魔力の泉6
俺「ストライクウィッチーズだってね。」
作者: ID:OiLfVklN0
748 名前:
魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:32:11.35 ID:OiLfVklN0
月刊ペースになっている・・・終わりが見えない・・・という駄作ですが投下します
前投下はいつか忘れたのでwiki参照してください
主任「あれから2週間は経つけど、メンテナンス終わらないわね・・・
もうちょっと組み立ててから持ってこれば良かったかしらね・・・」
俺「主任さん、調子はどうですか?」
主任「新型のビームライフルなら、11丁用意できたわよー
『オーキス』の方はまだまだ時間がかかるわね・・・」
俺「じゃぁ、ビームライフル一丁お借りしますね」
主任「俺くんのストライカーのコンテナに掛けてあるから
どれでも持っていって良いわよ
大丈夫、きっと隊長さんも承認してくれるわ」
俺「ありがとうございます」
カチャッ
俺「これか・・・カートリッジは二つ満タンにしてあるのがあるから・・・」
750 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:36:37.47 ID:OiLfVklN0
ミーナ「俺くん、射撃場に呼び出して重要な話があるってどう言うこと?」
俺「ミーナさん、お待たせしました
実は協力してもらいたい案件があるんです」
ミーナ「それは、新兵器テストということかしら?」
俺「はい、俺が使っているビームライフルを改良した、新型ビームライフルです
今まではグリップ部分より射手の魔力を使って発射していたのを
このエネルギー・カートリッジに魔力を貯めておく事により
誰でも発射できるようにしました」
ミーナ「誰でも?」
俺「そうです、極端な話、ウィッチ以外にも撃とうとすれば打つことは可能です
制御できるかはわかりませんけどね」
ミーナ「制御?」
俺「見ていてくださいね」ガチャ カチッ
パシュパシュ バシュン バシュン
俺「今、4発撃った違い判りますか?」
ミーナ「そうね、まず威力が違うわね、それと連射スピードかしら?」
751 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:41:54.99 ID:OiLfVklN0
俺「そうです、1、2発目はいわゆる連射を重視して撃ってみました
逆に3、4発目は威力を少し上げて撃ってみました
このように射手が自身で魔力量を調整できるんです
これは常日頃魔力を使用している人間で無いと無理です
ウィッチ以外では多分、こんな感じになると思います」
バジュウゥゥゥゥゥゥ
ミーナ「きゃっ・・・・」
俺「・・・カートリッジの魔力を一気に放出してみました
どうですか?少し、触って見ませんか?」
ミーナ「でもこれって、試作品じゃないのかしら?」
俺「運用段階一歩手前まで来ていますけどね」スッ
ミーナ「じゃぁ、やってみようかしら」パシッギュッ
俺「これは新しいカートリッジです」
ミーナ「えーと、これを交換するのね?」
俺「はい、横に有るボタンを押しながら空のカートリッジをはずして
新しいカートリッジをカチッって音がするまで填めてください」
ミーナ「こうね」カチッ
753 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:45:58.08 ID:OiLfVklN0
俺「では撃ってみましょうか、最初は一発ずつ、タンタンって感じでトリガーを引いて見てください」
バシュ バシュ バシュ
ミーナ「意外と軽い反動ね・・・それに結構威力も」
俺「銃の上側にエネルギーの残量が出ていますので見てみてください」
ミーナ「97%・・・ということはこの威力で100発程度撃てるということね?」
俺「その通りです、ではもっと連射する感じタタタタタタって感じで」
パパパパパパパパパパパパパシュゥ
ミーナ「やっぱり反動は少ないけど、威力は普通の機関銃より上っぽいわね
87%・・・あの威力で1000発前後」
俺「では、最後にドンッって感じでイメージは大砲のような感じで」
バジュン ドゴーン
ミーナ「・・・まさに大砲ね・・・やっぱり反動は少ない・・・
77%・・・大砲10発・・・」
俺「どうですか?使い勝手は悪くないですよね?」
ミーナ「えぇ、これは大幅な戦力増強になるわね・・・でも、危険は無いの?」
756 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:50:00.64 ID:OiLfVklN0
俺「耐久テストはすでに終わっています
あとは承認待ちみたいですね
ただ、このカートリッジの中の魔力を貯めるためにウィッチの魔力を必要とするんで
そこが量産の問題点らしいですね」
ミーナ「そうよね・・・魔力は自然には貯まらないのよね?」
俺「そうです、このカートリッジの中の魔力は全部俺の魔力です
今までは寝ている間イレイザー・ユニットで消去していた魔力を
この魔力カートリッジに貯蓄できる装置を開発して貰い貯蓄しています
1日6個のカートリッジが完全な空から満タンにできました
この2週間の間に満タンになったカートリッジは84個
2個はここで使ったんで残り82個
エネルギーの心配はありません」
ミーナ「判りました、それだけ準備がされているのであれば
この隊で運用テストをしてみましょう」
俺「ありがとうございます」
ミーナ「いいのよ、戦力増強は隊のためにもなるのですからね
それに私が使ってみた感じも好印象でしたからね」
757 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:53:27.23 ID:OiLfVklN0
ミーナ「今日は新型の銃器『ビームライフル』のテスト運用について連絡します」
ペリーヌ「ビームライフルって俺さんの銃のことですわよね?
魔力の消耗が激しいので他のウィッチは使用禁止のはずでは?」
ミーナ「詳しい話は後で俺くんから聞いてください
テスト運用の仕方ですが一人一丁必ず携帯するように
通常兵器と一緒に持っていくことになりますが、必ずお願いします
そして射撃練習場にて、この後取り扱いの練習をします
以上、各自準備して射撃練習場に集合してくださいね」
バルクホルン「どういうことだ、俺」
俺「詳しい話は、射撃練習場で話しますが
俺の使っているビームライフルとは違う形式の
新型をテストしてもらうことになったんですよ」
エイラ「危険なんじゃナイカ?」
俺「ミーナ隊長には、先日すでに一丁渡して試射などをしてもらっています」
坂本「ミーナが了承したのなら問題はなかろう」
俺「では、一足先に準備しておきます」
759 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:58:01.34 ID:OiLfVklN0
俺「使い方は、今説明した通りです
カートリッジは一応、一人3個渡しておきます
空のカートリッジは俺か主任さんに渡してください」
エーリカ「へぇー俺ってこんな感じの銃を撃ってたんだなー」
パシュパシュパシュ
俺「流石ですね、もう慣れましたか?」
バルクホルン「威力を調整できるのか・・・」
ドン ドン
俺「はい、エネルギー残量に注意してくださいね」
762 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 01:59:04.75 ID:OiLfVklN0
坂本「なぁ、俺、このカートリッジを他の事に利用できないのか?
たとえば・・・シールドを発生させる時とか・・・」
俺「残念ながら、完全なシールドを作り出すのは困難みたいですね
擬似シールド発生装置を開発しているという噂は聞いていますが」
坂本「その話、本当か!」
俺「えぇ、シールドを完全に張れなくなったウィッチの為に開発されているそうです
でも魔法力を大幅にカットしたシールドでどれだけの防御力があるのやら・・・」
坂本「その補填にこのカートリッジを使えば・・・」
俺「あるいは完全なシールドが張れるかもしれませんね」
763 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:00:18.71 ID:OiLfVklN0
エーリカ「これでさーいご!」バシュ
パリィィン キラキラキラキラ
ミーナ『ネウロイ反応消滅、お疲れ様、基地に帰還してください』
バルクホルン「あれから一週間、かなり使いこなせるようになってきたな」
エーリカ「一応、いつもの武器も使っとかないと無くなった時不便だけどねー」
バルクホルン「そうか・・・一応、テストという事だから期間限定か・・・」
エーリカ「量産化されるには時間がかかるって俺が言ってたよー」
バルクホルン「魔力カートリッジの補充のことだな」
エーリカ「宮藤が挑戦したんだけどさーカートリッジ一個でダウンしたんだってー」
バルクホルン「あの宮藤がか?!」
764 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:01:38.27 ID:OiLfVklN0
エーリカ「俺って凄いよねー、一晩で6個のカートリッジ満タンに出来るんだってさ」
バルクホルン「その魔力うらやましいな」
エーリカ「でも、でもストライカーとか穿いたままじゃないと生活できないんだよ?」
バルクホルン「過ぎたる力は自らを滅ぼす諸刃の剣か・・・」
エーリカ「それ、俺には言わない方が良いね」
バルクホルン「それぐらい判っている、そして、俺も十分に判っているんだろ自分の身体だからな
っと、そろそろ基地に着く、無駄話もここまでだ」
エーリカ「りょーかい」
765 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:04:03.27 ID:OiLfVklN0
エーリカ「たっだいまー」
バルクホルン「ただいま帰還した」
主任「お疲れ様ー、ビームライフルの調子はどお?」
エーリカ「だいぶ慣れたよー」
バルクホルン「反動が軽いのが難点ですね」
主任「まぁ、実弾と違って火薬で発射するわけじゃないからねぇ
でも威力や取りまわしなんかは結構、調整してるのよ」
バルクホルン「ありがとうございます・・・
しかし、エネルギーの問題は何とか解決できないのですか?」
主任「前も言ったけど、現状では無理に近いわね
俺くんの魔力あっての運用だから・・・
って言っても、開発してない訳じゃないわよ、でもまだまだ時間がかかるって言う話」
エーリカ「その俺は?」
主任「ルッキーニちゃんと遊びに行ったみたいだわね」
766 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:05:41.11 ID:OiLfVklN0
バルクホルン「俺も随分変わったな・・・
前まで、無関心というか変に大人びていたが
最近は子供らしい一面も見えてきたな」
主任「年の近い人間が今まで近くにいなかったからねぇ」
エーリカ「どういうこと?」
主任「そのままの意味よ、俺くんは研究所で生活していたの
小さい頃から周りは大人ばかり
ウィッチになって派遣された場所でもルッキーニちゃん位の年の子はいなかったわ」
バルクホルン「確かにルッキーニ位の歳のウィッチもいないこともないが少ないな」
主任「それに俺くんって、ちょっと特殊だから周りも遠慮してたというか
同情してたような感じで接していたのよ
それを・・・うすうす感じ取っていたんじゃないかな、頭良い子だから・・・」
バルクホルン「ふむ、ルッキーニは遠慮なんかしないからな」
エーリカ「私だって遠慮なんかしてないんだけどなー」
バルクホルン「ハルトマン、お前は歳相応に遠慮という物を覚えろ」
エーリカ「えぇー、めんどくさい」
768 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:07:22.48 ID:OiLfVklN0
主任「ふふっ、ここの部隊の人達はかなりフレンドリーで私達も助かっているけどね」
バルクホルン「そういえば、最近夜に俺と一緒にガレージでこそこそとしているようだが?」
主任「・・・バレバレでした?」
バルクホルン「うむ、何か開発しているんだろ?」
主任「まぁいいかなー話しちゃっても
実はね、魔力カートリッジの他の使い方でシールドもどきができないかなーって」
バルクホルン「それは・・・坂本少佐の為ですか?」
主任「それだけじゃないのよねー携帯用だけじゃなくて
拠点防衛用の大型出力のも一緒に開発中なのよ」
バルクホルン「でも、それはウィッチの存在が無い場合を想定してですよね?
安定性がないとビームライフルの時におっしゃってましたが・・・」
主任「それは設備があれば解消できるわよー
武器とかでも固定砲台とかなら出来なくも無いけど
シールド無いとすぐに壊されちゃうから、今まで作ってないだけで
この開発がうまく言ったら一般兵でもネウロイ倒せちゃうかも?」
ミーナ「でもそれだと魔力エネルギーの問題はどうかしら?」
769 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:09:09.62 ID:OiLfVklN0
バルクホルン「どうしたんだミーナ?」
ミーナ「二人が全然報告に来ないから、こっちからきちゃったわ」
バルクホルン「そうか、すまない」
ミーナ「それよりも主任さん、さっきの私の質問には?」
主任「それなのよねぇ、ウィッチ一人で供給できる魔力は知れているし
かといって、俺くんのような魔力量の持ち主もいないしねぇ・・・」
ミーナ「つまりは、まだ研究段階以前の問題なんですね?」
主任「そのとおりよ・・・でも、上から開発しろって言われたら
私クラスじゃどうにもならないのよねぇ・・・」
ミーナ「判りました、この件は私も調べてみます
トゥルーデ、フラウ、私の部屋で戦闘報告を聞くから来て
では、主任さん」
771 名前: 魔力の泉 投稿日: 2010/12/10(金) 02:11:13.36 ID:OiLfVklN0
主任「あとで、試用テストの報告書類持っていきますねぇー」
ミーナ「よろしくお願いします」
バルクホルン「いくぞ、ハルトマン」
エーリカ「えぇー眠いよー」
バルクホルン「さっき少し寝てたろ」
エーリカ「さっきはさっき今は今だよぅー」
バルクホルン「では、主任さん失礼する」ズルズル
エーリカ「まったねー」ムニャムニャ
主任「ホント、良い人達だわねぇ・・・」
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最終更新:2013年01月28日 15:16