またとある休日、朝
俺「あぁ~。朝練後の風呂は気持ちよかった」ホカホカ
テクテク
バルクホルン「起きろおおおおおおお!!!」
俺「あっ、大尉の声だ」
俺「またエーリカの事で怒ってんのか」
コンコン
俺「大尉?」
ガチャ
バルクホルン「中尉か。何か用か?」
俺「いや、たまたま通り掛かったら大尉が怒鳴ってたんで」
俺「エーリカですか?」
バルクホルン「あぁ。これを見てくれ…」
俺「うわぁ…」
バルクホルン「この前片付けたばかりなのに、ものの数日で何故こうなる…」
俺「ある種の才能だなーこりゃ」
バルクホルン「こんな才能必要無い!いい加減起きろ、ハルトマン中尉!!!!」
エーリカ「あと一時間~」zzz
バルクホルン「いい加減にしろー!!!!!」
俺「まぁまぁ落ち着いて」
バルクホルン「これが落ち着いていられるか中尉!!このだらし無さ!この汚さ!それに私のジークフリート線まで越えているのだぞ!!!カールスラント軍人としてなっとらん!!!」
俺「いや俺に言われましてもねぇ」
エーリカ「トゥルーデうるさいー」zzz
バルクホルン「き~さ~ま~」ゴゴゴゴゴ
俺「はははっ…」
俺「あっ!!大尉ちょっと」
バルクホルン「なんだ!!俺中尉!!!」
俺「えーと、とりあえず俺に話を合わせて下さい。」ヒソヒソ
俺「そういえば朝の訓練後に食べようと思ってた美味~いお菓子があるんですが、大尉も一緒にどうですか?」(棒読み)
エーリカ「」ピクッ
バルクホルン「本当か!?それは楽しみだ!」(棒読み)
俺「エーリカは寝てますし、俺達、二人で食べましょうか」(棒読み)
バルクホルン「そうだな!だがこの部屋は汚い。俺中尉の部屋で食べることにしよう!」(棒読み)
エーリカ「お菓子!!!」ガバッ
エーリカ「もう起きる!部屋も片付ける!だから私にもお菓子頂戴!!!」
バルクホルン「物で釣られるとは…」
俺「まぁいいじゃないですか。成功したし、やる気もあるみたいだから」
エーリカ「おっ菓子~!おっ菓子~!」
バルクホルン「全く…都合のいい奴だ…」
俺「俺も手伝いますよ大尉」
バルクホルン「助かる…」
ガサゴソガサゴソ
エーリカ「まだ半分もある…」
バルクホルン「自業自得だっ!」
俺「おっシャーリーか」
バルクホルン「ッ!!何をしにきたリベリアン!」
俺「手伝うか?シャーリー?」
シャーリー「えっ、わ、私はー…」
エーリカ「終わったら俺が美味しいお菓子くれるってよ」
シャーリー「よしきた!任せろ!」
バルクホルン「お前ら…」
ガサゴソガサゴソ
数時間後
エーリカ「終わった~!」
エーリカ「俺!!お菓子は?」
シャーリー「疲れた~俺!お菓子ー!!」
俺「おし!持って来るから少し待ってろ」
エーリカ&シャーリー「早く早く~!」
バルクホルン「よくもまぁこんなにゴミを…」
エーリカ「凄いでしょ~!」
バルクホルン「褒めてない…」
俺「お待たせー」
エーリカ&シャーリー「遅いぞ!俺中尉!」
俺「申し訳ありません!ハルトマン中尉殿!イェーガー大尉殿!」
バルクホルン「フラウ…リベリアン…全くお前らは…」
バルクホルン「色々とすまない。俺中尉」
俺「構わないよ!これで部屋もすっきりしたな」
エーリカ「美味しーい!」パクパク
シャーリー「ホントに美味いなー」モグモグ
バルクホルン「お前らいつの間に!!」
エーリカ「早くしないとなくなるよトゥルーデー」
バルクホルン「ま、待てお前ら!」
俺「まだあるから好きなだけ食ってな」
ワイワイガヤガヤ
エーリカ「ふ~美味しかったー!」
シャーリー「美味しかったぞー俺!」
バルクホルン「確かに美味かった!ありがとう。俺中尉」
俺「別にいいって!それじゃ俺はこの辺で失礼するよ」
庭
俺「~♪~♪」
ルッキーニ「あっ俺~!」
俺「おっルッキーニか」
ルッキーニ「なにしてんの~?」
俺「訓練終わって昼飯まで時間があったから少し散歩をね」
ルッキーニ「また訓練してたのー?もう強いから十分じゃないの?」
俺「まだまだだよ。もっと強くなってみんなを守れるようにならないとな!」
ルッキーニ「うじゅ~…あっそだ!」
ルッキーニ「俺!俺にプレゼントあげる~!」
俺「おっなんだ?」
ルッキーニ「ひみつ~♪」
サーニャ「(俺さんとルッキーニちゃんだ…)」
サーニャ「何してるんだろう?」
ルッキーニ「こっちこっち~!」グイグイ
俺「ちょっ引っ張るなって!」
ポロッ、
カランカランッ
サーニャ「(行っちゃった…)」
サーニャ「?」
サーニャ「何だろうこれ?ペンダント?」
サーニャ「誰のだろう…?」
俺「(あれ?ペンダントが無い…どこかに落としたか?マズイな)」
ルッキーニ「着いたー!」
俺「ここは?」
ルッキーニ「あたしの秘密基地ー!」
俺「ほーよく出来てるなー」
ルッキーニ「んー」ガサゴソ
ルッキーニ「あった!」
ルッキーニ「はいこれ!プレゼント!」
俺「これは…飴玉?」
ルッキーニ「そっ!この飴おいしーんだよー!」
ルッキーニ「俺は訓練とか戦闘とか頑張ってるからプレゼント~!」
俺「ありがとな!後でいただくよ」
俺「そろそろ昼飯の時間だな。戻ろうか」
ルッキーニ「ご飯!ごは~ん!」
昼、食堂
ルッキーニ「じゃじゃ~ん!」
シャーリー「遅いぞールッキーニ」
ルッキーニ「えへへ~」
俺「遅れて申し訳ない」
シャーリー「俺も一緒だったのかー」
シャーリー「何してたんだ?ルッキーニー?」
ルッキーニ「えへへーひみつー!」
シャーリー「こいつー」グリグリ
宮藤&リーネ「お待たせしました。おかわりもどんどんしてくださいねー!」
一同「いただきま~す」
ワイワイガヤガヤ
一同「ごちそうさま~」
エイラ「ん?どうしたんだサーニャ?」
サーニャ「あっエイラ」
サーニャ「これなんだけど」パカッ
エイラ「ナンダソレ?ペンダントか?」
サーニャ「そうみたい。誰のだかわからないんだけど、中に写真も入ってて…庭に落ちてたんだけど」
エイラ「ドレドレー?」
エイラ「この写真小さい時のサーニャじゃないのカ!?」
サーニャ「ち、違うよ!!」
宮藤「エイラさん何見てるんですかー?」
エーリカ&ルッキーニ「なになに~」
エイラ「アッ!こらオマエラ!!」
宮藤「この写真サーニャちゃんじゃないの?」
サーニャ「だから違うよ…私この写真撮ったことないもの…」
一同ゾロゾロ
俺「(ん?なんだあの集まりは?)」
俺「それはっ!」
サーニャ「あっ」
俺「サーニャ!これをどこで?」
サーニャ「えと、庭に落ちてました…」
俺「あぁ~見つかってよかったー」
シャーリー「これは俺のペンダントなのか?」
俺「あぁ。拾ってくれて助かったよサーニャ!」
宮藤「ところでその写真の人は誰なんですか?」
エイラ「いつの間にサーニャの写真ナンテ!!!!」
俺「いやいや、これサーニャの写真じゃないぞ」
俺「これは妹だぞ」
一同「妹!!!!」
俺「な、なんだよ?そんなに驚くことか?」
宮藤「いえ、サーニャちゃんかなーって。ねぇリーネちゃん?」
リーネ「えっ。う、うん。そっくりですよ」
俺「そうか?そんなに気にはならなかったが」
オレサンニイモウトガイタンダー
サーニャトソックリー
ワイワイガヤガヤ
エーリカ「!!サーニャんサーニャん」
サーニャ「どうしたんです?ハルトマンさん?」
エーリカ「」ヒソヒソ
サーニャ「えっ?で、でも…」
エーリカ「いいからいいから~」
俺「ん?どうしたサーニャ?」
サーニャ「お…お兄ちゃんっ!」///
俺「………」ゴフッ
エーリカ「ほらサーニャん、もう一回!」
俺「急に…どうしたサーニャ?」
サーニャ「お兄ちゃん!」///
俺「あべしっ!!」バタッ
宮藤&リーネ「俺さん!?大丈夫ですか?」
シャーリー「だ、大丈夫か?」
バルクホルン「全くっ!だらしがないぞ俺中尉!!!」
エーリカ「サーにゃん!」ヒソヒソ
サーニャ「あ、あの」
バルクホルン「どうしたサーニャ?」
サーニャ「お、お姉ちゃん」///
バルクホルン「………」ブフッ
バルクホルン「ど、どうしたんだ…急(ry」
サーニャ「お姉ちゃん」///
バルクホルン「たわばっ」バタッ
ペリーヌ「た、大尉までっ!?」
エーリカ「あははは~やっぱりー」
エイラ「何がやっぱりなんだヨ?」
エーリカ「いや~俺を見た時にトゥルーデと同じ感じがしてさ~」
ミーナ「(全くこの二人は…)ハァ…」
坂本「賑やかでいいな!はっはっはっはっ!!!」
俺&バルクホルン「大尉(中尉)」
俺&バルクホルン「やはり…妹は……お兄ちゃん(お姉ちゃん)と呼ばれることは…いいものだっ」バタッ
ダ、ダイジョウブデスカー
シ、シッカリシテクダサイー
その日の夜、自室
俺「昼間は不意を突かれたな…」
俺「でもお兄ちゃんと言われたのは久しぶりだな」
俺「妹が生きていればサーニャみたくなったのかな」
コンコン
俺「ん?はいどうぞ」
ガチャ
サーニャ「あ、あの…」
俺「あれ、どうしたサーニャ?」
サーニャ「昼間はすいませんでした」ペコッ
俺「いや謝らなくてもいいって」
俺「久しぶりにいい思いさせてもらったから」
サーニャ「あの…妹さんって?」
俺「死んじゃったよ…戦争で…妹も親もみんな…」
サーニャ「………」
俺「生きていればちょうどサーニャちゃんと同じ位の歳になるのかな」
サーニャ「あの…ごめんなさい」
俺「なんで謝るんだ?」
俺「悪気があって聞いたわけじゃないんだし」
サーニャ「えっと…俺さんの妹ってどんな子だったんですか?」
俺「んー引っ込み思案で恥ずかしがり屋、でも根は真面目だったなー」
俺「自分が決めた目標に向かって自分一人で出来るよう頑張ってたな」
俺「今思えば子供ながらに結構しっかりしてたと思うなー」
サーニャ「俺さんと俺さんの妹さんは凄いですね」
俺「そんなことないよ。サーニャちゃんだって凄いじゃない」
俺「その歳でウィッチとして頑張ってるし、夜間哨戒の任務だってほぼ一人で頑張ってるじゃない」
俺「十分凄いよ」ナデナデ
サーニャ「…」///
サーニャ「そっそれじゃそろそろ戻りますね」
俺「あぁおやすみ」
サーニャ「あの…おやすみなさい。お兄ちゃん!」///
バタンッ
俺「ひでぶっ」ブシュッ
俺「はぁ…少し興奮して寝れん…」
俺「煙草でも」
テクテク
俺「ん?中佐の部屋から明りが」
コンコン
ミーナ「誰!?」
俺「俺だけど、まだ起きてたんですか?中佐」
ミーナ「俺さんですか。驚かさないでください」
俺「すいません。こんな遅くまで何やってたんです?」
ミーナ「執務の仕事とか色々ね」
俺「その書類全部か!?大変だなぁ」
ミーナ「えぇ。もう嫌になっちゃうわ…俺さんこそこんな時間に何を?」
俺「いやぁ、寝れないから煙草を吸いに行こうと思って」
ミーナ「あまり吸い過ぎないで下さいね。健康に悪いですから」
俺「善処します…」
俺「そうだ。何か手伝うことがあれば……って言っても無いですね」
ミーナ「執務仕事はさすがに頼めないわ。気持ちだけで嬉しいわ!」
俺「そうですか。それじゃ」
ミーナ「えぇ。おやすみなさい」
バタン
俺「そうだっと!」
コンコン
俺「中佐?」
ミーナ「あら?どうしたの?」
俺「コーヒー入れてきたから気分転換に飲んで下さい。遅くまでお疲れ様です。」
俺「疲れた時は糖分!って思って味は甘めにしといたんで」
ミーナ「ありがとう!いただくわ。早く終わるよう頑張るわ」
俺「頑張って下さいね」
ミーナ「えぇ。本当にありがとう。」
最終更新:2013年01月30日 14:43