ON AIR 2011/05/12(木))
俺「あーめがふってもきーにしないー、やーりがふってもきにしないー♪」
俺「だって、俺はいま雲の上にいるんだからああ♪」
サーニャ「……」
俺「沈黙が痛いんだけど、なんか言ってよサーニャさん…」
サーニャ「ノーコメント、です」
俺「はうう…おっと、時間だ。 それじゃ、気をとりなおして」
かちっ
俺「すとらいくうぃっちーず すたーらいとすとりーむ!」
サーニャ「…なんですか、それ?」
俺「忘れてるッ!?」
サーニャ「…えと、冗談です。
でも、前回の収録からずいぶんと時間が空いたような…?」
俺「なんだ冗談か、あはははは…まぁ、オトナの事情という事で。
あと、久しぶりでなんですが番組の最後に大切なお知らせがあります」
サーニャ「おしらせ…?
えと、それはともかく、今夜も」
「「出撃です!」」
サーニャ「それでは改めまして、サーニャ・ウラジミーロヴナ・リトヴャクと」
俺「<俺>でお送りします『俺スターライトストリーム』、三回目に取り上げるのはこの人、でででん」
サーニャ「やっぱり俺は俺、さんです」
俺「やっぱり俺は俺の俺くん、もとい俺俺くんはいわゆる異世界モノ、来訪モノと呼ばれる種類の主人公だ。
もともとの世界は2011年の日本、そこに住んでいた俺俺くんは走るのが好きな大学生だ。
アニメ『ストライクウィッチーズ』のファンである彼が、どういう縁かこっちの世界に飛び込んできたわけだね」
サーニャ「自分が好きな物語の世界にやってきたなんて、なんだか素敵な話ですね」
俺「あ、あはは…うーん」
サーニャ「あれ、<俺>さんどうして辛そうな顔してるんですか?」
俺「いやまぁ、自分が好きな話の世界にこれた、っていうその事だけ言えば幸せに聞こえるけど、
実は全然そんなハッピーな話になってないというか、むしろ胸や下腹部が痛くなってくるというか…」
サーニャ「え…どうしてそんな事に?」
俺「うむ…まぁ本題の前に前置きとして、異世界モノというジャンルについてざっくり考えてみよう。
まずこの手の異世界モノを想像するっていうのは、簡単に総括しちまうと
『好きな物語の世界のなかで、自由に、心と体いっぱいに生きまくって、躍動したい』っていう願望を充足する事なんさ。
具体的にどういう願望か、というのは個々人で差がある―英雄になりたいとか、好きな娘と一緒になりたいとか―けど、
これが基本的なストーリーのラインなのよ」
サーニャ「ブリタニアの『不思議の国のアリス』も、いろんな物語世界を原型とした幻想世界で
少女アリスが冒険する物語っていいますし、昔からそういうおはなしって作られてきたんですね」
俺「当然、俺俺くんにもそういった願望があったはずで、それだけだったらよくある妄想だったわけだけど…
だけど、彼は実際に物語世界に入るという幸運を獲得したわけ。
彼はこの時、確かに異世界モノの主人公になりうる可能性はあったわけだが」
サーニャ「素敵じゃないですか。
…素敵じゃないんですか?」
俺「さっき言ったでしょ、この手の物語の根底にあるのは、『物語世界の中で、自由に躍動する』という願望なんだ。
でも、実際にはそうはならなかったんだな。
俺俺くんはいきなり戦場にぶち込まれて、死の恐怖と無力感に叩きのめされる事になった」
サーニャ「だけど『アリス』でも、逃げまわるウサギさんとかに悩まされたり、
トランプの国のハートの女王に首をはねられそうになったり、いろいろ大変な目にも遭ってますけど
でも、アリスは笑顔を絶やさなかったし、最後にはすばらしい冒険だった、って…」
俺「俺はアリス物語はあまりしらないけど、それはきっとアリス少女が『自分の物語の主人公だった』から、じゃないかな」
サーニャ「自分の物語の主人公?」
俺「うん。確かにその冒険ではヒドい目にもあったんだろうし楽しい事だけでもなかったんだろう。
でも、その冒険を確かに自分の心と身体でめいっぱい体験して、自分で決断して、自分で歩いた…そう納得できるから、
彼女にとってそれは『自分が主人公の物語』で、だから結果としては素晴らしい冒険になりえたんじゃないかな。
だからタイトルが不思議の国の『アリス』なんだろう」
サーニャ「えーっと…なんとなく、わかる気がします。
話の中心に自分がいて、自分が夢見た物語の中を自分が思うとおりに歩いている、っていう感じですか?」
俺「そうそう、そんな感じ」
俺「さて、前置きがずいぶん長くなっちまったな、俺俺くんの話に戻ろうか。
俺俺くんは確かにストパン世界にやってきた、この事だけで言えば、彼は異世界モノの主人公になりえた」
サーニャ「なりえた、って事は、実際にはそうならなかった、っていう事なんですか?」
俺「うん、そのとおり。
俺俺くんが占めるかもしれなかった場所、というか占めたかった場所には、すでに先客がいたんだ。
それが彼――ここでは彼彼くんとよぼう――だ」
サーニャ「彼彼さんも、男性ウィッチの方ですよね。
『やっぱり俺は俺』という話を俺ストパンSSとして考えれば、彼が主人公でも特に問題ないような気が…」
俺「そうだね、普通の物語ならそうなっていたはずだ。
でも、実際にこの物語の主人公たる俺俺くんは異世界モノの主人公になりえていない」
サーニャ「ええと、私には何が問題なのかまだよくわかっていません…」
俺「この『やっぱり俺は俺』という物語は、結構メタな物語なんだよ。
典型的な『異世界モノ』の主人公となる人物として彼彼くんが割り当てられてしまっている世界で、
彼は無力な第三者としてその『異世界モノ』の物語を俯瞰する立場に立たされたわけだ」
サーニャ「はい…」
俺「ストパンという物語の登場人物であるサーニャさんにはちょっとピンと来ないと思うけど、
俺俺くんの視点というのは、結局はこの界隈…俺ストパンSSの読み手の視点と同じなんだ。
だけど、SSの読み手は日本/あっちの世界にいるのに対して、俺俺くんは扶桑/こっちの世界にいる。
この『視点』を同じくしながらの『立ち位置』の違いがこの作品を独特なものにしているわけだね」
サーニャ「???」
俺「パーソナリティがハテナマーク浮かべまくってるのもアレだから、サーニャさんも交えてもうちょっと説明しようか。
そーだな…例えば、俺とサーニャさんが付き合っているとしよう」
サーニャ「えっ…えええ!
あの、そんな…困ります…」かああっ(///
俺「例えばの話だから、たとえば、の…いや、そんな赤くなられるとこっちまで照れるじゃんか…。(ポリポリ
げふんげふん、仮に!俺とサーニャさんが付き合ってるとして、その…キスなんてしてみたりしたとしたら、だ」
サーニャ「ききき、キスですか!?」
俺「その場合、いまこの文章を読んでる読み手の人はどう反応するだろう?」
サーニャ「え…あの、は、恥ずかしいと思います」
俺「確かに気恥ずかしさは多少なり感じるかもしれないね。
あとは『俺のサーニャになんてことを!』とか『こいつひょっとしてサーニャ√か?』とか…いろいろ。
じゃあ次に、もしエイラが俺とサーニャさんがキスしてるところを見たらどう思うかな?」
サーニャ「え、エイラが…たぶん、とっても怒ると思います」
俺「まぁ正直ブチ切れされて射殺されても文句は言えないわな。
…とまぁ、世界のこっちとあっちじゃ抱く感情の大きさと切なさのレベルがまるで違うわけだ」
サーニャ「よくわかりました…いろいろと」
俺「…まぁぶっちゃけて簡単にいうと、物語の中に書かれてるごちそうより、
実際に手に取れて匂いのかげるご飯のほうが強くこころとからだに働きかけるということ」
俺「俺俺くんは、傍観者の立場で、しかし自分の心体で体感する視点で異世界モノの物語を見つめる。
自分がやりたかったアレコレとか、自分が物語と登場人物に抱いていた気持ち、自分に目がけて欲しかった気持ち、
そういったモノを、自分と同じ『物語上の異邦者』である彼彼くんがすべてかっさらっていく。
これは、多分かなり精神的にキツいと思う」
サーニャ「私でいうと、<俺>さんにエイラを、その…取られたときのような感じですか?」
俺「あはは、お見事。さらに言えば、俺俺くんは彼彼くんが自分と同じ異邦人と知っている分、衝撃もでかいだろうがね。
しかし、その言葉エイラが聞いたら飛び上がるほど喜ぶだろうけど…今は話を続けよう。
…この作品は基本的にTV版二期の内容に沿って世界が進んでいく。
そして、そのなかで彼彼くんが活躍することで物語の内容が少しづつ変化していく」
サーニャ「俺さんの介入で物語が変化する事、それ自体は普通の俺ストパンSSですけど、本質はそうじゃないんですね」
俺「そう、その『男性ウィッチの追加によって変わっていく物語』を見せつけられる男性の物語だ。
だから俺俺くんは物語の外殻に触れることはあっても、物語そのものを見ることはない。
TV版の知識で、戦闘その他イベントが起こる事は『わかって』も、それに『介入する』事はできない」
サーニャ「…ちょっと寂しいですね、せっかく物語の世界にはいれたのに」
俺「その上、物語ではなく――二次元の画面上ではなく――実際に出会った宮藤に恋心を抱いてからはさらに辛い。
だって、二次元なら諦められる…【宮藤は俺の嫁!】と叫んでも実際に現れないのが当然だから辛くない。
でも、そいつが実際に存在する世界にいる、手もだせないけど確かに触れられる、そんな宮藤が『いる』世界なら。
…その恋心をただ諦める、というのはちょっと想像できないくらい辛い」
サーニャ「もともとこっちの世界にいるなら、そこまで強い感情をいだいていなかったかもしれないのに、
最初あっちでアニメで芳佳ちゃんを見て好きになって、それでこっちに来て実際にあったって言うことだと、
抱いている感情もきっと強いですもんね」
俺「そういう事…これが、俺俺くんが活躍…いや、生活している舞台の設定なんだな」
俺「…まぁ、そんな状況で俺俺くんは生きていく羽目になったわけで…まぁ、なんだ。
正直神様や世界を恨むようになってもしかたないっていう部分はあるわな」
サーニャ「俺俺さん、かわいそう…」
俺「…あー、こほん。ずいぶん同情的な話が続いちまったが、ここで俺俺くん個人について見てみよう」
サーニャ「そういえば、まだ俺俺さん自身のお話ってしてなかったですね」
俺「うん。ずいぶんと物語の設定まわりに時間を割いちゃったな。
巻いて一言でいうと、俺俺くん自身は一般的な日本人だな。特にトンガッた性格をしてるわけじゃない」
サーニャ「善良な一般市民、ってことですね」
俺「卒なく言えばそういう感じではあるんだが…だけど、同情する部分は多々あれど、元から性格はちょっと暗めかな。
自分の殻に閉じこもっちゃって、あんまり積極的に行動しないタイプ」
サーニャ「おとなしい方なんですね」
俺「…というか、ぶっちゃけて言っちゃうと能力の有無以前に物語の主人公にはなりにくいタイプ、だな」
サーニャ「ちょ、ちょっとそれは言い過ぎなのでは…」
俺「いや、俺も割と似たような性格してるからわかる気がするんだけどさ、
基本的に状況だとか周囲の要求だとかに流されちゃうんだよな。
自分から物語を切り開いて進んでいくタイプじゃあないわ」
サーニャ「は、はぁ…ひ、人様のことをそんなふうに言っちゃっていいんですか?」
俺「いいのか悪いのかは俺じゃなくリスナーが決めてくれるだろうさ、と丸投げしてみる。まぁ続けよう」
俺「えとね。俺俺くん、たびたび『俺には力がない、だから何も出来ない』って言ってるでしょ」
サーニャ「そういえば、そうですね」
俺「これ完全に俺の個人的な意見だけど、俺俺くんにほんとうに無いもの、『いま無くて、必要なもの』は力じゃない」
サーニャ「どういう事ですか?」
俺「もし彼が仮にウィッチとしてこの世界に来ても、もし仮に強いウィッチじゃなくて満足に戦果が挙げられなかったら
今度は『俺はウィッチとしては弱い、こんな力じゃなにも出来ない』と言い出していたんじゃないか?
とどのつまり、ウィッチだろうがそうじゃなかろうが、結局はないものねだりをやめる事がないのじゃないか、と」
サーニャ「じゃあ、なんなんですか?」
俺「言葉にするのは難しいけど、『選択』かな」
サーニャ「選択?」
俺「俺俺くんはストパン世界に来てから、ずっと状況に流され続けてきた。
最初はいきなり戦場に叩き込まれたし、見知らぬ世界じゃ自分の生き方を決めることも出来ない。
ただただ周囲に流されることを暗黙に世界が要求してきた、といってもいいかもしれない」
サーニャ「俺俺さんの感情に関係なく、物事が進んでいく…。
最初に<俺>さんがお話してくれた『自分の物語の主人公』じゃない状況が続いたんですね」
俺「うん。
もちろん、状況が強要してくることを免罪符にして、彼自身も選択しない自分を選びつつあったのも確かだ。
例を挙げると、6話くらいまでは俺俺くんがあくまで前面に立った俺俺くんの物語として話が書かれているけど
7,8話くらいからはむしろ彼彼くんを視点に置いた書かれ方になるケースが増えてるんだ」
サーニャ「あ…」
俺「まぁ、視点の置き場所を変える理由なんていろいろある(戦闘だの裏話だの)けど、
俺俺くんの視点で物語が描かれてないってことは、俺俺くんが何かを選択する機会もまたない、っていう事だろ?
選択できない状況と、選択しない自分、というのは似ているようで違うんだ。
選択肢がない事と、選択する意志がない事とはね。でもそれを混同するようになってしまった」
サーニャ「なんでそうなっちゃったんでしょうか…」
俺「多分、いちど大きな選択をした4話のあとの結果があんまりにもあんまりだったからだろうね。
自分がどう頑張っても意味ねーじゃんか、と一度決め込んでしまえば、自分で選択する意志も消えても無理はない。
だからモノローグでたびたび世界の残酷さに涙し、彼彼くんを憎んでる俺俺くんだけど、でも傍観者の分を超えない」
サーニャ「その根っこにあるのは、報われないっていう感情ですね」
俺「そう、だね」
俺「だからこそ俺俺くんが暗躍をし始めた9話から面白くなっていくわけだが」にやり
サーニャ「暗躍?」
俺「物語は9話からオペレーションマルスを中心に進行することになるんだけど、
俺俺くんはここで『俺不幸なんでいっそマルス失敗してみんな不幸になーれ♪』とばかりに暗躍を始めたんだよ」
サーニャ「ええええっ!?」
俺「坂本少佐を戦闘に出さないように上に掛けあってみるわ、それを止めた彼彼くんとケンカやらかすわ、
それまでの殻に閉じこもりっぷりがウソのような八面六臂の大活躍♪
世界を、彼彼くんを、そしてウィッチのみんなを憎んで、ちっぽけな力で大活劇だよ」
サーニャ「で、でもそういうのはよくないんじゃ…」
俺「確かに、ウィッチーズにとっては良くないし、ひいては世界人類にとってもマイナスだろうね。
俺俺くんの企みがうまくいって喜ぶのはネウロイばかりだろうけど…でも、それでもいいんだよ」
サーニャ「な、なんでですか…?」
俺「俺俺くんはずっと傍観者で居続けた、殻に閉じこもって、ただ世界を見てた。
そんな俺俺くんが自分の心を満たすために戦い始めたっていう話なんだから、これでいいのさ。
言い換えれば、俺俺くんはいま『自分が物語の主人公になる』ための戦いをしているんだ」
サーニャ「つまり、物語の主人公としてはそのほうが正しい、って言うことですか?
例えそのせいでみんなが不幸になっても?」
俺「うん。 ウィッチーズのみんなには悪いけど、物語としてはそれも正しい一つのありかたなんだ。
だから、俺俺くんがオペレーションマルスを失敗させたいと選択して、そのために行動するなら、俺は支持する。
まぁ、物語の登場人物であるサーニャさんにはなかなか複雑な感情が湧くだろうことは間違いないけど」
サーニャ「わたしは、オペレーションマルスが成功してヴェネツィアが解放されるのがいいって思いますけど、でも。
…言われてみると確かに、ひとは自分の幸せのために他人を押しのけたりもします。
これもそういう事なのかもしれない、と思ったら、少し納得出来る気がします」
俺「うんうん。よし、そろそろまとめに入ろう。
彼は今、自分の目的のために、ようやくすべての力を発揮しはじめている。
アニメ版の知識に、こっちの世界で得た人間関係、そしてもうひとつ、いまだナゾのなにか。
がんばれ俺俺くん、君の力はちっぽけだけど、君にしかないものだってちゃんとあるんだ。
その総力を上げてオペレーションマルスを失敗させ、物語の主人公になるための戦いが、始まっているぞ!」
サーニャ「ちょ、ちょっとフクザツですけど、自分の幸せのためには頑張ってほしい、です…」
☆――おまけ、というか言い訳――
俺「と総括したちょうどその時、続きが投下されていたわけだが」
※第11話後編
サーニャ「タイミングが遅かったですね」
俺「基本的にwikiのページを見ながらの執筆だから、気付いた頃にはあとの祭りなのよね。
…というわけで、最新の第11回を見てみようかサーニャさん」
読了中……終了
サーニャ「急展開ですね」
俺「前編はともかく、後編は…ここまで書いた原稿どうしよう」orz
サーニャ「でも、本質的な部分は変わってないんじゃないですか?
俺俺さんが選んだ結末が『オペレーションマルスの失敗』から『みんなを守る』に変わりましたけど、
<俺>さんが言ってた通り、俺俺さんがそれを選択することに意味がある、んですよね?」
俺「サーニャさんナイスフォロー!
よし、原稿はこのままでいこう」
俺「という与太話がありましたとさ。
というわけで改めて総括!
…俺俺くん、自分の選択を全うしろ!がんばって主人公になろうぜ!」
サーニャ「というわけで、エンディングです」
俺「今回はちょっと時間(レス)が予定より伸びちゃったなー。
久しぶりだとやっぱり拙いな」
サーニャ「次、がんばりましょう」
俺「あ、次…についてなんですが、最初に番組の最後でお知らせがありますというのは…
この俺スターライトストリーム、実は今回で終りにしようかと考えてたり」
サーニャ「久しぶりに再開したと思ったらもうやめちゃうんですか?」
俺「や、やめるというか…その…」
サーニャ「えと、はっきりしてください…」
俺「ううみゅ、なんといいますか、タイトルを変更したいのれす」
サーニャ「俺スターライトストリームじゃダメですか?」
俺「いやー、これ始めた当初は俺以外にこんな事するヤツいないだろ、と思ってスタラの名前使っちゃったけど
今じゃラジオ系はいろいろあるからね…なんちゅーか、俺が本家の名前使ってるのが申し訳ない気分に」
サーニャ「それじゃ、新しい名前を決めればいいんですね」
俺「そゆこと、かな。
というわけでお知らせの一つ目は『誰か新しいラジオ名くらふぁい』ということで、二つ目は。
その、今回3回目、というか一応3回続いたので、webサイトの公開(というかwikiのせ)が決定しましたー」
サーニャ「そうなんですか」
俺「まぁ、まずはラジオ名の問題をどうにかしないとページ作れないんだけどね。
なので、まぁ…よろしくおねがいいたします」ぺこり
サーニャ「ラジオ名くらい自分で決めろ、というレスが見える気が…」
俺「浮かばないから困っているのだよ」
俺「さて、今回もこれまた拙い内容ではありましたが、やっぱり俺は俺さんの魅力が少しでも伝われば幸いです」
サーニャ「物語は現在までで11話まで終了し、ちょうど今クライマックスを迎えているところです」
俺「さあ今から読んで追いつこう!
イッキ読みするその前に、薬箱から胃薬を取り出しておこう!」
サーニャ「えと…ゆっくり読んでみたほうがいいと思います」
俺「それはそれでじわじわ来るけどね。
さて、それじゃそろそろ締めようか」
サーニャ「番組ではみなさんのお便りをお待ちしています」
俺「おハガキは、郵便番号552-8501(実はこの、ラジオ大阪の郵便番号は末尾が501ナノダ!) ラジオ扶桑
俺ストライクウィッチーズスターライトストリーム、メールはサーニャ・V・リトヴャクの魔導芯宛に電波を送ってください
出来ればQSLカードをあわせて送っていただくと、サーニャさんが喜びます。
もっかラジオ名を大募集したいとおもってますデス」
サーニャ「それでは、今夜はここまでとなります。
お相手はサーニャ・ウラジミーロヴナ・リトヴャクと」
俺「<俺>でお送りしました」
サーニャ「またいつか、あなたと夜間飛行しましょう。
それじゃ…」
「「ばいばーい!」」
ぶぉろろろろろろ
俺「おわったー。
久しぶりだからクオリティの低下が怖いな」
サーニャ「そう、ですね」
俺「…そういえば、前回の終わりでエイラにプレゼントあげたじゃないですか」
サーニャ「前の話過ぎて誰も覚えてないと思いますけど…はい」
俺「いや、あの後エイラに聞いてみたんだけど、すっごい不評だったんですよ。
せっかくプレゼントしてやったのに、『こんなんつかえねーよ』とか言っちゃってさ、ヒドいですよね」
サーニャ「あの、わたしもエイラに見せてもらったんですけど…あれはちょっと、使いにくいと思います」
俺「えーっサーニャさんまでそういうんですか!?」
サーニャ「あの、扶桑の人は普段から使っているんでしょうけど、欧州では箸ってあまり使わないので…」
俺「は、箸?」
サーニャ「はい。
しかも、50本くらいあったし…練習用なのかな、って」
俺「あはははははっ!
いやいや、アレは箸なんかじゃなくて筮竹ですよ」
サーニャ「ぜいちく?」
俺「あはははは、ははは!
まさか箸と勘違いされるとは、あはははは」
サーニャ「な、なんですか<俺>さん、ぜいちくってなんなんですかー!?」
俺「帰ったら説明します。
…ところで、本編ではシリアスな話をしてたんで一つギャグをかましたいんですが」
サーニャ「別にいいですけど…なんですか?」
俺「じゃあいきまーす、『オレオレ詐欺』
じりりりりーん、がちゃ
俺だよ俺。え、誰だって?俺だよ俺、俺ったらやっぱり俺は俺だよ。
え、違うよやっぱり俺は俺だよ、そうそう俺だよ。違うそいつじゃなくて俺はやっぱり俺は俺だよ……」
サーニャ「」ぶぃーん
俺「うぇ!?
さ、サーニャさん待って!」
ねえこんやきみにあえたらー、ひかりひとーつーくださいー。。。
最終更新:2013年03月30日 23:43