~ロマーニャ城~
マリア「ふんふんふ~ん♪」ペラペラ
黒服A「マリア様、軍上層部からの伝令が届いております」
マリア「軍部から?」
黒服A「はい、なんでも連合国軍第501戦闘航空団への増援を求めるようでして」
マリア「ストライクウィッチーズにですか・・・?」
黒服A「何か問題でもありましたでしょうか?」
マリア「いえ、ちょっとお友達がそこにいるもので」
黒服A「そうでしたか・・・ではこれを」スッ
マリア「えーっと・・・ふんふん・・・成程・・・」
マリア「ごめんなさい黒服A、俺さんを呼んできてくれるかしら?」
黒服A「はい、わかりました」
俺「王族特務総隊長、俺中佐ただいま参上しました」ピッ
マリア「うん、よくきたわね」
マリア「黒服A、もう下がってもいいわ」
黒服A「わかりました」
ガチャ、バタン
俺「それで伝令とは一体どのようなものなのでしょうか・・・」
マリア「こらっ!二人きりの時はため口にしてもいいといつも言ってるでしょう」
俺「ですが我が部隊の指揮にかかわりますが故・・・」
マリア「」ジー
俺「・・・わかった・・・それで何のようなんだ?マリア」
マリア「よろしい」ニコッ
マリア「これを見てください俺さん」スッ
俺(501統合戦闘航空団・・・ストライクウィッチーズ?)
マリア「これからあなたにはここに向かってもらいたいのです」
俺「軍部の要請か?」
マリア「えぇ、なんでもこれから戦闘の激化が予想される為、人員をよこせ、だそうよ?」
俺(何で俺なんだ・・・)
マリア「あなたはウィッチとしての素質もあるし、さらには戦闘経験も豊富でしょう?」
俺(・・・めんどくさいことこの上ない)
マリア「言いたいことは言う!それが嫌なら、さっさと行きなさい!」
俺(じゃじゃ馬娘め・・・)
マリア「くれぐれも皆さんに迷惑をかけないようにしてくださいね?」
俺「それは相手の態度によるな」
マリア「外に車を用意して置きましたから、それでむこうに行ってください」
俺「いや、わざわざ俺を送るだけに車までださなくてもいい」
マリア「大丈夫なの?」
俺「大丈夫だ。じゃあ行ってくる」
ガチャ、バタン
マリア「気をつけてくださいね・・・俺さん・・・」
~ロマーニャ街~
俺(城の外に出るのは久しぶりだな・・・)ノビノビ
果物屋の親父「おぉ!?
カイエンじゃねえか!どうしたんだ?城の警護サボって・・・」
「あ、さては・・・女でもできたな?」ニヤニヤ
俺「俺をカイエンと呼ぶな。いつも言ってるだろ?俺には俺という名前があるんだ」
果物屋の親父「そうかいそうかい!相変わらず威勢のいいガキだぜ!」
「それで、どこに行く気なんだ?」
俺「501統合戦闘航空団とかいうところだ」
果物屋の親父「501統合戦闘航空団・・・だと・・・!?」
「やっぱり女目当ての外出じゃねえか!」
俺(勝手に言ってろ)スタスタスタ
果物屋の親父「待てよ俺!」ポイッ
俺「?」パシッ
果物屋の親父「そいつぁー餞別だ、有り難く食えよ?」
俺(リンゴ・・・)
「じゃあなクソジジイ・・・俺がまた帰ってくるときまで死ぬなよ・・・」スタスタスタ
果物屋の親父「・・・この街もちょっとは寂しくなるかもな・・・」
果物屋の親父(挫けるなよ・・・俺・・・)
~マリアの日記~
第一公女という地位も・・・なんだか疲れます・・・
いつも一緒にいた俺さんに命令を下したりと、昔のように接することができません・・・
私のことをずっと守ってくれたのは嬉しいけど・・・その代わり大切なものを失っちゃったから・・・
ふふっ・・・日記に辛気臭いことを書くのは駄目ね・・・
俺さんがいなくてもしっかりしないと!
最終更新:2013年03月30日 01:22