『甦る翼』 その4 




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284 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 16:40:00.48 ID:UdsXjcKh0


<ロマーニャ基地・ハンガー>


俺「みんな……ごめん!」 ペコッ

バルクホルン「っ…、俺……」

パトゥーリアを撃破した俺含むストライクウィッチーズ一同は、ロマーニャ基地へと凱旋した

そこで帰りを待っていた宮藤・リーネの2人と合流したのだが、その時、突如俺がウィッチ達に頭を下げだのだった

俺「俺……ずっとみんなに嘘を吐いていた」

ゆっくりと俺は語る。ウィッチーズ各員は黙って俺を見ている

宮藤・リーネ「…………」

俺「本当は最初から知っていた。実験が終了したら、みんなの前から消えなきゃいけないこと。そしてその先、自分がどうなるかを……」

エーリカ・ミーナ「…………」

俺「そしてオペレーション・エピオンの前。作戦が終了したらそのまますぐに501から去る事をあの男に告げられた。遂にこの時が来てしまったんだと思った」

俺「でも俺は……その事をみんなに言えなかった。……いや違う。『言わなかった』んだ」

坂本・ペリーヌ「…………」

俺「この定めは変えられないって、本当の俺は諦めてた。自分で自分に嘘を吐いて誤魔化してた。『これは世界の為だって』」

シャーリー・ルッキーニ「…………」

俺「結局それは逃げでしかなかった。みんなと自分を騙してたんだ」

エイラ・サーニャ「…………」

俺「だからみんな……黙って勝手に居なくなったりして、すまなかった……!」 ペコッ

ウィッチたち「…………」


テクテク

シャーリー「顔を上げなよ。俺」 ポンッ

シャーリーは優しく俺の肩に手を置く

シャーリー「おまえが言いたいことはわかった。でも、おまえがそんなことする必要なんてないんだ」

俺「シャーリー」 スッ

俺はそっと顔を上げる。それを確認したシャーリーは、そのまま慰めの言葉を掛けるのかと思いきや───


シャーリー「おりゃ!」 バキィッ!

俺「ぐほァ!」

思いっ切り顔面を殴り抜いた

バルクホルン「えっ」


286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 16:44:05.81 ID:o1M+DvBx0
支援だ!


287 :試作な俺-26話 支援感謝です:2011/11/25(金) 16:44:40.73 ID:UdsXjcKh0

俺「シャ、シャーリーさん・・・?」 ポタポタ(鼻血)

バルクホルン「なっ……何をやっているんだシャーリー……!なぜ俺を殴った」

エーリカ「ああ、そういうことかー」 ニヤニヤ

坂本「そうか、やるのだな」 フム

エーリカや坂本に続き、俺とバルクホルンを除いたその場に居るみんなが次々とシャーリーの行動に理解を示し始める

バルクホルン「えっ?フラウ、少佐? これは一体……」 チラッ


シャーリー「俺の悪い癖だぞ、そういうところ。気を遣いすぎだ。仲間なんだからそういうの一々いらないんだよ」

シャーリー「……まぁでも?確かに今言ったように半分仕方なかったとしてもだ。
       俺があたしたちに何も言わずに居なくなったのはやっぱり事実な訳で、こっちとしてはそういう所が腑に落ちない……つまり多少なりにムカついたってことで」

エイラ「だからな、決めていたんだよ。事前にみんなで話してナ」 ニヤリ

エーリカ「俺はひょっとしたら、今回のことを引きずって私達から少し離れるかもしれない。でもさ、そんなの必要ないよ」

坂本「ああ。つまり纏めるとこういうことだ」


坂本たち『みんなで一回ずつ俺を殴って、今回のことは全部水に流そうって』


俺「うぇい!?」


288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 16:47:29.28 ID:nU2ut5Ke0
来たか! 支援


289 :試作な俺-26話 支援ありがとう:2011/11/25(金) 16:48:31.37 ID:UdsXjcKh0

バルクホルン「わ、私はそんな話があったなんて知らなかったんだが……」

エーリカ「あ、うん。トゥルーデは別にいいかなって」

バルクホルン「普通に酷い!?」

エーリカ(本当はトゥルーデが俺に付きっきりで偶々居なかっただけなんだけどね)


俺「ちょ、待てよ! 殴って水に流すなんてそんないい加減な……」

シャーリー「細かいことはいいんだよ!大人しく殴られてチャラにしろ!行くぞーまず1回目!」

俺「って、シャーリーさっき殴ったじゃん!」

シャーリー「おりゃあ!」 バキィ!
俺「ひでぶっ!!」

ルッキーニ「ス~~パ~~ルッキーニパァァーーンチッ!!」 ピョンッ、ゲシィ!!
俺「キックじゃん!」

リーネ「行きますよ、俺さん!」 ベキッ!
俺「あべしっ!」

エイラ「覚悟するんダナ!おりゃっ!」 デュクシッ!
俺「ぷげらっ!」

サーニャ「えいっ!」 ベシッ!
俺「がふっ!」


290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 16:50:09.81 ID:lM4Bxig40
帰って早々試作かよ・・・。
エロゲ発売日でもあるし、今日はなんていい日なんだ支援。


291 :試作な俺-26話 支援多謝:2011/11/25(金) 16:52:15.10 ID:UdsXjcKh0

ペリーヌ「さて、そろそろ私たちも……」

坂本「一気に行くとするか」

ミーナ「覚悟してね、俺さん」

俺「oh…………」


< スプリームエレメンツ!
< エスカリボルグ!
< アルテミシア!


俺「ぐぇあ…………」 ボロボロ

エーリカ「大丈夫?俺ー」 スッ(手を差し伸べる)

俺「うぅ・・・ありがとう・・・・・(エーリカマジ天使)」

エーリカ「……と見せかけてドォーン!!」 ドグォッ!!

俺(やっぱ悪魔だた!) ドサッ

宮藤「俺さぁーん、なに倒れてるの? 私がまだだよー」 ニコッ

俺「うっ・・・み、宮藤・・・・・」


292 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 16:54:47.40 ID:UdsXjcKh0

宮藤「あっははははは! 俺さん行っくよーっ!」 ブンブン!

俺(目の奥が笑っていない!)


宮藤「っぇい"!!!!!!」


バ キ ィ ッ !!!!!


俺「グワァァァァァ・・・!」 ゴロゴロドサッ


宮藤「あー、すっきりしたぁ♪」 ニコニコ(飛びっきりの笑顔)

俺「」 チーン……(虫の息)


ミーナ「さ、さすがにやりすぎたかしら。みんな魔法力を使って殴ったのは少し……」

エイラ「イヤイヤこれくらいがちょうどいいっテ。コイツ頑丈だから問題ないんダナ」

俺「みんな……ありがとう……な…………」 ボロボロ

シャーリー「えっ、俺……ボロボロにされて礼を言うなんて」

坂本「殴られ過ぎて変な方向に走ってしまったか……」

俺「ち、ちがっ!そういう意味じゃない!」

リーネ「じゃあ、どういう意味なんですか?」

293 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 16:56:10.26 ID:UdsXjcKh0

俺「……さっきシャーリーに言われたばかりだけど、これだけは最後に言わせてくれ」

俺「みんな……俺を強化ウィッチとしての定めから助けてくれて……ありがとう」

ウィッチたち「っ……」

俺「……ははっ。どうせ殴られるんなら、謝るよりも先に礼を言って殴られた方がよかったな」

シャーリー「れ、礼なんて言うなよ。なんか殴ったこっちが悪者みたいな気分じゃないか」 アセアセ

エーリカ「そうだよズルいよ俺ー。ねぇトゥルーデ?」

バルクホルン「えっ?あ……ああ。そうかもしれないな」

エーリカ「……そうだ、トゥルーデは俺を殴らないでいいの?」

坂本たち「「「「「 え っ 」」」」」

バルクホルン「い、いや、私は別に……」

エーリカ「えぇー?それでいいの? だってトゥルーデ、睡眠薬盛られたりしたんでしょ?」

ペリーヌ「ま、待って下さいハルトマン中尉。ただでさえ俺さんはこんなに弱っているのに、大尉に殴られたりしてしまったら……」

サーニャ「俺さん……死んじゃうかも」

ルッキーニ「えぇっ!?」

バルクホルン「確かにコーヒーに盛られたが……それも過ぎたことだし」

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 16:56:30.44 ID:OrcYCAxe0
ああっ、コアがブレイクされてしまう!


295 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 16:57:42.66 ID:UdsXjcKh0

エーリカ「ふーん。でもさー、昨日俺が記憶喪失になってた時、トゥルーデのことまで忘れちゃってたよね」

バルクホルン「…………」 ピクッ

エーリカ「私たちの中で、トゥルーデが一番長い間一緒に居たのにだよ? それって酷くない?」

俺(言い返す言葉も無い……)

バルクホルン「それは……確かに…………」

エーリカ「結局あれだけ一緒に居たって、俺の中でのトゥルーデなんて何の補正も働くことなく忘れちゃう程度の存在だったんだね」

バルクホルン「!」

エーリカ「これはもう二度と俺が忘れないように、トゥルーデのことを徹底的に覚えさせるしかないんじゃないかなぁ?」 クスクス

バルクホルン「…………そうだな。おまえの言う通りだ」

リーネ(バルクホルンさん、完全に乗せられてます!)


バルクホルン「そういうことだ、俺……」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!


俺「っ……!」 ビクッ


ミーナ「ま、待ってトゥルーデ。今の状態であなたが俺さんを殴ったりしたら……」


296 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 16:59:46.97 ID:UdsXjcKh0

バルクホルン「殴る?安心してくれミーナ。そんなことをするつもりはない」

俺「トゥ、トゥルーデ・・・?」 ビクビク


バルクホルン「力いっぱい抱きしめる……それだけだ、耐えてみろ」 ニヤッ


俺(……これで逝けるなら、ある意味幸せか・・・)



その後、俺が泡を吹いて失神していることを坂本に指摘されるまで、バルクホルンの熱いあつーい包容はしばらく続いたという


─────




<その日の夜・基地内医務室>


俺(この光景も何度目だろう……)

バルクホルン「……すまない、頭に血が上っていた。さっきはやりすぎた」

俺「いや、いいって。元はと言えば、全部俺の身から出た錆なんだし」

バルクホルン「むっ……そう言えばそうだった。忘れられた時、凄いショックだったんだからな」 プンプン

俺「その事については本当に悪かったって」

バルクホルン「それに、あのとき私は…………」

俺「私は?」


297 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 17:06:34.25 ID:UdsXjcKh0

バルクホルン「……いや、やっぱり何でもない。忘れてくれ」

俺「?」

バルクホルン「そ、そんなことよりも、おまえはこれからどうするんだ?」

俺「どうって?」

バルクホルン「黒幕が亡くなって計画は潰れ、おまえは実験体と言う鎖から自由になった。そのこれからだ」

俺「……そうだな。色々あるけど、まずは強化ウィッチ関連でやりたいことが一つ。それから……」 チラッ

バルクホルン「それから?」

俺「……やっ、やっぱり何でもない!」

バルクホルン「何だ……教えてくれたっていいではないか」

俺「トゥルーデだってさっき秘密にしただろ? だからこれでチャラだ。いつか言うよ」

バルクホルン「そうか……なら、気長に待たせてもらうとしよう」

俺「ははっ、こちらこそ───(フラッ……)あ…れ……」 ボフッ

バルクホルン「お、俺?」

俺「……あー……。昼にハジケすぎた反動が……すごい……眠い…………」

バルクホルン「大丈夫か?」


298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 17:09:59.74 ID:nU2ut5Ke0
おい、寝るな


299 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 17:11:07.00 ID:UdsXjcKh0

俺「いや……ム…リ……。もう、…………寝………………」 スゥ……

バルクホルン「俺?……寝てしまったか。おやすみ、俺…………」




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<白い空間>


俺「……またここか」

気がつけば、俺はまた不思議な空間に居た。昨日同様に自分以外は何も存在しておらず、どこまでもひたすら白が広がっている異常な空間だ

俺「またここに来たってことは…………おーい!居るんだろ?」

黒い俺《よぉ》 シュン!

俺の呼びかけに応えて、黒い姿をしたもう一人の ” 俺 ” が現れた

黒い俺《安心したぜ。昨日みたいな腑抜けたツラじゃなくってよ。どうやらあのガキがきっかけになってくれたようだな》

俺「やっぱり……そういうことだったんだな」

黒い俺《あン?》

俺「昨日は記憶無かったし、混乱してたから気がつかなかったけど……ようやく分かったよ」

改めて俺は、目の前に居るもう一人の自分を見る。黒い体と、所々にある赤い模様。もうその正体は明白であった


俺「おまえ…………ネウロイだったんだな」


300 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 17:15:43.96 ID:UdsXjcKh0

※非常にややこしいですが、このパートでの ” 俺 ” と言う単語は、名前としての ” 俺 ” ではなく、全て一人称としての(僕・私みたいな)意味での ” 俺 ” です




ネウロイ俺(黒い俺)《ったく、ようやく気がついたのか》

俺「『俺はおまえの一部』……か。こういうことだったんだな」

俺「インプラント内のネウロイコア……ははっ。確かに俺の一部だ。なにせずっと体ん中に居るんだからな」

ネウロイ俺《前からそう明言してんだろ? 気づくのが遅ェんだよ》

俺「つまり再生やネウロイの行動を予知出来たのも、おまえのお陰か。……だが、人間ベースの俺達は、本来再生なんて芸当は出来ない筈なんだが……」

ネウロイ俺《知らねェよ。俺は研究者じゃねェんだ。まぁ、俺とおまえの同調率は異常に高かったみたいだから?それが原因だろうよ。こうしてお話まで出来るんだからな》

俺「へぇ……」

ネウロイ俺《それよりも聞かせろ。その為にわざわざオマエをここに呼んだんだ》

俺「何だ?」

ネウロイ俺《あの甲板でのことだ。俺はあの時、オマエにあの女を殺せと言った。05の時と同じ。でなければオマエが死ぬからだ》

ネウロイ俺《だがそうはしなかった。それどころか全く逆。オマエはクソジジィを殺そうとして、女を生かそうとした。それで自分が死ぬと分かっていたのに》

俺「…………」

ネウロイ俺《実際あの女があのクスリを持っていなければオマエは死んでいた。それなのに、生に執着していたオマエが何故あんな自殺行為をしたんだ?》

俺「……深い理由なんて無いさ。単純なことだ」


301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 17:21:04.75 ID:CGGe5Q0t0
しえーん!


302 :試作な俺-26話 支援感謝です:2011/11/25(金) 17:21:20.08 ID:UdsXjcKh0

ネウロイ俺《単純だぁ?》

俺「惚れた女性を殺してでも生き残るくらいなら、死んだ方がマシだと思った。ただそれだけの事だ」

ネウロイ俺《……っ!! 本当に、それだけか?》

俺「ああ、本当だ。おまえに嘘吐いてどうすんだよ」

ネウロイ俺《……くっははははは!そうかそうかそういうことか!そりゃ良かった!》

俺「……? それより、俺もおまえに聞きたいことがあった」

ネウロイ俺《あん?》

俺「何で助けた?俺を……」

ネウロイ俺《…………》

俺「この前おまえは……いや、この前だけじゃない。今までおまえは、「逃げてしまえ」だとか「現実を見ろ」だとか色々俺に言って来た。」

俺「だが思えばそれは、最終的にはどれも俺を生かそうとする行為だったと思える。さっき言ってたトゥルーデを殺させようとした話もそうだ」

俺「どうして……俺を生かそうとしたんだ?」

ネウロイ俺《……決まってんだろ。オマエが死ねば俺まで道連れなんだ。体を再生させてでも生かそうとするのは当たり前のことだ》

俺「それだけじゃないんだろう? 今日おまえは言ってた。「本当はもう助ける必要はない」って。それなのに手伝ったのには何か理由があったんだろう?」

ネウロイ俺《……ったく、こういう事には鋭いなオイ》


303 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 17:24:40.54 ID:UdsXjcKh0

俺「……じゃあ」

ネウロイ俺《いいさ、最後だし話してやる。途中までは言った通り、この俺が死なない為だった。だから再生もしたし、逃がそうともした》

ネウロイ俺《……だが、ある時を境に理由はそれだけでは無くなった。オマエがあの女たちと出逢った頃だ》

俺「トゥルーデたちと……」

ネウロイ俺《あの女たちの心に触れて、触れられて、オマエがどう変わって行くのか、『先』が気になるようになったんだよ》

俺「…………」

ネウロイ俺《だが、正直この基地から去った時はもう駄目だと思ったよ。結局定めには抗えないんだと思った》

ネウロイ俺《だけどオマエは……抗った。最後の最後で、定めと俺の言葉に抗ったんだ》

ネウロイ俺《そしてオマエは復活を遂げ、こうしてここに居る。これならもう大丈夫だろう。俺抜きでもやって行ける筈だ》


ネウロイ俺《これでようやく……この俺も休めるってことだ》 スウゥ・・・

俺「!!!」


ネウロイ俺の姿が、徐々に薄れ始めた


俺「おまえ……消えるのか?」


ネウロイ俺《オマエらが消したんだろ?ったく……。どうやら今日使ったのが、正真正銘最後の力だったみたいだ……》


304 :試作な俺-26話:2011/11/25(金) 17:29:42.52 ID:UdsXjcKh0

ネウロイ俺《オラ、預かってたモンを返してやる》 ビュン

俺「! 今の光は……」

ネウロイ俺《奪っていた力の一部だ。鍛え研ぎ澄ませて行けば、最高傑作時ほどではないにしろ、かなりのモンになるだろうよ》

俺「……俺の力」


ネウロイ俺《もう俺みたいなのに頼るんじゃねぇぞ。こっちはもうウンザリだ》

足先から、徐々に姿が消えて行く


ネウロイ俺《俺はもう休ませてもらう。これからは、全部オマエ自身で背負って生きやがれ》


俺「……ハッ!おまえに言われなくてもそのつもりだっての!諦めてなんかたまるかよ」


俺「もう希望を捨てる必要なんざ無いんだ。この先やるかやらないかなら、まず俺はやってやる!絶対に諦めない!!」


ネウロイ俺《そうだ、その意気だ。なぁに、オマエならやれるさ。諦めさえしなければ何でも出来る》


ネウロイ俺《だってそうだろう? オマエは俺なんだからな》


俺「おまえは俺……」


305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/25(金) 17:32:23.41 ID:tef/3U8Q0
支援だぜー!!


306 :試作な俺-26話 支援ありがとう:2011/11/25(金) 17:34:54.58 ID:UdsXjcKh0


ネウロイ俺《そうだ。オマエは俺で…………》 スッ


俺「俺はおまえ、か」 スッ


そう言って2人は手を合わせる
程なくして、ネウロイ俺のその手も消えて行った



ネウロイ俺《色々楽しかった…ぜ……。これから先、精々頑張って行くんだな…………》



ネウロイ俺《あーばよ、クソ野郎…………》 フッ!



ネウロイ俺の姿が消えると共に、俺が居るその空間も崩れ始める



俺「……あーばよ、クソ野郎」




そして完全に空間が崩壊し、俺の意識は夢から覚めて行った
最終更新:2013年01月29日 15:38