と熱風が襲い掛かり、髪の毛が焼ける。
   どこからか飛んできた破片がゴーグルに直撃する。強化プラスチックのレンズが枠からはずれ、後方へと飛んでいく。ゴーグルをつけていなければ失明していただろう。
   迫り来る空気の壁に振り落とされまいと、俺は必死にハンドルにしがみ付く。
   不意に衝撃波がやみ、あたりを包んでいた空気が変わる。どうやら抜けたようだ。

   俺「全員無事か!?」

   ジープ「死ぬかと思いましたよ!患者も無事です」

   サ「はい、無事です。」

   返ってきたのはジープ組と、サーニャ・リトビャク中尉の声だけだった。

   俺「おい!伍長!」

   返事は返ってこない。振り向くと、伍長の姿はそこには無かった。

   バ「そんな・・・まさか・・・」

   俺「なんてこった・・・畜生、畜生!!」

   俺は思わず叫んだ。
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:19:16.64 ID:71VDpQ6Z0
   オナ卿も携帯投下だしな 
146 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:23:23.25 ID:nTB1ImZeO
   突然、俺の肩を手が掴む。

   俺「なんだ・・・大尉・・・」

   返事は返されず、さらに強く掴まれる。

   ?「中尉!」

   俺はつかまれたほうを振り向く。するとそこには伍長のバイクが並走していた。

   俺「おい!生きているんなら返事をしろ!」

   俺は驚愕を隠せず、裏返った声で返事を返す。

   伍「これですよ、これ・・・」

   伍長は凹んだヘルメットと、マイクがもげ、イヤー部分が溶けかけたヘッドセットを指す。

   伍「なにか大きなものが当たりましてね、意識が飛んでいるうちにいつの間にかコースアウトしてまして・・・」

147 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:29:22.64 ID:nTB1ImZeO
   俺「ばかやろ!こんっちくしょう!」

   俺は腹の底から笑いを吐き出しながら、伍長のヘルメットをはたいた。

   伍「痛いですよ!」

   俺「す、すまない。・・・位置に戻れ。」

   後ろからも笑い声が聞こえる。どうやらバルクホルン大尉も笑っているようだった。
   俺は意識を引き締め、走ることに集中する。

   俺「よし、あとは基地まで一直線だ!」

   全員「了解!」
148 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:35:22.21 ID:nTB1ImZeO
   不意に、ヘッドセットに通信が入る。

   司「これから連合機甲部隊が進撃を開始する。グリーンのスモークを焚きながら走れ。」

   俺「了解。」

   俺はタンクに取り付けたケースから緑の表記のある発炎筒を取り出し、点火する。
   突然、俺の腿に激痛が走り、発炎筒を落としかける。

   バ「くそっ!小型ネウロイか!」

   彼女はp38を取り出し、至近距離にいた小型、リンゴほどの大きさのネウロイに対し一気に一弾倉分の弾を浴びせる。
   弾を浴びるたびマリのように弾け、最後の弾丸を受けるとネウロイは砕けた。
   意識が朦朧としてくる。視界が歪み、耳鳴りが始まる。
   力のこもっていない背中に違和感を覚えたのか、バルクホルン大尉が問いかける。

   バ「お・・・おい、大丈夫か?」

   俺「大丈夫だ。問題ない。」

   俺は彼女に心配をかけまいと精一杯に応える。

149 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:41:13.33 ID:nTB1ImZeO
   ようやくのことで、一行は林を抜ける。
   熱された空気が去り、冷たい風が心地よく身体をなでる。
   前方には、前進を始める戦車隊が目に入った。
   タイガーⅥが横一列に並んでいる。その中にはちらほらとタイガー型陸戦ストライカーの角ばった姿も見える。

   戦車隊隊長「砲撃開始!」

   無線に入ってきた号令にあわせ、全車の砲塔が一斉に火を噴く。
   すさまじい砲声とマズルブラストとともに、砲身から巨大な砲弾が放たれ、俺の頭上を空気を切り裂く音とともに通り抜ける。
   もはや焦土と化した大地を進んでいた大型ネウロイは、いくつもの砲弾を浴び、足をもがれ胴を地面に着く。

   戦「第二射!てえぇぇぇっ!!」

   続いて放たれた砲弾が、再生を始めていたネウロイの身体を貫き、四散させる。
   戦車隊は、砲弾を次々を放ちながら前進を続ける。
   俺達は、先鋒として突出してきた陸戦ウィッチ隊とすれ違う。

   ウィッチ隊隊長「おつかれさん!話は聞いてる!」

   俺「ありがとう!」

   俺は手を上げながら彼女達の声援を受ける。
150 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:47:20.71 ID:nTB1ImZeO
   続いて、タイガーの横をすり抜ける。

   戦「良くやった!」

   どうやら指揮車両だったらしく、先ほどの声の隊長がいたわりの言葉をかけてくる。

   俺「どうも!」

   敬礼を返しながら通り抜ける。ほかの戦車兵も機銃座から手を振ってくれた。
   俺は用の済んだ発炎筒を投げ捨てると、前線基地へと急いだ。
   途中、いろいろな国籍の戦車や自走砲、陸戦型ウィッチの部隊とすれ違い、基地へとたどり着く。備兵と基地司令が出迎える。
   さらに、501に所属している扶桑人のウィッチも出迎えてくれた。
   バルクホルン大尉が言うには、彼女、宮藤軍曹は類まれな治癒魔法を持っているらしい。
   彼女はジープの荷台に上がると一番の重症患者であるハルトマン中尉に治癒魔法を使う。たちまち、彼女の周囲は青い光に包まれる。
   俺も手助けをしようとジープへと足を運ぶ。
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:47:22.67 ID:cNjCbPak0
   しえんぬ 
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:50:01.55 ID:OIkHM26Q0
   しえん
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:52:43.68 ID:t97bMWSbO
   支援 
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:56:46.15 ID:OIkHM26Q0
   さる? 
155 :衛生兵 [sage]:2011/01/26(水) 23:57:13.73 ID:nTB1ImZeO
   だが、俺の脚は動かなかった。
   気管と食道を熱い血が遡り、口内に溢れる。
   血の筋が一本、顎を伝う。

   「中尉?」

   異変に気付いた大尉がこちらを振り向く。
   気管は血を吐き出そうと咳込み、その度に血煙を作り出す
   腹に手を当てると、銃創からもおびただしい量の鮮血が噴出していた。

   バ「俺!!」

   バルクホルン大尉の声に、その場の全員が俺の方を振り向く。
   とうとう力を失った足が折れ、俺はその場に崩れ落ちる。バルクホルン大尉が俺に駆け寄り、肩を揺さぶる。
   荷台から飛び出した宮藤軍曹がバルクホルン大尉を押しのける。

   宮「失血がひどい・・・どうしてこんなになるまで放っておいたんですか!!!」

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/26(水) 23:58:56.06 ID:bkRnSsq20
   支援だ! 
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/26(水) 23:59:09.30 ID:Q+CoXJttP
   どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
    三           三三
         /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
   三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
       /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
     〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
     ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
   . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
     };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
158 :衛生兵 支援サンクス! AAワロタ[sage]:2011/01/27(木) 00:00:08.70 ID:IAiwDQwiO
   彼女は顔面蒼白な俺に責めの言葉をかけるが、既に意識は消えかけのランプのように明滅し始め、言葉を返すことはできなかった。

   バ「私の!・・・私のせ・・・で!・・・しっか・・・・俺・・・!!」

   聴覚にも影響が出てきたのか、バルクホルン大尉の声を途切れ途切れにしか聞くことができない。
159 :衛生兵 [sage]:2011/01/27(木) 00:01:31.84 ID:IAiwDQwiO
   治癒魔法により、腹部と肺の治療が開始される。
   身体から痛みが抜け、ぬるま湯につかったような心地よさに包まれる。その心地よさに、俺は目を閉じ、深い眠りへと落ちていった。
   俺が最後に見たのは、涙を流しながら心配そうに顔を覗き込む、大尉の顔だった・・・

   最終章 完
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:03:52.29 ID:ov6eMr4f0
   まだ続くんですよね? 
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:04:15.04 ID:Hj/VcaV00
   えっ 
162 :衛生兵 [sage]:2011/01/27(木) 00:05:23.98 ID:IAiwDQwiO
   ふと目が覚める。
   長い夢を見ていたような、不思議な感覚に陥る。
   そこは初めて見る部屋で、ベッドのそばではバルクホルン大尉が花瓶に花を生けていた。
163 :衛生兵[sage]:2011/01/27(木) 00:06:49.50 ID:IAiwDQwiO
   今回は以上になります

   長い間、お付き合いありがとうございました

164 :衛生兵[sage]:2011/01/27(木) 00:09:38.87 ID:IAiwDQwiO
   夢オチにはしませんよ!? 
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:10:36.92 ID:hCkuhTv90
   えっ違うの? 
166 :衛生兵[sage]:2011/01/27(木) 00:14:10.55 ID:IAiwDQwiO
   予告 次回「病院にて、」

   ご期待ください
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:17:49.65 ID:aY1Dc+XF0
   乙! 
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:18:01.90 ID:kDfURdv90
   乙! 
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/27(木) 00:19:59.92 ID:CUKap9IwP
   乙
   びっくりした 
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:22:33.03 ID:ov6eMr4f0
   乙
   よかった…… 
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:24:56.19 ID:NQQq4T6h0
   おつつ

   >46だけど、次行っても大丈夫ですかい? 
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/27(木) 00:27:28.74 ID:Auw1zYPcO
   乙乙

   死亡オチかと思ったw 

808 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 01:07:41.63 ID:TLfImIXi0
   病院にて、  

   バルクホルン大尉は花瓶に花を生け終えると、俺のほうを一瞥して部屋から出て行こうとする。
   俺は、直感的に彼女を引き止めなければならないと思った。
   だが、声の出し方がわからない。
   ドアが閉まる。
   俺は立ち上がろうとするが、手足もまた、言うことを聞かない。
   仕方が無いので、無理にもがき、ベッドから這い出そうとする。

   俺「あ・・・ぉ・・・あ!」

   声の口から小さく声が漏れる。声を出そうとするうちに、喉が働き始めたようだ。
   ブランケットを巻き込みながら、音を立ててベッドから転げ落ちる。
   腕を小さく痛みが走り、腕から細いチューブが離れる。チューブを見上げると、それは点滴スタンドに掛けられた液袋に繋がっている。
   俺はスタンドを杖代わりに、足を震わせながら立ち上がる。
   まるで生まれたての小鹿のようによろめきながら、ドアまでたどり着く。
   ドアノブに手を掛け手前に引くとドアは簡単に開く。だが、そこでバランスと崩し廊下へと倒れこんでしまう。
   横になった視界の先には、少し離れた場所で俺に背を向け、医師と話しているバルクホルン大尉がいた。

   俺「バルクホルン大尉!!」
809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:07:50.99 ID:IDbjeCg20
   805はまだか! 
810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:08:56.48 ID:6RXRc1Dn0
   志村ー上上ー 
811 :衛生兵 ゴメ! 俺が805! 携帯から撃った![sage]:2011/01/30(日) 01:10:01.01 ID:TLfImIXi0
   驚いた顔で彼女は振り向く。

   バ「俺中尉!?」

   俺は再びベッドに戻され、医師の説明を受けることになる。
   話によると肝臓の半分を取り出され、右足は傷のため後遺症が残ってしまっているそうだ。
   生きていたのが奇跡と思われるほど傷ついていたらしい。

   医「身体についてはこれで全部だ。後は君が話してくれるか?」

   医師は彼女に尋ねる。
   彼女が小さくうなずくと、医師は部屋から出て行った。

   バ「まず、聞いてほしい。今はあれから、お前が重症を負ってから二年たっているんだ。」

   真っ白な頭にその言葉はとても重過ぎ、何のことを言っているのかが理解できなかった。

   俺「?・・・いったい・・・なに・・・!」

   俺の頭に救出任務の様子が鮮明に蘇り、エーリカ・ハルトマン中尉とジョン・リトルマンの顔が現れる。

   俺「二人は!二人はどうなったんだ!!??」

   バ「落ち着け!二人は無事だった!いいか、私の説明を良く聞いてくれ!」

   大声を出して尋ねる俺を彼女は慌てて制す。
812 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 01:11:53.41 ID:NIkjE+SYO
   まぎらわしいことしてすみません! 
813 :衛生兵 ゴメ! 俺が805! 携帯から撃った![sage]:2011/01/30(日) 01:12:55.96 ID:TLfImIXi0
   バ「あの後、宮藤、覚えているな?宮藤がお前の傷を魔法で治したんだ。だが、余りに傷がひどい部分は直せなかった。そして後送され、手術された。」

   俺はうなずきながら話を聞く。

   バ「だが、傷が完全に癒えてもお前は目を覚まさなかった。」

   俺「そんなことが・・・。俺は二年も?」

   彼女はうなずいて応える。予想外の事実に俺は唖然とする。

   バ「ほかには、何が聞きたい?」

   俺「二人、ハルトマン中尉とジョン、俺の部下はどうなった?」

   俺は一番気になっていたことを尋ねる。

   バ「二人とも無事だったよ。今も軍に居る。」

   俺「ネウロイ・・・ヨーロッパの戦況は?」

   バ「お前が眠っている間に、全域が開放された。まだ復興は進んでいないが、もうヨーロッパにネウロイは居ないよ。」

   俺は開け放たれた窓を見やった。季節は夏だろうか?少し熱気混じりのゆるやかな風が吹き込み、青い空に千切れ雲が流れていく。
814 :衛生兵 [sage]:2011/01/30(日) 01:15:29.34 ID:TLfImIXi0
   バ「ほかに聞きたいことは?」

   俺「あんたはあれからどうしたんだ?そして今どうしているんだ?」

   俺は、平時とはいえ、彼女がこの時間帯このようにしていることに疑問をもつ。

   バ「私は、あの後も戦い続けた。そして、去年。ヨーロッパが開放される直前に魔法力を失ったんだ。
   飛べなくなってからは、軍に居ることもつらくなって、私はすぐに除隊したよ。
   今は妹と一緒に暮らしている。」

   俺「そうか。うまくやっているようだな。」

   俺は彼女の方に目を向ける。
   清楚な白いワンピースに身を包んだ彼女も、俺に目をあわせる。
   ふと、一つの疑問が浮かぶ。

   俺「なぜ、あんたがここに?」

   彼女は少しうつむいて口を開く。

   バ「私が・・・私があんな傷を負わせたんだからな・・・」

   俺は心底すまない気持ちになる。

   俺「まさか・・・二年間も?」

   バ「・・・ああ・・・だが、目を覚ましてくれてよかった・・・」

   彼女の目に涙が浮かぶ。恐らく、故意にやったわけでは無いとはいえ、自分を責め続けていたのだろう。 
815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:16:24.53 ID:IDbjeCg20
   携帯からだったか。支援 
816 :衛生兵 [sage]:2011/01/30(日) 01:17:10.63 ID:TLfImIXi0
   俺自身も、彼女を恨むつもりは全くない。人間は極限状態に置かれると、誰もが脆くなる。
   俺は救助任務を続けている間、幾度と無くそのような人間を見てきた。
   俺の目前で自分の頭部を打ちぬいた者、味方を殺してしまった者。それほど、人は脆い。

   俺「あんたが、責任を感じることは無かったんだ・・・、あれは、単なる事故だったんだよ・・・。」

   バ「そんな!私が・・・私が、お前を殺し」

   俺は痩せ細った腕を伸ばすと、彼女の頬に手を添える。

   俺「あの時と同じだな・・・」

   彼女は俺の手にすがると堰を切ったように嗚咽をもらし、泣いた。
   俺は、身を起こし、そっと彼女を抱きしめた。

817 :衛生兵  支援どもです[sage]:2011/01/30(日) 01:18:32.55 ID:TLfImIXi0
   ちょっと携帯に移りますね 
818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/30(日) 01:20:48.10 ID:vBq3h4i4O
   衛生兵じゃないか!支援 
819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:21:09.35 ID:DZYdxJSa0
   おk、支援 
820 :衛生兵 支援サンクス! 代わりにMREをくれてやる![sage]:2011/01/30(日) 01:23:29.89 ID:NIkjE+SYO
   ・・・

   バ「また明日来るからな。」

   俺「いや、いいよ。あんたも忙しいだろ?」

   俺が目を覚まして安心したのだろうか?彼女は微笑みながら応える。

   バ「遠慮するな!中尉も話し相手が居ないとつらいだろう?」

   俺「俺、でいいよ。もうこの身体じゃ軍役は無理だろう。明日には除隊手続きを出すさ。それと、くるなら明後日にしてくれ。明日は医者とこれからどうするか決めたい。」

   俺はここに長居するつもりはなかった。

   バ「わかった、じゃあ、また。」

   そう言うと、彼女は部屋を出て行く。
   俺は、ドアが閉じると思索にふけった。
   翌日、俺は医師と話し合う。
   話によると、身体は後遺症は残るものの健全そのものらしい。
   早速リハビリメニューを定め、その日のうちに始めた。
821 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 01:29:16.95 ID:NIkjE+SYO
   バ「入るぞ。」

   俺がノックに応えると、彼女は果物を持ち部屋に入ってきた。
   リハビリを始めて[[二日目]]、午後のメニューを終え、ベッドで雑誌を読んでいた俺の横に素っ気無く座る。
   俺は、再び彼女と話し始める。
   話からは、いまだに俺の部下は「メディックチーム」を続けて、戦いの続く[[アフリカ]]で活躍していることがわかった。
   俺をなにより驚かせたのは、隊員のジョン・リトルマンが彼女の同僚であるシャーロット・ィェーガー大尉と結婚していたことだった。
   身の上も話し、二人とも家族を失っていることを知った。
   俺の家族は、全員ネウロイの攻撃で命を落としていた。
   二人で思い出を語り、泣きあったこともあった。 
822 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 01:34:49.34 ID:NIkjE+SYO
   数日が過ぎ、身体もだんだん動くようになると、俺は屋外へと繰り出すようになった。
   彼女は毎日欠かさず俺を見舞いに来てくれ、外で話をすることも増えた。
   俺は、そうしているうちに次第に彼女に惹かれていった。
   そうして、とうとう退院まであと一日となる。

   バ「いよいよ、明日で退院か。お前も良くがんばったな。」

   俺「ああ、あんまり長く居座るのも好きじゃなくてね。」

   俺たちは、いつものように他愛の無い話を始める。
   そうして、いつものように彼女が帰る時間が訪れる。
   だが、彼女は普段とは違い、どこか落ち着かない様子だ。

   バ「屋上に・・・行かないか?」

   俺は、突然の提案に少し違和感を感じたが、彼女の表情を見て口に出すのを止めた。 
823 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 01:39:21.30 ID:NIkjE+SYO
   俺は松葉杖をつきながら部屋を出て行く。
   階段を彼女の肩を借りながら上がっていくと、屋上へと繋がる踊り場に出る。
   彼女がドアを開け、俺も後に続いてうちっぱなしのコンクリートへと足を踏み出す。
   屋上は、夕日に照らされ一面がオレンジ色に染まっていた。

   バ「隣、来いよ。」

   彼女はフェンスに身体を預け、肘を突きながら夕陽を眺めだす。
   俺もそれに習い、少し間を空けて彼女の隣に立つ。

   俺「一体、どうしたんだ?」

   俺は、話すでもなくこちらの様子を伺うでもなく、ただ夕沈み行く陽を眺める彼女に尋ねた。

   バ「俺、退院したらどうするんだ?」

   彼女は、俺の問いに、夕陽に目をむけたまま一つの質問で応えた。

   俺「そうだなあ、金には困ってないし、旅でもするかな。リベリオンでも行ってみようか。」

   名誉除隊のうえ戦時負傷のため、これからはずっと国に世話になるだろう。
824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:40:43.57 ID:1yiCdemP0
   ぬこ膝乗せながら支援
   簡易[[湯たんぽ]]の温かさと可愛さを実現しております。

   SS書こうかと思ったけど中々各キャラの口上?を考えるのが難しい・・・ 
825 :衛生兵 ぬこいいな・・・ 欲しいよ・・・ 支援どもです[sage]:2011/01/30(日) 01:44:50.01 ID:NIkjE+SYO
   バ「そうか・・・楽しそうだな・・・」

   憂いを含んだ彼女の声が、俺の耳に届く。
   俺はそんな彼女を見ていられず、心配の言葉を掛ける。

   俺「・・・一体何があったんだ?いつものお前じゃないぞ?」

   バ「・・・トゥルーデと、呼んでくれないか?」

   話の流れがつかめず、俺は困惑する。
   仕方なく俺もきれいな半円になった夕陽に目を向ける。
   しばらくすると、突然彼女が口を開く。 
826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 01:44:52.23 ID:p7alicIm0
   >>824
   そういう時は本編や秘め声でも垂れ流しながらgdgdと妄想するに限る 
827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/30(日) 01:46:19.64 ID:vBq3h4i4O
   おk
   壁とティッシュの用意は万全だ支援 
828 :衛生兵 すまねぇ・・・俺の作品にティッシュは使えねぇ・・・ 衛生兵にでもあげてくれ・・・[sage]:2011/01/30(日) 01:48:29.51 ID:NIkjE+SYO
   バ「俺、私の家に・・・来ないか?」

   突然の提案に、俺は思わず彼女を見つめる。

   俺「責任を感じて・・・とかならもう止めてくれ、同情なんかはいらない。」

   俺は以前の彼女の様子から、答えを返す。

   バ「いいや、違う。そんなことじゃない。」

   彼女の声には、心外だ、とでも言うように少し怒気が含まれていた。

   俺「じゃあなんだっていうんだ?」

   俺も思わず、売り言葉を買い、苛立ちの色を含めた声で返してしまう。

   バ「とにかくだ!私はお前に聞いているんだ!家に来るのか!こないのか!どっちなんだ!」 
829 :衛生兵 すまねぇ・・・俺の作品にティッシュは使えねぇ・・・ 衛生兵にでもあげてくれ・・・[sage]:2011/01/30(日) 01:54:47.51 ID:NIkjE+SYO
   突然、感情に流されていたことに気づいたのか、彼女は俺の目から視線を外し、罰が悪いといったようにそっぽを向く。
   そして、少し考え込むと、その一言を言った。

   バ「わ・・・私は・・・俺のことが好きになったのかもしれない・・・」

   俺は予想外の言葉に思考が働かなくなる。

   バ「だから・・・行くところが無いなら、家に来てほしかったんだ・・・ダメか?」

   ようやく事態を飲み込み始めた頭を動かし、俺も言葉を返す。

   俺「実は・・・俺もお前のことが好きだったんだ。」
   バ「わ・・・私は・・・俺のことが好きになったのかもしれない・・・」

   俺は予想外の言葉に思考が働かなくなる。

   バ「だから・・・行くところが無いなら、家に来てほしかったんだ・・・ダメか?」

   ようやく事態を飲み込み始めた頭を動かし、俺も言葉を返す。

   俺「実は・・・俺もお前のことが好きだったんだ。」

   彼女も、予想外であっただろう俺の言葉に、目を丸くする。

   バ「じゃ、じゃあ・・・」

   俺は、とある映画で似たような場面があったことを思い出す。
   たしか、その映画ではヒーローはヒロインの誘いを断り、別の地へと旅立っていく、という流れだった。
830 :衛生兵 今のは無しダ! 無しなんダナ![sage]:2011/01/30(日) 01:57:21.03 ID:NIkjE+SYO
   突然、感情に流されていたことに気づいたのか、彼女は俺の目から視線を外し、罰が悪いといったようにそっぽを向く。
   そして、少し考え込むと、その一言を言った。

   バ「わ・・・私は・・・俺のことが好きになったのかもしれない・・・」

   俺は予想外の言葉に思考が働かなくなる。

   バ「だから・・・行くところが無いなら、家に来てほしかったんだ・・・ダメか?」

831 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:00:22.06 ID:NIkjE+SYO

   ようやく事態を飲み込み始めた頭を動かし、俺も言葉を返す。

   俺「実は・・・俺もお前のことが好きだったんだ。」

   彼女も、予想外であっただろう俺の言葉に、目を丸くする。

   バ「じゃ、じゃあ・・・」

   俺は、とある映画で似たような場面があったことを思い出す。
   たしか、その映画ではヒーローはヒロインの誘いを断り、別の地へと旅立っていく、という流れだった。
832 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:02:24.44 ID:NIkjE+SYO
   俺「俺は、ヒーローにはなれそうに無いな・・・」

   俺は夕陽に向けて小さくつぶやくと、彼女に答えを返した。
   沈みきった夕陽がなお、恋人となった二人をオレンジ色に染め、明星が空に浮かぶ。
   一陣の風が屋上を吹きぬけた。








   衛生兵の憂鬱 完


833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:04:01.35 ID:p7alicIm0
834 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:05:50.04 ID:NIkjE+SYO
   以上で 衛生兵の憂鬱は終わりです

   長い間お付き合い頂いたみなさまがた、本当にありがとうございました

   ティッシュシーンがなくてホントに申し訳ありませんです・・・

   質問とかあればどうぞ 
835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:07:48.59 ID:IDbjeCg20
   乙乙

   Q.ティッシュシーンはないんですか 
836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:10:12.27 ID:p7alicIm0
   Q. 余ったティッシュはどうすればいいですか? 
837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:10:15.07 ID:t6r3GR7x0
   おつおつ~ 
838 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:11:31.81 ID:NIkjE+SYO
   >>835
   A 今の技術ではとてもまだ書けません
   精進して、賢者の域に達するまで取り入れることはできません

   申し訳ありません 
839 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:13:47.99 ID:NIkjE+SYO
   >>836
   A 伍長は「テメエのケツの穴にでも突っ込んでろ!」と申しております 
840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:14:00.75 ID:p7alicIm0
   Q.ウィッチの出番少なくね? つーか俺の嫁が出てないよ? 
841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:14:57.10 ID:IDbjeCg20
   質問タイムが終わったら投下する。 
842 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:20:37.79 ID:NIkjE+SYO
   最後に、実はこれがSS処女作だったのですが、最後までやり遂げられたのは自分でも驚きです

   とくに、5章の最後に続きにwktkしてくれた人のお陰が大きいかもしれません 期待に応えられたかは自信がないですが、ありがとうございました

   機会があればまたやりたいと思います

   これにて終了です!

   では>>841さんどうぞ! 
843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/30(日) 02:21:39.95 ID:p7alicIm0
   スルーェ・・・ 
844 :衛生兵[sage]:2011/01/30(日) 02:22:36.55 ID:NIkjE+SYO
   >>840見落としてました!

   すみません・・・硬派でいってたらムサイ男ばかりに・・・

   次は全員ものでいくのでご期待ください 

367 :衛生兵[sage]:2011/02/16(水) 02:29:51.08 ID:3PWXfQAXO
   じゃあ ちょっと早いけど行きますね

   注意 [[バレンタイン]]ねたであってバレンタインネタではありません

   見苦しい自慰です 
368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:31:11.77 ID:A5riBMG/0
                /!
                 /:i!
              /:::i!  ___
                /:::ム´: : : _: : : : ラ===、
            ,イ:::/: : :/´: : : : /: : : : _\ \\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/./
        r、  //::::/: / : : : : _/: : : :/`ヽ',  \/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/
        i ∨/::::/,_、_: ,..-‐´: : : :/: : : :r、ハ   {} お前が貰ったチョコを数えろ {}
        ', 、_/::::/´: : : `ヽ : : : : /: : :/´: :ヽi! ∠ お前が貰ったチョコを数えろ>
         )/ {:::/: : : : :´;.: :',─‐': : ::/: :_r‐‐、リ  {} (俺&俺)             {}
         ` 〉ス: : : : : `: : : |: : : :./∠三三三|/ \______ ,==、___/\
          ヽ、.\: : : : : ,イ─‐': : : : : : : : ,.イ /\_____  /: : : }___/\\
           ゝ_、 \ ̄: : : : : : : : : : : /イ弍、  ____     /: : : : /
             \. \: : : : : : : : : ::|///,イ≧': : : : : : :_`>イ: : : : 〈
              ヽ \: : : : : : : ///\: : : ,,.. ´ ̄    ̄/: : : /´:ヽ._
               ヽ=ァニ≧─---イr-f´ヽ='´  ,...==¨ ̄ァ: : : :{: : : : : :y\
              _/´: : : : : :,': : : //  \___,.イ´   _/: : : ::/__: :  : :\j
            / /: : /: : __rt_: : _/::::}\      ,..-‐´─‐¨:  ̄: : : :ヽ.: : ¨:ヽ
           /'=ァ´=v´,..., ,;}! ,: /:|::::::ノ: : :`ヽ..__ /: : :{: __}}}_: : : : ノ入_:ノ
   .       / /;´`.;´.,,ノ´__/: :∨::ヾ.: : : : :: : /: : : : r‐: : :}}: : : : : ノノ: ̄: : :冫
         √¨{\_/´: : : : :/: : : :\:::ゝ: : : : : !: : : : : ゝ=='=、: : : : :}}: : : : :{´
         ∧_,'.|: : : : : : : : : /〈: : : : : :\::: : : : 人: : : : :i!: : /、_二二二 テ'
         |  .L!_: : : : : : ,イ::::::` 、: : : : : `:::::::::::::::ヽ.:::::::i!、/ゝ、二二二ニ.イ
   .     八 ,' /7\:__//´`ヽ.:::ヽ.: : : .:::::::`:::::::::::ゝ=::\二二二二/
         ゝfi !: : : : : : : ,;´: : : : >=、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::て`ー‐´
             |__j: : : : : : : : : :  : : : : : `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/|
            レ `!_/ ̄`ヽ.:  : : : : : ,'::::::::: ̄ ̄:::\::::::::::/!::!
          亅 /: : : : : : : : :>=、: : ::,':::::::::::::::::::::::::: : ヽ: /|::i::}
           }__{: : :_/!: : : : : : : : : : ::,'::::::::‐-...::::::::: : /ー''::::}::iリ
       ___[ヽコ_/7: : : : : : : : : : : ,'::::::::::::::::::::ヽ.: :/ |::::::丨:!:|
      __[_ユj¨Vニニコ__,': : : : : : : : : : : ,'::::::::::::::::::::::::::ヲ|.¦::::::|:i!::| 
369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 02:32:10.58 ID:8Mz6Fuqm0
   どっちの衛生兵ずら? 
370 :衛生兵 0に決まってるじゃあないか[sage]:2011/02/16(水) 02:32:47.44 ID:3PWXfQAXO
   衛生兵の憂鬱 AFTER

   二人の男女が扉の前に立ち、合図を待つ。
   男は白の背広で、女は純白のウエディングドレスを身にまとい、ベールが地面に着かないよう彼女の妹と、もう一人の少年を従えている。

   バ「は・・・は・・・ははは、ま ま まさかバ バ バレンタインデーに式を挙げることになるとはな」

   クリス「おねえちゃん、緊張しちゃダメだよ。」

   俺「リラックスしろよ、トゥルーデ。いいじゃないか、まさにうってつけの日だ!」

   教会の鐘が鳴り響き、式の開始を告げる

   俺「いよいよだな。」

   バ「は はははは」

   いまだに緊張で身体をこわばらせるトゥルーデに、クリスが思わず笑いを漏らす。
   俺たちはそれにつられ、三人で大笑いを始める。
   トゥルーデも緊張が取れたのだろう、初めて戦場で出会ったときに見せた、凛凛しい立ち姿を取り戻す。

   スピーチ「それでは、新郎、新婦の入場です」

   俺たちは盛大な拍手と、サーニャが奏でるパイプオルガンの美しい旋律を受けながら会場へと入っていく。

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:33:16.37 ID:A5riBMG/0
   ぶっ放すほう?
   それともルッキーニちゃん連れ去ってアグネスと石原とバックベアード様にに追っかけまわされてるほう? 
372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 02:33:46.58 ID:8Mz6Fuqm0
   メディックか、支援 
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:34:49.69 ID:A5riBMG/0
   しえーんメディーック!しえーん! 
374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:35:47.52 ID:THA6g8ND0
   寝る前にメディック支援!! 
375 :衛生兵 死にぞこないのカルスラのメディックチームです 支援サンクス![sage]:2011/02/16(水) 02:37:13.93 ID:3PWXfQAXO
   ミ「おめでとう、トゥルーデ」

   ハ「にっしっし~ トゥルーデ、顔赤いよ~」

   リ「おめでとうございます!」

   宮「お、おめでとうございます!」

   ル「うじゃー! おめでとう!バルクホルン!」

   シャ「おめでとさん!」

   エ「お、お、お、おめでとうなんダナ」

   ぺ「おめでとうございます、本当に・・・」

   坂「良かったな、バルクホルン!わっはっはっ!」

   もと501メンバーの全員が出迎えている。
   俺は残念ながら殆どに面識が無いが、トゥルーデが嬉しそうで何よりだ。
   半ばトゥルーデに支えられるようにしながら拍手の中を歩く俺。
   見慣れた顔が現れる。

   ジョ「ほんとに良かったな!俺!」

   伍長「おめでとうございます、中・・・いえ、俺さん。」

   ジープ組「「「おめでとうございます!」」」 
376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:38:16.02 ID:v0cvYUsH0
   メディックならメディックと言ってくれよ
   チョコかと思ったら結婚式だった…幸せになーれ! 
377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 02:39:33.82 ID:8Mz6Fuqm0
   壁が消えた
   工兵、来てくれ!! 
378 :衛生兵 チョコネタ期待してたのならスマヌww [sage]:2011/02/16(水) 02:42:42.56 ID:3PWXfQAXO
   俺たちは歩きつづけ、神父の前で立ち止まる。それを合図に、招かれた客達は各々の席へと戻っていく。
   神父は俺たちにお決まりの言葉を投げかけ、俺たちはそれに受け答えていく。
   そして、最後の言葉を伝える。

   神「それでは、誓いの口付けを。」

   俺は、ゆっくりとトゥルーデの柔らかな唇に自らの唇を重ね、目を閉じた。
   とても長く、短い時間が過ぎ、俺たちは再び神父に向き直った。

   神「この二人に大いなる祝福を与えたまえ!」

   再び大きな拍手が会場に鳴り響いた。一通り拍手が過ぎると、神父が式の終わりを告げる。

   神「以上で挙式を終わります。」

   神父の言葉に会場が水をうったように静まり返る。

   神「それでは、新郎新婦、退場。」

   一同が一斉に動き出し、再び二人のために道を作り出し、大きな拍手を贈る。
   入ってきた時と同じようにサーニャの祝福や、皆の笑顔を受け、俺たちは会場から出て行く。
   教会から出て、扉の前に来ると突然トゥルーデが俺の脚に手を回し、俺を抱きかかえる。

   俺「な 何やってるんだよトゥルーデ!」

   俺がまるで花嫁のように抱きかかえられる様子を、待ち構えていた記者達がフラッシュを焚き、次々とカメラに収めていく。

   バ「何って、お姫様抱っこじゃないか」

   俺「お、おい!普通逆だろ!逆!」 
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:43:01.52 ID:THA6g8ND0
   衛生兵ー!あ、それはもういる
   工兵!工兵来てくれ! 
380 :パシリな俺[sage]:2011/02/16(水) 02:43:31.06 ID:A5riBMG/0
   おめでとう……           おめでとう……              おめでとう……            おめでとう…… 
           .、        .、         .、        .、        .、         .、
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          .Vト┬v-! , -'ニ‐-、┬v-斗.    ! , -'ニ‐-、   Vト┬v-斗!, -'ニ‐-、┬v-斗  ! , -'ニ‐-、
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   .       ゞ'´  l.! ! .!, ---、:| .! | ゞ'´  l.! !. !, ---、:| .! | .ゞ'´  .l.!. ! !, ---、:|.  |ゞ'´  l.!. ! .!, ---、:| ! |   ヽ
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             !_/---r!/| .|   .! !   !_/---r!/| .|   .! !   !_/---r!/| .|   .! ! !_/---r!/| .|   .! !
   おめでとう…  |、   /_ヽゝ-- <    |、   /_ヽゝ-- <    |、   /_ヽゝ-- <  |、   /_ヽゝ-- <
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            ヽ '|三||L | , _. - 、亅 ヽ '|三||L | , _. - 、亅  ヽ '|三||L | , _. - 、亅ヽ '|三||L | , _. - 、亅
                  ヽ,[三三]/        ヽ,[三三]/        ヽ,[三三]/       ヽ,[三三]/ 
381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 02:44:46.00 ID:8Mz6Fuqm0
   ちょっと映画「卒業」ばりに乗り込んでやろうか 
382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 02:44:56.71 ID:A5riBMG/0
   げ、最後の最後でしくった!寝るしえん! 
383 :衛生兵 >>381現役ウィッチも軍人もたくさんいる中にのりこむとは 無謀だww[sage]:2011/02/16(水) 02:47:36.25 ID:3PWXfQAXO
   俺の言葉に彼女は、傷つき、うまく動かなくなってしまった俺の足を見やって答える。

   バ「お前のその足じゃ無理だろう、いいじゃないか!」

   俺「は、はは、しょうがないな」

   俺は抱きかかえられながらトゥルーデの首に手を回し、自分の唇を彼女の唇に重ね、押し付ける。

   バ「・・・!!」

   不意にトゥルーデの足が階段を踏み外し、二人の身体は傾いていく。
   一同が息を呑んだその時、二つの影がすばやく現れた。

   ハ・リ「「危ない!」」

   二人が魔法力を開放し、転げ落ちかけていた身体を受け止め、階段の下まで運んでいった。
   一同から安堵の笑いが巻き起こる。記者達はしっかりとその様子までカメラに抑えていたようだ。
   立ち上がると、目の前には[[シャーリー]]とジョンがそろいのレザースーツを身にまとい、二人揃って同じカラーリングの、異様な大きさのレーシングバイクにまたがり、俺たちにブレーキランプを向けていた。

   シャ「大丈夫か?二人とも!だーはっはっ!」

   ジョ「俺!なにやってんだよ!」 
384 :衛生兵 [sage]:2011/02/16(水) 02:52:03.42 ID:3PWXfQAXO
   俺はなぜこの二人がこうしているのかわからず、呆気に取られた。
   口を開けて二人を眺める俺たちの疑問に、シャーリーの言葉が応えた。
   招待客たちは予め知っていたらしく、取り囲んで拍手を送っている。

   シャ「乗れよ!バルクホルン!俺!ハネムーンへ出発だ!!」

   シャーリーはそういいながらアクセルを空ぶかしし、俺に生暖かい排気ガスを浴びせかける。

   俺「行こう!トゥルーデ!」

   バ「ああ!」

   俺はジョンから、トゥルーデはシャーリーからヘルメットを受け取り、バイクにまたがる。
   それを合図にしたように、客達は教会の階段まで戻り、そこから俺たちを見守る。

   シャーリー・ジョン「「GO!!!」」 
385 :衛生兵 [sage]:2011/02/16(水) 02:57:05.61 ID:3PWXfQAXO
   すさまじい加速とともに前輪があがり、二台のバイクは教会前の広場をぐるぐると回り始める。
   俺は必死にジョンの身体にしがみ付く。
   二人はバイクで向き合うと、すさまじいスキッド音を響かせ、見事なコンビネーションでジムカーナを始める。ハートを描き、アクロバットな旋回をみせ、タイヤからもうもうと煙を上げ、二人なりの祝福を俺たちに贈った。
   トゥルーデは、笑っていた。
   一通り演技を終えたときには、俺たちの純白だった衣装はスモークで灰色に染まり、二人は底が抜けんばかりに笑いあっていた。
   一度階段の前にバイクを揃え、4人は観客達の声援を浴びると、バイクは広場の出口に前輪を向ける。
   前輪にブレーキをかけ、アクセルを吹かし始めると後輪はもうもうと白煙を上げ始める。
   不意にブレーキが解かれ、バイクは跳ね馬のように前輪を持ち上げ、広場から飛び出していく。
   二人の大きな笑い声と、バイクの排気筒音が遠ざかっていく。
   そして、拍手はいつまでも鳴り止まなかった・・・

386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 03:01:43.22 ID:8Mz6Fuqm0
   なんというハリウッド乙 
387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/02/16(水) 03:05:36.00 ID:TWMIuuF20
388 :衛生兵[sage]:2011/02/16(水) 03:07:36.49 ID:3PWXfQAXO
   本編を見ていない人は謎だったはず・・・

   この俺達の物語はもう終わりです。書くことは無いでしょう




   最後に お付き合いいただきありがとうございました 
389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 03:12:51.04 ID:A5riBMG/0
   おつおっつ 
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 03:16:11.83 ID:PMXRia0M0
   乙。なんか当日より今日の方が糖度高いなぁ…… 


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最終更新:2013年03月30日 01:11