チュンチュン・・・

俺「・・・ん・・・」

朝か・・・今日もまた一日が始まるのか・・・

俺「・・・はぁ・・・」

いつも思うのだが、朝というものはなんでこんなにも来るのが早いのだろうか。
疲れているときに限って睡眠中の時間の流れが速くなっているのではと疑いたくなる。
と愚痴を言っても仕方がない、
早く起きないとバルクホルンにどやされる。起きなくては・・・と思ったら、

スゥ

俺「・・・え?」

誰かの寝息が俺のすぐそばから聞こえてきた。

 ・・・まさか。

目を開けて、ベッドを確認する。そこには。

サーニャ「・・・」スゥ

俺「・・・なんで?」

下着姿のサーニャがうつぶせになって寝ていた。



異世界のウィッチ・番外編 ~サーニャが部屋を間違えたようです~



俺「・・・」

どうしよう。

サーニャ「・・・」スヤスヤ

こいつ部屋間違えやがった。なんて嬉し・・・迷惑な。

俺「・・・ったく・・・///」

とりあえず、俺がするべきことは・・・
サーニャを部屋に帰す?・・・

コンコン

俺「!?」

やべ、誰か来た?俺は急いでドアに突進し、

俺「誰だ?」

と返答する。

「俺さん?もう起きていますか?」

リーネの声。

俺「ああ、起きてるよ」

なんともないような声色で言っているけど、内心ドキドキである。

「そうですか。みなさんもう起きていますから、俺さんもはやく来てくださいね。朝ご飯冷めちゃいますよ」

俺「了解~・・・」

スタスタスタ・・・

行ったか。・・・状況を整理しよう。
俺の部屋にサーニャが寝転がっている。恐らく部屋を間違えてしまった模様。
そして今現在、俺とサーニャ以外みんな起きていて朝食を食べている。
そして俺は、サーニャが俺のベッドで寝ているという事実をみんなに知られたくない。
だからなんとかして騒がれないうちにサーニャを元の部屋に戻したい。・・・できればサーニャの安眠を妨害しないように。

今からサーニャを部屋に戻すとなると、結構厳しいような気がする。
なんとも都合の悪いことに、俺の部屋は食堂から結構近い位置にあるので、
サーニャの部屋まで行くときの足音でばれるだろう。

じゃあ、俺はどうすればいいんだろう。みんなには知られたくない。
特にシャーリーとかルッキーニとか宮藤とかハルトマンとかバルクホルンとかエイラ辺りには。
 ・・・いや、誰にでも知られたらアウトだけどね?

ああくそ、こんなことになるんだったら早起きすればよかった。

 ・・・待て、よく考えろよ。サーニャが俺の部屋で寝ているとしよう。
誰がそのことに気付くというんだ。俺が黙っていればそれで済む話じゃないか。誰も俺の部屋には勝手に入らないわけだし。
サーニャの部屋にも、誰も勝手に入ることはないだろうし。

よし、とりあえず朝食の時間は乗り切れるな。バレずにサーニャを部屋に戻す方法はそれからゆっくり考えよう。

というわけで俺は食堂へ向かった。


ー食堂ー

宮藤「あ、俺さん!おはようございます!・・・あれ」

俺「・・・?なんだよ」

宮藤「・・・どうかしたんですか?」

俺「え?なんで?」

宮藤「なんだか、困ったような顔してるから」

 ・・・

俺「俺はいつもこんな顔じゃなかったっけ」

宮藤「えー?そうでしたっけ?」

俺「そうだよ。俺はいつもどおり」

宮藤「・・・うーん」

シャーリー「まあとにかく座れよ俺。今日も美味いぞ」

ルッキーニ「芳佳の料理おいしいもんね~♪」

宮藤「えへへ・・・ありがとうルッキーニちゃん。あ、そうだ、言い忘れてた。俺さん」

俺「・・・今度は何」

宮藤「今日は皆さんのベッドのシーツをお洗濯しようと思ってたんですけど、俺さんのお部屋に勝手に入っても大丈夫ですか?
他のみなさんには許可を貰ってるんですけど」

俺「洗濯ぅ?」

宮藤「はい」

俺「別にいいけd・・・!」

宮藤「?」

いや待て良くないだろ。俺の部屋にはサーニャが・・・

俺「いややっぱダメだわ」

宮藤「え・・・ダメですか?」

俺「ダメだわ。理由は聞くな」

宮藤「・・・じゃあ、俺さんはご自分で持ってきていただけますか?私は外にいますから」

俺「わかった。・・・あれ?」

ちょっと待てよ?

宮藤「?」

ってことは・・・サーニャの部屋に宮藤が入るんだよな・・・?

俺「・・・いや、ちょっと疑問なんだけど。サーニャの分はどうすんだ?あいつ今寝てるはずだろ?」

エイラ「・・・サーニャがどうとか、お前が気にすることカヨ?」

エイラがすごい目で俺をにらむ。

俺「いや単純に気になっただけだって・・・」

宮藤「サーニャちゃんの分は昨日のうちに代えておいたから、もう済んでますよ」

俺「あ、そう・・・」

良かった。

宮藤「・・・」


ーー
バタン

シャーリー「なんか怪しいな・・・」

ルッキーニ「だね。なんで部屋に入られたくないんだろ」

エーリカ「そだね。理由は聞くなって辺りがまた」

エイラ「でも部屋に入られて困る理由がわからないんダナ」

リーネ「・・・隠している何かがあるんでしょうか」

宮藤「隠し事?」

リーネ「うん。ベッドの周りを調べられると見つかりそうなものとか・・・」

ペリーヌ「・・・そんなこと、わたくし達が考えても仕方のないことではありませんこと?」

リーネ「確かにそうですけど・・・」

シャーリー「・・・ベッドの周り・・・?となるとシーツの下か、あるいはベッドの下か・・・」

エーリカ「!」

ゲルト「・・・エーリカ?」

エーリカ「あーなるほど、そっかー・・・ベッドの下かぁ・・・///」

ゲルト「・・・?」

エーリカ「いや、わかんないトゥルーデ?・・・」

ゲルト「・・・いや、なんのことだかさっぱり・・・」


エーリカ「えっちな本だよ・・・///」


ゲルト「なん・・・だと・・・!?///」

ペリーヌ「ちょ、ちょっとハルトマン中尉!?あなたは朝からなんて破廉恥な・・・///」

宮藤「・・・へ・・・///」

リーネ「・・・えーっと・・・///」

シャーリー「・・・あーなるほど・・・ベッドの下ね・・・///」

ルッキーニ「ねえシャーリー、今の中尉のセリフ聞こえなかったんだけど、なんて言ったの?」

シャーリー「あーいやルッキーニは知らなくていいんだ・・・///」

ルッキーニ「?」

エイラ「・・・アイツ・・・///」

宮藤「い、いや!ちょっと待ってください!まだそうとは限らないじゃないですか!///」

リーネ「そ、そうですよ!俺さんは、ちょっと口調は良くないですけど真面目な人ですし!///」

エーリカ「いやいや、わかってないねえお二人さん・・・」


エーリカ「真面目な男ほど、むっつりなんだよ・・・///」


ゲルト「・・・お前が男性の何を知っているというんだ」

エーリカ「そこはツッコまないでよ」

シャーリー「・・・いやでもまあ、別に持ってても良いんじゃないのか?アイツだって男なんだし・・・///」

エーリカ「まあ、そうだけど・・・一番問題なのはさーにゃんがどう思うかだよねぇ」

エイラ「・・・」ムカッ

宮藤「あー・・・幻滅するかもですね・・・」

ゲルト「・・・お前たち、一応確認するがそれらはあくまで仮定の話だろう?
なんだか、既に俺が・・・その、いかがわしい本を隠しているという前提の話になっていないか?」

宮藤「え!?・・・あ、ああ、そうですね・・・俺さんに失礼ですよね・・・」

ゲルト「単純に他人に勝手に部屋に入られたくなかったとかではないのか?あいつなら言いかねんだろう」

リーネ「・・・そうかもしれませんね」

宮藤「ま、まあとにかく、予定通り洗濯しなくちゃ。リーネちゃん、かごがそこにあるから、それに集めてきて」

リーネ「うん、わかった」


ー俺の部屋ー

俺「・・・よいしょっと」

さて、部屋に戻ってきた俺は、布団を床に敷いてからサーニャを静かに抱き上げて、

サーニャ「・・・ん・・・」

 ・・・肌、スベスベだな・・・太ももにキスしたい・・・あ、いやいや、

布団の上にサーニャを置いて、

サーニャ「・・・」スヤスヤ

さて、シーツをはぎ取って、代わりの別のシーツを適当に被せて、

もう一度サーニャをベッドに置いてその上に布団を・・・と思ったけど、

俺「・・・布団・・・」

既に床に置いてしまった。埃とか付いてしまっただろうか?
この布団をサーニャの上に敷くのはためらわれる。・・・

仕方ないので布団ごとゆっくりとサーニャを持ち上げてベッドに乗せる。
シーツが汚れるけどサーニャの肌が汚れるよりは遥かにマシだ。

俺「・・・」

さて、あとはシーツを宮藤に渡せば洗濯の件は大丈夫なはずだけれど。

俺「・・・どうしよう」

今現在廊下は宮藤とリーネが歩き回っているので部屋に戻すわけにはいかない。
下着姿のサーニャを抱えて部屋から出る光景を見られたら確実に誤解されるだろうし。
どうしようもないので、頃合いが来るまで・・・仕方なく。仕方なく、俺はサーニャの寝顔を見つめる。

サーニャ「・・・」スヤスヤ

俺「・・・はぁ・・・///」ドキドキ

溜息が出るほど可愛い。しかも肌綺麗だし。思わず見惚れてしまう。


 ・・・ナンダト!?ソレハホントウカ!? ハイ、ソウナンデス・・・ ドコイッタンダ・・・ モシカシテ・・・

 ・・・廊下が何やら騒がしい。何があったんだ。

コンコン

部屋のドアがノックされる。・・・

俺「なんだ?」

「俺さん、ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど」

宮藤の声。

俺「・・・ん?」

「サーニャちゃんがどこにいるのか知りませんか?」

 ・・・

俺「な、なんで?」

「さっき間違ってサーニャちゃんのお部屋に入っちゃったんです、昨日のうちにシーツは代えておいたから必要ないのに」

なんだとぉ・・・ということは・・・

「そうしたら、サーニャちゃんがどこにもいないんです・・・」

うわああああああ・・・

俺「てめえまで間違えてんじゃねえよぉ!!!」

思わず俺は叫んでしまった。

「ひゃっ!?」

オイドウシタミヤフジ!? イマノコエハナンダ!? オレサンノコエデシタワネ・・・

叫んでしまったせいで・・・

「・・・ん、ん・・・?」

俺の背後から声がした。

サーニャ「・・・あれ・・・」

やっべ、起こしちまった。

俺「・・・あ」

サーニャ「・・・俺さん?・・・おはようございます・・・」

俺「サーニャ・・・おはよう・・・」

俺は絞り出すようにあいさつする。

サーニャ「・・・?あ、あれ?なんで俺さんが・・・?///」

俺「ぐぅ・・・なんでってのはこっちのセリフだよ!ここ俺の部屋なんだぞ!///」

サーニャ「え・・・///」

「あ!」

「宮藤!どうしたんだ!?」

バルクホルンの声が追加された。

「今俺さんの部屋からサーニャちゃんの声が」

「ナンダトォォォォォォーーーー!!!???

そしてエイラの大声。

俺「・・・」

終わった。

サーニャ「あの、俺さん・・・もしかして・・・」

俺「・・・はぁ」

ため息をついた瞬間。

バーーーーン

ゴツン

俺「あ゛ぐぁっ」

勢いよく開いたドアが俺の額にぶつかった。

エイラ「サーニャアァァアァァァァァァァ!!!!!!」

叫びながらエイラが俺の部屋に入ってくる。

ゲルト「なるほど、サーニャを隠していたのか・・・」

リーネ「良かった・・・えっちな本じゃなかったんですね・・・///」

なんの話だよ・・・?

エーリカ「なーんだ、違ったのか・・・」

シャーリー「あー、こりゃ隠したがるわけだ・・・エロ本より恥ずかしいだろうな、俺にとっては」

え、何?俺ってばエロ本所持疑惑かけられてたの?

エイラ「サーニャ、平気か!?アイツになんかされなかったか!?」

宮藤「エイラさん、焦りすぎです!落ち着いてください!」

エイラ「焦るに決まってんダロォ!!?」

サーニャ「ぅっ・・・エイラ、うるさい」

耳を抑えながらサーニャがつぶやいた。

エイラ「えっ・・・あ、ああ、ゴメン・・・」

サーニャ「・・・あと、俺さんにも謝って・・・痛そう・・・」

エイラ「へ・・・」

エイラが俺のほうを振り向いたのを、滲んだ視界の中でなんとか理解する。

俺「うぅ・・・」ジンジン

痛くて涙が出てきた・・・

エイラ「・・・うわ、すっげえたんこぶなんダナ・・・」

自分じゃ見えないけど、たんこぶできてるのか・・・ためしに触ってみたら、確かにできていた。

俺「てめえのせいだろ・・・」

ペリーヌ「・・・身に覚えがありますわ・・・」

俺「え、お前も?」

ペリーヌ「ええ。わたくしもエイラさんにやられましたわ」

俺「エイラ、お前人にたんこぶ作るのが趣味なのか?」

エイラ「どんな趣味ダヨ!」

宮藤「わわ、ホントだ、すごいたんこぶ・・・ちょっと待ってくださいね」

俺「え?」

宮藤が俺の額に手をかざす。

宮藤「今、治しますから」フオオオォオン ピョコンッ

ポワァン

 ・・・

宮藤「はい、もう大丈夫です!」ヒュルン

使い魔をしまいながら言った。
確かに俺の額から痛みは消えている。触ってみたらいつもどおりの感触だった。

俺「どーも・・・」

ペリーヌ「まったく・・・宮藤さんの仕事を増やしてどうなさいますの、エイラさん」

エイラ「な、ナンダヨ・・・ドアの前にいた俺が悪いダロ」

サーニャ「エイラ・・・」

エイラ「ウゥ・・・。
 ・・・悪かったよ・・・って、違う!今はそれどころじゃない!俺、お前サーニャを部屋に連れ込んで何してやがった!?」

 ・・・もう、バレたならしょうがない、事実だけを淡々と述べていこう・・・

俺「なんもしてねーよ。つーか連れ込んだって何だよ」

エイラ「じゃあなんでサーニャがここにいるんだよ!?」

サーニャ「私が部屋を間違えたの・・・」

俺「それ以外に理由なんてありえないだろ」

エイラ「・・・フン、どうだか」

エーリカ「まあそんなことより、疑問も解消したわけだし、もう退散しよ」

 ・・・あれ、もっとねちっこくからかわれたりすると思っていたのだけれど、意外とあっさりだ。

ゲルト「・・・そうだな」

エイラ「エェ!?ちょっと待てよ!もっと、なんかすることあるダロ!?」

ゲルト「・・・サーニャが戻る部屋を間違えた、それだけのことだ。誰かが罰を受けるほどのことでもあるまい」

流石はバルクホルン、話がわかる。このままみんなどっか行ってくれ・・・

エイラ「俺が何か、・・・こう、おかしなことするかもしれないダロ!?」

俺「するわけねえだろ、こんな状況で!///」

ルッキーニ「お菓子!?どこどこ!?」

シャーリー「・・・お菓子ならあたしの部屋にあるぞ」

ルッキーニ「ホント!?ちょうだい!」

シャーリー「ああいいぞ、ついてこい」

ルッキーニ「うん!」

タッタッタッタ・・・

エイラ「ああもう、話の腰が折られた!とにかくサーニャ、早く服着て出てきてくれよ!」

サーニャ「・・・やだ」

エーリカ「およ?」

エイラ「ナンデっ!?」

サーニャ「・・・眠いもん」

エイラ「自分の部屋で寝ればいいジャナイカ!」

サーニャ「・・・動きたくない」

宮藤「サーニャちゃん本人がこう言ってるわけですし、そっとしておいてあげたらいいんじゃないですか?」

エイラ「ソンナノダメダ!」

ペリーヌ「ほらエイラさん、行きますわよ」グイ

エイラ「ナッ!?放せよツンツンメガネ!!おい!?!」

ペリーヌ「リーネさん、そっちをつかんでくださいまし」

リーネ「了解です」ガシッ

エイラ「サーニャァァァア!!」

ズルズル

ペリーヌ、リーネ、ありがとう。・・・あ、そうだ。

俺「宮藤、これ」スルッ

宮藤「あ、シーツですね?ありがとうございます。じゃ、私はこれで」

俺「ああ」

エーリカ「じゃ、お二人さんごゆっくり」ニシシ

ゲルト「妙なことはするんじゃないぞ」

俺「するわけねえっつってんだろ」

エーリカ「にゃはは、じゃーねー♪」

バタン

俺「・・・」

やっと静かになった。

俺「・・・はぁ」

まだ起きたばかりだというのに、すごく疲れた気がする。

サーニャ「俺さん」

背後から声がした。

俺「ん」

サーニャ「・・・ごめんなさい、私の不注意でご迷惑をおかけしたみたいで」

俺「気にすんなよ、前も同じようなことあったし。あの時はバレなかったけど」

ベッドに腰掛けてサーニャを見下ろしながら、俺は言う。

サーニャ「・・・そうでしたね」

 ・・・

俺「・・・ふあ~ぁあ・・・」

そして欠伸をする。

サーニャ「・・・俺さんも眠いんですか?」

俺「ん・・・まあ、少し」

昨日までの疲れがちょっと残っていたのに加えて、先ほどの騒ぎのせいでさらに疲れたというのもある。

サーニャ「・・・じゃあ、あの・・・///」

サーニャが顔を赤らめる。・・・もう、大体予想できる。

俺「一緒に寝ようって?」

サーニャ「・・・///」コクリ

俺「・・・そうだな、そうしようか///」

というわけで、サーニャの隣に寝転がる。

俺「・・・///」

サーニャ「・・・///」

お互いを見つめあう。

サーニャ「・・・・でまくら」

サーニャが何かつぶやいた。

俺「ん?」

サーニャ「腕枕・・・」

俺「へ・・・///」

サーニャ「して、くれませんか・・・?///」

 ・・・まあ、断る理由はない。・・・少し恥ずかしいけど、

俺「・・・頭、上げろ」

サーニャ「んっ・・・」スッ

サーニャの頭の下に腕を伸ばす。

俺「ほら」

俺の言葉と同時に、サーニャは俺の腕に頭を下す。

サーニャ「・・・あったかい・・・///」ドキドキ

俺「・・・そっか///」ドキドキ

 ・・・お互いの心臓の鼓動の音がうるさくて、もう、

俺「・・・俺」

サーニャ「?」

俺「・・・多分、昼寝できないと思う・・・///」

昼寝どころではない。

サーニャ「・・・私も・・・///」



 ・・・と、お互い言いはしたものの、やはり睡魔には勝てず、そのうち二人そろって眠りの中へ落ちていった。
俺たちが次に目を覚ましたのは、昼食が出来上がったと宮藤が俺に知らせにきた時である。
このことが宮藤を通してみんなにバレて、また一悶着あったのは言うまでもない。


 -おしまい-


最終更新:2013年01月28日 16:14