トビウオⅡ 3
664 トビウオ[] 投稿日:2010/10/25(月) 20:30:44.84 ID:Xae9B88x0
>>573から
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基地 通信室
私「ああ、聞こえるか。」
私「そうだ。確かに黒だったよ。この目で確認した。」
私「もう目は使わないと思ったんだがな‥‥こんな時にしか使えないのも困りものだ。」
私「報告は以上だ。段階をCへ移行。そうだな‥‥最終日程を予定から一日遅らせろ。私に考えがある。
同時に物資プランをBに変えてくれ。‥‥そうだ、アレだ。」
私「それではこちらからは以上だ。通信を切る。」
私「はぁ‥‥。」
665 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:33:25.72 ID:Xae9B88x0
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基地 ブリーフィングルーム
俺「うーん‥‥出力がこうだろ? ってことはえーっと‥‥」
リーネ「あとは風の計算かな? 」
俺「ふむふむ。ってことは‥‥こうか! 」
リーネ「そうそう! 俺さんは飲み込みが早くてすごいですね。」
俺「んーそうなん? 」
リーネ「そうですよ。」
俺「ふーん‥‥リーネがそう言うならそうかもなー。」
リーネ「私もがんばらなきゃ。」
俺「まあでもリーネの教え方も上手いと思うな! 」
リーネ「え、そ、そうですか? 」
俺「うん、なんだかこう‥‥覚えやすいというか。」
リーネ「えへへ‥‥ありがとうございます。」
666 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:35:13.73 ID:Xae9B88x0
芳佳「‥‥。」
エーリカ「いい感じだねー。」
芳佳「はい、でも、もっとこう‥‥」
エーリカ「ハハーン、まったくミヤフジはえっちぃなあ。」
芳佳「えぇ? そ、そうじゃないですよぉ。」
ペリーヌ「どうだか? 」
芳佳「ペリーヌさんまで、ひどいですよー。」
ドンガラガッシャーン
芳佳「!? リ、リーネちゃんが俺さんの上にまたがってる‥‥!! 」
エーリカ「これは‥‥! 」
ペリーヌ「‥‥ゴクリ」
668 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:40:09.01 ID:Xae9B88x0
リーネ「う、うーん‥‥あ、俺さん! 大丈夫ですか!?
わたし落としたペンとろうとしたらつまずいちゃって‥‥」
俺「‥‥。」
リーネ「わー! 俺さん! しっかりしてくださいー!
俺「‥‥。」
リーネ「俺さ――‥‥。」
芳佳「? ‥‥急に静かになっちゃった。」
ペリーヌ「どうしたんでしょう。」
リーネ「‥‥(いまなら、俺さんになにをしてもばれない、かな‥‥。
ちょ、ちょっとだけ‥‥)」スッ
エーリカ「お、顔近づけてる。」
芳佳「も、ももももしかしてキス‥‥?」
ペリーヌ「ちょ、ちょっと宮藤さん? あまり押さないでくださる? 」
芳佳「で、でも良く見えなくて‥‥」
670 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:45:16.46 ID:Xae9B88x0
リーネ「‥‥(だ、だめだめ! そんなことしちゃ!) 」
エーリカ「あれ、やめちゃった。」
芳佳「なんだー。」
リーネ「‥‥(‥‥でも、膝枕ぐらいならいいよね‥‥。)」
ペリーヌ「結局膝枕に落ち着いたようですわね。」
エーリカ「んもー、もっとガーっとしてガバーっとしてブチューってやればいいのに。」
芳佳「は、ハルトマンさん。さっき私に何か言いませんでしたか‥‥。」
672 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:50:29.30 ID:Xae9B88x0
リーネ「‥‥フフッ、かわいい。」ナデナデ
俺「‥‥。」
エーリカ「おお、今度は独り言を喋り始めたぞ。」
芳佳「リーネちゃんって独り言多いのかな。」
ペリーヌ「あなたほどではないと思いますけど。」
芳佳「え、私ってそんなに独り言言ってる? 」
673 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:55:31.76 ID:Xae9B88x0
リーネ「‥‥俺さんとであってから結構たちましたね。
初めてこの基地に来たときは‥‥すごく、その、子供っぽくて‥‥
仲良くなれるのかなって思ってました。‥‥男の人だったし。」
俺「‥‥。」
リーネ「それで、最初のネウロイが来たとき、私が倒せなかったネウロイをあっさり倒しちゃって‥‥
私、ホントは悔しかったんですよ? でも私にはできないことだから‥‥
それから、負けないようにいままでよりいっぱい訓練するようになって。
でも俺さんは私の上を行って‥‥いつもいつも私の先を全力疾走してて‥‥」
俺「‥‥。」
リーネ「そんな時にヴェネツィアに、その、デ、デートに行って‥‥あの時思い切って話してよかったです。
あれから心のもやもやが取れたようでした。それからは私変われたような気がします。
俺さんみたいに何にでも全力になれたような気がして。」
俺「‥‥。」
リーネ「これからも、少しでも俺さんに近づけるように頑張りますね。」
674 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 20:59:27.79 ID:Xae9B88x0
俺「‥‥俺もさぁ。」
リーネ「!? ‥‥お、俺さん起きて――」
俺「リーネに出会えて良かったよ。なんというか、一緒にいると安心するんだ。
なにやっても、ついてきてくれる。ヘマしても、慰めてくれる。
俺、すごく嬉しかったよ。」
リーネ「俺さん‥‥。」
俺「ありがとうリーネ。これからもよろしくな。」
リーネ「はい‥‥はい! 」ポロポロ
俺「え! わ、わるい、なんか変なこと言ったか? 」
リーネ「違うんです。嬉しくて‥‥うぅ‥‥すみませ――」ギュッ
俺「! ‥‥あぁ、その、こうするといいって、ハルトマンが‥‥ごめん、いや、だったよな。」
リーネ「ううん‥‥すごく嬉しいです‥‥できればもう少し、このままで‥‥」
俺「‥‥うん。」
675 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:05:09.71 ID:Xae9B88x0
芳佳「‥‥。」
エーリカ「イイねぇ。」
ペリーヌ「はぁ‥‥すごくいい雰囲気ですわ。私も少佐とあんなふうに‥‥。」
芳佳「‥‥///」
ペリーヌ「‥‥? 宮藤さん? 」
エーリカ「ありゃ、固まってる。まだキスもしてないよ? 」
ペリーヌ「なんであなたが顔真っ赤で固まってるんですの‥‥? とりあえず、離れましょうか。」
エーリカ「そうだね。じゃ、ごゆっくりー。」ズルズル
芳佳「‥‥///」
676 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:10:20.07 ID:Xae9B88x0
俺「‥‥。」
リーネ「‥‥。」
俺「‥‥(いつまでこうしてればいいんだろう‥‥いや、まあいいけど。)」
リーネ「‥‥そろそろ勉強に戻りましょうか。」
俺「お、おう。‥‥今の事、さ。」
リーネ「‥‥? 」
俺「皆には‥‥秘密にしような。」
リーネ「フフッ‥‥はい、ふたりだけの秘密ですね。」
677 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/25(月) 21:13:23.94 ID:36GLb1AmO
甘あああああああああああああい!!
678 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:15:25.93 ID:Xae9B88x0
坂本「おい、おまえたちなにしてるんだ? 」
俺「うわぁ! びっくりした! 」
リーネ「さ、坂本さん。いつから‥‥? 」
坂本「うん? 今しがた素振りを終えて風呂にでも行こうと思ってたところだ。
どうだ、お前らも行くか? 」
俺「い、いや、俺は‥‥」
リーネ「わ、私も今は勉強してるんで‥‥」
坂本「そうか‥‥やはり二人で入ったほうがいいか。」
俺「!? 」
リーネ「!? 」
坂本「はっはっは! まあ、ほどほどにな! はっはっはっはっは!! 」スタスタスタ
俺「み、みられてたのか‥‥///」
リーネ「‥‥///」
679 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:20:27.90 ID:Xae9B88x0
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夜 基地 芳佳・リーネ・ペリーヌの部屋
芳佳「///」
リーネ「あれ? 芳佳ちゃんもう寝ちゃったの? 」
ペリーヌ「お疲れなんじゃなくって? 何でかは知りませんけど。」
リーネ「??? 」
ペリーヌ「いくらなんでも免疫がなさすぎますわ。」ボソッ
リーネ「え? 」
ペリーヌ「なんでもないです。私も今日は早めに寝ますわ。」
リーネ「は、はい。おやすみなさい。」
680 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:25:19.48 ID:Xae9B88x0
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明朝 基地
俺「‥‥ふぅ。今日はこんなもんか。」
リーネ「はい。お疲れ様でした。それじゃあ、私は朝食の準備をしてきますね。」
ブゥン
俺「おう、いってらっしゃい。‥‥お、エイラとサーニャも帰ってきたか。」
『烈風斬!!』
ズバババババ
俺「今日も少佐は元気だなー。‥‥あれから烈風斬の練習も多くなってるよな確実に。
んー、俺もなんか新しい技でも‥‥つっ‥‥! なんだ頭が‥‥! 」
681 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/25(月) 21:28:57.25 ID:BDKqix7B0
みんな、俺から離れろぉ!
682 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:30:15.75 ID:Xae9B88x0
サーニャ「ふあぁ‥‥」
エイラ「んンー‥‥今日も何もなかったナー。早く寝ようなサーニャ。あレ? あれは俺カ? 」
サーニャ「なんだか苦しそう‥‥行きましょうエイラ。」
エイラ「うン。行こウ。」
俺「ぐっ、くぅうう‥‥あれ? 痛みが消えた‥‥なんだったんだ? 」
ブゥン
エイラ「おーイ、俺! 」
サーニャ「大丈夫ですか? 」
俺「あ、ああ二人共おかえり。どうした? 」
エイラ「どうしたっテ、お前が苦しそうにしてたからわざわざきてやったんだロー。もっと感謝しろヨ。」
俺「はは、それは悪かったな。何だ急な頭痛ってやつだ心配すんな。」
サーニャ「それならいいんだけど。‥‥ふあぁ‥‥。」
エイラ「全く人騒がせナ‥‥じゃあ行こうサーニャ。」
俺「おやすみー!! わざわざすまなかったなー!! 」
683 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:35:27.33 ID:Xae9B88x0
サーニャ「‥‥俺さん変わったね。」
エイラ「ン? あいつはもともと変だったろロ。」
サーニャ「そうじゃなくて。」
エイラ「まあ、最初に比べたら変わったナ。」
サーニャ「なんだかすこし大人っぽくなったよね。」
エイラ「‥‥おいまさカ‥‥ダダダ、ダメダゾ!!
あいつにはリーネがいるシ、それニ、サーニャにハ、私ガ、いル、シ‥‥」
サーニャ「? 」
エイラ「えーイ! 寝るんだ寝るんダー!! 」
俺「‥‥しかしなんだったんだ? あんな頭痛始めてだったな‥‥」
坂本「医務室に行くか。」
俺「うわぁ! びっくりした! またか! 」
坂本「お前が気づかなかっただけだろう。で、大丈夫なのか頭は。」
俺「俺の頭がおかしいだと? 」
坂本「ふっ、そんな冗談が言えるなら大丈夫だろう。さ、帰るぞ。」
684 トビウオ[sage] 投稿日:2010/10/25(月) 21:38:43.81 ID:Xae9B88x0
一区切り
投下待ちがいないようなら続行
最終更新:2013年01月28日 14:19