魔人と呼ばれる俺 最終章前編「Operation-Judgment」

[[俺「ストライクウィッチーズだってね。」>http://dat.vip2ch.com/read.php?dat=02365]>>782-816,838-858





――――――――

早朝…滑走路

友2「二人とも遅いな・・」

あれから既に6時間が経っている
ストライクウィッチーズは既に就寝中
格納庫にある部屋で寝ているウィッチも居たがあそこはボスの部屋だったような…

あ、帰ってきた…でもアリサだけだと?

アリサ「ただいま戻りましたわ、友2さん
    私だけが帰ってきた意味・・大体はわかってますわよね?」

重かっただろうこの魔銃を休み休み運んできたのか…
通信で言えば手伝ってやったのに
しかし最悪だな…後少しだった筈なのにさ…

友2「もう少し時間に余裕が有った筈だぞ・・理由を説明してくれ」

アリサ「例の改造ネウロイが出現して・・余力の無いウィッチは使えないと言って一人で行きましたわ・・
    今頃はもう・・」

友2「・・魔神を殺すには同じ魔神の力のみ
   適格者候補をあいつは残している筈だ
   誰なんだ?」

アリサ「ボスの元義妹さんとその彼女の大切な人に託したようですわ
    残酷なお方ですわ・・」

あいつ…頭大丈夫なのか?
なんで二人なんだ…

友2「大丈夫だ、何もかもめでたしとはいかないけど手はある
   少しウィッチ達に休養を与えてから馬鹿を連れて帰りに行こう」

――――――――

朝だから全員食堂に集(ry

ミーナ「えーと・・貴方達は・・」

友2「俺は友2と言います・・一応特務少佐です
   暫くよろしくお願いします」

アリサ「わたしはアリサと言いますわ・・一応特務中尉ですの
    暫くよろしくお願いしますわね」

ペリーヌ「キ、キャラがわたくしと被ってますわ・・」

エイラ「口調だけダロー?
    それはそうとサー、俺はどこに居るんダ?」

友2「ボスはちょっと出掛けている
   ってもうボスじゃなかったな」

アリサ「わたしはまだ彼をボスだと思ってますわ!
    薄情ではありませんか?友2さん!」

友2「そう怒鳴るなよ・・
   別にあいつを見限ったわけじゃないんだからさ・・」

ミーナ「二人にまず一つ聞きたい事があるのだけれど良いかしら?
    どうして俺さんをボスと呼ぶのかしら?」

友2「ヴィルケ中佐はとっくにボスの素性を知ってるものかと思ってましたが・・
   ユーティライネン中尉・・本当に黙っていてくれたんですね」

全員がエイラの方へ向き直る
悪いな俺、秘密にしておくのは良くないと思うからな

エイラ「わ、私は俺がボスって呼ばれる理由までは知らないゾ!?」

ゲルト「じゃあ他の事は何か知っているのか?」

エイラ「マズイゾ・・これ暴露したら俺に嫌われるカナ・・
    あ、でも俺が悪いよナ・・また私とサーニャに挨拶しないで行ったんだカラ
   そうだ、友2少佐に脅されて仕方なく・・」

友2「やめてくれ!俺が嬲り殺しにされるから!
   俺達があいつをボスと呼ぶ理由は俺が話すから君は知ってる事を話してくれ・・」

え゛、私声に出してたノカ!?

サーニャ「元気出してエイラ・・このチョーカーが有る限りきっと大丈夫よ・・」

意味がわからないゾ…サーニャー…

友2「話しを続けよう
   俺達は表向きには存在しない統合傭兵戦闘集団・・通称“レギオン”に所属している
   あいつはそこのトップだ」

今は徐隊されてしまったがそのうち復帰するだろうからこれで良いだろ

友2「あいつはあいつなりに世界を護ってきた
   各国の特務を熟して理不尽を壊し・・例えその身を血に染めながらもな」

アリサ「まあ貴方達には理解は出来ないでしょうね」

友2「アリサ、ここの人達に悪意は無いから落ち着くんだ
   はい、深呼吸ー」

アリサ「わたしは子供じゃないですわ!」

友2「あ、ユーティライネン中尉、そろそろ暴露お願いして良いですか?」

エイラ「しょうがないナ・・言ってヤルヨ!
    俺は・・俺はサーニャの・・」

言葉を続けられない…サーニャはあいつの事が多分好きダ…いくら元義兄でも一応昔はサーニャのお兄さんだ
ついでに私も知っててサーニャに黙っていた
サーニャはきっと怒るヨナ
…でもいつまでも知らないままは可哀相ダ…言ってしまおう

エイラ「サーニャの・・元義兄ダー!」

友2「俺はフランカの血の繋がったお兄さグホッ!?」

アリサ中尉が友2少佐の腹部を殴る
痛そうダナ

アリサ「なにさらっとセコい真似して便乗してるんですの!
    ユーティライネン中尉に謝りなさい!」

友2「ごめんよ・・」

サーニャ「エイラ・・なんで黙ってたの?」

エイラ「俺に口止めされてたカラ・・
    俺が”サーニャとは自然に過ごしたいから“ッテ・・
    ごめん・・サーニャ・・」

友2「俺・・軽く無視されてない?
   まあ良いか、とりあえず暫くネウロイは絶対来ないから
   ストライクウィッチーズには今日と明日の2日間休暇を過ごしてもらう」

ミーナ「色々言いたい事があるのだけれど何故断言出来るのかしら?」

友2「今は説明出来ないけど絶対ですから
   明日の夜、話します」

ミーナ「それで信用出来ると思いますか?」

友2「・・好きにすれば良いですよ
   明日の夕方から夜辺りにここでブリーフィングを行います
   後の戦闘では俺はフランカとボスのお気に入りしか護らないです
   英気は養えよ」

アリサ「わたしもルッキーニ少尉とユーティライネン中尉とリトヴャク中尉だけしか護りませんわ
    せいぜい他の8人は悔いの無いように過ごす事ですわね」

この基地では部外者である俺達は食堂を後にする
どこで暇を潰そうかな…

――――――――

友2「アリサ・・あれは言い過ぎだろ
   ボスが悲しむぞ?」

アリサ「わたしはボスと友2さんの心遣いを蔑ろにする人は大嫌いですわ」

友2「だからってな・・
   まだ協力して貰わないといけないんだからさ・・」

アリサ「友2さんが言えたことでも無いですわ
    妹さん幻滅してたりするかもしれませんわよ?」

友2「あいつに感化されたのか嫌われようがフランカが無事なら良いかって思ってきてな」

アリサ「相変わらず溺愛してますわね・・
    それより友2さん、お腹が空きましたわ」

友2「あいつの部屋に食べ物あったかな・・」

――――――――

友2達が出て行った後の食堂

ゲルト「な、な、なんなんだ一体!?
    レンコンだかなんだか知らないが頭が混乱してきたぞ!
    俺がサーニャの元義理の兄で友2少佐がルッキーニ少尉の兄!?
    いきなり過ぎるぞ!」

シャーリー「おい、ルッキーニ?大丈夫か?」

ルッキーニ「あたしにお兄ちゃんが居たなんて知らなかった・・」

もっさん「しかしミーナ、やはり休養も必要だろう
     別にあの二人を信用してはいない
     だが今日の午後、明日の午前、午後に分散して取らせれば万が一何かあっても対応出来るだろう」

ミーナ「そうねぇ・・やっぱり自分で買いたい物とかもあるでしょうしね・・
    良いでしょう、明日の夜まで休養、外出は3回にわけて行い在留組は各自自主トレを怠らないように
    今日の午後組はそうねえ・・宮藤さん、リーネさん、フラウ、トゥルーデで良いかしら?」

エーリカ「私とトゥルーデ抜きで何かあった時大丈夫?」

ミーナ「何かあった時の為でもあるのよ?
二人なら冷静な判断で対応出来ると考えたのよ」

ゲルト「なるほど、悪く無いな(宮藤に可愛い服も着せられるしな!)
    そうだ、ミーナも明日休養を取れば良い
    取る気は無かったのだろうが根を詰めすぎるのも良くない」

もっさん「そうだな!私とペリーヌの三人で行こうじゃないか!
     なに、明日はバルクホルンが居るから大丈夫だろう」

ミーナ「でも・・大丈夫かしら・・」

ゲルト「心配するな、ミーナ
    何かあったら良い策でも考えてくれれば良いさ」

ミーナ「わかったわ・・
    サーニャさん達には休養中だけど夜間哨戒も頼みたいですし・・シャーリーさん、ルッキーニさんは二人と一緒に明日の午後からで良いかしら?」

シャーリー「ああ、構わない
      今のうちに何が必要か見ておかないとな
      行こうか、ルッキーニ」

ルッキーニ「うん・・」

私とサーニャを除いてみんな食堂から出ていく
気を遣ってくれたのカナ…

サーニャ「エイラ・・泣かないで・・
     エイラも辛かったよね・・」

サーニャ…相変わらず優しいナ…
でもその優しさが余計に辛いヨ…

エイラ「サーニャ・・私にはどうすれば良かったのかわからないヨ・・
    始めはサーニャは覚えてないかもしれないし混乱させない為に黙ってたケド
    サーニャは覚えててサ・・
    すぐに教えてたかったケドサーニャに本当の事を教えれば俺が居辛くなって何処かに行ってしまいソウデ
    でも黙ってたら俺は居てもサーニャは本当の意味で会いたい人に会えナイ
    考えれば考えるだけごちゃごちゃになってわからなくナル・・」

サーニャ「大丈夫よ・・エイラ・・
     お義兄様・・いいえ、俺さんには私も謝るから
     俺さんはきっとここに居てくれるから・・」

――――――――

食堂の外の壁

???「おい、ボス?あの娘泣いてるぞ?
    可哀相なユーティライネン中尉」

もう俺はボスじゃない
エイラには辛い思いをさせてしまったな…

???「じゃあ相棒で良いか
    相棒はこれからもっと酷い事を押し付けてしまうのに今更悔いても仕方ないだろ?」

涙の手向けは俺の渇望するもの…だ
サーニャと一緒に一生居てくれと頼んだんだ
二人で乗り越えて欲しいな

???「涙の手向けは相棒の渇望するもの・・か
    よくわかるよ・・相棒の歪んだ夢だからな」

そろそろ行くか…あまり長居したく無い

???「だな・・女の涙は堪えるもんだ」

――――――――

ちょっと戻って再び食堂

サーニャ「大丈夫よ・・エイラ・・
     お義兄様・・いいえ、俺さんには私も謝るから
     俺さんはきっとここに居てくれるから・・」

エイラ「サーニャ・・今言うことじゃ無いケド・・聞いて欲しいンダ
    私は・・俺の事が好きダ!
    でも同じくらいサーニャの事も好きナンダ!
    同性だけど・・おかしいだろうケド好きナンダ!」

言ってしまった…嫌われるカナ…
でも心は清々している
なるようになれ!

サーニャ「私は・・どうなのかな・・
     エイラは大切な人だし私も好きよ?
     でも私は俺さんの事本当に異性として好きなのかな・・」

エイラ「どうなんダロ・・
    でも俺がサーニャの元お義兄さんだって知る前からサーニャは好きだったなら異性としても好きナンダヨ」

サーニャ「なら・・好きなんだろうね
     ありがとう、エイラ」

エイラの頬に両手をあて軽く口付ける
エイラは放心しちゃったけど耐性少ないのかしら
はやく戻って来て下さいね、俺さん

――――――――

時間を少し戻し格納庫

シャーリー「あいつは・・ここで待ってるんだ、ルッキーニ」

ルッキーニ「う、うん・・」

ルッキーニを置いて格納庫の中に入る
あの人は見るからに信用出来そうに無い

シャーリー「ルッキーニのストライカーに何してるんだよ!」

友2「別に、今より性能を高める為に弄っていただけです
   整備班長には許可を貰っていますしね
   不安ならおかしい所が無いか確かめれば良いですよ、イェーガー大尉」

言われなくても確かめるさ!

友2少佐がルッキーニを一瞥して格納庫から出ていく

シャーリー「ルッキーニ!ちょっとこっちに来てくれ!」

ルッキーニ「なにー?シャーリー!」

ルッキーニが駆け寄って来る
ストライカーは見た所異常は無い
だが念のため起動テストをしておきたい

シャーリー「ルッキーニ、ちょっとストライカーを履いてエンジンを回してみてくれるか?」

ルッキーニ「うじゅ?良いよ?」

言われた通りストライカーを装着しエンジンを回してみる
詳しいことまではわからないけれど性能が上がっているのはなんとなくわかる

シャーリー「あれだけの調整で性能を上げたのか・・
      しかも異常は無さそうだ・・」

アリサ「あら、友2さんが変な改造をするとでも思ってましたの?」

背後から声がする
振り返り誰かを確かめる…ああ…特務中尉か

シャーリー「お前は・・俺の部下のアリサ特務中尉」

アリサ「アリサで結構ですわ
    くだらない階級ですけれども一応貴方は大尉ですし?」

理由はわからないけれど彼女は501stが嫌いらしい
ただエイラとサーニャだけは例外らしい

シャーリー「じゃあアリサ、いきなり来た人を信用出来ると思うか?」

アリサ「出来るわけないじゃないですか
    でも友2さんはルッキーニさんのお兄さん
    少しは信用してあげて欲しいものですわ」

友2「アリサ、余計な事を言わないでくれ
   気に入らないなら勝手に元に戻すさ
   ほら、行くぞ」

いつの間にか戻って来た友2特務少佐に呼ばれアリサが背を向ける

アリサ「失礼しましたわ、友2さん
    行きましょうか」

ルッキーニ「待ってよ!お兄ちゃん!」

つい呼び止めてしまう
本当にお兄ちゃんなのかあたしにはわからないけど…

友2「・・なにか?」

つい足を止めてしまった…自分から暴露しておいてなんだが
やはり今更兄貴面出来ないよな…

ルッキーニ「本当にあたしのお兄ちゃん・・なの?」

友2「そうだな・・
   信じるか信じないかはフランカ次第さ」

ルッキーニ「うじゅ・・
      そうだ、明日街に行くけど一緒に行こうよ・・」

わからないけどお兄ちゃんが居るというなら仲直りしてみたい
駄目かな…

友2「運転手として始めから行くつもりだ
   ・・もう良いか?」

アリサ「あらあら、友2さん久しぶりですからって対応が冷たいですわよ?
    私一人で大丈夫ですからここでルッキーニさんの相手をしていればいいですわ」

友2「お、おい、余計な気を使わなくても良いぞ」

結構気まずいんだからな?

アリサ「何言ってるんですか、ここで渡しておきなさいな
    では、わたしはこれで失礼しますわ」

友2「悪いな・・後で行く
   さて、無理にお兄ちゃんだと理解させるわけにもいかないし
   今更兄貴面も気軽に出来るものでない訳です
   イェーガー大尉にはこれを渡しておきます・・好きに使ってください
   それでは明日の午後にまた」

黒いスーツケースを置いて格納庫を後にする
まあ中身は言わずもがな金だ
別に大した意味はない、ただ妹に好きなものを金を気にせず買ってやって欲しいだけだ

そんな俺をフランカが追って来る
なんだろうか…
立ち止まり振り返ると抱き着かれる

ルッキーニ「もう何処にも行かないでよ・・お兄ちゃん」

友2「お前にはイェーガー大尉もみんなも居る・・
   暫くは俺も居るけどまたフランカ達が困った事にならないように世界中を飛び回ったりしないと駄目なんだ
   わかってくれ・・」

ルッキーニ「嫌だよ・・」

友2「困ったな・・じゃあ一つ約束しよう
   いつか巣を破壊して501stが解散したら俺達と一緒に行こう」

ルッキーニ「シャーリーも一緒に行っても良い?」

友2「ああ、構わない
   イェーガー大尉が良ければね」

シャーリー「あたしは別に構わないけどさ・・」

ルッキーニ「約束だかんね!」

友2「ああ、約束だ」

あいつの気持ちと苦労が少しわかった気がする…

――――――――

翌日朝…俺の部屋前

友2「早く見付けないとな・・何処に置いたんだろうな」

アリサ「多分机の上じゃ無いでしょうか」

俺達がこれから探すのは一冊の本
中は多分白紙な赤黒いカバーの掛かっている代物だ

部屋に鍵は掛かっていないようなので静かに開き…入らずに静かに閉めた

アリサ「どうしましたの?
    何があったんですの?」

友2「あー・・いや、こう・・入れる空気じゃなかった」

アリサ「よくわかりませんがその空気を壊せば良いのですわ」

アリサがドアの前に立ち強くノックする

ちょっと!やめてあげて!

アリサ「誰もいませんね!入りますわよ!」

エイラ「ち、ちょっと待ってクレ!誰ダヨ!?」

アリサ「慌てなくても待ちますわよ・・アリサ特務中尉ですわ
    それと友2特務少佐です
    少しこの部屋に用が有って来ましたの」

エイラ「わかった・・ちょっと待っててクレ」

暫くしてドアが開かれる

エイラ「用って何ダヨ・・
いま中に入れるわけには行かないんダヨ」

友2「そうだろうな・・
   用は一冊の赤黒いカバーの本だ、中は多分白紙なんだが・・そこにあるか?」

エイラ「・・待ってロ」

再び中に戻りすぐに戻って来る
仕事が速いな

エイラ「これなのカ?」

友2「ああ、これだ・・邪魔したな
   お昼までゆっくりしているといい」

エイラ「・・また昼にナ」

俺とアリサは部屋の前を後にし格納庫から出る
疲れるな…

アリサ「禁術書の原典は入手出来ましたけれど
    今は使い道無いですわね・・」

友2「あの二人が読まないように一時的に預かるだけだ
   本来の所有者はボスだが力を分けられたあの二人も今は読めてしまうんだよ」

アリサ「そうでしたわね・・すっかり忘れてましたわ」

友2「アリサ・・手はあるが覚悟はしておけよ?」

アリサ「はい・・ですわ」

――――――――

午後…休暇組

友2「えー・・ボスの命令で運転手を勤めます
皆さんは存分に休暇をお過ごし下さい」

シャーリー「どうしてあたしじゃ駄目なんだよ!」

友2「ボス曰くスピード命のイェーガー大尉の運転では事故はしなくても可愛い妹分達が気絶しそうだから
   と言ってましたので・・」

そんな事は言ってないけどね!
まあ、あいつは言いそうもないしこんな冗談信じるわけ…

エイラーニャ「・・・・・」ポケー

あ、駄目だ…信じてしまってる

友2「ま、まあ行きましょう
   時間も惜しいですし」

――――――――

ローマ

友2「さぁ、四人とも行ってこい
   時間には戻れよ」

シャーリー「・・これは返すからお前も来い」

友2「ばーか、俺にはこの使い道しか無いんだよ
   最近の流行とかフランカの欲しいものはわからんからお前が何か買ってやってくれ
   ただ付いて行く分には行っても良い
   ああ、ユーティライネン中尉達にもボスから金を預かってるから好きな物を買ってきなさい」

エイラ「こんな大金・・貰えないゾ」

友2「ああ・・大金だな・・
   まあボスからすれば端金だけどな・・
   あんまり気にせず行ってこい」

どんだけ大金入れてんだよあいつは…

エイラ「・・わかったヨ」

サーニャ「頑張って下さいね?友2さん」

そう言って二人が人混みに紛れていく
…頑張って下さい…か
よく言われたもんだ

友2「じゃあ行くか・・フランカ主導でよ」

――――――――

エイラーニャデート

サーニャ「どこ行こっか、エイラ」

エイラ「うーん・・ジェラートでも食べようカ、サーニャ」

サーニャ「そうしよっか」

今日のサーニャも可愛いんダナ
朝はびっくりしたンダナ…いきなり友2特務少佐達が来るんダカラ
もっと空気読んで欲しかったナ

サーニャ「エイラ?どうかしたの?」

エイラ「なんでもないヨ・・」

それから二人で別のジェラートを頼み食べさせ合ったり服を見に行ったりした

俺!私サーニャとイチャイチャ出来てるヨ!
でも俺がいないのは残念ダナ…
早く帰って来て欲しいンダナ…

サーニャ「エイラ・・俺さんならすぐに戻って来ると思うわ・・」

エイラ「ウン・・サーニャも早く帰って来て欲しいって思うダロ?」

サーニャ「そうね・・私達って気が付けば俺さんに依存してるもんね・・
     俺さんが帰って来たらまた休暇を取って三人で来ましょう?」

エイラ「そうダナ・・
    そうだ、ロケットを買って俺にプレゼントしようカ!」

サーニャ「良いわね・・私達の写真でも入れよっか」

――――――――

さらばローマ

友2「良い休暇を過ごせたかい?二人とも」

エイラ「ばっちりダヨ
    俺へのお土産も買ったシナ!」

友2「そうか・・」

サーニャ「友2さんはどうでしたか?」

友2「あー・・まあ女の買い物は大変だと知ったよ

   そうだ、ボスの話でもするか
    もう知ってるかもしれないがボスはリトヴャク中尉の名付け親なんだよ・・
    と言っても名前を決めただけなんだがな」

サーニャ「知らなかったです・・」

友2「ボスは君とは色々対なんだよ

白百合と黒百合
アレクサンドラとアレクセイ
表と裏
天使と悪魔

まあ最後のはボス自身の評価だけどね」

エイラーニャ「「俺(さん)は悪魔じゃないゾ」です」

友2「まあ二人にはわからないと思うよ・・この皮肉は」

シャーリー「あたしにもわからんぞ」

ルッキーニ「あたしもわかんないー!」

友2「訂正、表の君達にはわからないものだよ
   俺も手を汚した事は無いから完全にわかってる訳じゃ無いしね・・
   はい、到着だ
   これからブリーフィングを行うから
   各自荷物を置いたら昨日連絡した通り食堂に集合するように」

――――――――

夕方~夜…食堂

友2「さて・・始めよう
   俺とアリサで決めたがユーティライネン中尉、リトヴャク中尉以外は強制しない事にした
   まあ他のウィッチ達も参加すると思うがな・・
   これから行う作戦はボスが立案した俺から言えば最悪な作戦だ
   その名もOperation-Judgment
   ・・内容は多くの人を殺し、殺した数より多くの人を救った罪人へ判決を下す計画・・」

アリサ「もうおわかりでしょうが・・」

ミーナ「・・・・・」

坂本「そんな作戦に参加するわけないだろう・・」

ミーナ「少佐・・そういうわけにも行かないのよ・・」
友2・アリサ「「つまりこれは・・ボスの立案した魔神と化したボスの処刑計画」」

嫌な作戦立てやがって…素直に従うことはないが最悪作戦通りにことが進むだろう

場の空気が凍る
まあ仕方ないよな…

サーニャ「そんな・・冗談・・ですよね?」

エイラ「私達に引き金を引けと言うノカ!?」

友2「落ち着け・・なにも計画通り殺すわけじゃない
   状況を説明しよう、ヴィルケ中佐には説明したがボスは今禁術の使い過ぎで魔神と化している」

アリサ「先日の戦闘の後、改造ネウロイが出現してボスは満身創痍な貴方達を気遣って独り戦いに行きました
    貴女達が強ければこんな事にはなりませんでした!
    あの戦闘で貴女方は撃たれても怪我をしてなかったでしょう?
    全部ボスが肩代わりしたんですのよ!?
    今までボスが手を汚してまでどれだけ貴女達を助けたか・・」

友2「アリサ・・黙っていろ
   あいつの気持ちを踏みにじるつもりか?」

冷静に見えて凄い怒気が部屋に満ちていくのがわかります
正直戦場に出た事の無い人はちびりそうです
震えているリーネちゃんちょっと可愛いです。by宮藤

アリサ「ご、ごめんなさい・・」

友2「・・話に戻ろう・・殺さなくても手はあるんだ
   今、君達二人には魔神の力が魔銃一発分ずつそのチョーカーに込められている
   それを砲撃では無く“リジェクション”に使って欲しい
   魔神の力だけを殺してくれ・・代償に関しては君達に枷られる事は無いから安心してくれ」

友2(本当はあいつは殺されたがっている…贖罪として
でもそんなふざけた夢は砕かせて貰うからな)

友2「二人には悪いがよろしく頼んだよ
   俺とアリサもサポートする
   頑張って下さい」

エイラ「やるしか・・無いノカ・・」

私に出来るのカナ…俺…

サーニャ「エイラ・・きっと大丈夫よ
     私達ならきっと出来るわ」

俺さんには後できつい罰を与えますからね!

――――――――

???上空

今日…やっと裁きが下る

異世界から来たウィッチ…シャルロッテとの約束は果たされた…
こうして人が神になる事は可能だった…悔いは無い…事も無いな
あの二人は無事結ばれただろうか?
大丈夫だとは思うが心配だ

???「相棒は優しいな・・私は相棒を通して世界を味わった…未練も無い」

お前も相変わらず狂った魔神だよ
俺と似たのだろうか

???「さぁ・・どうだろうね
    まあ君に似たというのは私としては光栄だよ
     狂った魔人・・優しき狂った殺戮者」

褒めてんのか貶してんのかわからんぞ

???「私なりに褒めてるんだよ
    私からすれば最高の賞賛だよ

    来たぞ・・処刑人が」

ああ…全員近付いて来たのがわかるよ…

始めようか…狂った人形劇“ディヴァン・ギニョル”をな!
最終更新:2013年01月30日 14:37