―ロマーニャの街――
シャーリーの荒々しく運転する車両はとある商店の前に止まった
シャーリー「ふぅ、ルッキーニ、ここでいいのか?」
ルッキーニ「うん!ここのお店はいろんな物が売ってるから!!」
芳佳「行こう!ルッキーニちゃん、シャーリーさん!」
3人は店の中に入っていった
店の売り物としては服・食料品・雑貨などがある
宮藤はエイラに頼まれていた枕とバルクホルンに頼まれていた服を探していた
芳佳「エイラさんに頼まれていた枕はこれだ。あと、バルクホルンさんに頼まれた服っと」
宮藤はピンク色のカワイイ服を手に取った
芳佳(これでいいかな?)
シャーリー「おっ、似合うな!」
芳佳「違います、これはバルクホルンさんに頼まれたもので・・・」
シャーリー「え、えぇぇぇぇぇぇ!?これを!?あいつが!?」
シャーリー「だーっはっはっは いーっひっひっひ!!」
宮藤「ち、違いますって!!これ妹のクリスちゃんのためのですよ~!!」
シャーリー「いや、苦し、ありえない、ありえないだろーっ!!」
宮藤は否定するもシャーリーは笑いを止めない
ルッキーニ「ねぇねぇ、シャーリー、芳佳、これ似合う?」
ルッキーニはフリル付きのかわいい服を試着していた
芳佳「かわいい~!!凄くかわいいよ!ルッキーニちゃん!」
シャーリー「おお、凄くかわいいぞ!!」
ルッキーニ「えへへ、そうかな~?」
ルッキーニは嬉しそうに、回ってみたり、ポーズをとったりしている
ルッキーニ「シャーリーと芳佳も何か着てみれば?」
芳佳「ん~これ着てみようかな?」
宮藤もルッキーニが着ているような服を試着した
シャーリー「宮藤も似合ってるな~かわいいぞ!」
ルッキーニ「芳佳かわいい~!!」
芳佳「あ、ありがとう/////」
シャーリーはあることを思いついた
シャーリー(この2人を写真に撮って、バルクホルンに見せてやろうかな・・・)ニヤニヤ
シャーリー「ルッキーニ、宮藤!ちょっと並んでみて!」
芳佳「こ、こうですかぁ~」
ルッキーニ「何するの?シャーリー」
シャーリーは昨日の夜、俺から没収したカメラを取り出す
シャーリー「写真撮るんだよ!ほら、いくぞ!」
カシャッ
3人は買い物を済ませ、基地に帰ってきた
ミーナ「3人とも、お帰りなさい」
坂本「おぉ~帰ってきたか!準備始めるぞ!」
芳佳「了解です!」
ルッキーニ「お菓子♪お菓子♪」
シャーリー「おい、バルクホルン」
バルクホルン「何だ?」
シャーリー「これ、やるよ」
そういって、シャーリーは、さきほど店で撮った2人の写真を渡した
バルクホルン「なっ!?!?!?!/////////////」
シャーリー「どうしたんだよ~顔赤いぞ」ニヤニヤ
バルクホルン「な、なんでもない!!/////////////」
(後で妹アルバムに加えておこう・・・)
シャーリー「ところで、俺見なかったか?」
バルクホルン「あぁ、あいつなら医務室に運ばれたぞ」
シャーリー「えっ・・・・・・・・・・・・・・・」
俺が・・・医務室?
病気?怪我?・・・・・悪化したら・・・・Death!!!
どんどん嫌な考えが頭をよぎり、血の気が引いていく
バルクホルン「どうした?顔、真っ青だぞ」
シャーリー「お・・・俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
シャーリーは叫びながら、全力疾走で医務室へ向かった
バルクホルン「お、おい!?」
バルクホルンはただ立ち尽くすだけであった
シャーリーはうっすら目に涙を浮かべていた
―医務室―
俺はベットの上で意識を取り戻した
俺「・・・・う、うぅ~ん・・・ここは?・・・・」
俺は何が起きたのかを必死で思い返す
そうだ、
整備士たちにキャンタマ握りつぶされて、気絶したんだっけ・・・
結論が出た時に、医務室のドアが勢いよく開いた
シャーリー「俺ぇぇぇぇぇぇぇ!まだ、死んでないかぁぁ??」
俺「生きてますって」
いきなり入ってきて生か死を確認するってどういうことですか・・・・
それに、"まだ"ってどういうこと?
シャーリー「良かったぁ~!!でも、どうして医務室に運ばれたんだ?怪我でもしたのか?」
シャーリーは、ほっ、と安心してベットの隣の椅子に腰掛けた
俺「いや・・・まぁ・・・整備士たちと揉め事になってな・・・・」
シャーリー「揉め事?どんな揉め事だ?」
シャーリーは心配そうな目で俺を見てくる
俺「ま、まぁ・・・」
答えられないよなぁ・・・シャーリーとヤッたことを暴露して殺されかけたなんて・・・
言ったら、逆にシャーリーに殺されそうだ
シャーリー「答えになってないぞ、俺。私には・・・話せないことなのか?」
シャーリーは少し悲しそうだ
しゃぁない・・・こんなシャーリーは見てられないな
俺は真実を話した
俺「・・・・と、言うことなんだ」
シャーリーは、俺が話し終わると肩を震わせ、黒いオーラを解き放った
これは・・・怒らせたな
俺「シャ、シャーリーさん?怒ってます?」
シャーリーは答えない
相当、怒ってるな・・・
シャーリー「俺・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ
俺は恐る恐る返答する
俺「は・・・はい・・・・」ビクビク
シャーリー「本来なら、ビンタをかましてやろうと思ったけど・・・」
「今日は忘年会だし、それに俺は明日・・・」
再び悲しむシャーリー
俺「・・・・・」
俺は、シャーリーを悲しませたくない
なのに今の俺はシャーリーを悲しませている
悲しませない為に何が出来るのだろう?
シャーリーを守ること・・・・
シャーリーを幸せにすること・・・
シャーリーと一緒にいること・・・・
俺は、あることを言わなければならないと思った
俺「なぁ、シャーリー」
シャーリー「・・・・なんだ?」
俺はベットから立ち上がり、悲しそうな顔をして椅子に座っていたシャーリーを立たせた
そして、お互い向き合い、目をあわせた
俺「俺は、シャーリーを愛しています。これからも、一緒に過ごしていきたいと思う」
「そして、一生幸せにしていきたいと思っている」
「こんな俺だけど、このネウロイとの戦いが終わったら・・・・・」
"結婚してくれますか?"
どのぐらい時間が経っただろう
こんなにも緊張するとは思わなかった
顔が赤くなってるのが自分でもわかる
シャーリー「俺・・・・・・」
俺「・・・・・・」
シャーリーはどう思っているのだろうか?
いきなり結婚とか言われても、困るよな
俺は、断られるのではないかという不安に駆られた
シャーリー「今の私には・・・・結婚って言われてもピンとこないんだ・・・」
「もう少し時間をくれないか?・・・・」
断られたか・・・・
俺「そうだよな、いきなり結婚なんて言われても困るよな!ごめんな、シャーリー」
なぜ、俺はここで言わなければならないと思ったのだろうか・・・・不思議だ
シャーリー「ごめん・・・・」
また、悲しませてしまった
俺って最悪だ・・・・
俺「気にしなくていいって!そうだっ!これから、忘年会だろ?一緒に準備しに行こうぜ!」
シャーリー「・・・・そうだな!」
俺は半ば誤魔化した
やはり、断られたことは悲しかった
シャーリーは俺が悲しんでるのが、わかったのだろう
いきなり抱きついてきて、言葉を発する前には口は塞がっていた
シャーリー「んんっ!!・・・・・んちゅ・・・・はっ・・・れろ・・・ん・・・」
俺「ん・・・・ぴちゃ・・・・・・・はっ・・・・」
俺たちはただ夢中でお互いの唇、温もりを求め合った
宮藤に気付かれるまでは・・・
最終更新:2013年01月30日 15:21