魔人と呼ばれる俺 第二話「軍を率いる男」
――――――――
昼…医務室
俺「ん・・?ここは医務室か・・」
光が眩しい…待て、今はあれから何日目だ?
俺「リーゼ、ロッテ・・今はあれから何日目だ?」
(3日目です)
(本当に死にかけてたんですからね…)
3日目か…生きてて良かった
救護班長「あ、起きましたか特務大佐!」ゴンッ
俺「いきなり医学書で殴らないで欲しいんだが・・地味に痛い」
救護班長「地味に痛いで済むんですか・・
あのですね・・そこの二人は特務大佐の後で治療しても大差なかったんですよ?
重傷な貴方が後回しって・・死にたかったんですか?」
よく見たら隣のベッドに二人で寝ている…迷惑掛けてしまったんだろうな…
俺「怪我したまま気が付いたら苦しいだろ?
無意識に俺の命より二人の方が大事だって判断したんだろ」
救護班長「この部隊ってそんな人ばかりで嫌になるわ・・
あまり無理しないでくださいよ?」
((そうですよ!))
俺「前向きに善処する
ところで杖を貸してくれないか?
ストライカーの故障具合だけ見に行きたいんだ」
救護班長「・・・はぁ
すぐに戻ってきてくださいよ?」
俺「寛大な気遣い感謝する」テケテケ
――――――――
昼…格納庫
俺「あー・・配線がショートしてるな・・しかも冷却装置も壊れてる・・
すぐに休暇をなんとか貰って買いに行かないと」
整備員「何が必要なんだ?
あんま触っちゃいけねーと思って整備出来無くてな」
俺「あ、はい一応機密扱いでして・・このメモに書いたのが必要なんだ」
整備員「全部は無いな・・すまない」
俺「いやいや、無いものは仕方ないだろ?
手間取らせてすまんな・・感謝してる」
整備員「はは!俺は何もしてないぜ?
・・何か手伝えることがあったら呼んでくれ!」バッ
俺「?何を急いでるんだ?」ダンッ!
俺「?麻酔・・弾?」バタン
――――――――
少し戻って医務室
宮藤「エイラさん、サーニャちゃん、御飯が出来ましたよ
あれ?俺さんがいない・・」
救護班長「彼ならストライカーの故障具合を見に行きましたよ?」
宮藤「・・リーネちゃん、狙撃訓練しようか?麻酔弾で」ビキビキ
リーネ「芳佳ちゃん・・そこまでしなくても普通に言えば戻るんじゃ・・」
宮藤「・・怪我人は寝てないと駄目だと思わない?」
リーネ「思うけど・・」
宮藤「そうだよね!じゃ、行こ?」
――――――――
時間を進めて…食堂
エイラ「それで大尉が医務室に連れて帰ってきたって事ダナ?」ビキビキ
サーニャ「どうしようエイラ・・私非力だから坂本少佐から木刀借りた方が良いかな?」
ゲルト「宮藤の頼みだからな!何かあったら言うんだぞ?宮藤!」
ペリーヌ「どうしてもとおっしゃるならトネールを使って差し上げますことよ?」
ミーナ「あの・・みなさん?気持ちはわかるけど落ち着いて?
特にサーニャさんとエイラさん・・」
もっさん「そうだな・・俺も入り難そうにしてるしな
お、逃げた」アイツマスイダンキカナイノカ?
宮藤「バルクホルンさん、連れて来て下さい!」
ゲルト「任せろ宮藤!」
俺「これは殺される・・リーゼ?ロッテ?引っ張るなら前ダロ?」
((私達的に前に引っ張ってますが?))
俺「・・救護班長助けて貰えないか?」
救護班長「女性の怒りを体験してみた方が良いんじゃない?
タメになるわよ?特務大佐」スタスタ
逃げる術を失った俺はバルクホルンに襟首掴まれて連行されて行った
どうなるんだよ…俺…傷口トネールとか死ぬぞ?
――――――――
昼…食堂
エイラ「俺・・言うことがあるヨナ?」
俺「護れなくてスマン」
サーニャ「そんな答えは聞いてませんよ?
他には?」
エイラもだが義妹よ…怖いぞ…木刀は捨ててきてくれ
俺「指示ミスった・・先に二人を逃がしながら応援を呼んでもらうべきだった」
友「そんな答えは求められてないぞ?ボス、いや俺」
俺「なんでお前がここにいるんだ!?
・・帰って部隊の指揮をとれよ!」
友「お前のせいだろ・・記憶違いかぁ?
色ボケしてんじゃねぇぞゴラ!
気持ちはわかるがな・・死んだら終わりだぞ!」
俺「色ボケしてねぇよ!
いつも単騎だからミスっただけだ!
心配掛けた・・スマン」
友「初めからそれをみんなに言えよ・・
確かに今回はお前のミスもあるがな、責任を全部一人で背負うな
つか早く全員に謝れ・・ここのウィッチはネウロイより怖い・・」
俺「俺の悪い癖だな・・
そうだな、このままだと良くて半殺しにされる」
友「俺は部隊に戻る・・
土産を格納庫に置いて行くから完治したら見ろ」スッ
全員「・・消えた!?」
何故坂本まで驚く
扶桑の技の一つだぞ?
俺「いや・・それはおいといて・・・
みんな、迷惑掛けてすまなかった」
エイラ「おい、違うダロ」
俺「・・心配してくれたのか?」
全員「・・・はぁ」ゴハンタベヨ
エイラ「私とサーニャが起きたら服はお前の血で染まってるし!
タンカに運ばれたお前の様子を見に行ったら面会謝絶だったシナ!」ビキビキ
サーニャ「面会謝絶中無理言って寝泊まりしてたんですからね!」
エイラ「しかも事の顛末を聞いたゾ・・先に自分の治療シロヨ!」
エイラーニャ「「自分の身体はちゃんと気遣って下さい!」エ!」ドンッ
ミーナ「あの・・二人とも?
傷口にパンチは・・・」
俺「・・・」ビクビク
再び強制医務室送りに逢う俺だった…
幸なのか不幸なのか…わからん
――――――――
夜…医務室
俺「・・腹減ったな」
エイラ「我慢シロ」
サーニャ「我慢してください」
俺「もう良いから部屋戻れよ・・
もしかしたら罪悪感とかあるのかもしれんが休めるときに休むのも仕事だぞ?」
エイラ「・・サーニャは今寝てるから大丈夫ダ」
俺「寝るのはやいな・・今起きてただろ」
俺はベッドから起き上がりサーニャを自分のいたベッドに寝かせる
エイラ「隣のベッドに寝かせれば良いダロ・・俺はどうするんダヨ?」
俺「隣のベッドまで運ぶのは面倒なんだよ・・
俺が隣のベッドに行けば良い
お前も寝ろ・・時間を言えば起こしてやるから」
エイラ「大丈夫ダ、帰ってから寝るしナ
それよりなんか俺の話聞かせろヨ」
俺「別に話すことなんて無い・・だいたいは噂通りな奴だ」
お湯を沸かしインスタントコーヒーを作る
液体でもなんでも腹にいれとかないと薬が飲めん
エイラ「少し接してみて
初めて仲間想いな奴だと知ったがナー」
俺「俺は護ろうと思うものしか護らんよ
誰だってそうなんだから仲間想いもなにもない」
エイラ「だからって命は粗末にするナヨ
私も・・サーニャも誰も喜ばないゾ?」
俺「・・それでも命を賭けて大切な人達を平和な世界に送りたいのさ
憎まれても怨まれても信念は貫く
何かあったらお前が支えてやれ」ナデナデ
エイラ「あ、頭を撫でるナ!
オマエが無茶な事しようとしたらサーニャにばらすからナ!」
俺「・・エイラ、俺はな・・
オラーシャのウラル山脈の西一帯を護れなかったわけじゃなく護ら無かったんだ
あの頃の俺は今より薄情でひと暴れしたら次の戦場に行く事しか考えてなかったからな・・
・・もう俺の話は良いだろサーニャの寝顔でも見ながら時間潰してろ」
エイラ「なっ!馬鹿!何言ってんダヨ!
・・何してんダヨ?俺?」
俺「そんな顔赤くさせて動揺することか?
なに、ねずみを捕まえるだけ・・さ!」
ドアに忍び寄り一気に開く
…思ったより居たな…つか全員じゃねぇか
俺「・・そんな事してる暇あるならさっさと治療しろ宮藤
お前等も後で覚えとけ・・」
もっさん「まあ待て俺、なにも盗み聞きの為だけに全員で来たわけではない
また質問会だ
宮藤に治療させてる間に色々聞きたい」
盗み聞きしていたのは否定しないんだな…
まあ聞く機会を度々逃してんもんな…
俺「答えられる範囲でなら」
もっさん「お前の友人から少し情報を貰って調べたんだが・・・
お前はここに配属される前に戦死ということになっていた
軍も配属させた覚えはないと言っている
お前は誰なんだ?」
俺「あいつ・・余計なことを・・・
俺が誰かは答えられんが別に俺が偽物というわけじゃない
そして覚えはないと言われても俺は行けと確実に言われているし書類もある」
もっさん「・・お前の目的はなんなんだ」
俺「・・大切な人達を護るために戦う・・それだけだ
ついでに特務としてウィッチの護衛を任されてるだけだ」
もっさん「ふむ・・まあ危害を加えないうちは良いだろう
だが何かあった場合真っ先にお前を疑うことになるだろう事は忘れるな
そしてお前は仲間に頼るということを覚えておけ
私達は護衛対象でも仲間だ」
俺「・・考えとこう」
宮藤「治療終わりました!」
もっさん「うむ、ご苦労宮藤
私からは以上だ後はこいつらの雑談にでも付き合ってやれ」
俺「・・ここ医務室だよな?
五月蝿くしても良いのかよ・・」
シャーリー「細かいこと気にすんなよ俺!」バンバン
俺「いてぇ!叩くなよ!」
…それから少しだけみんなと話しをしていた
しかし後ろの二人の視線が痛いのはなんでだ?
つかサーニャ起きたのかよ
エイラ「・・そろそろ夜間哨戒の時間ダナ」
サーニャ「・・そうね、エイラ・・行こっか」
俺「もうそんな時間か二人とも気をつけて行けよ?
え?なんで引っ張んだよ?お前もナイトウィッチダロって?
いや、俺のストライカー壊れてるぞ!?」
エーリカ「・・いやー俺もここに馴染んだようで良かったねー
流石“黒百合の騎士”様!」
ゲルト「それは褒めているのか?ハルトマン」
――――――――
夜~深夜…格納庫
俺「・・友の野郎・・よりによってこのストライカーを置いて行くか」
友が土産として置いて行ったものは新しいストライカーと一つの武器だった
俺「てっきりこの武器だけだと思っていたぞ・・」
エイラ「大きい銃ダナ・・」
サーニャ「俺さんの武器って大きいのばかりですね・・・」
俺「対人戦なら普通の武器を使うって・・・
こいつは“フェンリル”といって2年程かけて作った魔銃なんだ
自動追尾、複数弾、単発弾とまあ自由な戦い方の出来るスグレモノだ」
俺はストライカーの方へと向き直る
あいつの事だ…改良して壊れた前のストライカーより性能は高いだろう
俺「久しぶりだな・・“ゲイル”・・先の大戦以来か」
宮藤博士の残した設計書を参考に彼の助手だった俺の友が独自に開発したストライカーだ
今となっては原型すらも留めていない…もはや別物の漆黒のストライカーと言っても過言ではないだろう
改めて名付ければ“ブラックゲイル”だろうな
サーニャ「この機体・・前のと違ってパーソナルマークが入っています」
エイラ「ほんとダナ・・交差させた剣の下の杯の中にロシアンブルーのいる絵ダナ・・・」
俺「そうだな
しかし幾らストライカーがあっても試運転させないと駄目だ・・
夜間哨戒は無理だぞ」
エイラ「そんなに頻繁にネウロイがでるわけじゃないダロ?
別に良いじゃなイカ」
俺「距離600に小型ネウロイ少数3時間後にロマーニャに到着予定
といった感じだ
後は半球に反応が無いから倒したらもう戻って来い」
エイラ「・・でも前のは探知出来なかったじゃなイカ
大丈夫なのカ?」
俺「確かにそればっかりは俺も探知出来ないしな・・
よし、これを二人に渡す、危なくなったら使え」
サーニャ「これは・・拳銃ですか?」
エイラ「これが何の役に立つんダヨ」
俺「これは特殊な信号弾だ
詳しく説明している暇は無いが撃てば俺に居場所が知らせるものだ
信号を確認したら他のウィッチに出撃させる
・・はやいに越したことはない、ネウロイを叩き潰して来い」
どこか不満そうな二人を見送り格納庫から外に出て手持ちの機械に目をやる
信号弾による位置の伝達に使うものだ
細かく伝わるわけじゃ無いが大体の場所は把握できる
無いよりはマシなものだ
俺「リーゼ、ロッテさっきから静かだがどうした?」
(空気を読んでました…わけではなくて)
(少しでもマスターが力の制御が上手くいくように奮闘中です
予定通りに行けばこんなの無駄な事ですけどね)
俺「そうか、ありがとう
でも無駄な事じゃないぞ?
その時が来る迄は出来るだけ制御出来た方が楽だからな
・・しかし軍は俺を死亡扱いにしてたか・・・想定内だというのがなんか悲しいねぇ
まあいいか、元々これが終わったら本来の俺の戸籍に戻す予定だったし」
(…少しの間作業に集中します
信号弾による警報または通信が入り次第起こすのでマスターは少し休んでください
そのほうが作業しやすいです)
俺「・・わかったちゃんと起こせよ?
後、二人が帰ってきても起こせ」
(はい、良き眠りをマスター)
格納庫へと戻り部屋に入るそこには見慣れない本が置いてあった
俺「これも友の置いていったものか?」
何気なく本を開く…しかし中は白紙だった
メモ帳か何かだろうと思い直し元の場所に戻し横になった
――――――――
二人が帰ってきたのは早朝だった…
仕事熱心だな、うん
俺はリーゼに叩き起こされ(腹パン)二人を迎える
俺「お帰り二人とも怪我はなさそうだな
今日の夜は俺が一人で行くから二人は休んどけ」
エイラ「アア、ただいマ
・・一人で行くのは危険ダゾ?」
俺「サーニャが一人で飛ぶときだってあるんだろ?
なら大丈夫だろ
ほら、サーニャを部屋に連れて帰れ・・完全に寝てるけどな」
エイラ「ムリダナ、わたしじゃ運べナイ・・」
俺「俺はお前達の部屋まで行きたくない
だから俺の部屋に一旦起きるまで寝かせとくが良いか?」
エイラ「サーニャに変なことするナヨ!」
俺「じゃあお前もサーニャと一緒に寝てろよ・・面倒臭い
俺は自主訓練に行くから」
二人の首根っこを掴み階段を昇り部屋に入ってベッドの上に置く
エイラがなんか言ってるがどうでも良い事だったので聞き流した
俺は重りの入ったバッグを背負い基地の周りを走り出した
――――――――
2時間後…格納庫前
俺「ふぅ・・朝の訓練終了っと
次は…ストライカーの試運転だな
朝食がてら少し休んでから行うとしよう」
シャーリー「よー俺ー!朝から訓練かー!」
俺「おはようシャーリー、いま朝の訓練が終わったところだ
これから軽く朝食を取ってストライカーの試運転の予定だ」
シャーリー「ああ、新しいストライカーが来たんだって聞いたよ
なあ、壊れたやつわたしにくれよー」
俺「あれはテスト機だから無理だしもう友が持って帰ったよ」
シャーリー「そうかー・・残念だ
ところでいつも食堂に来ないけど何食べてたりするのさ?」
俺「何食べてるかって?
携帯食料とドライフルーツを少々」
シャーリー「ドライフルーツはともかくあんなマズイ携帯食料をよく毎日食べてられるな・・
遠征とかじゃないんだから食堂でご飯食べないか?」
俺「俺は味覚が無いから手早くて済む携帯食料とかで充分なんだよ
なんだその顔は?」
シャーリー「いや・・味覚が無いのは辛いだろーなと思っただけさ」
俺「別に・・味覚が無いのは自業自得だから仕方ないさ」
シャーリー「何があったかは知らないけどさ
仕方ない事は無いだろ?
おっと・・少し話し込んじゃったな、わたしも朝食取りに行くんだった
たまには来いよー!」
そう言ってシャーリーは木の上で寝ていたルッキーニを呼び起こして二人で食堂へ行ったのだろう
そういや携帯食料部屋だったなー…
予定繰り上げでストライカーの試運転を先にするか…
――――――――
格納庫内発着所
俺「ストライカー各部、異常無し
出力チェック、現状異常無し
現在時刻0830時・・試運転を開始する
先ずは通常巡航モードから」
ストライカーに魔力を送り込み加速し上空へ飛ぶ
初速も加速度も悪く無い
技術飛行も試してから着陸する
俺「次は高速巡航モード
0840時・・開始する」
通常巡航に比べ初速も加速度も高いが技術飛行には向いてない
再度着陸し最後の試運転を開始する
俺「最後に格闘モード
0850時…開始する」
初速も加速度も他二つより低いが小回りが効き高度な技術飛行を他二つに比べ行い易い
着陸しストライカーを脱ぐ
俺「短いが試運転程度だしこれくらいで良いか
長時間運用による障害の有無は実戦で確認かな
テストして疲れて飛べないということが万が一にもあっては困るしな」
整備班長「朝から精がでますね特務大佐
吸います?」
そう言って煙草を差し出してくる
こいつは…整備班長だったかな
俺「貰っておこうかな安物の煙草の方が俺にはあってる」
整備班長「安物ですいませんね・・」
火を借りて煙草に点火する
俺「気を悪くさせたならすまない
高い煙草なんて椅子に踏ん反り返ってる馬鹿が吸うもんさ」
整備班長「ははっ違いない
しかし女性を部屋に連れ込むとは特務大佐も中々」
盛大に噎せた
何時から見てた…
俺「げほっ!げほっ!か、勘違いするなよ!?別にやましい事なんか無いんだからな!?」
整備班長「知ってますよ
しかし良いんですか?見られて困るようなものが一つくらい有るのでは?」
俺「その考えは無かった・・部屋に戻らないと」
煙草を灰皿に捨て部屋に走る
――――――――
格納庫内自室前
俺「正直気付いた時には手遅れとかよくあるよな・・・」
扉を開き中に入るとエイラが本を読んでいた
幸いサーニャは寝ているようだ
…ちょっと涎垂れてんぞ義妹よ
俺「人のアルバムを勝手に読むなよエイラ・・・」
義妹の涎をティッシュで拭ってごみ箱に捨てる
ベッドに零されると色々困る
エイラ「ちょっと魔がさしてナ
小さい頃のサーニャの写真ばかりダナ」
こいつは本当にサーニャが好きだな…
俺「俺の写真は一緒に住んでた頃に一緒に撮ったのが数枚しか無いからな
もっとも俺が頼んで家のは捨ててもらったからサーニャは見たこと無いがな
いや、元家か」
俺はベッドの上のエイラの横に腰掛ける
エイラ「わ、わざわざよ、よ、横に座らなくても良いダロ!」
俺「こら、サーニャが起きちゃうだろ大声出すな
どこに座ろうが一緒だろ
大声出さなくて済むここが良いと思っただけだ
まあ何故義兄か話してやろうかな」
エイラ「し、仕方ないから聞いてヤル」
俺「・・じゃあ聞いてもらおうかな
俺はサーニャの両親と昔から仲の良かった夫婦の子供だった
ある日俺の家族がいる所にネウロイが襲ってきてな
親は死亡、俺は両腕を無くした
その時この今は両腕の二人に助けられた
その後サーニャの両親が俺を引き取ってくれた
それから一年してサーニャが産まれたんだ
それから4年間サーニャと過ごしていたんだ・・小さい頃も可愛かった
でも幸せな日々なんて続かないもんだ・・ある日俺は軍に連れていかれた
でもサーニャの両親は悪くないんだ、軍が無理矢理連れていったからな
軍に行った後、色々実験とかされたわけだ普通の奴なら耐えられないような酷いなやつをな
それで・・」
エイラ「もうヤメロ!そんな話聞きたくナイ!」
隣を見ればエイラは泣いていた
いや、泣くような話はしてないはずだろ
俺「う・・少し余計な事を話し過ぎたな
でも泣くような事は話してないだろ・・・」
エイラの頭を撫でる…今回は怒られなかった
俺「そういえば昔はよく泣いてるサーニャを膝の上に乗せて頭を撫でたもんだ
流石にその歳になると恥ずかしいだろうし乗せたりしないがな」
エイラ「わ、わたしはそんなに子供じゃないダロ・・
デ、デモノセタイナラ…」
俺「すまん、最後の方が聞こえなかった
なんだ?」
エイラ「な、なんでもないゾ・・・
そ、それよりもう大丈夫ダカラ・・」
俺「?そうか
あまり泣かないでくれよ?
正直泣かれると辛いからな・・」
俺はエイラの頭から手を離す
ウウ―――!ウ―ウ―!
ミーナ《ネウロイです!探知不可のステルスタイプで目視で確認!
ウィッチは全機出撃!その他の人員は避難命令を発令します!》
(マスター、私達にも感知出来ないタイプです)
(…一つ思い出したことがあります
846文書による実験を覚えてますか?)
俺「・・そういうことか!
あれを成功させやがったのか!?」
インカムを手に取り他のウィッチに呼び掛ける
俺「ストライクウィッチーズ総員に通達!おまえ達は基地に待機!
特務大佐が命じる!総員基地に待機!理由は後で話す!」
ミーナ《・・基地上空に待機でもよろしいかしら?》
俺「希望するやつだけならな!
エイラ!お前はここにサーニャと居ろ!
夜間哨戒の後なんだから上空には上がるな!」
走り出そうとするとエイラに抱き着かれた
緊急事態だぞ!
エイラ「理由はわからないケド・・無理スンナヨ
ちゃんと帰ってコイヨ、絶対ダゾ!」
俺「わかったから離れろ!
必ず帰ってくる!」
悪いと思ったがエイラを引き離し部屋を出てストライカーの所へ急ぐ
エイラ「・・ハッ!わたしは一体何をしてるンダ!//
抱き着くトカ何考えてンダヨ!」ドキドキ
――――――――
格納庫内発着所
俺「“エンゲージ”!
ゲイル!高速巡航モードで発進!接敵時に格闘モードに変更!わかったか!」
- ―All-right.Boss
- ―Striker-"Gale"-Ignition
俺「お前の声も久しぶりだな!
行くぞ相棒!」
ストライカーに魔力を送り飛ぶ
…でもいくら張り切ってるからっていきなり音速は無いだろ相棒
数分で敵の前に着き無線を切る
友…顔が軽く痛いんだが
俺「こんにちはネウロイ
単刀直入に聞こう、お前は・・改造ネウロイか?」
《そうだ、私の任務はあの基地の破壊…ウィッチの殲滅、そしてお前を殺す事だ》
やっぱり成功させやがったのか!あの馬鹿共!
俺「・・前のもお前の仲間だな
正直死にかけたよ
でも今日は生きて帰るって約束したから死ぬわけにはいかんのだよ
俺が魔人と呼ばれる本当の理由、知ってるか?」
《知らん、貴様が交わした約束なんて破らせて貰う…死ね!》
大型ネウロイから小型が大量に湧き出てくる
以前のと似たような奴か
俺「残念だが俺は前より強いぞ?
“フェンリル”一発で小型を喰いちぎれ!」
俺は魔導銃のトリガーを引く
銃口から巨大な光が発射され細かく分離し小型のネウロイを次々と消していく
しかし大型から次々と出現しきりがない
俺「・・おもしれェ久々に骨のある奴じゃねェかァ!
おいリーゼェ!ロッテェ!お前らもそう思うだろォ!」
(マスター、戦闘に集中してください)
(あれを使えとは言えませんが今回は基地も近く得策ではあります)
俺「チッ!あれつまんねェんだよォ
しかも代償デカイしよォ
でもまァ仕方ねえかァ
妹達護りてェんだよなァ・・・」
(マスター…ごめんなさい)
(出来ることなら私達も使わせたくは無いです…)
俺「わーかッてるに決まッてんだろォ!
死ぬわけじャねェ!一発魔人の必殺技ぶち込んでやるぞォ!」
正気に戻り“フェンリル”を構え魔力を練り込み最高で最悪な固有魔法の一つを放つ
俺「魔神の拒絶の力をぶち込む!喰らって死んどけ!
“リジェクション”!!」
先程とは比べものにならない膨大な光量を真上に撃ち出す
光が流星群のように大量に降り注ぎ全てのネウロイを飲み込み拒絶するように消し去る
戦闘が終わり無線を繋げる
俺「・・状況終了、帰還する」
――――――――
昼前…格納庫内
俺はストライカーを脱ぎ点検する
異常無しか流石だな
サーニャ「俺さん・・お帰りなさい・・」
俺「ただいま、サーニャ
エイラもただいま・・ちゃんと生きて帰ってきたぞ」
エイラ「お、おかえり・・
なんか気恥ずかシイナ・・」
サーニャ「俺さん・・アイスコーヒーです
喉・・渇いてますよね?」
俺「ああ、ありがとう」ゴクゴク
あれ…なんか眠くなってきた…そうか…力を使ったからか
なんとか力を振り絞り部屋に入りベッドに横になる
あ…なんか良い匂い
そのまま俺は意識を落とした
エイラ「サーニャ・・あのコーヒーなにか入ってたノカ?」
サーニャ「わたしは知らないわエイラ・・疲れが溜まってたんじゃ無いの?
わたしはまた寝るけど・・エイラも寝る?」
エイラ「そうダナ・・わたしも寝るゾ」
――――――――
夕方…自室
最近二人の様子が変です
何が変ってよく思い出すとほとんど俺の隣にいないか?
それでさ、今も物理的に両隣にいるわけだ
…身体を動かせない
嫌なわけじゃなくむしろ心地好いのだが俺にそんな幸せがあって良いのか…
ちょっ!こら!胸押し付けるな!
…たまには良いような気がしてきた
二人の頭を撫でる
幸せそうに寝て…
怒られるのは俺一人で良いか
ゆっくり二人から離れ身嗜みを整え部屋を出る
俺「まあ俺の責任なんで二人には何の罪も無いぞ坂本」
もっさん「お前は二人とは仲が良いしな・・今回だけは見逃しといてやる
それでだ、先程の戦闘について話してくれるのだな?」
俺「ああ、確証が得られた
二人には後で話すとして他のみんなを集めてくれ」
――――――――
ブリーフィングルーム
俺「さて、どこから話そうか」
ミーナ「核心からと言いたいけれど先に戦闘中に無線を切った理由から聞いていいかしら?」
俺「聞かれて困ることがあったかもしれないからだ
特に何かあったわけではないがな」
(マスターって息をするように簡単に嘘つきますよね…)
(リーゼ…マスターだってつきたくは無いんですよ?)
もっさん「それが本当かどうかを問い詰めても仕方ない・・次にいこう
あの最後に撃ったのはなんだ?
正直に言うとあれを見た時寒気を感じた」
俺「・・俺の固有魔法の一つとでも思ってくれて良い
それがなにであろうと対象を消滅させるものだ」
もっさん「ほう・・しかし反動も大きそうだな
どうなんだ?」
俺「・・・気にするな
必要なときしか使わないからな
よし、あのネウロイはなんなのか・・核心を話そう」
もっさん「待て、まだ質問には答えてないぞ」
俺「教える気は無い
ただ軽々しく使えるほど小さいわけじゃないくらいは言っておこう
話しを戻してあのステルスタイプのネウロイだがな
あれは改造ネウロイだ
人工ネウロイとも呼んでいい
どこの馬鹿が造ったかもわかってるが教えられない
知ってしまえば人間同士の戦争は免れないかもしれないからだ・・
納得してくれ・・・」
ミーナ「わかりました・・
納得は出来ませんが今は話してくれそうに無いですしね」
俺「・・対処法を教える
・全員が出撃しないこと
・知性が人間近く高いので撃破しても気を抜かないこと
・哨戒を増やすこと
・必ず三人以上で対応する事
・見分ける方法はこの基地に向かって来るかどうかだ
幸い量産できるものではないから遭遇することが多くは無いのが救いだな」
ミーナ「・・勝率はどのくらいかしら?」
俺「色んな組み合わせから平均的に考えて8割だな」
もっさん「それはお前があの固有魔法を使っての勝率か?」
俺「いや、使わないで高く見積もった勝率だ」
後少シデ力モ制御出来ルシナ
俺「多分・・必要な事は話したな
俺は少し出掛ける・・
最後に・・今日一日はここにいない二人も含めてみんなで楽しんでおけ」
ミーナ「・・貴方は何処に行く気かしら?」
俺「なに、知り合いと舞踏会に行くだけさ・・明後日には帰る」
ルッキーニ「俺・・なんか怖いよ・・・」
子供は察しが良いな…もしかしたらわかりやすいくらいに表情に出てるのかもな…
俺「怖がらせてごめんなルッキーニ・・
これ、前にあげられなかったお菓子だ
部屋にまだあるから欲しかったら取っていけばいい」
チョコを渡し頭を撫でる
…色ボケしてるかもしれんな俺…
俺「・・行ってくる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
正直今回は気分的に良い回ではない
――――――――
俺「友、各部隊長を召集しておいてくれ」
友「りょーかいボス」
友が部屋から出て行く
さて、話しを始めるとするか
俺「各国の大総統、夜分遅くに申し訳ない
緊急の案件なんだ
これから私のすることには目を錘むっていて欲しいのだよ
・・よろしい、概要を説明しよう
オラーシャ軍のある研究所・・そう、俺がいた所だ
謝らないでくれ、貴方に頭を下げられても困るんだ
そこで改造ネウロイが極僅かだが造られている
改造ネウロイはご存知かな?
そうか、なら簡潔に説明しよう
要は人の手によって改造された人の命令を実行するネウロイだ
理解したか?」
各国大総統が首をうなづける
理解したか
俺「では話しを続けよう
それにお偉方も数人関わっていてな
後世の為に間引きしておきたいわけだ
各国に戦争されても困るしな
・・満場一致で見逃して貰えるか・・感謝する
私は貴方達の良きパートナーで在りたい
私達が必要なときは言ってくれ・・可能なら力になる
では、またいつか」ブチッ!
はぁ…疲れるな
俺は通信室から出て行き会議室へ向かう
友2「・・俺にはお前のように話せないよ
流石だな」
俺「お前だって大して俺と変わらんだろ“時を扱うロマーニャの魔人”よ
お前の妹は元気で可愛かったよ」
友2「お前しかそんなの呼ばないって・・・
そうか・・フランカは元気にしてるか
口説くなよ?」
俺「口説かないって・・
頭は撫でたがな」
友「・・そろそろ始めようぜ?ボス」
俺「友2・・睨むな
・・それでは総会を始める
知っての通りだが先程確約を取り付けた
明朝作戦を開始する
以降、本作戦をOperation-Guillotineと名付ける
質問は?
無いか・・優秀な部下で助かる
では0200時迄解散!」
――――――――
0130時…???
空W(ウィッチ)隊長「ボス、コーヒーですわ
今回私達を連れていくのは基地に居る二人の為に必ず成功させたいからですか?」
俺「どこで聞いたそんな話し
当たらずしも遠からずだな
あの隊も交流こそ少ないが嫌いじゃ無いんだよ
友2の妹もいるしな」
空W隊長「そういう事にしといてあげますわ」
陸W隊長「今回私の出撃無しかー…
リーゼ、ロッテ、元気ー?」
(元気ですよ、妹隊長さん)
(マスターの支援は大変ですけどねー)
陸W隊長「リーゼもロッテも大変そうだねー」
俺「いまでも姉妹揃って見送るのは続いてるわけか
仲良き事は良いことだ」
少し時間もあるし二人と話した
なんでもドルジとかいう巨大な猫を拾って部隊みんなで可愛がってるらしい
写真を見たが本当に猫なのか?
友「ボス!空W隊長!そろそろ行くぞ!」
時間だ・・血の舞踏会の始まりだな
――――――――
早朝未明…オラーシャ
俺「諸君、私達は間違ったことはしないが正しい事をしているわけでもない
一人殺せば一つの家庭が壊れる・・それでも救われる人が多いと信じて私はここに居る
諸君、君達はどうだ?各々の理想は違うだろう・・その上で問う
私は間違っているかどうかをだ」
全員「ボスは間違っていません!
全てを救うのは何者にも不可能です!」
俺「・・私は良い部下を持ったな
・・さあ諸君、Operation-Guillotineを行おう
俺と空W部隊、友の制圧部隊は研究所へ!
残りはお偉方の所へ!
各部隊各々の任務を終え次第帰還!
幸運と魔神の加護を我等に!」
全員「幸運と魔神の加護を我等に!」
――――――――
オラーシャのとある研究所前
俺「“エンゲージ”
・・行こうか諸君
良い気はしないが後世の為だ」
友「お前は相変わらず銃を持たないんだな・・」
俺「扶桑刀とナイフがあれば十分だ
銃で味方を撃たないとは限らないしな」
腰に扶桑刀を4本両手に2本
背にナイフを6本
十分だろ?
俺「友、ハンドグレネードを
開戦の合図を出そうじゃないか」
友からハンドグレネードを受け取り研究所へ投げ付ける
爆発と同時に断末魔が響く
嫌な音だ
俺は走りドアを蹴破り入口付近に居た数人を斬り刻んでいく
空W隊員2「隊長はボスの事大好きだから尚更辛いんですよね・・・」
空W隊長「ええ・・私は彼を愛してますわ
でも私は伴侶になりたいわけではないのですわ
ただ彼の幸せの為に重荷を少しでも背負ってあげたいのですわ
私・・おかしいかしら?」
空W全隊員「私達は・・そんな隊長を尊敬しています」
空W隊長「ありがとう、みなさん」
――――――――
研究所内最深部
俺「お前で最後だ・・最高責任者」
最責「貴様・・恩を仇で返す気か・・」
俺「結果的にそうだな・・
お前の部下から貰った情報はありがたかったぞ?
じゃあな」
最責「待て!私には家族がいるんだぞ!?
それでも私を殺せるというのか!」
俺「それでも誰かが救われるなら殺す
遠慮無く、知り合いだろうがだ」
最後の一人の首を斬る
…血まみれだな…俺
友「帰ろうぜ・・こんな所に長居はしたくない」
俺「ああ・・・
全部隊に告げる・・作戦終了!帰還する」
――――――――
同日夕方…501st執務室
ミーナ「少佐・・少し調べていたらオラーシャで一つの研究所とお偉方含む数十人の死人が出たとあったの・・
でも表向きにはなにも無かったことになってるの・・どう思うかしら?」
もっさん「余程知られたくない研究をしていたのか?
・・まさか俺がやったのか?」
ミーナ「わからないわ・・
でもいくら俺さんでも各国に口利きは出来ないでしょうし・・」
もっさん「何故各国なんだ?
オラーシャでの事じゃないのか?」
ミーナ「どの国もなにも言わないのよ?
普通何があったか、犯人は誰かわかったか?
くらい聞くんじゃない?
でもどの国も何事も無かったかのようにしてるのよ」
もっさん「戻ってきたら俺を問い質してみるか・・・」
――――――――
昼…???
陸W隊長「おかえり、お姉ちゃん、ボス
ボス・・シャワー浴びてきなよ血まみれだよ?」
俺「ああ、ただいま
そうだな・・ありがとう」
俺は…この血で穢れた両手で二人やルッキーニの頭を撫でたりしてるんだな…
友2「俺・・お前が考えてることはわかる・・
お前の手を血に染めてんのは俺達の責任でもある
一人で背負うな
だから気にせず妹と仲良くしてくれ」
…お前達の責任じゃない
俺が命令して部下の手まで穢してんだぞ…
友「まーた“俺が命令してお前達の手まで穢してるんだぞ”とか考えてんのか?
馬鹿言ってんじゃねぇぞ、俺は自ら手を汚してんだ
馬鹿にすんなよ」
俺「馬鹿にしてはない・・
だが俺の命令で余計に汚してるのは事実だしさ・・
いや、スマン気負い過ぎだな」
空W隊長「・・・くっ!この馬鹿ボス!」バチン
俺「アリサ・・?どうしたんだ?
なにか嫌な思いさせてしまったか?
ごめんな・・あんな血生臭い戦場に連れていって・・」
アリサが俺の胸倉を掴む
…泣いてるのか?
俺は誰か泣かせてばかりだな…
アリサ(空W隊長)「そんなことじゃないですわ!
私はなにもしてませんがボスと一緒に戦えて嬉しかったですわ!
もっと・・私や部下を頼ってください!
私に・・背負わせて下さらないの!?
ボスだけが・・辛い思いをするのは堪えられませんわ・・」ウッ…ウウッ
俺「ごめんな・・
みんなさ・・辛い思いをしてるからここにいるわけだしさ・・
余計に背負わせたくないんだ・・
お前の事は家族くらいにしか思えないけど好きだしな」
アリサ「悲しい本音ですわね・・ありがとう、ボス
でも私達はそこまで弱くはありませんわ・・・」
友「・・お前の命令で余計に手を汚してるのは確かに事実だ、そこは否定しない
でもお前の命令で動きたいんだよ・・みんな
泣くなよ俺・・みっともない」アト、イチャイチャスンナ
俺「少し流すくらいなら良いだろ・・
俺は部下に恵まれてるよ・・」
友「シャルロッテもお前も心に溜め込み過ぎなんだよ・・
もうあいつはいないけどな・・
・・シャワー浴びてこい」
俺はシャワーを浴びた後作戦の成功を祝ってちょっとした宴会に参加した
祝う事じゃ無いがみんなも酒を飲んで忘れたりしたいのさ…
酔ったアリサには説教くらったけどな!
こいつには飲ませるなって言ってあるだろうが…
宴会の後少し休みまた友にボス代理を頼み
シャルロッテの墓に手を合わせ…基地へと帰還する あxs
最終更新:2013年01月30日 14:35