最上の空陸両用


356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 10:53:40.60 ID:1iGPGhpX0

重巡洋艦【最上】にて
………
……

俺「自分が…でありますか?」

副長「君以外に誰がいるというのです?」

俺「はい。いいえ。おりません。 …ですが」

艦長「君の言い分はわかる。
   彼女らと君では実力も適性も遥かに違うこともな」

俺「軍人としては、些か情けない話であります」

艦長「責めているわけではないよ、それは男性ウィッチとしての限界だからな。
   だが、それはそれとして、我々としても扶桑軍人として
   ただ彼女らの好意に甘えているわけにもいかんだろう。

   それに、幸いにしてあちらには扶桑のウィッチも複数所属しているし
   うち一名は戦闘指揮官だ。悪いようにはされんだろう」

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 10:55:36.17 ID:qqCGmKaV0
wktk

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 10:56:45.43 ID:1iGPGhpX0

副長「すでに、先方の司令部へは電信にて通達を発しており、合意をいただいています。
   と、いうわけですでに決まった話ですから」

俺(逃げ道塞がれてるなあ)
俺「つまりは命令、ということですか…」

副長「そういう事です。
   ま、考えようによっては、あなたは大層な役得とも…」

艦長「…副長?」じろ

副長「こほん、失礼」どこ吹く風

艦長「…では<俺>少尉、命令を復唱せよ」

俺「はっ!
  <俺>少尉、明日○九〇〇時より連合軍第501統合戦闘航空団への派遣任務に着きます」



359 名前:書き溜め、改行が長すぎたーorz[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:00:49.90 ID:1iGPGhpX0

基地 ブリーフィングルームにて
………
……


ミーナ「というわけで、先日戦闘による損害のために当基地に収容した
    扶桑の巡洋艦【最上】から、船体の修理完了まで臨時の増援戦力として、
    ウィッチの<俺>少尉が着任します」

俺「扶桑陸軍所属、<俺>少尉であります。
  弱卒でありますが、微力を尽くしますのでよろしくお願いいたします」

ミーナ「最上は現在、同艦の修理班とあとウチからも整備員を応援に回しているけれど、
    修理完了にはだいたい二週間ほどかかる予定よ。
    <俺>少尉にはそれまでの間、501に協力してもらうことになります」


360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:02:56.33 ID:1iGPGhpX0

ルッキーニ「なんだ男かー。ツマンナイなあ」

宮藤「ルッキーニちゃん、ダメだよちゃんとあいさつしないと」
   (大きさ調べられないのが不満なのかなぁ)
   (男の人にも大きさに違いはあると思うんだけど、そっちには興味ないのかな)

エーリカ「男のウィッチなんて、珍しくて逆に面白いと思うけどなあ」
     (どんな飛び方するのかわくわくするんだよねー)

ペリーヌ「まあ、不潔ですわハルトマン中尉!」

エーリカ「んあ?何が?」


俺 (11人か…扶桑のウィッチはそこの小さい子と、眼帯か。
  立ち位置からして、眼帯のほうが戦闘指揮官の坂本少佐か)

俺(ところで端っこのほうで寝てる子が一人いるが、あれはいいのか…?)



サーニャ「Zzz…」


361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:03:59.03 ID:qqCGmKaV0
支援

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:04:40.16 ID:k+QqAPdvO
淫獣は雑食か

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:06:00.54 ID:1iGPGhpX0

バルクホルン「そんな事はどうでもいい!
       ちょっとまってくれミーナ、今聞き捨てならない単語が聞こえたんだが?」

ミーナ「あらなにかしらトゥルーデ?」

バルクホルン「その男は『陸軍の』ウイッチなのだろう?
       我々は空で戦うウィッチだぞ、微力もなにも、一緒に戦うなど不可能だ!」

坂本「ふむ…。
   その点については問題ない…そういう事だったな?
   <俺>少尉、説明しろ」

俺「了解しました。
  自分は確かに陸軍所属の陸戦ウィッチでありますが、飛行も可能な特殊なストライカーを装備しております。
  なにぶん男性ウィッチのため魔力は皆さんより低いですが、幸い私のストライカーは
  魔力消費も通常のストライカーより少ないため、男性ウィッチの私でも空戦対応が可能であります」

シャーリー「く、空陸両用のストライカー…な、なぁ<俺>、少尉、だっけ?
      あとでそのストライカー見せてくれないか?
      ちょっと興味があるんだ」ごくり

俺「は?いや、はい、いえ。その。
  一応艦に確認を取ってからでいいでしょうか」
俺 (よだれでてるぞ、オイ…)


バルクホルン「ええい横から口をはさむなリベリアン!」

シャーリー「おわっと!?」

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:07:07.69 ID:qqCGmKaV0
陸軍だって飛行ウィッチはいるけどな・・・

後記
作ってる間は陸軍=陸戦ウィッチで考えてましたが、確かに扶桑(旧日本軍)には空軍がなくて
陸軍と海軍でそれぞれ航空戦力を持っているから、陸軍でも空戦ウィッチの可能性はあるんですよね。

すいません、作中ではお姉ちゃん「一瞬、陸軍=陸戦ウィッチじゃないのか、と思った」という展開だったという事でひとつ!

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:09:04.23 ID:1iGPGhpX0

バルクホルン「いいか<俺>、501はネウロイとの戦いにおける最前衛の精鋭部隊なんだ。
       ただでさえ魔力の低いウィッチなど足手まといだというのに
       その上陸軍だと?陸戦ウィッチだと?
       空陸両用かなにか知らないが、そんな中途半端なヤツに務まるとは思えんな!」

エーリカ「トゥルーデの石頭がはもがが(はじまったー)」

ペリーヌ(ちょっとハルトマン中尉、火に油を注がないでくださいまし)


ミーナ「…トゥルーデ、言い過ぎよ?」

俺(…坂本少佐からのフォローがないんだが、どうなってる)
俺「いえ、構いません。
  えと…トルーデ殿、ですか?」

バルクホルン「ゲルトルート・バルクホルン。大尉だ」

俺「失礼しました、バルクホルン大尉。

  先程の話ですが、男性ウィッチの魔力が低いのは確かですし
  それに、実際私のストライカーは空陸両用とは言え、空戦用ストライカーと比べ
  速度、機動性において劣っていることも確かです」


――――
エイラ「サーニャが起きるから大声でケンカすんなー」

ペリーヌ「いや…それは起きたほうがよろしいんじゃありません?」

366 名前:>>364 マジかwww陸戦ウィッチしか注目してなかったorzでもまあいいや[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:11:51.95 ID:1iGPGhpX0

バルクホルン「言われるまでもなくわかっているつもり、というわけか。
       ならば…」

俺「ですが、命令ですので」

バルクホルン「何?」

俺「その…軍属である以上、上官からの命令には逆らえませんので」

バルクホルン「ほう?
       命令だから、仕方なく、不本意だが来た、と主張するのか?」

俺「受け取り方について、口を挟む権限は私にはありません。
  事実を申し上げたまでであります」

俺:ふン
バルクホルン:ギリギリギリ

ミーナ「ふたりとも、そこまでよ。」


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:12:15.61 ID:qqCGmKaV0
うむ、こまけぇこたぁ(ry

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:13:52.20 ID:1iGPGhpX0

ミーナ「…彼の言うとおり、<俺>少尉の派遣は私が承認しました。
    最上の艦長さんたちと話し合った結果、私なりに、彼には力になって
    もらえるだろうと思ったからこその決定よ」

    トゥルーデ、あなたの不安な気持ちも分からないでもないけど
    いきなりそんな喧嘩腰ではいけないわ」

バルクホルン「しかし…」

エイラ「別にいーんじゃないか?
    人が増えればそんだけ楽できるんだしさあ」

エーリカ「そーそー、難しく考える事ないってばトゥルーデ」

バルクホルン「お前は考えなさすぎなんだハルトマン!
       カールスラント軍人としてそれでいいと思って…」

坂本「いいではないか」


369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:16:34.49 ID:1iGPGhpX0

バルクホルン「少佐!?」

坂本「こやつも扶桑の漢だ。
   自分への不信や不安は自らの力を証明することでそそぐ。
   そうだな?<俺>少尉?」

俺「え…?は、はあ…」
俺 (つまり…どういうことだっての)

坂本「はぁ、ではないだろう少尉。
   ミーナが信用し受け入れた以上、私もお前を受け入れる。
   だから、訓練も、実戦においても他のウィッチと同じように扱う」

シャーリー「つまり、実力を示せ、って事だろ?
      わかりやすくていいじゃないか。

      バルクホルンもそれでいいだろ?」

バルクホルン「ぐ…むむむ。
       ……まあ、ミーナと少佐がそういうなら、いい。
       見極めさせてもらうぞ、<俺>少尉…!」

坂本「ふむ、まとまったな。
   ならば、解散!

   <俺>少尉、早速だが朝食前の朝訓練から参加してもらうぞ」

俺「りょ、了解」
俺 (やだ、なんだこれ…悪いようにはならないんじゃなかったの?)

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:16:43.84 ID:ICIGcODlO
お姉ちゃんて可愛いけど初見のヤツからすると絶対ムカつくと思うんだ

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:19:34.60 ID:1iGPGhpX0

朝の訓練終了
………
……


宮藤「はぁ、はぁ…疲れたあ。
   やっぱり朝いちから基地の敷地10週はつらいよー」

リーネ「芳佳ちゃん、ダメだよ座り込んじゃ。
    坂本少佐に怒られちゃうよ」

俺「大丈夫か…?いや、大丈夫ですか宮藤さん?
  貧血ならば日陰まで連れていきましょうか?」

宮藤「ああいえ、大丈夫です<俺>さん!
   ありがとうございます」


372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:20:46.05 ID:1CiJUm1p0
デレが見えなかったら口うるさい上司だしな

373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:25:14.55 ID:1iGPGhpX0

リーネ「<俺>さんはあまり疲れてないみたいで、すごいですね。
    体力とかお強いんですね」

俺「俺、いや私は陸軍ですから、走り込みはそれなりにできるというだけです。
  陸の軍人は足腰がなにより重要ですから。
  しかし、しばらく船の上にいたので陸を走るのも久しぶりです」

エーリカ「いやー、<俺>くんが足腰強くてよかったよー」

俺「…?なぜです」

エイラ「朝メシくらい気分よく食べたいからナー」

サーニャ「うん…」

エーリカ「これで朝いちからヘタレたところを見られたものなら、
     トゥルーデが何を言っていたやら、って事さ」

俺「は、はあ」



――――

バルクホルン「…フン、とりあえず、人並みの体力はあるようだな」

ペリーヌ「まぁ…男性なのだから…当然では…ありませんの…」ぜーぜー

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:27:08.07 ID:1iGPGhpX0

あさごはん
………
……


俺「まさかこんなところで扶桑の料理が食べられるとは」

リーネ「芳佳ちゃんが作ったんですよ」

宮藤「食材とか、ちょっと違っちゃってるんですけどね。あはは…」

俺「それでこれだけ出来れば十分でしょう。美味しいです」

ペリーヌ「本当に、宮藤さんといいあなたといい、扶桑の人間ときたら、わたくしの感性からすれば
     まるで理解できないものをよくあんなに美味しそうに食べられますわね。
     特に…あのナットウとかいうシロモノときたら、腐った豆ですもの。
     まったく信じられませんわ」

俺「…あ、実は俺、いや私も納豆はちょっと…」

宮藤「えっ!?」

375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:30:00.70 ID:5uHqeDUeO
お姉ちゃん√のSSとかいつも最初はキレてるもんな

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:45:09.38 ID:u9faohC90
細かいことはいいが、まあ豆知識として昔は空軍なんてないからなあ

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 11:46:32.72 ID:qqCGmKaV0
.>376
501でもリベリオン、扶桑、オラーシャは空軍じゃないしな

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 11:55:03.06 ID:u9faohC90
あそっかイギリスドイツは昔から空軍だなこりゃ失礼

379 名前:さるったですすいません。VIPはさるがいたのを忘れてました[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:11:46.47 ID:1iGPGhpX0

バルクホルン「好き嫌いをするとは、軍人としてなってないな、全く」

エーリカ「もートゥルーデ、食事時までそんな細かい部分でネチネチいわなくていいじゃーん。
     あ、納豆だからネチャネチャか♪」

バルクホルン「お前は何を言っているんだハルトマン」

坂本「しかし、軍人としてはともかく、扶桑人として納豆嫌いというのはどうなのか」

ペリーヌ「で、ですわよねー!」

エイラ「オイお前」


俺「あの…宮藤さん、あとで少し包んでいただいてよろしいでしょうか?」
俺 (主に納豆とか納豆とか納豆とか)

宮藤「あ、はい。お夜食にでもされるのですか?」

俺「いえ、最上の連中に持って行ってやろうかと。
  奴ら…いえ、彼らにも是非扶桑を思い出させてやろうと」



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:19:31.41 ID:1iGPGhpX0

坂本「午後からは飛行訓練をするぞ!」
………
……


バルクホルン「ついにこの時が来たな<俺>。
       さあ、実力の程を見せてもらおうか」

俺「了解です」

エーリカ「別にヘンにキバらなくてもいーよ。
     トゥルーデのアレはよくあることだから」

俺「はい。ありがとうございますハルトマン中尉」

エーリカ「うーん、そのカタい口調も別にいらないんだけどなぁ」



ミーナ「まったく…あの二人、大丈夫なのかしら」

坂本「なあに、心配いらんさ。
   扶桑は男も頑丈だからな」

ミーナ「もう、美緒…!」

381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:21:28.22 ID:1iGPGhpX0

坂本「よし、集まったな。それでは訓練を開始する。
   今日はメンバーが増えたので、普段とは違うメンバーでロッテ(二機編隊)を組んだ。
   これより順次2対2で模擬戦をしてもらう。
   待機組は、特に自分が普段組んでいる者がどんな動きをしているか
   自分と飛んでいる時と比べて良く観察するように。

   では、はじめはバルクホルン&リーネ 対 ルッキーニ&<俺>だ」

ルッキーニ「うぎゃー!やだやだやだぁ、シャーリーとがいいよう」

シャーリー「はっはは!ルッキーニ、少佐の言う事ちゃんと聞いてなかっただろ。
      今日は別々だけどがんばれー」

俺「よろしくお願いします、ルッキーニ少尉」
俺 (多分まっとうな空戦じゃ勝てないだろうし問題は、まぁどう粘るかって感じか。
  このルッキーニって子が強ければ安泰なんだが)

ルッキーニ「うじゅー、しょうがないなあ」



――――

リーネ「あ、あの…よろしくおねがいします、バルクホルンさん」

バルクホルン「ふっふっふ…さすが少佐、わかっているじゃないか。
       あの優男の程度をわたし自らの手で知る機会を与えてくれるとは」

リーネ「…はぁ」

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 12:22:08.01 ID:qqCGmKaV0
さるよけ

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:24:45.08 ID:1iGPGhpX0

上空、2組のロッテが所定位置へ到達
………
……

ルッキーニ「おっちゃん、ここまで上がってくるのに結構時間かかったねぇ」

俺「おっちゃ…まぁ、ルッキーニ少尉から見ればもうそう言われる年齢かもしれませんけど」

ルッキーニ「ん?おっちゃん歳いくつなの?」

俺「今年で28になりました。
  …まぁ、女ウィッチのみなさんからすれば信じられないような年齢かもしれませんが
  男のウィッチには、割と高年齢になってから魔力が目覚めるケースがあるみたいで、
  私もそのケースです」

ルッキーニ「ふーん。まいいや。
      それより、向こうはバルクホルンとリーネだよ。
      特にバルクホルンは本気で来るだろうからヤバいよー」

俺「まいいや、って…。まあ、今は訓練をやりましょうか。
  作戦とかどうします?」

ルッキーニ「どぎゃーんってつっこんでだだだーって撃ってやっつけよう!」

俺「ええー…」

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:26:29.00 ID:1iGPGhpX0
地上
………
……

坂本「それでは、バルクホルン&リーネ対ルッキーニ&<俺>、始めろ!」

ミーナ「ねえ美緒?<俺>さんをいきなりルッキーニさんに付けるのは
    ちょっとミスマッチが過ぎるんじゃないかしら」

坂本「だからこそ、ヤツの能力を図るのに都合がいい。
   ルッキーニをうまく抑えられるか、そうでなければ個人技で見るものがあるか。
   どっちに転んでも面白いだろう?」

シャーリー「いやー、ルッキーニはちょっと厳しいんじゃないかなぁ…ははは」

サーニャ「シャーリーさん、ちょっと笑いが重いです」



エイラ「やっぱりルッキーニが突っ込んでいったナ」

サーニャ「ルッキーニちゃん突出しすぎ…大丈夫かしら」

エイラ「大丈夫じゃないゾ。ふたりがかりで囲まれてる!」

シャーリー「っていうか<俺>遅くないか?
      最初だから様子みてんのかなあ」

宮藤「あ、でもそろそろ<俺>さんが交戦域に入りますよ!」

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:29:52.32 ID:1iGPGhpX0
上空
………
……

俺「く…やっぱり純粋な速度じゃ空戦用ストライカーには敵わないか。
  って…うわっルッキーニが好き放題撃たれまくってる!?」

                 ギャニャー!
リーネ t-> -=・・・  ルッキ(><)  ・・・=- <-t ゲルト
    ババババ                  バンバン

ルッキーニ「じゅぎゃぎゃー!おっちゃん早く来てよう!
      二人相手じゃかなわないよー」

俺「すまん少尉、待たせた!でもそっちだって…」

バルクホルン「ずいぶんゆっくりの到着じゃないか、<俺>少尉」

俺「…バルクホルン大尉」

バルクホルン「リーネ、ルッキーニは預けるぞ。すぐ戻るからな」

リーネ「え?あ、は、はい!」



バルクホルン「さあ、あるというならお前の力を見せてみろ!」バンッバンッ

俺「おぁ!?」スカッ

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 12:31:29.66 ID:qqCGmKaV0
なるほど
AAで空戦を表現する、そういう手があったか

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:34:56.28 ID:1iGPGhpX0

地上
………
……

宮藤「あ、<俺>さん避けた!」

ペリーヌ「避けたはいいですけど、反撃がうまくありませんわね。
     あれじゃ宮藤さんならともかくバルクホルン大尉には当たりませんわ。

     …ああっ!また撃たれましてよ」

ミーナ「あれも避けた!?
    空戦技術が高いのかしら」

シャーリー「うーん、あれは…あたしらのストライカーの動きと違うな。
      妙にかくん、かくんって動いて…普通の航空機の動きじゃないな」

坂本「お前もそう思うか。
   確かに、私たちの使うストライカーとは違う奇妙な挙動だ。
   だが、それだけじゃないな」

ミーナ「そうね、やっぱりそれなりに経験を積んでいる人間の視線の配り方だわ。
    それでトゥルーデが苦戦しているのね…あ、いまのは危なかったわね」


388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:42:12.44 ID:1iGPGhpX0
上空
………
……

バルクホルン「く、ちょこまかと!」ヒュンッ
                    バンッバンッ

俺「こっちッ!?」ヒョイ

俺 (想像以上に話にならない戦力差だなこれは。
  俺のストライカーの独自性で誤魔化しきるのもそろそろ限界か)

バルクホルン(スピードはないくせに妙なマニューバをするせいでよく避ける…!
       だが、見切ったぞ…あのスピードならば、一気に接近して決められる)

バルクホルン「いくぞ<俺>!
       うおおおおおおおおおおおっ」ドドドドッ

俺「やっぱり突撃には…勝てなうげ」バチバチバチッ

ルッキーニ「げげげ!おっちゃんやられたー」

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 12:42:32.91 ID:qqCGmKaV0
支援

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:43:30.64 ID:1iGPGhpX0

地上
………
……

ペリーヌ「あ!でも今当たりましてよ。負けましたわね、彼」

坂本「ああ、そうだな」

宮藤「ああっリーネちゃんがやられた!」

シャーリー「これでルッキーニ対バルクホルンかあ、面白いカードになったな」



……

ペリーヌ「逃げるルッキーニさんを一方的に追い掛け回してバルクホルン大尉が勝ちましたわね」

シャーリー「ルッキーニ、もうちょっと根性みせろお…」


391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 12:45:02.03 ID:1iGPGhpX0

坂本「訓練終了!」
………
……

ルッキーニ「おっちゃん遅すぎ!
      もー、あんなんじゃダメだよお」

俺「はぁ、はぁ、す…すまん、ルッキーニ。
  でもなぁ、タイミングを合わせようって言ってるのに
  待ってくれないルッキーニにも問題が…」

ルッキーニ「おっちゃんオトナなのにあたしのせいにすんの?」

俺「はぁ…はいはいさーせん」


392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 12:55:40.83 ID:qqCGmKaV0
支援なんだぜ
オッサンガンガレ

393 名前:支援ありがとです。強2匹目のさるでした[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:03:22.81 ID:1iGPGhpX0

シャーリー「まぁまぁ。最終的には1勝できたんだしいいじゃないか」

ルッキーニ「1勝4敗なんて嬉しくないよう!」

俺「俺は1勝とれたのは嬉しいけど、バルクホルン大尉には結局負けたのがなぁ…」


――――

ペリーヌ「あ、ありえませんわ…全敗なんて。
     このわたくしともあろうものが、よりによって全敗…」

サーニャ「ごめんね、ペリーヌさん…」

ペリーヌ「べ、別にサーニャさんに謝ってもらうことなんてありませんわ…」
     (少佐の前で…!あの新参のロッテにも負けるなんて合わせる顔がありませんわorz)


エイラ「サーニャは悪くないぞー」

坂本「ペリーヌも、決して資質は悪くないのだが。
   やはり普段と違うメンバーとの連携については学ばせねばならんところがまだ多くあるな」

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:09:55.97 ID:1iGPGhpX0

シャーリー「しかし<俺>、だいぶ言葉や表情に突っ張りがなくなってきたじゃんか」

俺「あ…いや、失礼しましたシャーリー大尉」

シャーリー「やめてやめて、そんなかたっくるしいの必要ないからさ。
      さっきルッキーニにしてたような感じで接してくれて構わないよ」

エーリカ「そーそー。
     同じチームなんだしさ、まどろっこしいのはなしなし」

俺「は、はぁ…。ま、了解で…いや、わかりました」

シャーリー「ま、少しずつ慣れていけばいいさ」


バルクホルン「<俺>少尉!」

俺(ぎくぎくッ!?) ルッキーニ(ひぇっ!?)

ルッキーニ「よ、呼ばれたのあたしじゃないから…た、たーいさん!」

俺(うわ、薄情…)
俺「な、なんでありますか、バルクホルン大尉」

バルクホルン「今日の、訓練の事だが」



395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 13:18:17.05 ID:qqCGmKaV0
支援

396 名前:出勤時間が迫ってヤバいorz[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:19:18.95 ID:1iGPGhpX0

シャーリー「おいバルクホルン、あんま熱くなんなよー」

バルクホルン「わかっているリベリアン。
        …<俺>少尉」

俺「は…はい…」

俺:じぃー…
バルクホルン:…

バルクホルン「…最終的に私が勝ったとは言え、少尉の空戦にも
       若干ながら見るべき部分はあった。
       現に、何回か際どい目にも合わされたしな」

俺「あ、いえ、はい。
  まあ最終的には負けましたが」

バルクホルン「いや、その事はいい。
       だから、そのだな…今朝の事はさすがに言い過ぎたというか
       貴官を侮辱するような事を言ってしまってだな…」



397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 13:20:33.43 ID:qqCGmKaV0
ちらちらシャーゲルがイイ
支援

398 名前:この後いなくなったらさるって出勤したと思ってください><;[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:27:27.96 ID:1iGPGhpX0

エーリカ「トゥルーデー?
     そんな言い方じゃ気持ちのほうが伝わんないよー」

バルクホルン「う、うるさいぞハルトマン!
       わかっている…わかっているんだ。

       その…朝の発言については、謝る。
       許して欲しい」




俺「……」ぽかーん

バルクホルン「な、なんだその反応は!?」

俺「ひえッ!?
  あの、すいませんすいません!ちょっと、びっくりして…。

  いえ、その…バルクホルン大尉の仰りたいこともよく分かりましたし、
  俺の態度も良くなかったと思います。
  こちらこそ、申し訳ありませんでした」


399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:34:14.33 ID:1iGPGhpX0

坂本「やれやれ、とりあえずあいさつは済んだといったところか?」

バルクホルン「少佐!? …そうか、少佐はこうなることが分かっていたのか?」

坂本「さて、どうだかな。…さて、<俺>少尉!」

俺「はっ!」

坂本「貴官は今日よりわが連合軍501統合戦闘航空団の一員だ。
   明日からも励めよ!」

俺「了解であります」

坂本「うむ! では、かいさ」

宮藤「あ、まだダメですよ坂本さん!」

坂本「ん?どうした宮藤?
   なにかやり残したことがあるのか?
   追加で訓練をしたいのならばあとで私の部屋に…」

ペリーヌ「是非とも行かせていただきますわ!」

宮藤「あわわ、ペリーヌさん少し黙っててください!
   もう…朝からいろいろあったから、結局ちゃんと言えてないじゃないですか」

リーネ「何を言うの、芳佳ちゃん?」

宮藤「新人さんがきたんならお迎えの言葉がなきゃ寂しいよ。
   だからね…<俺>さん」

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 13:34:32.10 ID:qqCGmKaV0
もうおわりかい?

401 名前:>400 今日はもうほとんど。話も約2週間分ってキリをつけて中編くらいの予定です[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:40:09.93 ID:1iGPGhpX0




         宮藤「ようこそ、連合軍第501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズに!」






402 名前:今日の分終わりです。長らく失礼しました[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:43:50.48 ID:1iGPGhpX0


サーニャ「よかった…あのふたり仲直りできたのね。
     ところでエイラ、ひとつ聞いてもいい?」

エイラ「なんだいサーニャ」

サーニャ「あの方は、どなた?
     あと、なんでバルクホルン大尉とケンカしていたの?」

エイラ「そ、そーか、朝のミーティングの時サーニャ寝てたモンな…」


おわりだゾ


今日の訓練で組んだロッテ一覧(妄想)だゾ
坂本エイラ
ペリーヌサーニャ
リーネバルクホルン
俺ルッキ
宮藤エーリカ


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/27(水) 13:45:08.05 ID:qqCGmKaV0
乙乙

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/10/27(水) 13:49:14.59 ID:1iGPGhpX0
ロッテ一覧にシャーリーがいない不具合が;;

きっと俺を応援してたんだと思うよ!思うよ!

前からなんとなく考えていた「普段あまり絡まなそうな(=組むのが以外そうな)ペア」を
適当にでっち上げたんですが、シャーリーは誰と組んでも違和感なさそうで、つい抜けてしまったのでしたorz

では、失礼しました。
最終更新:2013年01月29日 15:49