朝の日差しが食堂を照らす。
柔らかな光の中で、俺はウィッチ達の朝食を手際よく並べて行く。
眠たげな少女たちが目をこすって起きて来るところを見る事の出来る幸せに身を任せ
卵をかき混ぜていると、一番小さな扶桑の少女――菅野直枝中尉がだるそうに


菅野「そんなに揉みたいなら揉めばいいじゃねーか」


と言ってくるではないか。
駆り立てられる劣情に鼻を押さえ、言ってやった。


俺「ナオちゃんのおっぱいは成長期だから」


ナオちゃんは無言で俺の手にフォークを突き立てた。痛すぎて鼻血が出た。
揉みたい衝動を抑えつけたと言うのに。理不尽過ぎる。


菅野「オレじゃねえよ!ニパの胸だよ!」

俺「何をそんな……揉みたいに決まってるだろ!」

「そんなに正座がお好みでしたか?俺さん、直枝さん」


静かな声が抜ける。後ろを振り向くと熊さんが笑っていた。
綺麗な笑みを描く口元とは反対に据わり切った瞳……さすがにぞくぞくした。


菅野「ポ、ポクルイーシキン大尉…」

俺「熊さん、卵はスクランブルエッグですか?それとも――――」

サーシャ「だれが熊さんですか!名前と階級で呼んでください!」


わりと本気な感じで熊さんが立ち上がる。
それでも俺は卵をかき混ぜる。だってこれは仕事だから。そして熊さんはオムレツが食べたいはずだから。


俺「そんなに怒っていたら俺まで興奮しますよ」

サーシャ「スクランブルエッグにします」


青い光がでたなと思った瞬間ビンタされた。
かき混ぜる事にいっぱいいっぱいだった俺はキッチンの方まで吹き飛ばされたが
偶然コーヒーを淹れていたラル隊長が受け止めてくれた。
熊さんは照れ屋なんだから……と平静を装いつつも、
俺は背中の感触に鼻血を流した。






最終更新:2013年03月30日 02:27