労働意欲旺盛無職俺11

「ヨルムンガンド、鉄槌、破壊?」

前回


元の世界の緊急会議に呼ばれ、戻されてしまった俺
嫌々ながら世界に戻された俺は、501世界のほうが諦められなかった
そして、俺がうじうじとなやんでいたところ、母上に叱咤され、501世界の方に転職を決意する
覚悟を決め、俺は道を走った
ヤンキーを倒し、刀をとって、書かれていないがお金を引き出しいろいろとかった

一方501世界ではエリートが一人たらないまま、作戦へと向かうのであった




~501世界、朝十時前、空にて~



もっさん『もうすぐか・・・。こいつを落とさねば、ロマーニャは滅ぼされるぞ。なんとかしてもヤツを倒し、人々を守るぞ!』

シャーリー『了解!ルッキーニ大丈夫だぞ。私たちがそんなことはさせないさ。』

ルッキーニ『うん!私がやっつけてやるんだから!』


エイラ「サーニャ、私が守るカラナ!安心シロヨ!」

サーニャ『ふふっ、頼りにしてるわエイラ。』

ペリーヌ「エイラさんはサーニャさんのこととなったらそうですわよね。」


エイラ「ナ、ナンダヨ。ツンツンメガネだって、少佐のことになったらソウダロ!」

ペリーヌ「その呼び名はやめてくださいまし!それに私は少佐を慕っているだけですわ!」





リーネ『敵は・・・あれですかね・・・?』

バルクホルン『でかいな・・・。あんなのが空に浮いてるとは・・・ある意味壮観だ。』

シャーリー『だけど、あれを落とすのも壮観じゃないか?』

バルクホルン『ふっ、珍しく意見が合うな。あんなもの壊してやるさ。』


芳佳『でも無理はしないでくださいね、バルクホルンさん。』

バルクホルン『み、みやふじ。だ、大丈夫だ。安心しろ。』

ミーナ『勝手なことしたら、芋の皮むきじゃすまないわよ?』ニコ

バルクホルン『りょ、了解だ!』


エーリカ『大丈夫だよ、トゥルーデ。私がそんなことさせないから。』

バルクホルン『あ、ああ。ハルトマン、いくぞ。』

エーリカ『うん!もうすぐだね~。』



ミーナ『フラウだいじょうぶ?無理しないでね。』

エーリカ『大丈夫だよミーナ。あ、そういえば、トゥルーデもありがと!昨晩一緒に寝てくれたんだよ~。』

ミーナ『ふふっ、家族だもの。』

トゥルーデ『ふっ、もちろんだ。さてもうそろそろだな。』



さっきと違い遠目ではなく、近くでみると・・・大きい・・・


予想をしてたけど、やっぱり実物をみると違う・・・



ミーナ『美緒、コアはどこかしら?』

もっさん『ああ、さてコアは・・・。』

もっさん『コアは予測どおり機関部だ。作戦通りにいくぞ。無理はするなよ!』

ミーナ『みなさん、ここで落とすわよ!一歩たりともロマーニャにふみこませないように!』




『ストライクウィッチーズッ!!全機戦闘開始ッ!!』

『『『了解!!』』』




空の舞姫、ウィッチたちによる一斉攻撃が開始される

彼女らの勇気はある意味蛮勇にも近いかもしれない

なんせ、自分の数十倍、百数倍もある敵と戦いそれに勝とうとしているのだから


だが、彼女らは強い


今まで一体何機のネウロイがやられてきただろうか


ストライクウィッチーズの前に敵なし、そういっても過言ではなかった




銃の音があたりに響き渡り、光や空気があたりを満たす

ネウロイも自分の天敵、とでもいう敵が今まさに自分を消そうとしてくることに抵抗しようとする

辺り一杯に赤い光線が放出され、雲を裂き、海をはじく

まさにハリネズミのようである




シャーリー『ひゃあ~、こりゃすごい攻撃だな・・・。』

バルクホルン『今までこれほどのものは見たことないな・・・。』

もっさん『かなりの光線の数に、威力も半端ではないな。主砲には全員気をつけろよ。』


エーリカ『さすがにネウロイも本気かな。いっくよ~シュトルム~!』

悪魔、いや天使だろうか、風の翼を纏いヨルムンガンドのそばを通り過ぎていく

この疾風は攻撃魔法の中じゃ強力な部類であろう

しかし威力は十分だが、なんせ敵の体が大きいため無理が生じる

しかもすぐに再生しはじめた



そしてその反撃と言うふうにとてつもない主砲が発射される


ネウロイ「キウィィィイィィ!」ドゴォォォォォォォン



雲を貫き、あたり一体空を消し去るが如く宇宙に向かって轟音と共に放たれる



エイラ『これにあたったラ、痛いじゃすまないナ。まぁ当たらないケドナ。』

エーリカ『あたりの雲が全部消えたよ・・・。再生速度もどうなってんの?』

ミーナ『再生速度が半端ではないわね・・・。この質量でこの巨体で再生が2倍・・・ちょいかしらね。厄介だわ。』

エイラ『中佐、艦の先端の装甲が硬くて穴がアケラレナイゾ!』

ミーナ『坂本少佐お願いできますか?』

もっさん『まかされた!烈風丸よ、いくぞ!』




バルクホルン『はぁぁぁぁぁぁぁぁ!』ガガガガガガガガガ

エーリカ『そりゃ~。』ガガガガガガガ

芳佳『リーネちゃん!』ダダダダダダ

リーネ『うん!ミーナ隊長、突入準備できています!』




サーニャ『報告します!小型が・・・・5・・10・・・・・20。小型が20こちらに向かっています。あと30分で接敵。
      さらにヨルムンガンドの中から10機ほど・・・でてきます!』


もっさん『くっ、こざかしいな!』

ペリーヌ『少佐!おまかせください!』

エイラ『私もやるゾ!サーニャ、私が先に行ク!』



サーニャ『うん。エイラ気をつけて。・・・きた。』カチャン ドシュドシュドシュ

エイラ『オリャァァァァァァ!』ガガガガガガガガガガ

パリィンパリィンパリィン


ペリーヌ『こぼしてましてよ!トネールッ!』スッ バリバリバリバリ

ドガガガガ パリパリィンパリィン パリィン



シャーリー『ヒュー!さっすが!ルッキーニ、私たちもいくぞ。そーれぃ!」ブン

ルッキーニ『ひゃー!そりゃー!』ヒュン

ドガガガガ パリィンパリパリィン・・・




ミーナ『小型は掃討できたようね。美緒!』

もっさん『承知した!切り裂けっ!烈・風・斬ッ!!』シュィィン



いつもより気合でもはいっているのだろうか

刀の権化である大きい青白い斬撃がネウロイを今にも切り裂かんと襲い掛かる

空を裂き、青光が大きい音とともにぶち当たる



もっさん『よし!空いたぞ!四人進入しろ!』

四人『了解!』



~敵の内部~

バルクホルン『各自役割に集中せよ。なんとしてもコアを壊すぞ。』

芳佳『了解です!やっぱり攻撃が・・・シールド!このまま突っ切ります!私の後ろへ。』

エーリカ『ミヤフジもあまり無理しないようにね。私たちもまだ余力はあるし。』

芳佳『いえ、これが私の役目ですし、これぐらいしかとりえがありませんから。えへへ~。』


リーネ・バルクホルン「そんなことないよ(ぞ)!!」


芳佳「へっ?あ、ありがとう・・・ございます!くっ!」バシッ バシッ


エーリカ「見えた!隔壁がやっぱりある!」

リーネ「任せてください!」カシャ ドォン!

ドガァァァン

芳佳「さすがリーネちゃん!」

バルクホルン「感謝する!ハルトマン、突入だ!」カシャ

エーリカ「了解!」カシャ





~機関部~


エーリカ「なにこれ・・・。」

バルクホルン「なんて大きいコアだ・・・。・・・撃ち壊すぞ!」

エーリカ「うん!」カシャ ガガガガガガガガ

バルクホルン「はぁぁぁぁぁぁ!」ガガガガガガガガ



二人は尽きることない弾丸の雨を赤い核に向かって滾々と降らせてゆく

銃音が反響し、何度も耳に飛び込んでくる

コアにくらべれば小さい弾丸ではあるが、満たされればもちろん破壊される




エーリカ「あと少し!・・・終わりッ!」ガガガガガガガ

ピシピシッ パキィィィィィィィィィィィン


バルクホルン『コアを破壊した。ネウロイが消えていく・・・。』



ミーナ『おつかれさま。二人ともでてきて。』

バルクホルン『ああ。壁が崩れていくな。これで出れそうだ。』





ネウロイが空に散る雪のように消えてゆく

粉々になったネウロイの破片は当たり一面に輝き、幻想的な世界を作り出していた・・・

いくら大きいといってもやはり彼女たちの敵ではなかったのだろうか




エイラ『・・・・・・。みんな気を抜くナヨ。まだなにかアル!』

サーニャ『エイラのタロットはタワー・・・。』

シャーリー『でもコア破壊したんだぞ。もう終わりさ。」



ペリーヌ『・・・・・そうであってほしかったですわ。本当に、ネウロイには毎回驚かされますわ・・・。」

リーネ『ネウロイが・・・復活していく・・・。そんな・・・。』



もっさん『どういうことだ!?確かにコアは破壊したな?』

バルクホルン『間違いなく破壊した。ちゃんと割れるところまでこの見た。そのはずだ・・・。』

芳佳『・・・。これって破壊できないんですか・・・・?』

ミーナ『いえ、かならず破壊できるはずよ。美緒、手を。』

もっさん『なにをするつもりだ・・・?まぁいいが。』



もっさん『これは・・・!ふふっ、あながち破壊したのも無駄ではなかったようだ。コアがさっきより小さくなっている。』

ミーナ『そうね。それにさっきより砲門の数も少しだけ減っているわ。もう一度コアを破壊します。』

ルッキーニ『めんどくさい~。はやくおちちゃえばいいのに~!』



シャーリー『さっきと同じようにやればいいんじゃないか?』

ミーナ『さて、同じ手が通じるかしら・・・?再生までするんだから、色々構造を組み替えてもいいと思わない?』

シャーリー『まさか先端部分の装甲が厚くなってるとか?』

もっさん『そのとおりだ。どうするミーナ。』

ミーナ『ネウロイも俺さんみたいに馬鹿ね。コアの下の装甲が薄いわ。今度はサーニャさんのフリーガーハマーでこじあけて弾をプレゼントしてください。』

全員『了解!』




まさかこんなことになると思わなかっただろう

しかし彼女たちに揺らぎはない

むしろ若干の余裕さえ感じさせるほどだ

ヨルムンガンドの名がたたると思いはしなかったが、まだ倒れないならあと二度鉄槌を打ちつけるまでのこと

そう、言うのは簡単なことだ


面接受けてくるよ、のセリフのように
最終更新:2013年01月30日 15:08